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人によっては「夏かし」と呼ばれているものです。

イコラブの7thシングル「CAMEO」(2020年7月8日発売)の初日売上が6thを超えて今までで最多だったので、7thまでの表題曲MVの再生回数の推移グラフを作ってみた。

イコラブの7thシングル「CAMEO」の発売日(2020年7月8日)になり、初日(フラゲ)の売上が出ました。136.466枚です。

6thシングル「ズルいよ ズルいね」の初日売上(126.687枚)よりは増えていてよかったです。これで、1stシングル「=LOVE」から一度も減ることなく、増加していることになります。

デイリー順位では喜ばしいことに1位でした。ちなみに、2位は「FanFare」(TWICE)の108,796枚、3位は「Last Mermaid...」(Hey!Say!JUMP)の1,462枚でした。


ご存知のようにこの曲は当初は4月29日の発売予定でしたが、コロナの関係で10週遅れました。正直言って、4月の時点ではMVを観てもピンと来なかったのですが、時間が経過するにつれて、意外に良い曲なのではないかと思うようになりました。そういう意味では、私にとっては10週の遅れは良かったのだろうと思います。

ピンとこなかったことには、コロナ自粛の影響もあったと思います。MVを観て、なんで密室空間のような中華料理屋“CAMEO”なのだろうと思ったくらいですから。

何故、表題曲タイトルが「CAMEO」あり、歌詞に“CAMEO”が何故組み込まれているかは、未だ判明していないと思います。ちなみに、MVが中華料理屋の設定であるのは、ダブルセンターの一人がらーめん好きの大谷映美里であるからではないようです(ダブルセンターのもう一人は齊藤なぎさ)。


「CAMEO」のMV再生回数の推移を、6thまでの表題曲のMV再生回数の推移と併せて折れ線グラフにしました。比較しやすいように、横軸はMV公開からの日数になっています。

再生回数の観測は毎日、13時過ぎ行っているので、「CAMEO」が初日1位であった効果は含まれていません。
5th「探せ ダイヤモンドリリー」表題曲MVは“ダンス&リップver”にしました。CDに収録されているMVよりも再生回数が多いからです。

「CAMEO」MVは、再生回数の伸びが最も速い6th「ズルいよ ズルいね」MVに比べてしまうと、遅いです。でも、2番めに再生回数の伸びが速い4th「 Want you!Want you!」MVと比べるとやや遅いくらいです。CD発売とそのプロモーションによって、優るようになる可能性もあります。

ちなみに、「 Want you!Want you!」は6thまでのイコラブ表題曲の中で最も再生回数が多いです。300万回以上再生されているMVは今ところこのMVだけです。


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イコラブのメンバーの2020年前半におけるtwitterフォロワー数の増加とその考察

2020年も半分を過ぎましたので、指原莉乃がプロデュースする=LOVE(通称:イコラブ)のメンバーのtwitterフォロワー数に関するデータを示し、考察することにします。なお、活動休止中の髙松瞳についてはフォロワー増がかなり少ないので、対象から除きます。

指原莉乃が同じくプロデュースする≠ME(通称:ノイミー)については既に以下のブログ記事を書きましたので、ご興味がありましたらば御覧ください。

natuka-shinobu.hatenablog.com

具体的に表に示すのは、各メンバーの2020年6月末のフォロワー数(22時半頃に観測)と、今年前半(2020年1~6月)の増加です。表でのメンバーの記載は、6月末日のフォロワー数が多い順です。便宜的に1~4位と5~11位に分割をしています。
去年末のフォロワー数はこの2つからで導くことができるのですが、利便性のために参考データとして加えました。

表での枠のバックグラウンドは、半年間の増加に基づく色の濃さで色付けしました。1~4位については。1~3位を順位を濃淡付きピンクで塗りました。5~11位については。該当する7人の平均である5,902よりも多い3人のメンバーを濃淡付きオレンジ色で塗りました。

以下、もう少し詳細に見ていくことにします。各月の増加を積み上げた横型棒グラフもご参考のために掲載します。

今年前半の増加は多い順に大谷映美里(約21,000)、齊藤なぎさ(約16,000)、野口衣織(約14,000)、佐々木舞香(約10,000)です。フォロワー数自体とは1位と2位が入れ替わっています。

大谷映美里は4月以外は1位であり、4月でも2位でした。彼女は毎日、コツコツとフォロワーを積み上げていくタイプです。

大谷映美里はアパレルなどのモデルなどの仕事が好調です。それに加えて、ここ1年において、歌唱力とトーク力に向上がありました。前者に関しては7thシングル「CAMEO」(2020年7月8日発売)において齊藤なぎさとダブルセンターを務めています。

トークについては以前はイコラブのバラエティーにおいて他のメンバーに機会を譲ってしまう傾向がありました。でも、今年の4月からレギュラーとなった「アッパレやってまーす!」(木曜22:00 – 23:30)では、加藤浩次山本圭壱小沢一敬/小峠英二が吠えていても、彼女の声が聞こえてきます*1

齊藤なぎさには1位になった月はありませんが、2位が4回ありました(1~3月、5月)。これでも十分に増加が多いのですが、去年の下半期ほどではないです。彼女は日々の増加は大谷映美里ほどではないものの、時々大きな増加が起きます。今年前半では大きなフォロワー増が起きる度合いが減りました。

野口衣織は4月にはトップになりました。これは「王様のブランチ」(TBS)にアニメ関係で出演した効果です(4/18、25)。なお、4月以外は3位以下です。

佐々木舞香は1月と6月には3位になりました。


話をフォロワー数が5~11位のメンバーに移します。今年前半の増加がこの7人の平均(約5,902)よりも多いメンバーは齋藤樹愛羅瀧脇笙古音嶋莉沙です。それぞれ、7人の平均の1.311倍、1.062倍、1.033倍増えています。

齋藤樹愛羅はフォロワー数では6位、今年前半の増加では5位となっています。6月には2位になっています。

彼女は3列の並びでしたらば後列に配されますが、この順位は不思議ではないです。この配置には、最年少なので負荷がかからない位置で大切に育てようという意図があると思われるからです。実力が評価されていることは、彼女が既にc/w曲においてセンターを1度、ダブルセンターの一人を1度務めていることから分かります。

瀧脇笙古は今年前半の増加では6位となっています。彼女は全くの素人でイコラブに加入し、当初はオシャレにもメイクにもあまり興味がなかったために、twitterフォロワー数では最下位からの出発になりました。しかし、一旦、理解すると頭が良くて真面目なので進化が速いです。このことは、4月初めに開始したインスタグラムが最初からオシャレてあり、順調にフォロワーを増やしているとからも分かります。彼女は上手く機会が与えられれば、格段に伸びる可能性があると思います。

音嶋莉沙はフォロワー数と今年前半の増加の双方で7位です。実は彼女は2017年9月末日ではフォロワー数において11人の中で4位でした(メンバーのtwitter開設は2017年8月)。しかも、3位であった佐々木舞香よりも157少ないだけでした。これはHKT48の幻の4期生であることがプラスに働いたからです。

