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人によっては「夏かし」と呼ばれているものです。

ワールドカップのロシア大会のアジア最終予選B組第6戦(vs UAE)において日本代表が勝利を収めたことについて

ワールドカップのロシア大会(2018年)が懸かったアジア最終予選B組第6戦(vs UAE)において、日本代表は0対2で勝利を収めました(Hazza Bin Zayed Stadium、現地時間:19:30-、日本時間:24:30-)。1点目は久保裕也(前半14分)、2点目は今野泰幸(後半7分)によるものでした。
soccer.yahoo.co.jp

この勝利の結果、日本代表は勝ち点に3を加え、この日にタイ代表に勝利を収めたサウジアラビア代表と共に勝ち点13に至りました。得失点を入れて出場6チームを順位づけると、4位までは、サウジアラビア代表(得失点差:7)、日本代表(得失点差:5)、オーストラリア代表[勝ち点:10]、UAE代表[勝ち点:9]となります。


第6戦までの星取表を以下に示します。記載した“残り対戦相手との勝敗”とは、第7戦以降に対戦する4チームとの1巡目の対戦の勝敗を示したものです。これを見ると、日本代表はサウジアラビア代表よりも有利であるように見えます。だだ、ホーム/アウエイが反対になるなど他の要素が多々ありますので、参考程度の情報に過ぎません。

UAE代表には第1戦(埼玉スタジアム2002)において1対2で破れていますので、得点の合計としては、3対2となります。2チームの実力を現しているような感じです。

第1戦で敗れた原因の大きなものとしては、公正さを欠くジャッジ(オマーン)がありました。このため、今回の試合についても心配した人が少なくなかったようです。この不安は、試合会場が今までのB組の試合が行われていたMohammad Bin Zayed Stadium(Abu Dhabi)でなく、Hazza Bin Zayed StadiumAl(Ain City)であることによって助長されたようです。しかしながら実際には、公正なジャッジ(ウズベキスタン)でした。

第1戦で敗れた後において、日本代表を率いるハリルホジッチ監督は、一部のマスコミから、どこの国のマスコミかと思ってしまうような批判を受けました。あのようなジャッジでは、余程の実力差がない限り、敗戦の可能性が無視できないほどあると私は思うのですが…。

本来であればマスコミには、このようなジャッジが2度と起きないないために寄与する意識があることが望ましいだと思います。しかしながら一部のマスコミには、優先順位が高い他のことがあったのだろうと思います。

おそらく彼らにとっては、監督が更迭されように煽ることはプラスになるのだろうと思います。もちろん、それが成功して彼らにとって知名度が高い監督に変わるならば、著しいプラスになるとのだろうと思います。


ワールドカップへの出場権を得ることは、吊橋を渡ることに似ていると思います。吊橋は天気が良い日であり身体が健全であるならば、地元の人が渡ることができる確率は極めて高いです。でも、台風が来たり、大きな怪我を負っている際には状況が異なります。

日本代表の現状を見るならば、予想外のマイナスが起きなければ、80%くらいの可能性において吊橋を渡れると推定します。


次の試合はタイ代表戦(3月28日、埼玉スタジアム2002)です。実力としては日本代表が上回っていると思います。そして、タイ代表が今までの6戦において相手に勝ち点3を献上しなかったのは、ホームにおけるオーストラリア代表戦だけでです。このため日本代表が勝つ可能性が高いですが、仮に負けてしまうと状況は一気に悪くなってしまいます。

両チームが十分に実力を発揮できることと、故障者が増えないこと、そして困った笛が吹かれないことを祈りつつ、この記事を終えることに致します。


ーー以上ーー

小嶋真子(AKB48)の「こじまこジャパン」[センターハーフ:指原莉乃、GK:横山由依など]に関して

フットボールチャンネルの番組において小嶋真子AKB48)が、AKBグループをサッカーに見立てて選んだイレブンを発表しました。なお、本来の企画はゲスト3人が「今年W杯があるなら、こんなイレブンにする!」を発表するというものだったようです。

こじまこジャパンには彼女の親しいメンバーが何人か含まれてますので、どんなものかという人選もありました。また、彼女の認識に誤りもあったと思います。しかしながら、得ることもありましたので、記事にすることにしました。

全体のフォーメーションは4-4-2であり、ゴールキーパー横山由依です。


守備陣は、センターバックが左から(小嶋)真子と村山(彩希)です。彼女が自分をセンターバックにしたのは、日本代表に昌子源がいるからだと思います。村山彩希は彼女と相性がいい(つまり、仲がいい)から選ばれたようです。サイドバックは、左が岡田奈々、右が山本彩です。

中盤では、センターハーフが左から峯岸(みなみ)と指原(莉乃)です。サイドハーフは左がジュリナ[松井珠理奈]、右がさくら[宮脇咲良]です。

最後にフォワードは、込山(榛香)とユキ・リン[柏木由紀]です。彼女は込山榛香とは親しいのだろうと思います。


指原莉乃センターハーフということは分かりやすいです。AKB48選抜のセンターというと、センターフォワードというイメージを持つ人が多いようです。このことが彼女を務めた場合に、批判をする人が存在する原因のように思います。

その感覚は時代遅れのような気がします。大げさにいうならば、釜本邦茂さんがセンターフォワードを務めていた時代の感覚のようです。ちなみにHKT48は、フォーメーションという点においても、彼女がセンターハーフを務めています。

彼女は視野が広く、周りを活かすことができ、彼女がいることによってパス回しが良くなります。彼女は状況によっては最終ラインの一部に入ります。その逆に、必要な局面では最前線に加わり、決定的な仕事をします。


