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人によっては「夏かし」と呼ばれているものです。

「2017上半期タレント番組出演本数ランキング」の2つのデータ(ニホンモニター発表、エム・データ発表)は何が違うのか?

以前の記事においてニホンモニターによる「2017上半期タレント番組出演本数ランキング」(2017年7月7日について記しました。
natuka-shinobu.hatenablog.com
www.n-monitor.co.jp


この種のことに詳しい人は、それより前に発表されたエム・データによるランキング(7月5日)の方を記事にしなかったことは何故かと思われたかもしれません。理由は2つあります。
mdpr.jp

1つの理由はニホンモニターは、この数年に渡って上半期と通年のデータを提供しているので、過去のデータと比較ができるからです。しかしながら、エム・データは以下のページを見る限りは、今まで提供してたのは2015年上半期だけのようです。
mdata.tv

もう1つの理由は、エム・データにおけるデータにおいては、朝ドラ出演者における出演本数に違和感を感じたからです。


以下の表はエム・データにおける女性タレントのトップ10を記したものです。

ニホンモニターのトップ10とは7人が共通します。ニホンモニターのみでトップ10入りしているタレントについても表に加えました。

ランクインに大きく寄与したと推定できる番組があるタレントについては、その種類(帯番組、朝ドラ)と具体的な番組を記載しました。


エム・データのみでトップ10入りした3人(有村架純芳根京子百田夏菜子)は全て朝ドラの出演者です。このことから、両社のデータの違いは、朝ドラ出演をカウントしたか否かの違いであると推測した方もいたかもしれません。でも、ニホンモニターにおいても、以前から朝ドラ出演をカウントしています。

例えば、今年の上半期(ニホンモニター)ではトップ10を外れた友近は、去年の上半期では4位でした。違いは去年においては、朝ドラ「あさが来た」(2015年9月 - 2016年4月)への2016年1-3月における出演が寄与したためだと推測しています。なお、私はこのドラマを観ていないので、どのくらいの寄与であるかは分かりません。


エム・データのみでトップ10入りした芳根京子百田夏菜子は「べっぴんさん」(2016年10月-2017年3月)に出演し、1-3月分がカウントされていると思います。同様に有村架純は「ひよっこ」(2017年4-6月)に出演し、4-6月分がカウントがカウントされていると思います。

芳根京子有村架純はヒロインを務めた(務めている)ので、3ヶ月間(ほぼ13週)においては、週6回出演していはずです(子役の出演回は除く)。つまり朝ドラだけで約78本カウントされたはずです。「べっぴんさん」については正月の2日と3日には放送はされていませんが、5月4日に総集編の前後編が放送されているので相殺されていると思います。

百田夏菜子はヒロイン(すみれ[芳根京子])の友達である良子を演じました。ドラマの後半(1-3月)においては、この2人と君枝(土村芳)、明美(谷村美月)が創業した会社・キアリスが舞台になっていますので、ほぼ毎回出演したと思います。このため、朝ドラは、百田夏菜子にだけでなく、土村芳にも谷村美月にも出演本数において大きく貢献したはずです。

エム・データでは女性タレントにおけるトップ20まで発表しています。その中には、土村芳と谷村美月もランクインしています。具体的には、芳根京子は7位(212本)、百田夏菜子は9位(188本)、土村芳は13位タイ(175本)、谷村美月(167本)です。私は本数が多すぎるように思うのですが如何でしょうか?


実は芳根京子については、ニホンモニターも「2017上半期ブレイクタレント」の一人として本数を発表しています。114本です。

彼女は4月期には連ドラ「小さな巨人」(TBS、日21)に出演しました。全10話でしたから「べっぴんさん」と合わせて88本です。彼女は番宣番組に出たかもしれませんし、旬の人としてバラエティーに出演したかもしれません。これが23本にカウントされるならば114本という数字はありえます。しかしながら、212本となることは無理のように思います。


可能性として私が思いつくのは、朝ドラの再放送もカウントしていることです。朝ドラ出演者においては本数が2倍強であるように感じますので、有り得そうなことです。

2社共にトップ10にランクインしている7人において両社の数値を比べると、全員においてエム・データにおける本数の方が多いです。ホラン千秋横澤夏子は差が突出して大きく、25本以上です。反対に少ないのは、岡副麻希(3本)、新井恵理那(4本)、近藤春菜(5本)です。

違いは何がもたらしたかについての仮説として思い浮かぶのは、エム・データがニホンモニターよりも先に発表することを目指したために、集めた粗データを集計する以上のことに時間を割けなかったのかもしれないという可能性です(実際は分かりません)。