残念ながら、彼女はこのアドバンテージを十分に活かすことができず、フォロワー数順位は低下しました。2017年9月末から2020年6月末までの増加では11人中で10位ですが、今年前半の増加だけに着目すると、現在は反転しているように見えます。

反転をもたらしたものは、コミュニケーション能力に問題があったことが改善されたことと、イコラブに人気がついてきたことによって、変わっていると見なされていたことが個性と捉えられるようになったことだと思います。そして、アパレルのモデルに起用されるようになると、スタイルが良いことが大きなアドバンテージであることが認識されるようになってきました。


山本杏奈大場花菜諸橋沙夏佐竹のん乃は今年前半の増加での相対評価では低くなりますが、十分に頑張っていると思います。著しく伸びているグループにおける相対評価だからです。

佐竹のん乃については、去年はフォロワー増が順調であったので、現状を若干心配しているファンがいるかもしれません。私としては、勢いが鈍ったのは今年の1月3日からインスタグラムを始めたために、そちらにフォロワーが若干、移行したのではないかと推測しています。


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*1:youtubeに上がっている動画を偶然に見つけました

≠ME(ノイミー)メンバーの2020年前半におけるtwitterフォロワー数の増加とその考察

2020年も半分を過ぎましたので、指原莉乃がプロデュースする≠ME(通称:ノイミー)のメンバーのtwitterフォロワー数に関するデータを示し、考察することにします。

具体的に表に示すのは、各メンバーの2020年6月末のフォロワー数(22時半頃に観測)と、半年間(2020年1~6月)の増加です。表でのメンバーの記載は、6月末日のフォロワー数が多い順です。

去年末のフォロワー数はこの2つからで導くことができるのですが、利便性のために参考データとして加えました。

フォロワー数での1位と2位は谷崎早耶と鈴木瞳美です(それぞれ、50698と48014)。二人のフォロワー数は、他にメンバーに比べて突出して多いです。

この二人はノイミーの活動が2019年の夏に具体的に始まる前に、既に多数のフォロワーを得ていました。このことには、二人が有名アイドルグループのメンバーであったことがアドバーテージとなっています(谷崎早耶:2代目少女隊、鈴木瞳美:ふわふわ)。

3位の冨田菜々風のフォロワー数は36232であり、2位の鈴木瞳美との差は11782あります。差は半年前よりも4892縮まりましたので、今後も少なくてもしばらくは縮まっていくのだろうと思います。


表での枠のバックグラウンドは、半年間の増加がメンバー平均(約4632.3)より多い場合にはオレンジ系で、少ない場合には青系で塗りました。増減の大きさは色の濃淡で表しました。2000以上の場合には濃い色、1000未満の場合は薄い色です。

半年の増加が際立っているのは、冨田菜々風であり、8290増加しました。メンバー平均の約1.79倍です。

彼女の他に半年の増加が平均よりも多いメンバーは4人います。増加が多い順に尾木波菜、谷崎早耶、本田珠由記、川中子奈月心です。しかしながら、最も増加が多い尾木波菜でも平均の1.15倍です。

川中子奈月心はメンバーとして活動開始が学業の関係で遅れました。このため、活動開始時点で他のメンバーとフォロワー数においてかなり差がありました。幸いなことに、段々と差は縮まっています。

この半年間での彼女の増加は4701です。フォロワー数で8~11位であるメンバーにわたる平均3811よりも、900弱多いです。

半年の増加が平均よりも少ないメンバーは7人です。この中で1000以上も平均より少ないメンバーは鈴木瞳美と河口夏音です。

鈴木瞳美は半年の増加が最も少ないですが、私はかなり頑張っていると思っています。例えば、以前は歌唱において、もごもごしているところを感じましたが、今は解消されています。


2020年前半の変化をまとめると以下の3つです。

  1. 2トップ(谷崎早耶、鈴木瞳美)の突出の度合いがすこし少なくなった。
  2. 2トップと冨田菜々風との差が少し縮まった。
  3. 活動への開始が遅れた川中子奈月心が追いついてきた。

この3つの傾向は、フォロワー数のイコラブの発足当初からの推移をグラフに書くと分かります。右に示すグラフでは、縦軸をフォロワー数の実数でなく、Z値で表しました(Z値は各フォロワー数から平均フォロワー数を引いてから標準偏差で割ったもの)。実数であるとグラフでコンパクトに表せないからです。


フォロワー数における2トップ(谷崎早耶、鈴木瞳美)の突出の度合いが以前よりもすこし少なくなったのは、他のメンバーが2人に、ビジュアルやSNSの使い方などで、かなり追いついてきたからです。予想以上に進化が速いことには、同じく指原莉乃がプロデュースする姉さんグループである=LOVE(通常:イコラブ)が存在することの効果があると思います。

二人のフォロワー数が最初から多かったのは、まず、以前に所属してきたグループのファンの応援があったからです。

このことは鈴木瞳美に特に大きかったと思います。所属していたグループが今も存続しているからです。

この要因によってフォロワーが増えたことは、勝ち馬に乗ろうとする人を、度合いはともかくとして引き寄せたと思います。フォロワー数は人気との相関性が高いと見なされてるからです。このような人の中には、メンバーを気に入っているというよりは、人気メンバーを推していることで優越感を感じる人も含まれているようです。

この他、12人もメンバーがいるので、とりあえず、フォロワーが多い1~2人のメンバーを推すことにして、そのメンバーが推しメンとなった人も少なくないようです。


この他に差をもたらした要因には、東京を中心とした全国規模でのアイドル経験がある2人には当然のことが、他のメンバーには当然ではなかったことがあると思います。

まず、発足当時には、ビジュアルでは2人が突出して仕上がっていました。二人の他である程度、仕上がっていたのは、大学1年を対象にしたミスコンに出演してファイナリストになったらしい菅波美玲くらいです(ノイミーのオーディションはミスコンの結果発表後である大学1年の終わり頃)。もう一人加えるならば、河口夏音は最初から美人であることが分かりやすかったと思います。

これに対して冨田菜々風は、鹿児島のローカルアイドルグループの一員だったのですが、上京時点ではあまり垢抜けていませんでした。ノイミーファンの中には、彼女がある程度に垢抜けた時点になって、ようやく美人であると気づき始めた人が少なくないようです。

さらに2トップは、SNSを使ってファンを獲得することの意義を最初から十分に理解しているように見えました。二人に比べると他のメンバーの意識は薄かったように見えました。唯一の例外はコミュ力が何故か異様に高い尾木波菜でした。


今年前半のフォロワー増を縦型の積み上げグラフで表します。フォロワー増がマイナスの場合には左側に積み上がります。
このように表したことによって、メンバー全体にわたってフォロワー増が多い月と少ない月も分かります。フォロワー増が多かった月は1月と4月であり、少なかった月は3月と6月でした。