総監督の横山由依には、GKのように不可欠ですが攻撃時には目立たちにくいという印象がありますので、GKが妥当な感じがあります。

フォワードとした柏木由紀については、いいところを持っていってしまわれているという印象が小嶋真子にはあるようです。これに関することで、指原莉乃柏木由紀を「MUSIC FAIR」において弄っていたようです(3月18日)。

とはいえ、柏木由紀は守備への意識が高いので、守備の最前線をフォワードが担う現代のサッカーにおいては使えるフォワードなのだと思います。


山本彩には香車というイメージがありますので、彼女がサイドバックということは妥当のような感じがします。彼女には優れているところがあるのですが、そうでないところも目立ちます*1。また、前をシッカリ観ていることはいいのですが、視野が狭い感じがします。このため活動範囲が縦長であり限定されているサイドバックにおいて力を発揮できると思います。彼女には、長友佑都と同じように必要な身体能力は十分にあると思います。


話を本筋に戻し、サイドハーフについて述べます。サイドハーフサイドバックほどは位置がサイドに限定されていないと思います。そして上の図にあるように、センターハーフよりは少し前に位置するようです。最近のAKB48グループは、松井珠理奈宮脇咲良を次期のセンターと位置づけているように見えます。この意味では二人がセンターハーフに近いサイドハーフということは妥当に思います。

右側では指原莉乃宮脇咲良とのポジションチェンジを頻繁にして、彼女の良さを引き出すと思います。これに対して、峯岸みなみには指原莉乃ほどは他メンバーを活かすという意識は薄いと思います。このため指原莉乃パートナーには、彼女と相性が良いことと共に、献身的な働きができる北原里英の方がより妥当かもしれません。

北原里英が左のセンターハーフならば、左のサイドハーフには(同じNGT48の)中井りかを起用することができると思います。その場合は、松井珠理奈サイドバック、または1stストライカーにポジションを移すことになります。私は彼女には、サイドハーフよりは向いていると私は思います。なお、中井りかはフォワードとしても使ってみたいです。

他に使ってみたいメンバーとしては、吉田朱里がいます。彼女を使うならばサイドハーフです。その場合は、センターハーフの左右を入れ替えて、指原莉乃の横の左サイドハーフにした方が効果的だと思います。


小嶋真子が選んだイレブンにおいて気になったことは、渡辺麻友が選ばれていないことです。でも、彼女を中村俊輔だと見なせば、(小嶋真子の意図は違うと思いますが)なるほどと思いました。

彼は2002年のワールドカップに臨んだサッカー日本代表には選ばれませんでした。その理由を問われたフィリップ・トルシエ監督は、彼が優秀であることを認めながらがも、彼をメンバーに選ぶと彼を中心にしたチームにする必要があるからだと説明しています。トルシエ氏は彼がいないチームと彼を活かすためのチームとの選択において、前者を選んだということです。


ーー以上ーー

*1:これを実感として思ったのは、彼女のAKBINGO!」(TBS)における発言です(2017年1月25日放送)。この日の題は「姉妹グループが不満をぶっちゃける!ここがズルいぞ!AKB」であり、各姉妹グループの冠番組について話題になりました。松井珠理奈SKE48)がAKB48には冠番組がたくさんあることが望ましいと話した後に、山本彩NMB48)の該当発言はありました。具体的には、「NMB48も大阪で番組をやらしていただいてまして、“かまいたち”さんがMCで、あの“かまいたち”さんなんですけど、関西ローカルなんです。あのかまいたいさんなのに」でした。“かまいたち”の大阪における知名度はもしかしたならば高いのかもしれませんが、日本テレビが放送されている関東地方では違うと私は思います。彼女の発言に対してMCである村本大輔は、「高度なテクニックで(かまいたち)をバカにしている?」と困り気味に応じていました。

日程が発表されたAKB48選抜総選挙2017(6月17日、沖縄)についての雑感

今年のAKB48選抜総選挙が、6月17日に沖縄で行われることが発表されました(2017年3月20日)。

投票券が入った48枚目シングルは「願いごとの持ち腐れ」(5月31日発売)です。なお、沖縄は本土よりは梅雨明けが早いのですが、6月17日に梅雨が上げているかは微妙です。


結果としての順位は、紅白歌合戦に出場するメンバーを決めるための投票結果とはかなり違うものになると思います。この投票は投票がスマフォによるものだったので、若い層に人気があるファンに極めて有利だったからです。若い時代は薄く広い交流であるので、拡散力は驚異的に大きかったようです。

ファンが高い年齢にわたっている指原莉乃の場合は、かなり不利だったようです。彼女が握手会に来たファンに投票を頼んだ際に、スマフォがないかできないと断られたことがあったようです。また、ファンが友達に投票を依頼したならば、スマフォを持ってないと言われたというような書き込みをネットで見かけました。このような不利な状況にもかかわらず2位であったことは大したものだと思いました。


気になったのは、渡辺麻友の票が指原莉乃の票の45%程度であったことです。彼女の場合、AKB48選抜総選挙における得票の半数近くは海外票であると私は推測していたので、紅白の投票は不利だと思っていました。それでも、彼女のファンの平均年齢は指原莉乃に較べるとかなり低いはずなので、指原莉乃ほどのマイナスは被らないと予想していました。

でも、考えてみると彼女は大学に進学したならば、4月で社会人の2年目となる年代です。メンバーを擬似恋愛の対象にするタイプのファンは若いメンバーを好みます。このため、かつてとは違って、彼らの選択肢になることは少ないのだろうと思います。

例の「サヨナラ、きりたんぽ」騒動は、彼女に大きなマイナスはもたらさないと予想します。逆に、ドラマが成功するならばAKB48選抜総選挙においてはプラスをもたらす可能性があると思います。私は、少なくとも、売り切りになった「戦う!書店ガール」(2015年4-6月)レベルの惨敗にはならないと思っています。