でも、仮にそうであってもエム・データの提供したデータにとやかく言うつもりはありません。同じデータを両社が提供しても意味はないからです。

ただ、私はニホンモニターによるデータの方が直感に合うので、この種のデータを扱う際にはニホンモニターによるデータを利用すると思います。今回の記事の趣旨も、以前の記事においてニホンモニターによるデータを利用した理由を示すことであり、それ以上の意味はありません。


ーー以上ーー

「2017上半期タレント番組出演本数ランキング」(ニホンモニター)、特に女性タレントにおけるランキングについて

「2017上半期タレント番組出演本数ランキング」(ニホンモニターが発表されました(2016年7月7日)。
www.n-monitor.co.jp


トップ2は設楽統(361本)と国分太一(355本)でした。僅差ですが去年とは順序が入れ替わったことになります。3位の近藤春菜(女性タレントでは1位)が269本ですから、この2人が突出していることが分かります。

トップ3に羽鳥慎一(259本)と坂上忍(250本)を加えたトップ5は、全員が帯番組に出演しています。なお、国分太一は2つの帯番組に出演しています。


以降は女性タレントにおけるトップ10についてのみ記載します(既出の近藤春菜を除く)。表では平日に放送される帯番組に毎日出演しているタレントとそれ以外を背景の色で区別できるようにしました。前者は靑、後者はオレンジです。

観たことがないと感じるタレントが存在するならは、青色であることが多いと思います。仕事や学校のために平日の昼間に家にいない人においては、早朝とお昼を除いて帯番組を観ることが稀である人が多いからです。このような人の場合は、番組において主な役割を果たしているタレント以外は認識していないことが多いと推測します。


2位は大久保佳代子(233本)、3位は指原莉乃(198本)です。この2人はそれぞれ去年の上半期の3位と5位から上昇しています。

去年の上半期において2位であった小島瑠璃子は9位、4位であった友近は圏外になっています。小島瑠璃子は去年の上半期から61本減りました(233->171)。

女性タレントのトップ10には、1つの帯番組に毎日出演しているタレントが半数ランクインしています。トップの近藤春菜以外の4人は4位から8位の間にランクインしています。小島瑠璃子が9位となった原因は、出演本数が170程度になると、帯番組以外への出演が若干であるタレントにも後塵を拝することになるからです。


友近と共に去年の上半期のトップ10内から圏外となったのは、去年は8位(178本)であったオカリナ(おかずクラブ)です。10位に入った藤田ニコルが162本ですので、去年よりは出演本数が減ったことになります。

藤田ニコルと共に2017上半期に(おそらく)初めてランクインしたのは横澤夏子です。私の知るところでは、藤田ニコルは今年の4月から「ヒルナンデス!」(日本テレビ、平日11:55-13:55の月曜レギュラーを務めています。横澤夏子は去年の4月から、「バイキング」(フジテレビ、平日11:55-13:45)の木曜レギュラーと「王様のブランチ」(TBS、土曜昼前)の隔週レギュラーを務めています。


【「タレント番組出演本数ランキング」(ニホンモニター)」についての当ブログにおける記事】
natuka-shinobu.hatenablog.com
natuka-shinobu.hatenablog.com


ーー以上ーー

AKB48選抜総選挙2017を制したことが指原莉乃のtwitterフォロワー増にもたらした効果についてのデータ

AKB48選抜総選挙2017は、指原莉乃が制覇しました(2017年6月17日開票)。このことにより、彼女は3年連続4度目のトップになりました。


トップになったことはtwitterとインスタグラムのフォロワーの増加をもたらしています。以下はtwitterについてのみ記載します。ちなみに現時点(2017年7月1日15時)でのtwitterフォロワー数は、172万2400人です。

開票が行われた17日の21時から1時間にはフォロワーが4358人増えました。また、21時から翌日の同時刻までの24時間においては35164人増えています。このことから、発表は21時代に行われたと推測されます。


以下に、開票日の1週間前である10日(土)から3週間(6月10~30日)における1日あたりのフォロワー増(0時~24時)を折れ線グラフに示します。発表当日である17日(土)と18日には、それぞれ13130人と28777人増えています。

当日の増加が翌日の増加を下回っているのは、トップとなった影響が、当日の場合には24時までの3時間分しか反映されていないからです。ちなみにこの3時間において9802人増えています。


増加数は段々と通常状態に向かっているようですが、26日(月)までは1日あたり2000人を超えました。平日である27日(火)から30日(金)までは1827~1957人に留まりましたが、月が変わったの最初の土日(7月1~2日)には再び2000以上に増えると思われます。

それから、開催日の前日までの1週間(10~16日)では、前日を除いて1000人をやや下回るフォロワー増(714~868人)でした。もしかしたならば、指原莉乃をライバル視する陣営に属するフォロワーが一時的にフォロワーを辞めたのかもしれません。もしこの解釈が妥当ならば、16日のフォロワー増が2043人と増えたのも、投票が終わってノーサイドになったために、これらの人がフォロワーに戻った影響とも解釈できます。


