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人によっては「夏かし」と呼ばれているものです。

指原莉乃プロデュースアイドルグループ≠MEの初のオリジナル曲は、タイトルがグループ名と同名でセンターが冨田菜々風。

女性アイドルグループ≠ME(ノットイコールミー、愛称:ノイミー)の初のオリジナル曲のタイトルが≠MEであり、センターが冨田菜々風(とみたななか)であることが分かりました。グループの初めてのドキュメンタリー動画である『Documentary of ≠ME』(episode0)[2019年7月14日公開]において、プロデューサーである指原莉乃の言葉を(おそらく映像を介して)メンバーが聞いている場面が映されていたからです。

オリジナル曲が作られたことが発表されて、歌詞が渡され、その曲をメンバーが聴いたのは5月31日(動画の12:10頃)です。なお、映像では音楽が被せてあり、曲は聞こえません。

そして、タイトルとセンターが発表されたのは、振り入れが行われた6月10日(14:23頃)です。センターを冨田菜々風にした理由も指原莉乃から伝えられたようですが、映像ではカットされています。これに関しては、episode1で明かされるのではと予想しています。


ご存じない方のために説明しておきますと、≠MEは、指原莉乃=LOVE(愛称:イコラブ)に続いて、代々木アニメーション学院の協力の基にプロデュースするグループです。メンバー数はイコラブと同様に12人です。

ちなみに、一昨年の8月にCDデビューをしたイコラブは好調です。5thシングル「探せ ダイヤモンドリリー」(2019年4月24日)の累計売上(オリコン)は、15.5万枚に達しています。地上波テレビにおいてレギュラー番組を持っておらず、マスコミにあまり登場しないことを考えるならば驚くべきことです(人気の中心は若い年代、女性アイドルグループとしては異例に女性ファンが多い)。

初オリジナル曲が収録されるとすれば、イコラブの6thシングルのc/w曲としてが最もありそうです。デビューCDに収録される可能性もありますが、指原莉乃はメンバーにデビュー曲とは伝えていません。

イコラブ6thの発売は、最近のリリースペースから推測すると、10月後半の前後になる可能性が高いです。しかしながら、≠MEの初ステージは8月初めのTIF(8月4日[日])のようですから、ここで初オリジナル曲が初披露されるならば、もう少し早い設定である可能性はあります。なお、初披露はイコラブとの合同コンサート(8月17日[土]、日比谷野外音楽堂)になる可能性もあります。

上で触れたように≠MEがイコラブc/w曲を経ずにCDデビューをする可能性もあります。しかしながら、初週売上順位がアーティストの紹介についてまわることを重視するならば、3位以上、できれば2位以上がほぼ確実になるまで力を貯めてデビューとする可能性が高いと思っています。


初オリジナル曲については、題名とセンターしか明かされていません。その他の情報は、落合希来里が「かわいい感じの曲」と述べているだけです。このため、初オリジナル曲については、これ以上は書きようがありません。でも、センターを冨田菜々風と想定して作った曲だと思いますので、以下では彼女のことについて少し記載することにします。

冨田菜々風を想定して作ったかと考える理由は3つあります。まず最も大きな理由は、指原莉乃は曲をセンターを想定して作ることです。今回は違いますが、彼女はイコラブではCD表題曲は、センターだけでなく衣装や振り付け、そしてMVも考えながら作っているようです。

2つ目は、冨田菜々風は2月24日の行われたマスコミに対するお披露目の際に前列の中央に配されていたことです(ナタリーの記事を参照)。3つ目は、その夜におけるイコラブの公演(銀河劇場)でのファンへのお披露目において、メンバーを代表して挨拶したからことです(動画の33分頃)。
natalie.mu

彼女が中央に配されているのは、メンバーのtwitterのトップ画像(全員共通)を含むいくつかの集合写真にわたって共通です。
https://twitter.com/tomita_nanaka (冨田菜々風のtwitter

指原莉乃は才能を見る力において優れており、決断も早いです。このため、2月24日の時点において、予想外のことが起きなければ彼女をセンターにすると決めていたと推測します。
冨田菜々風の両脇に配されるメンバーは、集合写真における配置を参考にすると、河口夏音と谷崎早耶である可能性が他のメンバーよりは高いかもしれません。もちろん、メンバーの歌と踊りなどの資質と、初オリジナル曲との親和性も重視されると思います。


冨田菜々風は鹿児島県出身であり、今春に高校を卒業した年代です。高校2年まで地元のアイドルグープSeven Colorsに所属していたようです(2015年2月~2018年3月)、≠MEのオーディションを受けた際には高校3年生でした。したがって、高校を卒業してから上京したことになります。