去年の1位であった指原莉乃は、早々に出馬を表明したようです。私は彼女が出演してもプラスは少ないとないと思っています。彼女がとっている外向けの体(てい)はともかく、出馬せざるを得なかったのかもしれないと思いました。

秋元康は良曲を作る才能はありますが、センターを務める曲に良曲を選ぶ能力は、現在は乏しいように私は思います。上手くいくのは、「願いごとの持ち腐れ」のように、依頼された仕事として作る曲に限られているように見えます。

今年の代表曲は、この曲になることはほぼ決定的です。ことため、選抜総選挙の1位のための曲が注目される度合は低いと予想します。それならば、既に1位となっているメンバーにとっては、1位を目指すメリットが小さいように思います。それでも、指原莉乃のファンも渡辺麻友もファンも、親分が出馬を決めれば、最善をつくすのだろうと思います。


彼女が1位になるかを予想することは難しいです。突き詰めれば指原莉乃のファンがどのくらい頑張るかに大きく依存するからです。彼女のファンのあり方についての判断は年を経るごとに難しくなってきています。4位となった2012年、1位となった2013年までは、そのベクトルの方向が揃っていたのですが、現在は違います。


指原ファンの集合体について沢山の國が存在した時代を念頭にして想像するならば、長い戦いの末に広い領地を得て、太平の世を享受している國のような感じがします。関東広域圏においては毎日のように、指原莉乃が出演する地上波番組が観れるのですから、他國に比べて満ち足りた意識が漂ってても不思議ではありません。

このような國でありえることは以下のようなことだろうと想像します。

かつての歴戦の猛者の大部分は年を重ねて鷹揚になっていると思います。彼らが中枢になっていると思われる國では、多様な考えが許容されるという思想に基づいて運営されている可能性があります。城下は楽市楽座的考えで商いに対する制約は低いかもしれません。穏健派とは反対に、かつてのことを理想化して、その範疇に入らない人を排除する人もいるかもしれません。かつての猛者の子供の世代も職に就いているはずです。その中には、苦しいかった時代を伝説上の時代にように思っている人がいるかもしれません。

全体としての國としての方針は、今までの踏襲である可能性があります。これに対して、比較的には裕福でない隣国は、新しい技術を貪欲に取り入れている可能性があります。

念のために強調しておきますが、これはあくまでも、ある世界における私の想像の世界です。しかしながら、有力メンバーのコミュニティーにおいて、選挙対策委員会がないのは指原ファンくらいのようですので、偶然に当てはまっているのかもしれません。なお、今まではほとんど上手く行っているならば(彼女にとっての例外は2014年)、あえて変える必要がないと考えることは、少なくても短期的には順当なのだろうと思います。


AKB48選抜総選挙の政治の選挙との大きな違いには、現職が有利でなことはほどんどないということです。政治の選挙においては、現職については、在任中の評価に基づいて投票する人が多いと思います。そして、現職に大きな問題性がなければ、現職に投票する人が多いと思います。実績のない人はその職に就いた際のあり方が想像外であり、期待はずれであることがありえるので、リスクを避けるためにもなるとと思います。

これに比べて、AKB48選抜総選挙においては実績を評価する人は少ないです。投票者の大部分が立候補者の関係者である小さな村の選挙と似ているからです。

これに該当しない人もいますが、順当なことを嫌うという秋元康の考えに毒されている人が少なくないように見えます。彼はこの考えの弊害のため、ヒットなくホームランを狙い続けた結果、三振をし続けているように見えます。このことに不満を持っているファンは少なからず存在しますが、自分が選ぶ立場になると秋元康になってしまう人が稀ではないのかもしれません。

この他、政治においては、現役の際に自分が仕事をし易い仕組みを作ることが、結果的に選挙において有利になりえます。しかしながら、このようなことはAKB48グループには起きる可能性が少ないです。基本的に1曲だけのセンターだからです。特に、姉妹グループである彼女においては特に少ないです。


ーー以上ーー

「“処世術”学びたい有名人ランキング」(オリコン、2017年3月17日発表)について

「“処世術”学びたい有名人ランキング」のトップ10がオリコンにより発表されました(2017年3月17日)。1位は、明石家さんまでした。
www.oricon.co.jp

より詳細には、調査されたものは、その生き方や立ち居振る舞いが参考になる『“処世術”学びたい有名人ランキング』です。調査の対象は、10~20代の男女でした。

2位から5位までは、マツコ・デラックス有吉弘行指原莉乃カズレーザーの順でした。タイトルの下には、明石家さんまを真ん中にしてトップ5の写真が並べてあります。


トップ3については、回答者によるコメントを参照しながら、各2段落の解説がありました。この他、指原莉乃カズレーザー手越祐也(6位)、出川哲朗(10位)については、量が少ないものの解説がありました。なお、既出でない7~9位は山崎弘也小島瑠璃子近藤春菜でした。

コメントは、各々に対して2~3個記載されていました。3個の記載があったのはトップ3に対してです。


掲載されたコメントには、この調査の趣旨にてらすと、どんなものかというものがあります。おそらく、回答者の年代が若いために顕著になっているのだろうと思います。

ランクインしたタレントは、知名度があり、成功したと思われており、好感が持たれていることは分かります。でも、評価されている順がどうであるかを知るためには、各自に対するコメントを全て記載してもらい、それにも基づいて判断する必要があると思います。


1位にとなった明石家さんま(61歳)についての記載を観ると、若い年代における彼の見方をうかがい知ることができます。記者は、「どんな状況に置かれても一瞬で笑いに変えることが可能」、そして「どんな人物と絡んでも、自身のフィールドに“嫌味なく”強引に持っていってしまうその天賦の才」と記載しています。でも、このことは、笑いを最優先にしてしまうという意味でもあります。