今年前半にフォロワーが最も多く増えた冨田菜々風は、月としては4月に最もフォロワーが増えました(3139)。これはソロ曲「空白の花」のMV(5月26日)の公開より前なので、その効果ではありません。とはいえ、毎月のフォロワー増において、彼女が2トップを上回るようになったことには、彼女が歌が上手いという認識がファンの中で広まったことが大きいと思います。


増加がマイナスになった月があるのは鈴木瞳美です。3月は76、6月は7減少しています。3月の分のマイナスは大きいので、3月の分を表すグレーが左方向に積み上がっていることが分かりやすいです。

マイナスの月でも、新規フォロワーが存在せず、かつ、推し変があったのでマイナスになったわけではありません。この2つの月でも、日ごとの増減に着目することによって、新規フォロワーがあることが分かりました。

減少した日は、twitter運営による妥当でないアカウントを削る努力がもたらした減少が新規フォロワーによる増加を上回った日です。twitter運営がどのようなアカウントをが妥当でないと判断するは分かりませんが、もしかしたらば、勝ち馬に乗ろうとするタイプのアカウントではその割合が多いのかもしれません。

フォロワーの減少は、過去に著しく活躍したものの現在はかつて程は活躍してはないタレントのアカウントにおいて顕著です。例えば、AKBG48グループの卒業生の大部分に該当します。

なお、ノイミーのプロセッサー指原莉乃は著しく稀な例外であり、卒業後も毎月、たくさんフォロワーが増えています。今年の前半には26万人増えており、300万まで3万を切りました。

鈴木瞳美の現在のフォロワー数に、現在の頑張りが見えるように反映されないということは、可愛そうなことだと思います。しかしながら、ノイミー発足当初から去年の11月20日頃までトップであり続け、その後も2位をキープしていることによって、個人仕事が得やすくなっていることも事実です。フォロワー増がそれほどでなくても過度に気にせずに、獲得したアドバンテージを活かすことが肝要だと思います。


このブログ記事では、twitterフォロワー数のフォロワー数そのものではなく、その増加で眺めてきました。この情報は、箱推しの人にとっては興味深いものだと思います。また、メンバーにブレーンのような人がいるならば有益な情報かもしれません。

全てのメンバーが予想以上に頑張っていますので、相対的に増加が少なくても気にする必要はないと思います。個人的に気になるのは、櫻井もも のキャラ設定ですが、プロデューサーが問題がないとしており、かつ、他のメンバーがそんなに気を使う必要がないのならば、それでも構わないかもしれません。

それから、現在は推しメンがいないがオンライン個別お話し会に興味がある人にも有用かもしれません。フォロワーが極めて多くないけど(落選確率が高くない可能性あり)、勢いがあるメンバーを探すのに役立つかもしれないからです。


御参考までに、6月末のフォロワー数を横軸にして、6ヶ月間のフォロワー増を縦軸にした散布図を描いておきます。10人のメンバーは名前が重ならずに表示されています。残念ながら、落合希来里と櫻井ももはフォロワー数もフォロワー増も近いので、重なっています。

メンバーの人気を推測する指標としてtwitterフォロワー数のみを参考にすると、谷崎早耶と鈴木瞳美が突出しているように判断されると思います。でも、フォロワー増をもう1つの次元として加えると、二人に冨田菜々風を加えた3人が3トップを形成しているように見えます。実際にもそうなのだろうと思います。

「空白の花」(作詞:指原莉乃、歌唱:冨田菜々風[≠ME])を英訳してみました。

「空白の花」については以下のブログ記事を書きました。冨田菜々風(≠ME)が歌うソロ曲です。

natuka-shinobu.hatenablog.com

作詞は≠ME(通称:ノイミー)のプロデュースをしている指原莉乃、作曲は長浜駿平、編曲は若田部誠、MV監督は山戸結希が務めています。

曲は告白することもなく、気づかれずもせずに終わった女子学生の恋を描いています。冨田菜々風はMVでは主人公の女子高生を演じています。


今回は「空白の花」の歌詞を英訳してみました。今ではやったことことがない歌詞の英訳をしたのは何故かというと、英訳することによって歌詞の理解が深まるからです。

日本語においては何となく理解できるので、正確な理解をせずに済みます。でも、英訳の際にはそれでは済まないために、理解が深まるのです。

例えば、1番の冒頭の歌詞である“好きな人がいたんです 5月の風が吹く頃だった”で引っかる人はほとんどいないと思います。でも、英文化を念頭にして、言葉通りに受け取ると、5月の風が吹く頃に好きな人がいたけれど、5月の風が終わると好きではなくなった、または恋の相手がいなくなったとなると思います。

本来の意味は5月の風が吹く頃に好きな人ができて、ある程度の期間は好きだったけど、今はそうではないという意味だと思います。もしそうならば、“好きな人が(いることに気付)いたんです 5月の風が吹く頃だった” における括弧内の記載を字数制限のために略したという解釈ができます。


このように、 歌詞を尊重しながら、文字通りに意味にとらわれずに、本来の意味を解釈して、「空白の花」を訳すことにしてみました。

上記の歌詞部分については、上記解釈に基づいて、まず、“A breeze of May brought me aware that I was in love toward a person”として訳しました。“in love with a person” としなかったのは1方向の恋だからです。もし、これでマズイならば心の中で置き換えていただけるとありがたいです。

日本語での記載順序と同じにするために、that節を前に出すことにしました(I was in love toward a person, a breeze of May brought me aware )。thatは省略しました。

そうするうちに、この歌詞部分に存在する5月の風(A breeze of May)は、主人公にぶつかった男子生徒の擬人化のように思えるようになってきました。この接触のためによろめいた主人公を支えた男生徒を、主人公は好きになったからです。


そんなふうにしてできた拙訳を以下に示します。

妥当であるか不安であったので、google翻訳で日本語に訳してみました。すると、ほぼ意図する日本語に訳されていました。若干不安であった仮定法過去や仮定法過去完了を用いた訳部分も、google翻訳としては問題がなかったようです。“in love toward a person”も理解してくれました。


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  さて、1番悩んだのは、“空白の花”をどう訳すかでした。歌詞を味わうならば、空白という言葉で様々なことが思い浮かぶことは歌の解釈の幅を広げるので好ましいことかもしれません。でも、英訳する立場としては迷ってしまいます。

悩んだ結果、タイトルでは“A flower void of ...”として、“...”の部分は受け手に委ねることにしました。歌詞においては“Kuuhaku no hana (空白の花)”としました。

この妥当性をBNK48版の「恋するフォーチュンクッキー」における歌詞で考えて見ることにしました。日本語の歌詞における「恋するフォーチュンクッキー」に該当するところがどうなっているかを調べてみたのです。すると「Koisuru Fortune Cookie」になってましたので、少なくとも許容範囲なのだろうと判断しました。