出身高校は、ネットの情報が正しければ、地元にある共学の某私立高であったようです。推測するコースに通っていたならば、芸能活動はしやすい環境だったと思います*1。家庭は芸能活動に協力的であり、3人姉妹の長女(彼女は次女)も、かつてはSeven Colorsに所属していたようです。

彼女が少なくとも普通に歌えることと踊れることは、経歴から分かります。さらに、歌が上手いことはshowroomで歌っているところを見た人は分かること思います。この業界で歌が上手い人は稀ではないのですが、彼女の良いところは音質が良いところだと思います。メンバーからは、歌と踊りが上手いだけでなく、(上記動画などを見ると)リーダーシップもあると評価されているようです。

お披露目の際の彼女は、美人であるが野暮ったいという感じました。しかしながら、上京してからの彼女は、(特に最近はかなり)ビジュアルが向上しました。

上京したことにより、イコラブのメンバーの紹介などによって、芸能人が行くような美容室にも行くようになったと思います。また、ある程度以上の収入を得るようになったことも伴い、選ぶことができる服の種類も格段と増えたと思います。この他に、化粧術や表情などの見せ方にも向上があったと思います。

それらのことは、twitterに載せる写真からも分かります。
https://twitter.com/tomita_nanaka/status/1148960099701948418 (tweetの例)。


現時点における彼女は、≠MEにおける超人気メンバーというわけではありません。このことには、≠MEがグループとして、歌をステージなどで披露したことがないので、彼女の良さをアピールできる機会がないことが影響していると思います。

現時点の人気は、twitterフォロワーや握手会人気から判断すると、鈴木瞳美と谷崎早耶が2トップです。その人気をもたらしたキッカケは、知名度があるグループの元メンバーであることです。それぞれ、ふわふわ[卒業発表:2018年4月]と、2代目少女隊2代目[卒業:2018年1月、解散:2018年10月]の出身です。

以前からのファンなどによる直接の寄与はtwitter開設(2月20日)からすぐの間(例えば1ヶ月)に集中していると思います。右の積上げ型の棒グラフをみると、存続するグループの出身である鈴木瞳美においてより大きかったと推測されます。

最初にフォロワーが多かったことは、それ以降の増加に寄与していると思います。≠MEに興味を持った人が12人全員を知ることは大変なので、とりあえずこの2人(またはその1人)から注目した結果だと推測されます。

6月以降のフォロワー増(約50日間)についても同様のグラフを右に示します。開設からの累計フォロワー順に棒を書いているので、両グラフに違いがあることも分かります。

この記事において注目した冨田菜々風のフォロワーが、最近は順調に増えていることが分かります。初オリジナル曲が披露されると増加速度が(度合いはともかく)増えると推測します。センターであることが分かっただけでも通常よりは多い増加があったからです。

もちろん、他のメンバーのフォロワー増加速度も概して増えると思います。現時点ではそれが明らかに分かるのは冨田菜々風だけだということだけです。

上のグラフにおいて注記に値することは、尾木波菜が2番目の増加であることです。彼女のコミュ力が強いとされています。それがこの増加にプラスになっているならば、2推し以上が多いタイプである可能性もあります。


私は≠MEには期待しています。指原莉乃のプロデュースする曲を気にいっており、≠MEはイコラブに次ぐ媒体だからです。イコラブのように幾つものCDをリリースするグループになってほしいと願います。

そのためには、当然のことながら、楽曲の力だけではなく人気も重要です。このためには、フォロワーも多いことに越したことがありません。


ーー以上ーー

*1:全国的にはあるスポーツによって有名のようです。

2019年前半における=LOVE(愛称:イコラブ)メンバーのtwitterフォロワー増について

7月になって七夕も過ぎましたので、忘れないうちに2019年前半におけることを書いておきます。具体的には、=LOVE(愛称:イコラブ)のtwitterフォロワー増についてです。

齊藤なぎさのフォロワー増の勢いは圧倒的です。彼女がそれまでトップであった大谷映美里をかわして1位になったのは、「スカッとジャパン」(フジテレビ)の1分間ドラマへの出演(2018年6月11日)がキッカケです。

そして、今年の5月13日には「 しゃべくり007」(日本テレビ)にも指原莉乃関係のゲストとして出演しました。結果的に5月におけるフォロワー増は約23,000人となり、前月における増加(約5250人)の4倍以上になりました。