明石家さんまが現在達している立場では、ほとんどの相手タレントにとっては、笑いのネタにしてくれることだけでも、ありがたいことだと思います。でも、回答者の年代の人がが同様のあり方である場合に、それがプラスになるかは疑問です。

それから、10位に入った出川哲朗(53歳)が好感が持たれるタレントとなったのは、ごく最近です。彼は、40歳くらいにおいては、様々な不名誉なランキングの上位に位置しており、中には殿堂入りしたものあるようです。このため、回答者の年代において、直接に参考になるかは少し疑問出す。

つけ加えるならば、有吉弘行(42歳)の地上波におけるあり方は、例えば7年前とは今とはかなり異なっています。7年前といえば、彼にとって初めての冠番組である「有吉AKB共和国」(2010年3月29日-2016年3月)が始まった年です。


このようなことを考えるならば、回答者の参考になりやすいタレントは、年齢の範囲を広げても30代半ばまでのように思います。該当するタレントをランキング上位から記すると指原莉乃(24歳)、カズレーザー(32歳)、手越祐也(29歳)、小島瑠璃子(23歳)、近藤春菜(34歳)です。

この5人の中で、コメントだけに基づいて参考になると判断されるのは、カズレーザーだと思います。彼に対するコメントは、「正直で包み隠さずって感じがする」と「ニュートラルなポジションで上に媚びていない」です。

これに対して、参考にすることが難しそうに見えるのは手越祐也です(あくまでも私の考えです)。彼に対するコメントは「彼以上のポジティブな人は見たことがない」と「何をしても許される感は一種の才能だなと思う」だからです。私は、「一種の才能」を得ることは誰にでもできることではないと思います。


このブログで記事にすることが多い指原莉乃は、少なくとも2つの点において、参考になると思います。1つは、ハンディーがある研究生の出身にも関わらずAKB48選抜総選挙において1位になったことです。そして、もう一つは週刊文春の例の記事がもたらした大きなマイナスにもかかわらず、人気タレントになったことです。人気タレントになったことは今回のランクインでも分かります。

かつてのAKB48には、神7と呼ばれた奉られていた7人のメンバーがいました。早めに卒業した前田敦子を除いた6人を、指原莉乃AKB48選抜総選挙において抜いて1位になりました。
彼女が成功したのは、文春記事のお陰だと認識している人がいるようですが、それは間違えです。文春記事の記事の直前に行われたAKB48選抜総選挙2012において彼女は4位になっていたからです。この年までの彼女の順位は27位->19位->9位->4位と上昇し続けていました。このため、順当に行けば1位になる可能性が高いメンバーであり、それが故にアンチAKB48のターゲットになったともいえます。
彼女はHKT48に移動した翌年の春に、貢献が認められてHKT48の劇場支配人になりました。AKB関係の仕事(握手会などのイベント、HKT48の劇場支配人*1)で時間を取られているのにも関わらず、彼女には在京局におけるレギュラー番組だけでも3本(全てMC)あります。

指原莉乃は参考になりえますが、その本質は分かりにくいので、彼女から十分に学ぶことができる人はそんなには多くないと思います。例えば、彼女が頭の良いことは、彼女が月1で出演している「ワイドナショー」を観ると、社会経験が多い人の場合には分かりやすいようですが、そうではない人もいるようだからです。彼女に対するコメントを「自虐で登りつめたと思う」とした女性も、彼女の本質ではなく表面上のことのみを見ている可能性があります。なお、もう1つのコメントは「女子特有の嫌味な感じがない」でした。


ーー以上ーー

*1:新設グループであるSTU48の劇場支配人を務めることになりましたが、多忙なためにどのくらい関与できるかは不明です

「さしこく~サシで告白する勇気をあなたに~」(フジテレビ)のAKB48系後継番組がないらしいことが意味するもの

6ヶ月にわたって放送された「さしこく~サシで告白する勇気をあなたに~」(フジテレビ、水曜深夜)は3月で終了しました。これは、最終回となった放送の冒頭において、MCの指原莉乃HKT48)がもう一人のMCである山崎弘也の言葉に応答する形で発表されました(3月15日深夜)。

この時間枠においては、指原莉乃ともう一人のタレントがMCを務めるAKB系番組が3年間(2013年10月~2017年3月)続いてきました。しかし、AKB系番組としての継続番組はないようです。このことは、後にのべるように、AKB系に対する需要の低下を反映しているように見えます。

AKB系番組として継続番組がないという推測は、フジテレビが新番組として発表されたもの中には、彼女がリリー・フランキーと共にMCを務める「SML」(仮)(毎週日曜25:25~25:55、4月16日~)はありましたが、AKB系の新番組はなかったからです。ちなみに、「SML」は「指原ミッドナイト・リリー」の略ですから、彼女とリリー・フランキー冠番組とも言えます。

したがって、指原莉乃がMCを務める番組という観点では、4月からも続くことになります。二人のコンビは「AKB映像センター」(毎週日曜24:55~25:10、 2013年4~9月)以来です。日曜深夜に指原MCの番組が復活したとも見なせます。

この時期との違いは、指原莉乃のMCに対する評価と需要が増えたことです。最近、特に増えていることに関することは、以下のブログ記事において記載していますので、ここでは述べません。
natuka-shinobu.hatenablog.com


私の推測が正しければ、「さしこく…」に終了によってフジテレビにおけるAKB系の番組はなくなりました(以下、この前提で記載します)。私には予感がありましたが、AKB48グループのファン(以下AKB48グループファン)にはその危機感は乏しかったようです。私が検知したことは、この番組は面白くないというAKB48グループファンによる批判があったということでした。