以下の折れ線グラフは、開票当日の0時から51時間の間における、1時間毎のフォロワー増をプロットしたものです。当日の18時代まではフォロワー増は200人以下になっています。増え始めたのは19時代からであり、20時代には919人増えています。

上記のように21時代には4358人増えました。そして、1000人以上の増加は25時代まで続きました。

翌日の2時代から7時代までは1000未満の増加となりました。増加が減ったとはいえ、ほとんどの人が睡眠中である4時代と5時代でも共に324人増えています。

大部分の人が活動を開始すると思われる8時代には、1498人増えました。そして、1000人以上の増加は22時代まで続きました。


ーー以上ーー

AKB48選抜総選挙の9年(2009~2017年)を振り返る:前田・大島時代[2009~2012年](交互に1位)と指原時代[2013~2017年](1位:4回、2位:1回)

AKB48選抜総選挙の9年(2009~2017年)を振り返ることにします。

まず、この9年間におけるトップ3を得票数と共に表にすることにします。これを表を見て、この9年を前半と後半に分けると考察がしやすいと思いました。

前半は、前田敦子大島優子が交互にトップとなった4年間(2009~2012年)です。この4年は前田・大島時代と言えると思います。前田・前田アンチ時代とも見なせることは後で述べます。

後半は、指原莉乃がトップに4回、2位に1回なった5年(2013~2017年)です。この5年は指原時代と言えると思います。何故、指原・渡辺時代としなかったについては後で述べます。


この9年のトップ3に登場するメンバーは7人だけです。具体的にはこの既に触れた前田敦子大島優子指原莉乃に加えて、篠田麻里子柏木由紀渡辺麻友松井珠理奈です。このことから、トップ3だけに注目すると限られたメンバーが歴史を作ってきたことが分かります。

AKB村(AKB48グループのファンの集合体)では、第1回と第2回のAKB選抜総選挙において共通してトップ7入りしたメンバーを神7と呼びます。でも、AKB48グループの歴史という観点では、上記7人を神7と呼んだほうがいいかもしれません。


トップ3の移り変わりは緩やかです。連続した2年のトップ3に注目すると、2人以上が共通だからです。

これに対して今年と来年は共通する顔ぶれが多くても1人です。来年には今年の1位と2位(指原莉乃渡辺麻友)は出馬しないからです。したがって、今年までが一区切りになると見なせます。


上記7人の順位の推移をグラフに示します。このグラフを見ると後半の5年を指原・渡辺時代とせずに、指原時代とした意味あいが分かるかもしれません。渡辺麻友は2014年に1位になっているのですが、前年と翌年が3位であるので2014年には特異的な事象が起きてそれが彼女を1位にしたようにように見えるからです。

ちなみに2014年の速報では指原莉乃がトップであり、彼女の連覇は確実だと思われていました。同様なことは大島優子が1位となった2010年にも起きています。この年においては、速報、中間発表ともに前田敦子が1位であり、多くの人が彼女が最終的に1位になると予想していたようです。


次のグラフでは、指原莉乃が始めてトップになった2013年までの5年間を順位を10位までの範囲でプロットしました。プロットするメンバーとしては、上記の7人に神7の残り3人(高橋みなみ小嶋陽菜板野友美)を加えたものです。念のために記しておきますが、神7とはこの3人と前田敦子大島優子篠田麻里子渡辺麻友です。

2009年と2010年には神7がトップ7を占めました。2011年には柏木由紀が3位に入り、板野友美は8位になってトップ7を外れました。

柏木由紀渡辺麻友と同様に3期生です。最初の2年は渡辺麻友に較べると出遅れましたが、2011年以降は最後に出馬した2016年までトップ5にあり続けました。なお、彼女がトップ7入りをした2011年には、トップ8は神8と呼ばれていました。これは8位となった板野友美に敬意を表するためなのだろうと思います。

2011年に神8に続いて9位となった指原莉乃は、翌年(2012年)の4位を経て、翌々年(2013年)にトップになりました。彼女は神8を、早く卒業した前田敦子を除いて全員抜いています。なお、前田敦子がAKB選抜総選挙に参加したのは第3回(2011年)まででした。


9年間の前半を前田・大島時代でなく、前田・前田アンチ時代とも見なせるということを説明します。上記のように2010年は速報、中間発表ともに前田敦子が1位であり、多くの人は彼女が連覇すると思っていたようです。

予想に反して最終投票では、大島優子前田敦子を僅差(597票差)で上回りました。これは、前田敦子のアンチが大島優子に票を投じたためだとされています。

大島優子が前田アンチが担いだメンバーに留まらなかったのは、AKB48選抜総選挙2010におけるトップの特典においてセンターを務めた「ヘビーローテション」(2010年8月発売)が大ヒットしたためです。この曲のMVは、Youtubeにおける再生数においてAKB48のシングル曲のMVとして始めて1億回を超えました。