代えるとするならば“Kuuhaku no flower”ですかね。


拙訳は英語の得意な人にとっては、どんなものかという訳かもしれません。でも、全く日本語が分からない人には、少なくともとりあえずの理解のために役立つのではと考えて、公開をすることにしました。


[英訳の更新歴 2020年6月5日の昼] 大サビでの表現を、“(あなたがいたから)全てを楽しむことができた” などに変更。



ーーー以上ーーー

冨田菜々風(≠ME)によるソロ曲「空白の花」における告白することもなく、気づかれずもせずに終わった恋

冨田菜々風が歌う「空白の花」がMVとして公開されました(5月26日)。告白することもなく、気づかれずもせずに終わった女子学生の恋を描いています。

彼女が所属する女性アイドルグループ≠ME(通称:ノイミー)としては、最初のソロ曲です。作詞はいつものようにプロデューサーである指原莉乃が務めています。作曲は長浜駿平、編曲は若田部誠です。

MV監督は山戸結希であり、1月に収録されました。主演は冨田菜々風であり、他の≠MEメンバーは出演していません。

彼女にソロ曲が作られることを伝えた際の指原莉乃の言葉によるとCD化はないようです。≠MEの初オリジナル曲「≠ME」と同様に配信の可能性はあるかもしれないそうです。

その様子を収録したTeaser動画は、去年の11~12月頃の収録だと思われます。冨田菜々風の服装と、指原莉乃佐竹のん乃=LOVE)のセンター曲(6thシングル c/w曲)に言及していたことからの推測です。


統計があるかはわかりませんが、恋の大部分は告白することもなく、気づかれずもせずに終わるのかもしれません。もちろん、恋愛体質の人達やラテン的気質の国では、その度合は低いのだろうと思います。

それにかかわらず、恋をメインとするドラマや歌におけるその部類の割合がそれほど高くないのであれば、作品にすることが難しいからだと思います。成就する恋、一度は成就する恋、告白して玉砕する恋よりも、作品上に表すことができることが少ないからです。

「空白の花」は、良い作品となっていると思います。それに貢献しているのは、指原莉乃による歌詞を含めた楽曲の力と冨田菜々風の歌唱力、そして、山戸結希によるMVの力だと思います。

MVが付加要素に過ぎない場合や、MVの自己主張が強いことを見かけることが稀ではないです。でも、この曲では歌詞との連動の度合いが高く、一体感が大きいです。


指原莉乃による歌詞が素晴らしいことは、「空白の花」というタイトルからも推察できると思います。何故か分かりませんが、惹きつけられてしまう曲タイトルです。リアルな3次元の花でないので、時間を越えて広がっている感じがします。

とくにコロナの関係で空白ができた人には感慨深いタイトルだと思います。想像しやすいのは、例えば卒業式などが自粛のために行われなかった学生です。

空白は指原莉乃がプロデュースする=LOVEと≠MEにもたらされました。=LOVEでは春のツアー(北関東3県と東京)が中止になり、4月29日に発売予定でした7thシングル「Cameo」は延期になりました(7月8日に再決定[6月2日])。

そして、≠MEでは初めてのツアー(南関東3県)が中止になりました。そこでは、この曲がサプライズで披露された可能性もあります。このツアーの最後に≠MEのCDデビューが発表された可能性があることを考えると、なおさら残念です。

この曲にとって幸いであったことは、MV撮影がコロナによる自粛が起きていない1月に済んでいたことです。このため、MVの世界では卒業式を行うことができています。MVの主人公とっては、2月半ば以降のことは辛いことかもしれませんが…。



MVの舞台は男女共学の高校です。主人公を含む女生徒は歌詞の1番での場面では夏服のセーラーを着ています。そして、2番以降では冬服のセーラーに変わります。

1番の前奏では冬服です。MVが既に終わってしまった恋を眺めるものだからです。

前奏では彼女は教室の窓側の席に座り、なにやらを机に書いているようです。でも、撮影カメラの角度からその内容は分かりません。分かるのは、卒業証書が入っていると思われる筒を携えていることだけです。

やがて、カメラの視点が変わると、彼女がこの時点で書き終えたのは、歌詞の初めに一致する“好きな人がいたんです”であることが分かります。その近くに桜の花も舞い落ちます。

彼女はさらに書き続けるのですが、カーテンが被さって見えなくなります。カーテンが過ぎ去って再び見えた彼女は夏服になっています。

歌が印象的な冨田菜々風にふさわしく、MVには彼女が歌唱する姿も含まれています。卒業式を抜けて絶唱する部分はもちろんのことならがら、他の部分でも冬服です。夏服の時点では気持ちが潤ばしいるところまでは至っていないだと思います。


1番の最初の歌詞部分から、彼女の恋が始まったのは5月であることが分かります。

好きな人がいたんです
5月の風が吹く頃だった
好きな人だったんです
斜め前の席の君が

新しい始まりである4月から一ヶ月経った頃に彼のことを意識し始めたのだろうと思います。どの学年の春であるかはわかりませんが、MVでの夏服から冬服への変化は一度だけですから、3年の春と考えることが順当だと思います。

5月なのに夏のセーラーなのかと思った人もいたかもしれませんが、冨田菜々風の故郷の鹿児島は温かいのでゴールデンウイーク後には夏服なのかなぁと思ったりもします。MVには雪の場面も出てきますが、鹿児島でも稀ですが雪は降るようです。

もちろん、ソロ曲とはいえ、デビュー前のグループの一員のMVの撮影が旅費がかかる鹿児島で行われたとは思えません。また、MVの主人公のような恋は、日本のどこでも起きることです。


歌詞の続きから、主人公は彼を意識するようになったものの、二人の距離が近づくことはなかったと推測されます。夏服の彼女は彼のことを見ているだけで満足していたように感じます。

距離は近くなる事もなく
背中も見えない恋でした
想うだけ 見てるだけ
それでよかった

そのことは、さらに続く1番のサビにも現れています。

この恋が花だったら
学名すらないでしょう
気付かれず 見つからずに
そっと咲いて 枯れるだけ
空白の花


しかしながら、曲の最後のサビでは少し感じが違います。“もう少し 綺麗だったら”ば、恋の結果は違っていたとも、受け取れるからです。何が起こったのでしょうか。

この恋が花だったら
学名すらないでしょう
もう少し 綺麗だったら
誰かきっと 気付いてた
空白の花


冬服となった2番の伴奏の場面は学校の図書館だと思います。彼女が受験関係の本を取ろうとすると、彼女が容易に取れる高さであるのにもかかわらず、彼が手を重ねてとってあげようとします。過剰な親切なので、この映像だけを見ると、恋は上手くいきそうな感じもします。

ちなみに、彼女がいたのは大学受験のためのコーナーであり、実際に取ろうとしたのは“代々木大学”のものでした。ただ、この本はいわゆる赤本ではなく青いです。

調べてみると、超難関の大学に対してのみ発行されている青本というものらしいです。確かに、彼女の高校3年の冬に行われた≠MEのメンバーオーディションは難関だったと思います。姉さんグループである=LOVEが既に成功を収めていたからです。