今番組は、応募してきた視聴者の告白を番組がサポートするというものでした。番組の前半ではスタジオにおいて告白チャレンジャーが紹介されます。そして、MCの二人、告白ナビゲーターともに告白プランを考えます。この際には、AKB48グループのメンバーが二名参加しました。なお、北原里英(NGT48)以外のメンバーが大きく役立ったという記憶はありません。

この後、告白チャレンジャーが告白するビデオが流され、これをMCの二人が見守ります。なお、告白された相手が了承しない場合には、スタジオ収録を含めて放送はありません。このため、お蔵入りになる収録が、特に初期においては稀ではなかったようです。


「さしこく…」の企画は、AKB48の45枚目のシングル「LOVE TRIP/しあわせを分けなさい」における「LOVE TRIP」のMVに発想を得ていると思います。このMVでは、AKB48グループがバスに乗って、全国各地で、告白をサポートする体(てい)なっているからです。AKBグループ由来であるのにもからわらず、AKB48グループファンからの(あまり言葉遣いがよくない)批判があったことは、番組側としては心外だったかもしれません。

心外であったと推測するのは、番組側の観点では、フジテレビ側とAKB側の2つに分けるならば、AKB48グループファンはAKB側だからです。しかしながら、一部のAKB48グループファンの観点では、サービス受給者である自分たち側と、サービス供給者側(AKB48グループ、フジテレビ)に2分されるのだろうと思います。

自分たちがサービス受給側であると、AKB48グループファンの一部が認識することは自由です。でも、その場合にはフジテレビの世界観も理解する必要があります。このことは、特に批判をする場合に必要です。

AKB系としての継続番組がなかったことは、この枠において、これ以上の関わりを避けることがお互いのためだという判断があったとしても不思議ではありません。この他に、AKBという制約がない方が番組を作りやすいという考えもあったかもしれません。


フジテレビにおいて3年間放送されてきたAKB系番組において、前半の3番組(2013年10月~2015年9月)は、AKB系の番組を指原莉乃がMCをしている体(てい)でした。これに対して後半の2番組(2015年4月~2017年3月)は、指原莉乃冠番組AKB48グループのメンバーが出演しているという体でした。つまり、前半と後半には大きな違いがあるということです。

具体的には、前半の番組は「恋愛総選挙」(2014年4~9月)、「※AKB調べ」(2014年10月~2015年3月)、「僕らが考える夜」(2015年4~9月)でした。そして、後半の番組は「指原カイワイズ」(2015年10月~2016年9月)、「さしこく~サシで告白する勇気をあなたに~」(2016年10月~2017年3月)でした。

「僕らが考える夜」について私は、AKB48グループにプラスをもたらす番組だと見なしていました。残念ながらメンバーは、世の中ではあまり考えていないという印象を持たれていることが多いようですが、実はシッカリと考えていることが分かるからです。

しかしながら、この番組には、AKB48グループファンからの批判が目立ちました。面白くないという理由においてです。大部分は、サービス受給者としての意識が強いファンからなのだろうと推測します。このあり方が、3年間の前半と後半に違いを起こした要因の1つであっても不思議ではありません。


AKB系番組の枠においては、AKB系である度合が、上記のように2段階で減りました。1年半前には度合が減っただけでしたが、今回はゼロになったことです。これは、初めにふれたように、AKB系番組に対する需要の低下の反映のように見えます。

需要の低下としては、まず、世の中におけるAKB48グループへの関心が薄れたことあります。このことは多くの人が認識していると思いますが、認識度が低いそれ以外のものがあります。それは、AKBファンにおいて、AKB系番組に興味を持つ人の割合が減ったことです。これを大まかに説明するならば、AKBグループのグループとメンバーが増えた結果です。

現在は国内には5つのグループ(AKB48SKE48NMB48HKT48、NGT48)があり、夏にはSTU48が発足します。そして、現時点でもメンバー数は300人を超えます。この増加にもかかわらず、ファンの総数がそれに見合うほど増えたという話は聞いていません。


AKB48グループファンにおいては、自分の推しメン(強く応援するメンバー)にしか興味を持たないファンの割合が他のアイドルグループに比べて多いような感じを受けます。これに加えて、推しグループにしか興味を持たない人の割合も少なくないようです。

興味を持っているメンバー/グループが出演しないとAKB系の番組を観ないならば、メンバーとグループの数が増えれば、視聴するファンの割合が少なくことは当然の成り行きです。この他、AKB48が右上がりの時期おいては、支援しようとする意識のファンの割合が多かったのに対して、現在ではサービス受給者としての意識を有するファンの割合が増えていることが拍車をかけているように見えます。


フジテレビのAKB系番組を観る割合は、比較という観点では、AKB48HKT48のファンの割合は多く、SKE48NMB48のファンの割合が少なかったと推測します。スタジオ収録に出演したメンバーはAKB48メンバーが多く、MCはHKT48指原莉乃だからです。

最初の方でふれたように、この番組に出演するメンバーでは北原里英が効いていました。しかしながら彼女は、今年の収録(1月10月、2月7日)[4回の放送に相当]には参加していません。この2つの収録に参加したのはAKB48の若手とHKT48メンバーです。このことから、おそらく「さしこく…」は3月までだと私は予測していました。番組の内容よりもそれ以外(今回は視聴者を増やすこと)が優先される様になることは、番組が終わるサインの一つだからです。


より多くの割合のAKBファンに観てもらうためには、できるだけ多く、多数派であるAKBメンバーを出演されることが有効です。これに該当する番組は「AKBINGO」(日本テレビ、2008年10月~)です。番組の基本形態では、20~30人のメンバーが雛壇に座るようです。このようにメンバーの出演機会は多いですが、AKB48グループファン以外における視聴と注目は低いようです。

これと反対に外部の注目を得ることを意識している番組は、指原莉乃後藤輝基と共にMCを務める「HKT48のおでかけ!」(2013年1月~)です。AKB48グループが右上がりである時代の後にデビューしたHKT48は、AKB48グループファン以外からファンを獲得することを当初から意識してしています。この番組の方針はこれを反映したものだと思います。