AKB48のシングル曲のMVの再生回数が1億を超えたのは、この曲と「恋するフォーチュンクッキー」(2013年8月発売)だけです。ちなみに「恋するフォーチュンクッキー」は、AKB48選抜総選挙2013におけるトップの特典において指原莉乃がセンターを務めた曲です。


2010年に起きたことを述べたので、2013年に起きたことも述べる必要があると思います。2010年の速報では指原莉乃(37582票)が渡辺麻友(25283票)に約13000票をつけてトップでした。このため、指原莉乃の前年に続く連覇は確実だと思われていました。

でも、それでは都合が悪い人達がいました。当時のAKB48劇場支配人であった湯浅氏と、AKB48選抜総選挙の中継を行うことが決まっていたフジテレビでした。

湯浅氏はAKB48の箱推し票を渡辺麻友に誘導するような発言をしています。彼としてはAKB48メンバーが1位になれないことは、自分の評価を下げることになると思ったのかもしれません。フジテレビは、順当に指原莉乃が順当に1位になると、盛り上がりにかける選挙戦になり、中継の視聴率が期待できないと考えたようです。このため、指原莉乃を邪道、渡辺麻友を王道と位置づけて、中継の宣伝を始めました。この2つのことによって流れは大きく変わりました。

AKB48選抜総選挙2014を制したのは渡辺麻友でした。しかしながら多くの人にはそれほどは印象に残っていないようです。その要因は、トップの特典においてセンターを務めた「心のプラカード」(2014年8月発売)がヒットしなかったことが大きいとされています。

この曲が、ヒットしなかった原因としては、この曲が良曲でないためだという意見があります。でも、JKT48ジャカルタインドネシア)によるカバー曲はインドネシアでは好評であったという話も聞きました。

他に考えられることは、彼女にはこれが最後のチャンスであるかもしれないという意識が、大島優子指原莉乃と比べて少なかったという可能性です。彼女はAKB48選抜総選挙で1位でなかったこれまでも何回かセンターとなっていました。そして、これからも同様であるという観測がありました。神7であったアドバンテージがある渡辺麻友に、研究生から正規メンバーに昇格した指原莉乃ほどの必死さがなかったとしても、仕方がないことだと思います。


最後に今年のトップ5の今までの得票の推移を表にします。

指原莉乃は、得票数の累計が100万票を超えています。彼女のファンは、もう十分にAKB48グループの財政に寄与していると思います。

彼女の得票は2014年を除いては、前年を超えています。指原陣営のFさんによると今年は太ヲタ票が減ったようですが、それを補うほどのライトファンが増えたのだろうと思います。それから、twitterへの書き込みを観察していたところ、速報3位であったことによって予想以上の援軍もあったことも分かりました。

とはいえ、今までの太ヲタの貢献は計り知れないものがあります。彼女のファンの一部は投票を依頼にする際にCDを配り、プロモーションに使っていると聞いたことがあります。AKB48選抜総選挙もファン獲得のために利用しているということです。このような発想のある陣営に他陣営が敵わなくても仕方がないことのように思います。


渡辺麻友の票は去年の175613票が最大です。今年はそれから26481票縁減り、1位になった2014年よりも少ないです。

AKB48グループでは年配のメンバーのファンは、より若いメンバーに推し変する傾向があります。この傾向はビジュアルがセールスポイントであるファンには大きいので、渡辺麻友が該当している可能性は少なくないと思います。


今年の3位から5位までの3人についても表に加えているので、来年のAKB48選抜総選挙について少しふれることにします。言うまでもないことですが、今年の3位と4位である松井珠理奈宮脇咲良が有望なのだろうと思います。

5位であった荻野由佳は、得票数の約75%が集中する前代未聞のあり方であり、それをもたらしたものが何であるかが判明していません。このため、予想のしようがありません。もし、今年以上の前代未聞がまた起きるのならば、彼女が1位になる可能性もあると思います。


ーー以上ーー

「TSUTAYA×AKB48 49thシングル キャンペーンガール選抜総選挙!」の最終開票 に基づくAKB48選抜総選挙2017の考察

TSUTAYA×AKB48 49thシングル キャンペーンガール選抜総選挙!」の最終開票 6/17(土)がありました。
tsutaya.tsite.jp


この企画は、全国を7エリアに分け、投票によってそれぞれのエリアでAKB48グループメンバーからキャンペーンガールを決定するものです。エリアは、1:北海道、東北、2:新潟、北陸、3:関東、4:東海、長野、岐阜、5:関西、6:中四国、7:九州、沖縄です。投票券は、TSUTAYA RECORDS店舗で「願いごとの持ち腐れ」(AKB48)を購入するともらえたそうです。