2番の最初の歌詞は以下のものです。

好きな人がいたんです
友達にさえ言えなかったけど
好きな人だったんです
笑った顔を見た日から

この歌詞によると、彼女の気持ちは冬服の季節になっても密やかであって、友達にも知られることがなかったようです。また、彼が過剰な親切とも取れることを自然にしているところを見ると、彼が彼女の気持ちに気づいているとは見えません。

彼女の恋に友達や周辺が気づいていたら、彼女の恋は違う結果になっていたかもしれません。でも、彼女が美人だから、恋の道が開けていったかもしれないという意味ではありません。

ちなみに。歌詞では“もう少し 綺麗だったら”となっていますが、彼女は十分に美人です。ただ、顔立ちが整っているので、かえって美人だと気づかれにくいタイプかもしれません。


彼女が恋を失ったことがわかるのは、2番が終わった後の大サビです。

少し憂鬱な月曜日も
長く感じる授業だって
ねえ 全てが好きでした
光刺さない雨の日でも
君の隣のあの子だけが
眩しく輝いてた

“あの子”が彼のそばで輝くことになったのは、MVにおいては、バレンタインに彼にチョコレートを渡したからです。“あの子”は窓際の席の彼にカーテンを使って上手く隠れながら渡しました。でも、斜めに後ろの席の主人公にはよく見える角度でした。


実は“あの子”よりも前に彼にチョコレートを渡そうとしたのは主人公です。でも彼女がスクールバックを開けて、それを取り出して立ち上がろうとしたところで、友達が後ろから抱きついてきます。歌詞では“好きな人がいたんです 友達にさえ言えなかったけど”が該当します。

 
友達が彼女の恋を知っていたならば、彼女に抱きついてこなかったかもしれません。また、身振りで意図を友達に伝えられたかもしれません。そうでなかった彼女はタイミングを逸してしまい、チョコレートを渡す“あの子”を見ているしかできませんでした。

引き続く歌詞である以下の部分も、MVと連動しています。

私だけのプレイリストは
君の好きな曲ばっかりで
聴くたびに深くなる
勝手な気持ち

“私だけのプレイリストは”では、教室ではチョコレートを渡せなかった主人公が、自転車置き場で彼を待ちながら音楽を聞いています。そして、その後の“君の”において彼が現れます。

でも、現れた彼に彼女がイヤフォンを外して近づこうとしたときに、“あの子”が登場して、二人は一緒に帰っていきます。残酷なことに、彼女は二人が初めて一緒の帰路の目撃者になります。歌詞では“勝手な気持ち”が該当します。


MVではしばらくの間、二人が上手く行っているかは分かりません、下駄箱で彼が主人公に爽やかに接触する場面や、雪の中で彼女が歌った後に渡すはずであったチョコレートを食べる場面などがあるだけです。


しかしながら、“君の隣のあの子だけが 眩しく輝いてた”に該当するMV部分において、彼と“あの子”が上手く行っていたことが分かります。主人公は窓から、二人が一つの傘に入って歩いているところを目撃するからです。


この際に彼女は恋が終わったことを理解したでしょうが、受け入れたのだとは思います。しかし、卒業式において彼女にとってショックな事がおきます。なお、卒業式における映像は、大サビの後のサビに該当します。

彼女は着席時に二人が密かに指をつないでいることに気がつくと、いたたまれなくなります。でも、歌詞が1番と同じ“この恋が花だったら 学名すらないでしょう”までは彼女は冷静であり、皆と一緒に立ちあがります。

ところが歌詞の続きは1番での“気付かれず 見つからずに”ではなく、“もう少し 綺麗だったら”に変容しています。彼女は“もう少し”において後ろを向いて会場から逃れるために走り出し、“綺麗だったら”が終わると振り返り、歌い始めます。


彼女がまず歌いあげる歌詞分は、“誰かきっと 気付いてた 空白の花”です。そして、フェイクを入れた後に“空白の花”を繰り返します。

もちろん、この彼女の歌唱は心的風景なのだと思います。その後に、会場の後ろ扉を開けて教室にたどり着いた彼女は、歌唱時には見えなかった筒を携えているからです。


次に映される彼女は、窓際の机に覆いかぶさったような状態で何かを書いています。この時点ではMV鑑賞者はこの席が彼の席であることを理解していると思います。

体を起こすと、胸には卒業式にいたことを示す花あります。

彼女が席を離れると書かれていたものが分かります。それは、“この恋が花だったら”で始まり、“空白の花”で終わる最後のサビです。桜の花びらが歌詞の“花”の上に舞い落ちて、MVは終わります。




「空白の花」は指原莉乃がプロデュースする2グループに対して初めて作ったソロ曲です。そのためか、ソロ曲が自分のために作られたことを聞かされた時に冨田菜々風は著しく驚いていました。このこともあり、指原莉乃は彼女にソロ曲を作った理由を説明しています。

もちろん、彼女が贔屓されているというヤッカミが起きることを防ぐための配慮でもあったと思います。=LOVEはこの時点において6枚のシングルを発売していたのに対して、≠MEは今でもCDデビュー前だからです。

とはいえ、この時点において≠MEには2つのオリジナル曲があり、共に彼女がセンターを務めていました。また、多くの女性アイドルグループが参加するイベントでの出番の順から推測すると、≠MEは業界でも既にある程度以上の評価を得ていました。

ちなみに、指原莉乃プロデュースグループとして初めて公開されたソロ曲は、諸橋沙夏=LOVE)による「My Voice Is For You」となりました。4月23日にMVが公開されたこの曲は7thシングルのc/w曲です。

このMVは残念ながら、暫定版です。既に撮影されている予定であったの本来のMVの撮影は、コロナのために今もできないでいるからです。暫定版とはいえ、現MVもとても良いですが…。


指原莉乃の説明は、自分が書きたい内容とその時点の冨田菜々風の声がマッチしたから、冨田菜々風のソロ曲ができたというものでした。このことは曲を聞くとよく分かります。冨田菜々風はまだ荒削りだけど、得も言われぬ人を惹きつける声であり、この曲に向いていると思うからです。

彼女は現在は指原莉乃が信頼するボイストレーナーに学んでいるようです。現時点で歌うならば、違うように聞こえるかもしれません。

指原莉乃は4月26日のtwitterでは“イコラブメンバーでは上手すぎる、これからの菜々風でもきっと上手すぎる”と書いています(https://twitter.com/345__chan/status/1265151977979142144)。これに続くtwitterでは“菜々風、歩く青春だなあ!片思い中、切ない歌好きの方ぜひ。”と説明をくわえています(https://twitter.com/345__chan/status/1265245051178770432)。


指原莉乃がTeaserにおいて“CD化もしない、いつどうやって表にだすのかも分からない”としていた「空白の花」のMV公開は、前述のように5月26日になりました。「 My Voice Is For You」の公開(4月23日)の1ヶ月少し後です。