最近では、MCの二人のトークを目当てに番組を観る人が増えきたようです。トーク部分は、メンバーのお出かけロケの前に流されるものです。いわば、トーク部分は客寄せパンダの役目を果たしています。

この番組については、トーク部分を主に記載したネット記事が毎回書かれます。もちろん、このトークがなければ、記事にはならないと思います。しかしながら、これを削れと主張するファンが(最近は減っているものの)存在するようです。度合はともかく、サービス受給者という意識が強い人は、どこにでもいるのだと思います。


ーー以上ーー

指原莉乃が藤井貴彦アナと共にMCを務めた「悪い奴らは許さない!」直撃!怒りの告発スペシャル」(日本テレビ、2017年3月15日19:00-20:54)について

「悪い奴らは許さない!」直撃!怒りの告発スペシャ」(日本テレビ、2017年3月15日19:00-20:54)を観ました。

この番組は、タイトル通りの報道番組であり、長い間の取材を基に作られていました。MCは藤井貴彦日本テレビ・アナウンサー)と指原莉乃であり、タレントの寺島進三田寛子吉本実憂の他に、弁護士の菅野朋子、菊地幸夫が出演していました。寺島進は怒りの担当、三田寛子は“なごやか”担当、吉本実憂はビジュアル担当だったのだろうと思います。


私がこの番組を観たのは、以下の記事を書いたためです。この記事では、指原莉乃が過去4ヶ月(2016年12月~2017年3月)にMCを務めた番組(計8番組)について表を掲載しています。他の7番組は全て観ていたので、この番組も観ることにしたのです。
natuka-shinobu.hatenablog.com


指原莉乃のMCは、予想以上に番組にハマっていました。目線はシッカリと前を見据えており、声も明瞭であり、報道番組に似つかわしいものでした。私には彼女の声質はこの種の番組に意外にあっているように見えました。

彼女が今までMCを務めてきた番組は主にバラエティー番組です。番組の冒頭でも藤井貴彦アナと以下の会話がありました。

指原:私、ここ(MC席)でいいんですか?
藤井:指原さん、報道担当なさったことはあるんですか?
指原:報道関係のスタッフにまず初めて会いました。
藤井:そうですか、いやでも、この番組は正にそういった犯罪から遠いところにいらっしゃる指原さんのような方に観ていただきたい番組なんです。

確かに藤井貴彦アナの言わんがすること分かります。私も彼女が出演しなければ、この番組は観なかったと思うからです。


指原莉乃がこの番組に呼ばれたのは、彼女がMCを水卜麻美アナと共に務めた「上には上がいるもんだ」(2017年1月7日)に、藤井貴彦アナがゲストである羽鳥慎一の同期として出演したことがキッカケだと思います。この番組は彼の他に小山慶一郎も出演していますので、日本テレビの報道番組である「news every」の関係者も注目していたのだろうと思います。

今回の番組で扱った犯罪トピックの一つは、「news every」で報道したこと(2016年4月14日)を継続取材したものでした。このことから、番組には「news every」のスタッフが多く関与していると推測します。

指原莉乃は様々なバラエティー番組に出演し、それぞれの番組においてそれに合わせた役割を担っています。そのあり方は番組の内容だけではなく、NHKと民放でも違いがあります。また、民放でも時間帯(昼前、ゴールタイム、深夜)によって違います。今回の番組における彼女も、番組のあり方に合わせのに過ぎないのかもしれません。そして、結果的にバリエーションが1つ増えたということになります。

ちなみに、「上には上がいるもんだ」は遅めのゴールデンタイム(21:00-20:54)ですので、彼女はゲストにツッコんだり、弄ったりする役も担っていました。その対象には、その対象には羽鳥慎一も含まれていました。


今回の番組で扱った犯罪トピックは、以下のものでした。

  • 元同僚による女性の部屋(男性と同居中)の盗聴
  • 生活保護を不正受給して余裕の生活をしていた女性
  • お試し用の高額デモ機(オーディオ製品など)を返さずに、横流し(「news every」)
  • 売り上を奪われた店経営者
  • 女風呂の組織的な盗撮(実行犯は女性)
  • 代金の未払いによる商品の騙し取り(商品は格安販売店で売られていた)
  • 電車における痴漢

以下では、「売り上を奪われた店経営者」と「電車における痴漢」以外について、記載します。この2つもあってはならないことなのですが、以前からあるな犯罪であるので、これらから新しい知見が得たわけではないのです。


この番組において私が初めて知った犯罪は、デモ機の横流しです。デモ機を貸りた女性は返却を促されると、最初は丁寧なメイルで謝罪ともに、返却を約束をします。でも、やがて連絡がつかなくなります。最初の謝罪と返却の約束は時間稼ぎするためだと思います。また、弁護士による文書を送って、被害者の要求を諦めさせようとし、結果的に泣き寝入りした会社もあります。

「news every」の報道後にも、彼女による被害にあった人が存在します。日本テレビによるさらなる調査と追求の結果、この犯人は起訴、勾留されているようです。でも、彼女による犯罪は氷山の一角だろうと思います。この種の犯罪を防ぐためには、行われた犯罪について多くの人が知ることができる仕組みが必要だと思います。


代金の未払いによる商品の騙し取りも、含めて巧妙な手口です。最初はキチンと支払うのですが、段々と取引金額を多くして、最後には支払わなくなります。そして、最後の製品を受け取ると会社は廃業の形をとり、姿をくらまします。警察としては、最初は料金を支払ったことと、民事不介入の原則があるので対処が難しい場合が多いようです。