本家の最終投票結果と違って、TSUTAYAのデータを見ると地域別の傾向を観ることができます。もちろん、サンプル数は少ないので、そのことを理解してデータとして扱う必要があります。

TSUTAYAのデータのもう一つのよいことは、ライトファンによる投票傾向を推察することができることです。本家の得票数においては、特に上位のメンバーの場合には、いわゆる太ヲタによる票が半数以上を占めている可能性があります。これに対して、太ヲタが大量のCDをTSUTAYAなどの店舗で購入するとは思いにくいので、TSUTAYAのデータはよりライトファンの投票を反映していると考えられます。


それぞれのエリアにおける最終開票におけるトップを、速報と中間結果におけるトップと共に表にします。4つのエリアでは速報から最終開票まで、同じメンバーがトップです。

具体的には、指原莉乃HKT48)は北海道・東北と九州・沖縄の2エリアでトップにあり続け、渡辺麻友AKB48)と加藤美南(NGT48)は、それぞれ東海・長野・岐阜と新潟・北陸でトップにあり続けました。ちなみに、AKB48選抜総選挙2017では指原莉乃が1位、渡辺麻友が2位、加藤美南が71位でした。

関東と中四国では、速報と中間発表において、指原莉乃渡辺麻友が逆に入れ替わっています:関東(指原莉乃->渡辺麻友)、中四国渡辺麻友->指原莉乃)。そして最終開票では別のメンバーが1位になっています。

驚きは中四国において、エリアとは関係性が見出せない田中菜津美HKT48、福岡県出身)が1位であったことです。彼女は、AKB48選抜総選挙2017では50位です。

残りの2エリアの1位は、関東では高橋朱里AKB48茨城県出身)であり、関西では永野芹佳AKB48 Team8(大阪))です。AKB48選抜総選挙2017では、それぞれ11位と67位です。


次に、各エリア別のトップ16(最終開票)を表に示します。これを観ると、全てのエリアで選抜であるのは、指原莉乃渡辺麻友宮脇咲良の3人であることが分かります。ちなみに宮脇咲良は、AKB48選抜総選挙2017において4位です。


AKB48選抜総選挙2017の順位とTSUTAYAにおけるエリア別順位の関係を分かりやすくするために、前者のトップ10について後者のエリア別順位を記載する表を掲載します。

エリアにおける順位の背景は順位に従って塗り分けています。1位が濃いオレンジ色、2位が普通のオレンジ色、3位が薄いオレンジ色、4位から5位が普通の緑色、6位から10位が薄い緑色です。

指原莉乃は、どのエリアでも順位が高いです。6つのエリアの色がオレンジ色なので、3位以内に入っていることを意味します。例外は関西であり、4位です。

指原莉乃に続いて万遍なく票を得ているのは渡辺麻友です。オレンジ色が5エリア、緑色が2エリアです。

指原莉乃渡辺麻友をを較べると、5つのエリアにおいて指原莉乃が勝っていることが分かります。このことから、ライトファンにおいても指原莉乃がトップである可能性が高いと推測します。


宮脇咲良は、全てのエリアで6位以内(注意:新潟・北陸は5~7位)に入っています。地元である九州、沖縄では2位です。

3人以外では、松井珠理奈AKB48選抜総選挙:3位)が6つのエリアにおいて選抜入りしています。選抜を逃しているのは関西です。

彼女はAKB48選抜総選挙2017では4位の宮脇咲良に約3万票の差をつけています。でも、TSUTAYAにおいては地元である東海・長野・岐阜以外では宮脇咲良に後塵を拝しています。そして、地元では2位に甘んじています。このことから、彼女は宮脇咲良に較べると太ヲタ票の割合が多いのだろうと推測します。


5つのエリアにおいて選抜入りをしているのは、横山由依AKB48選抜総選挙:7位)と岡田奈々AKB48選抜総選挙:9位)です。AKB48選抜総選挙2017の順位では横山由依の方が上なのですが、TSUTAYAでは岡田奈々が5エリアで上回っています。横山由依の出身である関西では彼女が上回り、岡田奈々が兼任しているSTU48の地元である中四国では彼女が上回っています。


残りの4人では、3人(荻野由佳、須田亜香里北原里英)が2エリアで選抜入りしており、惣田紗莉渚は選抜入りしたエリアがありません。

3人が選抜入りしたエリアは、荻野由佳はNGT48の地元である新潟・北陸に加えて九州・沖縄、須田亜香里SKE48の地元である東海・長野・岐阜に加えて九州・沖縄、北原里英はNGT48の地元である新潟・北陸と出身地がある東海・長野・岐阜です。