大谷映美里のフォロワー増加は、齊藤なぎさほどではないものの順調です。6月中に10万人を超えました。


2019年前半におけるフォロワー増については、1月からのフォロワー数の推移を折れ線グラフに掲載してもいいのですが、そうするとこの2人以外には注目が行かない可能性があります。そこで、積み上げ型の棒グラフにしました。


工夫したのは6月(空色)、5月(オレンジ)、4月(灰色)と近い月から積み上げたことと、横軸を1万人にまでしかとらなかったことです。メンバーの上からの掲載順は、1月初めにおけるフォロワー数の順です。

この表示では、6月における増加は空色だけを見ればわかります。そして、例えば2019年度第1四半期については、空色、オレンジ、灰色までの積み上げを見れば分ります。


齊藤なぎさにおける横棒は空色とオレンジだけで構成されています。これによって、この2ヶ月で1万人以上増えたことが分かります。他のメンバーよりも著しく増加ペースが速いことは分かりますが、それ以上のことは分からないので、必然的に注目は他のメンバーにも及ぶことになります。


上記2色に灰色(4月)と黄オレンジ(3月)を加えた4色だけで1万人が占められるのは、大谷映美里野口衣織です。

大谷映美里にはファッションブランドのモデル仕事(ハニーシナモン、titty&Co)やDHCテレビへの出演など、外仕事が好調です。ハニーシナモンでは秋のモデルにも採用され、今までと同様にコラボ服も発売されるようです。なお、活動によるフォロワー増は、twitterよりもインスタグラムにおいて起こり易い業界のようです。

野口衣織の5月以降における増加が大きいのは、5thシングル(4月24日発売)において佐々木舞香とのユニット曲「虹の素」が作られた効果だと思います(あのMVは雨の季節に似合います)。この増加の結果、6月初めに累積フォロワー数において3番目になりました。


佐々木舞香と髙松瞳は、上記4色に紺(2月)を加えた5色で1万人が占められました。佐々木舞香にはユニット曲の他に、舞台「脳漿炸裂ガール 〜人間動物園〜 」(7月11~15日)への出演が決まったことがプラスになったようです。

ちなみに、諸橋沙夏もある舞台に出演する予定でしたが、学業ために断念をせざるを得なくなりました。これはマイナスに作用したと思われ、6月における増加は11番目になりました(12番目は山本杏奈)。また、上記5色に緑(1月)を加えても1万人を超えませんでした。


この図の表示では、佐竹のん乃が2019年前半におけるフォロワー増において好調であることが分かりやすいです。この上昇には彼女のコミュ力が大きく貢献しています。

彼女は上述の諸橋沙夏を優って6番目です。この増加の結果、佐竹のん乃は現在までの累積フォロワー数において大場花菜を上回って10位となりました。順当にいけば、近未来においてフォロワー数において山本杏奈を交わして9位になりそうです。

佐竹のん乃が急上昇した結果、累積フォロワー数における11位と、12位の瀧脇笙古の差は大きくなりました。累積フォロワー数の折れ線グラフで表すと、瀧脇笙古が一人だけが順調でないように見えてしまった可能性があります。

でも、この表示では、彼女の上半期フォロワー増が齋藤樹愛羅に次ぐ9番目であることが分かります。彼女はきれいになったと評判であり、勢いもあります。


上半期フォロワー増の10~12位は、約7700増~約7830増の間に密集しています。具体的には多い順に音嶋莉沙山本杏奈大場花菜です。

音嶋莉沙齊藤なぎさと共にファッションブランドのモデル仕事(Ank Rouge)をしました。しかしながら、大谷映美里における記載でも書きましたが、この部類の仕事でのtwitterにおけるフォロワー増はそれほどではなさそうです。ちなみに彼女と諸橋沙夏も、大谷映美里よりは開始は遅れましたがインスタグラムをしています。

山本杏奈は FM FUJIにおいて4月からパーソナリティーを務める番組「=LOVE山本杏奈の真夜中Labo」が始まりましたので、twitterフォロワー数にプラスの効果をもたらすのではと期待していました。しかしながら、今のところは見えません。

彼女はshowroomを毎日行うことを続けています。例えば週1を週2にして効果が1.5倍になったものを週7にしてもそんなに効果は増えないことが一般的ですが、毎日行うことに思い入れがあるのだろうと思います。

大場花菜は上半期フォロワー増では最下位でしたが、そんなに悪い状態ではありません。6月では6位であり、7月も9日までは9位であるからです。ちなみに最近に描き始めたメンバーの漫画は好評です。