盗聴について今回始めて知ったことは、盗聴したことだけには罪にならないらしいことです。日本テレビが突き止めた犯人が逮捕されたのは、物品(ノートパソコン、下着)を盗んだためだと思います。なお、犯人が住居に侵入できたのは、被害者女性が会社に置いたままであった鍵をコピーしたからでした。


生活保護の不正受給の件には本筋ではないところで驚きました。生活保護を受けている際には運転は禁止されていることです。理由は事故をしたならば、その保証ができないためだからとのことです。でも、生活保護から脱するために車が必要な場合もありますし、都会でなければ車がなければ生活できないような地域もあります。このため、一律に禁止することには、どんなものかとは思いました。

でも、完全に許容すると、一般的な感覚にてらすと許容範囲外のことをする人もいますので難しいと思います。今回の不正受給者である女性は、住まいがそんなには辺鄙な地域ではないのにも関わらず、10キロ離れた店に毎日、車でご飯を食べに行っていました。

該当自治体である松山市は女性に、不正に受け取った保護費(約150万円)返却することを求め、受給を停止したそうです。彼女は実家に住んでおり、グループホームにいるために不在である父親の口座を管理して、金を得ていたようです。

このトピックの終わりにナレは「それから(取材から?)およそ5ヶ月、松山市は警察と協議を進めながら、女性に保護費の返還を求めていく方針だ。」と述べていますので、まだ返却が行われていないようです。


盗撮はかつては個人が、自分の楽しみにために行っているケースがほどんどであったように認識しています。でも、現在ではそれだけでなく、大きな益を得ることができる多くの人が関わるビジネスになっているようです。この種の会社は、海外に拠点を置くことなどによって摘発から逃れやすくしているようです。

今回驚いたことは、盗撮カメラがかなり小型されていることです。シャンプーの容器に組み込むことができ、それをお風呂セットに入れて撮影場所に置いておけば撮影可能です。このため、女性の協力者がいれば撮影は難しくないようです。協力者も、お風呂セットを置くだけなので罪の意識は希薄のようです。


番組全体を通して思ったことは、現代社会に生きているなら、この番組で報じたような犯罪があることは、把握しておくことが非常に望ましいことです。

特に、「お試し用の高額デモ機の横流し」と「代金の未払いによる商品の騙し取り」については、このような犯罪の存在が周知されれば、被害を被る会社は確実に減ると思います。この番組を観ないことによって、逃れられたはずの被害を被る会社がいないことを願いながら、この記事を終わります。


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「このMCなぜ凄いのか」(三枝孝臣、日刊ゲンダイに連載)における「自分を冷静に客観視 指原莉乃が秘める“偉大なるMC”の条件」とそれをふまえた考察

三枝孝臣(元・日本テレビ[~2015年6月])が日刊ゲンダイに連載している「このMCなぜ凄いのか」(日刊ゲンダイに連載)の第4回は、指原莉乃HKT48)についてでした。タイトルは「自分を冷静に客観視 指原莉乃が秘める“偉大なるMC”の条件」です。
www.nikkan-gendai.com

ちなみに、先週は第5回まで掲載されており、第1~3回は加藤浩次渡部建アンジャッシュ)、桝太一アナ(日本テレビ)、第5回は中山秀征でした。
https://www.nikkan-gendai.com/articles/columns/2928 (連載のリスト)


三枝孝臣指原莉乃について以下のように述べてから、毛利忍P(日本テレビ)から聞いたエピソードと、彼女の著書である「逆転力」(講談社、2014年8月)に基づいて記しています。

MC目線で彼女を見た時に感じるのは「瞬発力」があることです。僕自身はMCとして仕事をご一緒したことはありませんが、客観的に見て、“器の大きさ”を感じます。

自分を冷静に客観視 指原莉乃が秘める“偉大なるMC”の条件 | 日刊ゲンダイDIGITAL

三枝孝臣が毛利忍Pから聞いたエピソードは、彼女がまだ注目をされていな時代に、「AKBINGO!」(日本テレビ)のプロデューサーである彼に企画を提案した件です。ネットで調べると該当回は、2009年08月05日に放送されたようです。

この件によって毛利忍Pには、彼女をセルフプロデュースの能力があると認識したそうです。そして、このエピソードに基づいて三枝孝臣は、彼女のことを自分を客観視できると評価しています。

このあと三枝孝臣は、次のように記しています。

僕自身も新しい番組のMCの候補には、いつのまにか彼女の名前を挙げることが多くなっていました。

自分を冷静に客観視 指原莉乃が秘める“偉大なるMC”の条件 | 日刊ゲンダイDIGITAL

この「いつのまにか」は彼が日本テレビを離れる前ですから、2015年6月より前ということになります。

ちなみに、このエピソードについては、毛利忍Pが「指原の乱」(テレビ東京、2013年10月~翌年3月)で語っているところを私は観ました。ある局のプロデュースが他局の番組に出演することは、極めて稀です。しかしながら彼女の周りでは、普通は稀なことが、より多く起きるように思います。このことは、彼女がプロデュース能力を働かせる際に役立っていると思います。


三枝孝臣は「逆転力」を、彼女が人の懐に入ることが上手いことを説明するために引用しています。しかしながら私は、彼女が人の懐に入ることが上手いように見えることは結果的であり、本質的なこととは思いません。あくまでも、彼女が人の本質を瞬時に理解して、適したやり方で人に接していることの結果に過ぎないように思うからです。このため、彼の説明は、モノゴトの表面だけを見るような人には上手く伝わらない可能性があると思います。

彼の言うことによる「人の懐に入ることが上手い」ことに関連することで私が驚いたことは、彼女が、みのもんたとのMCを上手く行ったことです。具体的には、最近に第二弾が放送された「芸能人が実体験を告白!最悪の一日」(テレビ朝日、2016年9月8日、2017年3月7日)においてです。なお、両回共に小籔千豊が見届人を務めています。