惣田紗莉渚が選抜入りしたエリアがないことについては、解釈できていません。だだ、エリア設定が東海・長野・岐阜ではなく、SKE48のファンの密度が高いと思われる東海3県(愛知、岐阜、三重)に限られていたならば、選抜入りしていたかもしれません。


上記と同様の表を、AKB48選抜総選挙2017(速報)とTSUTAYA(速報)について作ったものを掲載します。速報においても、指原莉乃渡辺麻友宮脇咲良の3人はどのエリアでも選抜入りしていることが分かります。

AKB48選抜総選挙2017(速報)トップ10に入ったNGT48の3人(荻野由佳:1位、本間日陽:5位、高倉萌香:7位)は、TSUTAYA(速報)では新潟・北陸のみで選抜入りであり、それぞれ、3~5位、12位~16位、3~5位です。

新潟・北陸の1位と2位は、速報と最終開票において同じであり、それぞれ加藤美南中井りかです。ちなみにAKB48選抜総選挙2017における最終順位はそれぞれ71位と23位です。

このことから、AKB48選抜総選挙2017において荻野由佳が5位、本間日陽が13位と選抜入りしたことは、NGT48の箱推し票ではなく、いわゆる石油王がもたらした公算が高いと推測します。


【関連する当ブログの記事】
natuka-shinobu.hatenablog.com


ーー以上ーー

AKB48選抜総選挙2017の選抜についての考察と、1位から3位まで、特に1位となった指原莉乃の得票についての考察。

AKB48選抜総選挙2017指原莉乃HKT48)さんがトップでした(246376票)。このことによって彼女は3年連続4度目のトップになりました。指原さんおよびファンの皆様、関係者、そして彼女に投票された方に、お祝いを申し上げます(以下では、敬称略)。


2位から4位までは、渡辺麻友AKB48、149132票)、松井珠理奈SKE48、113615票)、宮脇咲良(82803票)でした。4位までは去年の順位から不出馬者(卒業を含む)を除いた順と同じでした。

速報では1位でした荻野由佳は5位でした(NGT48、73368票)。速報の票数が55061票ですから、18307票の伸びであり、伸び率は1.332倍という著しい低い伸び率でした。
彼女を含めて速報におけて選抜に入ったNGT48メンバー3人の伸び率はいずれも1.7倍以下であり、非常に珍しいと思いました。速報に半分以上の票が集まることは、速報票のほとんどは特定の太ヲタの由来の票であった可能性があります*1

6位から10位までは、須田亜香里SKE48)、横山由依AKB48)、惣田紗莉渚SKE48)、岡田奈々AKB48)、北原里英(NGT48)でした。特出するべきは去年の30位から8位に上昇した惣田紗莉渚だと思います。彼女は1位となった指原莉乃と同じ年代ですが、ドラフト1期生(2013年11月10日)なので、それほど在籍は長くありません。

11位から16位までは、高橋朱里AKB48)、白間美瑠NMB48)、本間日向(NGT48)、古畑奈和SKE48)、高柳明音SKE48)、吉田朱里NMB48)でした。特出すべきは去年の77位から16位となった吉田朱里だと思います。彼女の得票(34540票)は去年(13512票)よりも2万強増えています。NMB48から同様に初選抜となった白間美瑠における増加の約2倍ですので、AKB48グループに関心がない層のファンの寄与も大きいと思います。


17位は向井地美音AKB48)でした。彼女の得票である35201票は、16位となった吉田朱里との差は339票でした。

選抜の内訳ではAKB48は4人に留まりました。去年における10人に比べると半減しています。卒業などが多かったので仕方がないとは思いますが、向井地美音が選抜落ちをしたことは残念だと思いました。


1位から3位の順は多くの人の予想通りだったと思います。ちなみに私は、この3人の得票は10万票以上であり、荻野由佳の得票は10万票に達することはないと判断していました。

3人の中では速報得票では松井珠理奈が最も多かったので、彼女を1位に予想する人がいたようです。でも、その人達の中には、データを観ずに印象に基づいて判断すた人も含まれていると思います。

松井珠理奈の場合、去年における速報得票数(Sp)からの最終得票数(Fp)の伸び率Rp(=Fp/Sp)が他の2人よりも少なかったです(一昨年も同様)。具体的に3人のRpは、5.909(指原莉乃)、4.178(渡辺麻友)、3.167(松井珠理奈)です。


Rpに基づいて2つの予想値(E、Ech)を算出しました。Eは単純に今年の速報得票数(S)にRpを掛けたものです。Echは中国を中心とした海外票が多い渡辺麻友に対して算出したものです。

私は去年における渡辺麻友の得票の半分は中国票だと考えています。そして、彼女の中国票は今年も同レベルだと推察します。このため、中国票を考慮したEchを、Eと去年の最終得票数(Fp)を平均したものとしました。