ーー以上ーー

指原莉乃がタレントパワーランキング[日経エンターテイメント7月号]の女性アイドル部門(個人)で4連覇したことを、最新号で提供されたデータを併せて考察する。

一ヶ月前のことですがタレントパワーランキング2019が発表されました(日経エンターテイメント7月号)。総合ランキングの1位から3位はサンドイッチマンマツコ・デラックス綾瀬はるかでした。ちなみに利用されたデータは2月時点のものです。

女性アイドル部門(個人)のトップは指原莉乃でした。彼女についてのデータが8月号のある記事においてさらに提供されましたので、それも併せて女性アイドル部門(個人)について記載します。


1位となった指原莉乃は2016年から4年連続の1位となりました。女性アイドル部門(個人)は2013年に設立されたようであり、その年から2015年まで9位、5位、2位と順位を上げて2016年に1位になりました。彼女は、今年の4月28日にHKT48を卒業しましたので、一度も順位を下げないまま、このランキングも卒業になりました。

ちなみに、彼女はミュージシャン(個人)におけるトップ30でも28位にランクインしています。手元にある2017年のランキングでも、27位に入っています。2018年おけるタレントパワーが28.5ポイントであり、2017年と2019年よりも高いので(値は以下の表を参照)、2018年もトップ30にランクインしていた可能性が高いです。


今年の順位では、2位が白石麻衣で3位が百田夏菜子です。白石麻衣の2位は2年連続です。

2017年には2位であり、2018年は3位であった山本彩は、女性アイドル部門(個人)の対象にならなかったようです(NMB48卒業:2018年11月)。彼女は歌手を目指しているようなので、ランクインするならばミュージシャン(個人)に該当するのでしょうが、そのトップ30には入っていません。


トップ10に山本彩を加えた11人について、2013年からの順位(20位以内の場合)を表に示します。なお、年齢は7月号を購入した時点で調べたものですから、現在の年齢と違う者もいるかもしれません。

AKB48グループの今年のトップテン入りは、指原莉乃以外では7~9位となった3人(柏木由紀峯岸みなみ横山由依)だけです。3人共に26歳以上なので、来年に急激に順位を上げることはなさそうです。このため、トップ5にAKB48グループが一人もいなくなる可能性もあります。もしそうなれば、2013年以降で初めてです。

でも、そうでなったとしても、落胆するAKB48グループのファンは意外と少ないかもしれません。指原莉乃が1位を続けても、ファン全体として大喜びした様子はなかったからです。AKB48グループでは、メンバーを競わせることを秋元康がプロモーションとして利用した結果、推しメン以外のメンバーの成功を喜ばない者が、ノイジー・マイノリティーにおいて多いようです。もちろん、サイレント・マジョリティーにおいては、それにくらべれば極めて少ないのだろうとは思います。

女性アイドル部門(個人)が来年もあれば、トップ5は百田夏菜子以外は坂道シリーズが占める可能性が高いと推測します。順当に行けばトップは白石麻衣となるのでしょうが、乃木坂46に詳しくない私は彼女の卒業時期についてどのように推測されているかが分かりません。

なお、私には乃木坂46がこの世の春を迎えているように見えるのですが、詳しい人の中には、少し違う見解を有する人もいるようです。ちなみに、坂道シリーズでは新しくできたグループの方が勢いがあるようです。


さて、山本彩が2位になった2017年の7月号では、12カテゴリー(10代から60代野男女別)でのタレントパワーを示す横型棒グラフを用いて、指原莉乃と彼女を比較しています(pp22)。これは、日経エンターテイメントが翌年の山本彩に期待していた反映かもしれませんが、実際には前述のように白石麻衣が彼女を抜いて2位になっています。

日経エンターテイメントの意図はともあれ、指原莉乃の年代男女別のタレントパワーは有用なデータです(少し下に2019年2月のデータも示します)。

右に引用したグラフで分かるように、タレントパワーが30ポイント以上であるカテゴリーは10代と20代の女性、30代と50代の男性でした。そして、20ポイント以下のカテゴリーは60代女性だけでした。

まず分かるのは指原莉乃は、若い女性に人気があるということです。AKB48グループのメンバーにおいては、若い男性のファンの割合がかなり高い者がほとんどのようなので、彼女のような傾向を有する者は珍しい存在です。

注意が必要なのは、若い男性のファンの割合がかなり高いメンバーが多いということは、女性アイドルグループに共通ではないことです。恋愛禁止令が少なくても建前としては存在することが、ファン獲得のためにプラス作用があるとみなされているAKB48グループでは極めて顕著ということにすぎません。