このことを、諸橋沙夏とそのソロ曲に、初ソロ曲という冠を与える配慮だったと見なす人もいます。私はそのような配慮もあったかもしれないけれど、日本におけるコロナの状況とも大きく関係しているように思います。政府による4月7日からの緊急事態宣言の全面解除が5月25日だったからです。

「空白の花」は、緊急事態宣言がもたらした「空白」を振り返ることができる時点で聞くほうが味わえる曲だと思います。これに対して「 My Voice Is For You」は緊急事態宣言の間に希望を照らし出すような曲だったと思います。もちろん、「空白の花」の公開は、初のツアーが中止になった≠MEのメンバーとファンに未来への希望をもたらしたと思います。


指原莉乃がプロデュースする曲が好きな私としては、「空白の花」がお蔵入りにならずに公開されたことは嬉しいです。

「空白の花」は=LOVE/≠ME曲とは違って、アイドル曲の範疇には入らない曲です。例えば、あいみょんのような若手実力派女性シンガーが歌っても不思議でない部類のものです。

勝手な希望を述べさせていただけるならば、年に1、2曲くらい指原莉乃に冨田菜々風へのソロ曲を作ってもらい、配信で発売してもらいたいです。そのことは作詞者/プロデューサーとしての彼女の評価を上げることになると思います。


冨田菜々風は良い曲をもらったと思います。より多くの人に聞いてほしいと祈念してこのブログ記事を終えることにします。


ーーー以上ーーー

歌が上手い人が歌うためにプロデュースされたイコラブ7th c/w曲「 My Voice Is For You」(歌唱:諸橋沙夏)とそのMVについて[気持ちとしては暫定版]

=LOVEの初のソロ曲「 My Voice Is For You」がMVにおいて公開されました(歌唱:諸橋沙夏)。アップテンポで爽やかな明るい前向きな曲であり、伸びやかな彼女の声が上手くいかされています。

プロデュースと作詞はいつもの通り、指原莉乃です。その他の担当は、作曲:春日章宏、編曲:清水哲平、MV監督:ZUMIなどです。

歌詞は歌に対する想いをストレートに表したものであり、諸橋沙夏に宛てて作られたと推測されます。それを最も表している歌詞部分を抜き出してみます。

ねぇ 君の好きな声でいたい ずっと
言ったからには 約束するよ
もっと もっと もっと 上手くなる

この曲は=LOVE(以降、イコラブ)の7thシングルCDにc/w曲として収録される曲です。このCDは4月29日に発売予定でしたが、残念ながら、コロナウイルスの関係で発売が延期されました(発売日:未定)。

このCDには他に表題曲と2曲のc/w曲が収録されます。これらの3曲のMVは既に公開されていました。

表題曲「CAMEO」:大谷映美里齊藤なぎさがダブルセンター
c/w曲「君と私の歌」:野口衣織が初センター
c/w曲「君と僕の歌」:冨田菜々風がセンター[姉妹グループ≠ME (通称:ノイミー)の曲]

「 My Voice Is For You」のMV(Youtube)のタイトルには【MV off-shot Edit】という記載が含まれています。本来のMVがコロナの関係で撮影できなかったためです。指原莉乃によると、撮影場所としては沖縄が考えられていたようです。

現在のMVの映像は、諸橋沙夏がおそらく自宅で映した映像、歌の収録の映像、過去映像を素材として編集したものです。過去の映像には他のメンバーも登場します。

このMVにはその映像作品としての評価を高めるための音楽の本質とは離れた要素が組み込まれていませんので、曲と彼女の歌唱の良さが分かり易いです。さらに、彼女のイメージを得やすく、また、他のメンバーとの密接な関わりを知ることができるので、個人的にはこれを正式版にしてもよいのでは思います。


彼女の歌は折り紙付きです。地元(福島県いわき市)の中学生であった2011年には(株)ヤマハミュージックパブリッシングによるタレントオーディションでグランプリを受賞し、2012年には 聖☆少女合唱団 という合唱グループ(リーダー)としてデビューを前提に活動していました。以下に示す洋一さんのブログの記事では、毎週のように東京でレッスンを受けていたと推測しています。

ameblo.jp


デビューはレコーディンクまで進んだようですが、残念ながら実現しませんでした。しかしながら、聖☆少女合唱団の歌唱映像はYoutubeに存在しますので、どのようなグループであるかを垣間見ることができます。以下の動画では彼女がメインボーカルとして「帰りたくなったよ」(いきものがかり)を歌っています。

彼女はイコラブ加入前には、この他、地元の商業施設[ラトブ」のイメージガールを務めており、東日本大震災の後には被害者のためのボランティア歌唱グループBabyTiaraとしての活動していました。これらは本ブログ記事の記載対象外なので、ご興味のある方は上記の洋一さんのブログ記事をご覧ください。


さて、そのような経歴の諸橋沙夏ですが、イコラブ(12人組)において、もう少し活用されたほうが良いのでは思う人もいると想像します。それには、イコラブが大人数(12人)であることと、そのグループとしての特性が関係していると思います。その他に、彼女が少し不運であったことや、自己プロデュース力の意識がやや薄いことも関係していると思います。

多くの人にとって、イコラブ曲におけるダンスの度合いは曲だけを聞いて想像するよりも大きいと思います。確かに、人数が多いと一人あたりの歌唱での見せ所が少なくなるので、一人あたりが薄くなることを防ぐためには、ダンスをより見せ所にすることでの対処がし易いです。

イコラブの曲ではできるだけ多くのメンバーにソロパートを割り振っているので*1、大人数グループとしては各メンバーがかなり生かされています。このため、主に歌唱だけでも物足りなくは感じないと個人的には思います。現在のような度合いであることには、指原プロデューサーがハロヲタであることも影響していると思います。

ダンスの度合いが大きいグループはそれを実現するために、踊り専門のパフォーマーを備える場合があります(例:EXILE)。また、秋元康プロデュースグループようにステージで口パクの場合もあります。でも、イコラブはどちらにも該当しません。

指原莉乃が目指すものを実現している女性アイドルグループとして、すぐに思いつくのはモーニング娘です。ちなみに、モーニング娘のメンバーにもイコラブのファンがいるようです。イコラブはCDデビューして2年8ヶ月経ちますから、イコラブファンで他のアイドルグープに加入する人も普通にいます。

イコラブのファンには、可愛いのでうかつに興味をもったことろ、歌もパフォーマンスもよいのではハマってしまったと自虐する人がいます。イコラブメンバーには初めからある程度垢抜けていたメンバーと、加入してから垢抜けたメンバーがいます。諸橋沙夏の場合は加入時に二十歳であり、芸能活動*2もありましたので、前者に該当します。



諸橋沙夏がその歌唱力をより発揮できるのは、ダンスの度合いがイコラブよりも少ない場合だと思います。彼女は加入前にダンスを習ってきたとはいえ、ハワイアンダンスだからです。