結果として導いた予想値(E[指原、松井]、Ech[渡辺])は、指原莉乃が191990票、渡辺麻友は145490票、松井珠理奈は109718票でした。このようなこともあり、第2位の名前が呼ばれる前にその最終得票数(149132票)が読み上げられた時点で、1位が誰であるかを確信しました。


渡辺麻友松井珠理奈の実際の値は、それぞれ149132票と113615票でしたから、そんなに間違った推測ではないと思います。ところが、指原莉乃の実際の票数(246376票)は予想値(191990票)はよりも5万5千票も多いです。

5万5千票も上回ったことは、速報における得票が荻野由佳(おぎゆか)の6割になったことによる危機感と、指原莉乃がタレントとしての活躍などで得たライトファンの存在に、主に起因されると思います。これらについて以下で説明します。


おぎゆかショックは、特に太ヲタ、それに加えて彼女のファンのファンだけど自分が投票しなくても1位になると思っていたライトファンを刺激したと思います。

速報に投じられる票の大部分は太ヲタによる寄与だと思います。彼女の太ヲタの多くは去年、最終決戦だと捉えて臨んだと思います。このため、今年は去年ほどの気持ちと資力で臨むことができなかった人が少なくなかったと思いますし、中には、太ヲタをやめた人もいたのだろうと思います。このことが、速報得票数が去年の8割弱(78.63%)に留まった大きな原因になったと思います。


指原莉乃のファンは、10~20歳代の女性と、30歳代以降の男性が多いです。最近は特に女性ファンの割合が増えてきたようです。

増加したファンの大部分はライトファンであり、AKB48には関心を持たない部類の人達のようです。それらのライトファンを、彼女はタレント活動やSNS(特にインスタグラム)投稿などによって得ています。


指原莉乃はテレビ番組などのタレント活動が好調です。このことによって、ファンや、ファンでないとても彼女に好意的な人をかなり獲得しています。彼女がバラエティーの出演者の一人に入ると、会話のパス回しが良くなることが多く、また彼女自身もパスを送ることができます。このため、他のタレントに興味を持って番組を観た人でも、彼女に好意を持つことが起きえるようです。

twitterなどツブヤキでは、XXのファンだけれど彼女に投票したという人を、気がついただけでも10名以上も見かけています。

twitterなどのSNSに関しては、去年の12月から始めたインスタグラムの効果が大きいようです。彼女のインスタグラムは女性向きのコンテンツなので、twitterとは違う層のファンを獲得できているようです。インスタグラムの利用者は10~20歳代の女性が特に多いので、この年代の女性ファンの増加に寄与しています。

twitterでのツブヤキを観ると、この増加層において彼女に投票した人がかなりいることが分かります。学生が多い年代なので、投票数は上の年代と較べると少ないのですが、拡散力が多いので影響があります。

AKB48グループのファンにおいても、彼女のファン以外でも彼女に票を投じた人はいるようです。これには、一人のメンバーにしか投票しない人ではなく、複数のメンバーに投票する人が該当します。共演するタレントと同じように、彼女の存在が自分の一推しにプラスになっていると考えている人がいるというだと思います。


ーー以上ーー

*1:速報5位(25032票)であった本間日向は13位(41230票、1.647倍)、速報7位であった高倉萌香は24位となりました(1.321倍)。

「大学生402人が選ぶ、2017年のAKB48選抜総選挙で投票したいメンバーTop5」では指原莉乃が渡辺麻友に大きく差をつけたけど、AKB48村の選挙は一般の評価とは違う。

マイナビ学生の窓口による「大学生402人が選ぶ、2017年のAKB48選抜総選挙で投票したいメンバーTop5」という記事がありました*1

結果は以下のとおりです。調査期間は2017年5月から6月であり、調査対象は大学生男女402人(男性205人、女性197人)であったとのことです。

第1位「指原莉乃」128人(31.8%)
第2位「渡辺麻友」50人(12.4%)
第3位「横山由依」21人(5.2%)
第4位「宮脇咲良」15人(3.7%)
第5位「松井珠理奈」11人(2.7%)

大学生402人が選ぶ、2017年のAKB48選抜総選挙で投票したいメンバーTop5 - ライブドアニュース

調査数からトップ5については、ほぼ信頼できる調査だと思います。特にトップについては信頼ができる回答数だと思います。それから、それぞれ選んだ理由が記載されていることは有益です。

1位は指原莉乃であり、1/3(128人、31.8%)の投票を占めました。2位の渡辺麻友(50人、12.4%)にはダブルスコア以上(2.56倍)をつけています。3位以下はほぼ5%以下になっており、3位の横山由依(21人、5.2%)も渡辺麻友にダブルスコア以上を付けられています。