私は彼女の能力は高いと評価しながらも、みのもんたは少しハードルが高いと思っていました。しかしながら、番組における彼女は、視聴者を不安がらせることは全くなく、あたかも誰でもできるようにも見えるように、自然に対応しています(この「誰でもできるようにも見せる」ことができる能力が、一般の人による彼女の評価が専門家に較べると低いことの原因になっているようです。)。

それだけではなく、彼に敬意を評しながらも、他のタレントに対することと同じように、あたり前のことのように弄っています(ゲストの橋本マナミの件)。そのようなコトも含め、みのもんたは彼女を評価しているのだろうと推測します。
news.mynavi.jp


指原莉乃がMCとして優れていることの1つは、どんな相手としても組むことができることです。例えば、局アナとコンビを組む際には、出演者に対するツッコミや弄りをすることができます。この種のことは、局アナの立場としては難しいことです。芸人とのコンビの際には、しっかりと進行を務めることができます。芸人には、スイッチが入ってしまう結果、時間に無頓着になってしまうことがありますので、その危険性がある芸人と組ませる場合には特に役立ちます、

現在、指原莉乃日本テレビ、TBS、フジテレビにおいて、1つずつのレギュラー番組(詳細*1)を持っており、その全てにおいてMCを務めています。しかしながら、様々な相手とMCを務めることができることが分かりやすいのは、単発番組においてです。このため、単発番組を説明してから、レギュラー番組について記します。

以下の表には、去年の12月以降、彼女がMCを務めた単発番組を付加情報と共に示します。計8番組なので、この4ヶ月においては、月に2回の割合になります。
私は指原ファンではないので、彼女が出演している全ての番組を把握してはいません。また、忘れた番組もあるかもしれません。このため、表には抜けや間違いがある可能性があります。その場合にはご容赦ください。

顕著なことは、半分の番組が複数回放送されているということです。特に、水卜麻美アナ(日本テレビ)と共MCを務める「上には上がいるもんだ」は、3回放送されています。指原莉乃は、台本の制約がない方が、より力を発揮できるタイプです。このため、進行を水卜麻美アナが務めてくれる番組においては、より実力を発揮できるのだろうと思います。


彼女のレギュラー番組(MCを担当)は、4月における番組編成の結果、「今夜くらべてみました」(日本テレビ)、「HKT48のおでかけ!」(TBS)、「SML」(フジテレビ)となります*2。「SML」は「指原ミッドナイト・リリー」の略ですから、MCを務める彼女とリリー・フランキー冠番組とも見なせます。

長寿番組である「HKT48のおでかけ!」(2013年1月~)の他は、非AKB48系の番組です。彼女のMC番組(レギュラー番組)を記載した表(下記)における番組のタイトルを観ると、AKB48系番組の割合の変化が分かりやすいと思います(フジテレビの番組おいて特に分かりやすいです[後述])。この傾向は、AKB48系番組に対する需要の低下と、指原莉乃のMC力への評価の増加を反映した結果だと思います。


以下、彼女がMCを務めたレギュラー番組(4月以降も含む)についての概要と変遷を、テレビ局ごとに説明します(興味がある人のみを対象にした記述です)。

指原莉乃が初めてMCを務めた番組は、日本テレビの「HaKaTa百貨店」(2012年10月~ 翌年1月)でした。この番組の趣旨は、彼女が所属するHKT48を多くの人に知ってもらうことででした。なお、彼女はこの番組を含めたHKT48への貢献が認められて、翌年には、HKT48の劇場支配人を兼務することになりました(尾崎充との二人支配人耐性)。

それまでのAKB48系番組におけるMCは芸人でしたが、この慣例を破ったのが彼女のMCとしての起用でした。彼女が単独MCを務めるこの番組は評判がよく、この系統の番組(詳細*3)は、続編も含めて合計5番組が日本テレビで放送されています。

TBSでは、2013年1月から始まった「HKT48のおでかけ!」が5年目を迎えました。この番組はHKT48メンバーのロケを、スタジオにおいてMCの指原莉乃後藤輝基が観て評する形式の番組です。

この番組においては、二人のトークが客寄せパンダになっています。放送後は毎回、二人のトークを主に記載したネット記事が書かれています。最近では、このトークを目当てに番組を観る人が増えているようであり、新たなHKT48ファンを得るために役立っているようです。

フジテレビでは、彼女がもう一人とタレントと共にMCを務める番組が、2013年4月から現在まで、2013年10月から翌年3月を除いて、途切れることなく続いています。

最初のMC番組である「AKB映像センター」(2013年4~9月)から「僕らが考える夜」(2015年4~9月)までは、AKB48グループの番組のMCを彼女が務める体(てい)でした。この後の「指原カイワイズ」(2015年10月~2016年9月)と「さしこく~サシで告白する勇気をあなたに~」(2016年10月~2017年3月)は、彼女の冠番組AKB48メンバーが約2人出演する体になっています。そして、4月からの放送される「SML」にはグループのメンバーは、事前に発表されている内容を観る限り、出演しないと予想されます。


【関連記事(最近のみ)】

natuka-shinobu.hatenablog.com

ーー以上ーー

*1:今夜くらべてみました」[日本テレビ]、「HKT48のおでかけ!」[TBS]、「さしこく~サシで告白する勇気をあなたに~」[フジテレビ]

*2:現在放送中である「さしこく~サシで告白する勇気をあなたに~」(フジテレビ)は、3月で終了すると観測されています

*3:「HaKaTa百貨店」、「HaKaTa百貨店2号館」、「HKT48トンコツ魔法少女学院」、「HaKaTa百貨店3号館」、「HKT48 vs NGT48 さしきた合戦」