そのようなダンスの度合いのグループとしてすぐに思い浮かぶのは、まねきケチャです。ちなみに、ノイミーがまねきケチャの代表曲「きみわずらい」*3をカバーする際にはダンスの度合いが増えていました。


彼女が少し不運だと思うのは彼女が野口衣織とダブルセンターを務めた1stシングルc/w曲「記憶のどこかで」のMVが作られなかったのことです。さらにこの曲は、おろらくダンスへの負荷が高いためにライブで披露されることが稀です。この曲では彼女のほうが主センターであるので、なおさら残念です。

彼女の自己プロデュースの意識がやや薄いことは、例えばshowroomに現れているかもしれません。showroomで歌うことは評価を上げることに繋がるのですが、彼女は歌って楽しむという気持ちが強いように思います。必ずしもキッチリと歌わないことがありますし、必ずしも彼女の歌の上手さが分かりやすい曲を選ぶわけではないように見えるからです。

彼女は欅坂46のファンであるので、欅坂46の曲を好んで歌います。でも、欅坂46の表題曲のほとんどはステージで生歌で歌うことが前提として作られていないようですし、歌唱がアピールポイントのグループでもありません。


「 My Voice Is For You」は、諸橋沙夏がその歌の上手さを十分に発揮できるように指原莉乃がプロデュースした曲だと思います。ステージを観てませんので何とも言えませんが、これまでのイコラブの表題曲に比べて振り付けでのダンスの度合いが低いと推測します。彼女だけが歌うのならば、歌だけで十分に観客を満足させることができるので、ダンスで加点を得る必要性が薄いからです。歌うことが主ならば、彼女は向かうところ敵なしです。

作曲を務めた春日章宏は、調べたところアニメソングを多く手掛けてきたようです。このためか、アニメのオープニングテーマやエンディングテーマのようであると感じる人が多いようです。

諸橋沙夏にソロ曲が与えられることを期待していたファンの多くは、バラード曲ではないかと予想していたようです。このため、アニメ調の曲であったことは意外であったようです。

でも、この曲では諸橋沙夏がアニメソングも実は向いていることを示すことができたので、彼女の可能性を広げたと思います。また、彼女の歌の上手さに感心が薄いファンにおいては、アニメ好きの割合が高いことを考えても良かったと思います。


この曲でも指原莉乃の作詞の才が現れています。それを特に感じるのが「そう 季節変わる瞬間の香り、雨上がりの匂いも、歌で伝えたいな」という歌詞部分です。

イコラブ曲において彼女が作詞を務めていない曲は4thシングルc/w曲「アイカツハッピーエンド」だけです。この曲は代アニの宣伝的アニメ「走り続けてよかったって」のエンディングテーマであり、アニメの原作・音楽を務めた HoneyWorksがこの曲の作詞、作曲、編曲を務めています。なお、この曲を聞く限り、HoneyWorksは作詞よりも作曲により優れていると思います。

この曲の良さをイコラブ運営(トップは代アニの人)[指原莉乃を除く]が理解できるならば、今後は、イコラブがアニメ曲を歌うとしても指原莉乃が作詞をすることを妨げるものはないと予想します。また、彼女にアニメ曲のプロデュースのオファーが来る可能性もあると思います。


ーー以上ーー

*1:6thシングル表題曲「ズルいよ ズルいね」は全員にソロパートがあることで話題になりました。「Cameo」については未確認。もしかしたらば、当たり前のこととなったので、話題にもならなかったのかも。

*2:彼女は積極的に語ろうとはしませんが、子役で映画にも出演していました。

*3:指原莉乃のお気に入りの曲です。

会いたいのに会えない人に響く「次に会えた時 何を話そうかな」(イコラブとノイミーの合同MV)

指原莉乃がプロデュースする女性アイドルグループ2組の合同によるMV「次に会えた時 何を話そうかな」が緊急で公開されました。MVは全て遠隔作業で作られました。組み込まれている歌は、メンバーがそれぞれの自宅で収録したようであり、これらに基づいて曲が構成されています。映像には自宅で歌う映像の他に、スタッフが映してきた今までの映像が含まれています。

「本当だったら 明日会えたね」という歌詞で始まる曲の内容は、タイトルからも想像される通りのものです。歌詞は形としてはメンバーがファンに向けたものですが、コロナウイルスによって激変した現状を踏まえた一般的なメッセージもなっています。

2組とは=LOVE(通称:イコラブ)と≠ME(通称:ノイミー)です。現在休養中である髙松瞳(=LOVE)を含む合計24人が曲に参加しています。姉に該当する=LOVEは既に6枚のシングルCDを発売しているグループであり、≠MEはデビュー前のグループです。

以降、各グループの通称で呼ぶことにします。


普段から両グループの曲は各メンバーの資質と個性を発揮できるように歌割りがされており、ソロパートが多いです。例えば、イコラブの6thシングル「ズルいよ ズルいね」では全員にソロパートが割り振られており、ユニゾンはありません。

この曲も基本方針は同じであり、単にメンバーの歌をつなぎ合わせたものではなく構成が存在します。「ズルいよ ズルいね」との違いは、24人もいるのでソロパートは主に歌が上手い約半数のメンバーに任されていることです。ただ、私が確認できたソロパートは本人が歌う映像が伴うメンバーのみなので、実際にはもっと多くのメンバーに割り当てられている可能性はあります。


コロナウイルスはこの2グループのメンバーとファンにも多くの残念なことをもたらしました。

イコラブは「ズルいよ ズルいね」でオリコンビルボードの両チャート(売上、総合)で週間1位となり、オリコンの年間チャートでは43位になりました。しかしながら、次のステージの展開を目指して4月29日に発売予定であった7thシングル「CAMEO」は延期になりました。

春のツアー(全4公演)も現時点において3公演の中止が決定しています。中止決定がされていない6月のツアーファイナルも現状においては難しいと予想されます。

ノイミーはデビュー前のグループとしてはかなり注目をされています。このことは、アイドルのフェスにおける出番の順などからも分かります。

ノイミーはデビュー前とはいえ、3つのオリジナル曲を有し、南関東での初めてのツアーが決まっていました(全3公演)。残念ながら、すべての公演が中止になりました。ツアーの最後にはデビューの発表があったかもしれないことを考えるとなおさら残念です。

この曲とMVはイコラブ/ノイミーのファンに向けて作られたものですが、他のアイドルグループのファンにも響いているようです。会いに行けるコンサート、ライブ、イベントなどの機会を失ったのは、イコラブ/ノイミーのファンだけではないからです。


MVが緊急で作成、公開された工程は指原莉乃の以下のtweetから分かります。なお、公開は記載工程よりも1日前倒しにできたようです。
https://twitter.com/345__chan/status/1250363554399576065

彼女のtweetには「メンバーの想いがファンの皆さんに届きますように」と記されていますが、MVに込められている想いは、会いたいのに会えない、その他の人にも伝わると思います。