横山由依宮脇咲良松井珠理奈を上回ったことには、人気というよりはAKB48グループの総監督としてマスコミから触れられることがあるのと、それとして頑張っているというイメージがあるのだと思います。選んだ理由にも「総監督として、よく頑張っているから」というものがあります。

宮脇咲良松井珠理奈が上回ったことにはtwitterのフォロワー数などのデータから、そうなんだろうなぁと思いました。例えば、twitterでは後発の宮脇咲良松井珠理奈を上回っています。


指原莉乃渡辺麻友を上回るという結果については、予想通りでした。でも、2.56倍という大きな差がったことには少し驚きました。高い年代では指原莉乃渡辺麻友を大きく引き離していることは把握していたのですが、大学生の年代においてこれほどの差がつくとは思っていませんでした。

でも、選んだ理由を見て理由は分かりました。指原莉乃には新規のファンがかなり増えているのに対して、渡辺麻友はそうではないように見えるからです。簡単に言えば、渡辺麻友が選んだ理由として“かわいい”を3名が上げているからです。

“かわいい”とされていることをブラスでなくマイナスに捉えることを、変な解釈だと思われた方がいらっしゃるかもしれません。でも、“かわいい”が特徴となっているメンバーは、新たな“かわいい”メンバーにとって変わられることがありがちなことです。

AKB48グループに加入するメンバーのビジュアルは段々と増しています。そして、日本人には特に若さを尊ぶ傾向があります。このため、渡辺麻友のファンになる割合は、以前よりも減っていると思います。残念ながら、彼女から若いかわいいメンバーに推し変する人もいると推測します。それに加えて最近では、“かわいい”の選択肢には乃木坂46だけではなく欅坂46も加わりました。

一般論を言えば、最初は“かわいい”ということで着目されたタレントでも、他の理由で支持されるようにならなければ、年を重ねることによって段々と難しくなっているようです。

指原莉乃は「他の理由で支持されるようにならなければ」という例外事項が該当するAKB48グループにおいては稀な存在です。彼女の場合は、“かわいい”が支持理由として占める割合が最初から少なかったです。そして、表に示された理由(おもしろい、人として魅力、頑張っている、裏表がない、親しみ)で支持する人が増えてきました。これらの理由で支持をしている人は、離れにくいです。

これらのことが、指原莉乃渡辺麻友に大きな差がついた理由になっていると思います。



指原莉乃への支持が1/3を占めた今回の結果に、AKB48村(AKB48グループ、特にAKB48ファンの集合体)の住人は違和感を感じたかもしれません。中には大きな力が働いたと主張する人がいたかもしれません。

特に違和感を感じたのは、指原莉乃を選んだ理由に「一番頑張っているから」があったことかもしれません。AKB48村においては、一番頑張っているのは渡辺麻友となっているからです。でも、AKB48村における「頑張っている」とはシキタリを遵守しているということに近いです。そして、村のシキタリは、AKB48村の外部の人、つまり一般にとってはどうでもよいことです。

一般の人の感覚による頑張っているは、芸能界において頑張っていると、AKB48グループにために貢献しているようにことです。指原莉乃はこの両者に該当します。なお、AKB48村では一般に比べてそのように見ない人の割合が多いような感じがします。


さて、「大学生402人が選ぶ、2017年のAKB48選抜総選挙で投票したいメンバーTop5」の結果を見て、AKB48選抜総選挙2017は指原莉乃の連覇が確実だと判断する人がいらっしゃると思いますが、実は違います。

理由は2つあります。1つはAKB48選抜総選挙AKB48村の選挙だからです。そして、もう一つは渡辺麻友の場合は中国において人気があるからです。渡辺麻友の場合、中国票の中心とした外国票が、ほぼ半分を占めていると私は見ています。

中国においては指原莉乃に較べると渡辺麻友の人気が圧倒的です。理由は簡単です、中国は日本に較べると容姿を重視するからです。そして、指原莉乃を支持するとしてあげられた(上の表における)評価は、言語の障壁によって極めて矮小化されます。簡単に言えば、中国における指原莉乃の評価は、彼女が無口である場合の評価と同じだと思います。


ということで中国票のことを考えるならば、マイナビ学生の窓口の調査は、AKB48選抜総選挙2017では、指原莉乃渡辺麻友と勝負になるレベルにあると示している以上のものはないように思います。

さて、日本のマスコミでは中国票は指原莉乃が多いと勘違いして報道しているようです。でも、日本のマスコミの取り違いは稀ではありません。

実際のことは、上で赤字にした段落における思考をすれば直ぐにわかると思います。この程度の思考さえもをせずに記事を書いている人達が少なくないということなのかもしれません。


ーー以上ーー

*1:ライブドアニュースに転載された記事の方を引用します。元記事は2ページに分かれているために、見にくいからです。