コロナウイルスのために会いたい人に会えないことの弊害は、特に高齢者とその家族に現れています。家族が会いに行くことは高齢者に生きる力を与えるのですが、高齢者が感染すると命に関わる可能性が高いので、それを自粛せざるをえない現状だからです。

もちろん、血縁関係がない親しい関係の人達の交流にも影を落としています。会うことによって、社会生活において被る困難を克服する力を得ていた人の中にも自粛する人が増えていました。ドラマ的な映像が浮かびやすいのは、週末に高速バスなどを使っていた遠距離恋愛者ですが、一部に過ぎません。


コンサート、ライブ、イベントなどを通じて、アイドルとファンは相互に力を与えあってきました。ファンは遠い観客席で見るだけでも、中継で見るよりは力を得ます。そして、ファンに会うことはアイドルにも力をもたらしています。

特に女性アイドルはテレビに出演する際にはニコニコしているので、想像力がない人は勘違いするようですが、かなり厳しい職業です。頑張る必要がありますし、頑張ってもどうしょうもない現実もあります。このため、ファンの応援が必要な職業です。

イコラブ/ノイミーはアイドル業界ではホワイト企業と言われており、このことは特に他のアイドルグループを経て加入したメンバーはより実感しているようです。指原プロデューサーの意向は、全てのメンバーにそれぞれの資質と現状にあわせてできるだけ機会を与えることであり、彼女とタッグを組んでいる代アニはボイストレーニングなどを含むレッスンをシッカリと施しています。そして、運営はメンバーに無理を強いません。

これらのことに関しては、例えばAKB48グループに比べて格段に優遇されていると思います。もちろん、グループの知名度や資金が少ないので、機会を得ることが難しいという現実があります。このことはイコラブをテレビであまり見かけないことからも理解されることだと思います。

過度の競争を強いられないので、イコラブ/ノイミーはメンバーが仲がいいことが知られています。しかしながら、切磋琢磨は存在します。大切にされており、選抜制ではなくて誰にでもある程度以上の機会が与えられるので、誰でもが常に頑張らなくてはならないです。この意味でも、ファンの応援が重要です。

例えば、上で触れたソロパートの歌割りは、メンバーの声質と歌唱の評価に基づいて指原莉乃によって行われます。イコラブの結成時加入時には、技量が十分ではないので、ソロを任せられないメンバーもいました。「ズルいよ ズルいね」において全員にソロパートが与えられたことは、それらのメンバーが代アニによって施されているレッスンの他に、個人レッスンも受けることなどを併せた努力によって、指原莉乃がソロを割り当てられるレベルに達したということです。もちろん、切磋琢磨はこれからも続きます。


MVはビアノの伴奏に乗せて、イベントでのファンとの集合写真が撮影されている映像から始まります。イベントの場所は両グループ共に同じようなので、熱心なファンは場所を特定できると思います。

その後に新大阪や名古屋に間もなく着くという新幹線の車両間ドア上の電子表示が映され、次に、広島で移動している車からと、そして飛行機の窓から風景が映されます。通常ならば、そのようにしてライブの会場などに向かっていたはずです。

しかしながら、場面が変わって映されたメンバーの大谷映美里は、部屋のベッドの前にいます。そして、「本当だったら 明日会えたね」と歌い始めます(0分12秒から)。

MVが彼女から始まるのは、彼女が普通の女の子に近い雰囲気を出せるからだと推測します。この曲は、会えないのに会えなくなった多くの人のための曲でもあるからです。

彼女の声は小さめであり、語りかけるような歌い方です。声の綺麗さ、強さ、大きさなどを重視する人の中には彼女にそれほど関心を持っていなかった人がいると推測しますが、この曲によって彼女の歌の良さが分かった人がいるかもしれません。


世間で言う意味での歌を上手さを重視する人も、MVをさらに観れば感心する可能性があります。イコラブ/ノイミーが誇る歌が上手いメンバーによるソロが続く部分が2つあるからです。合計8人の歌を聞くと、様々な歌の上手さがあることが分かると思います。

「誰もわるくない わかっているよ」で始まる1つ目の4人連続ソロ(0分35秒~1分30秒)に登場するメンバーは、齊藤なぎさ野口衣織(以上、イコラブ)、冨田菜々風、櫻井もも(以上、ノイミー)です。



齊藤なぎさはデビュー当時に較べると歌がかなり歌が上手くなりました。当時はビジュアル担当でしたが、「ズルいよ ズルいね」では髙松瞳が休養中とはいえ、センターを任されるようになりました。そして、最初の4人連続ソロではトップに起用されています。さらに、少し後には、「今は1人 ずっと君を想う」というソロがあります。この歌のメッセージをよく表している言葉です。


「気付けば辺りは オレンジになる」で始まる2つ目の4人連続ソロ(2分02秒~2分26秒)に登場するメンバーは、諸橋沙夏佐々木舞香(以上、イコラブ)、川中子奈月心、蟹沢萌子です(以上、ノイミー)。



少し後には、冨田菜々風による「それはきっと眩しい光になる」というソロがあります。彼女はノイミーのオリジナルである3曲すべてにおいてセンターを務めています。彼女には魂を込めた歌唱というイメージがありますが、このパートの歌唱は気負いがなく自然です。これからのノイミー曲も彼女をセンターにして作られていくのだろうと思います。


そして、「今はどこにいて 何を思っている?」で始まる大サビでは休養中の髙松瞳が登場します(3分17秒~3分29秒)。とはいえ、彼女が歌う際の映像は現在のものではなく、過去の握手会における画像のようです。彼女のくしゃくしゃの笑顔を見ると戻ってきてほしいものだと思います。

なお、MVのサムネイル画像においてタイトルが手書きされた紙/ボードを前にかざしているのは、彼女だという言う説が強いです。


映像ではソロを割り当てられていることが確認できないメンバーも、MVにはリップシンクや、過去の映像で登場しています。過去の映像を見ると仲が良いことがよく分かります。


最後に、このMVに関わった主なスタッフと、メンバーを記してこのブログ記事を終えることにします。イコラブとノイミーがステージなどにおいてファンに会える日ができるだけ早く来ること願いながら…。[夏かしのブログ]

プロデューサー&作詞:指原莉乃
作曲:田辺望、長沢知亜紀
編曲:湯浅篤
MV監督:中里耕介


=LOVE(イコラブ)メンバー]
大谷映美里大場花菜音嶋莉沙齋藤樹愛羅齊藤なぎさ佐々木舞香
佐竹のん乃、髙松瞳、 瀧脇笙古野口衣織、 諸橋沙夏、 山本杏奈


[≠ME(ノイミー)]
尾木波菜、落合希来里、蟹沢萌子、河口夏音、 川中子奈月心、櫻井もも、
菅波美玲、鈴木瞳美、 谷崎早耶、冨田菜々風、永田詩央里、 本田 珠由記