例えば、指原莉乃がプロデュースする女性アイドルグループ=LOVE(愛称:イコラブ、12人組)*1は女性アイドルグループとしては女性ファンが多いことで知られています。具体的には、女性ファンの方が多いメンバーが少なくても1/4はいます。また、他のメンバーに較べると男性ファンの割合が高いメンバーでも、その割合が極端に高いわけでないようです。ちなみにイコラブは恋愛禁止も選抜制もないことなど、あり方がAKB48グループとはかなり違います。


若い年代の男性における指原莉乃のタレントパワーでは、20代(ほぼ28ポイント)の方が10代(ほぼ22ポイント)よりも大きかったです。調査の当時は24歳であった彼女と同じ年代である20代において、彼女よりも若い10代においてよりも値が大きいことは分かり易いです。

似たような傾向は、彼女よりも一歳下である山本彩にもありました(図は掲載せず)。彼女の場合、30ポイント以上が20代と30代の男性、および10代と20代の女性であり、この中で最も大きいのが10代女性であり、次が20代女性でした。ちなみに、10代男性では20ポイント以下でした。

指原莉乃との違いは男性の40代以上、女性の30代以上において急にタレントパワーが下ることでした。山本彩の場合、これらのカテゴリーにおいて最もタレントパワーが大きい50代男性と30代女性でも22ポイントくらいでした。さらに、60代の男性、および50代と60代の女性性では10ポイント以下であり、特に60代女性は3ポイント程度でした。

これに対して、指原莉乃の場合は年齢が高くなってもタレントパワーは減りませんでした。これが著しく現れているのは、30代と50代の男性おいて30ポイント以上であることでした。

20ポイント以下は60代女性だけでした。しかも、他のカテゴリーにより低いといっても18ポイントであり、約3ポイントであった山本彩と比べればかなり高かったです。なお、年齢が高いと女性におけるタレントパワーの方が低い傾向は山本彩と同様でした。

2人以外についてのカテゴリー別データはありませんが、指原莉乃のように年代が高くなってもファンが減らないメンバーは、AKB48グループにおいては稀のようです。


2年後の2019年2月における同形式のデータは、日経エンターテイメントの8月号において提供されています。具体的には指原莉乃へのインタビュー(pp110~112)の後に続く「“効果的なパンチワード ”を武器にバラエティ番組の新女王として君臨」(pp113~114)という記事の2ページ目においてです。

2年前と比べて顕著なのは、年齢が高い全てのカテゴリーにおいてパワーポイントが大きいことです。12個の全カテゴリーの内の11で25ポイント以上です。例外は10代男性です(18ポイント)。

最高ポイントを博するのは50代男性です(約35ポイント)。ちなみに、彼女がワイドナショーで共演する松本人志はこのカテゴリーです。50代男性の次に大きいのは、ほぼ30ポイントである4カテゴリーであり、値が大きい順に30代男性、30代女性、40代男性、10代女性です。

2年前に較べると、女性におけるタレントパワーの増加が顕著です、2年前には全カテゴリーのなかで最小であった60代女性(約18ポイント)は、約27ポイントに増加しています。この値は60代男性とほぼ同じです。


このような2年間における上昇には、長い間に少しづつ推移してきた彼女の出演番組の変化が影響していると思います。

以前は出演番組が多いといっても、AKB48グループ関連である深夜番組がほとんどであり、そのような時間での視聴が比較的容易な若い年代による視聴の割合が高かったと思います。これに対して現在では、全ての番組が一般向けであり、放送時間も年齢が高い世代が見やすい時間帯の番組がほとんどです。

深夜に放送されている週1のレギュラー番組は「いまだにファンです!」(テレビ朝日、土曜深夜)だけです。ちなみに、今田耕司と共にMCを努めるこの番組は、放送が始まった2019年に4月において、「2019年4月度ギャラクシー賞月間賞」を受賞しています。

特に年齢が高い世代に対してに効果的なのは、ワイドナショーへの月にほぼ1度のベースでの出演(ゲストコメンテーター)と、この年代が愛好するNHKの番組への出演だと思います。後者は具体的には「ガッテン!」の準レギュラー出演と、ほぼ3ヶ月に1度のペースで放送される冠番組「さし旅」です。

ワイドナショーへの出演では、バラエティーを意識しながらも受け手も意識した発言と共に、彼女がいることによって会話のパス回しが良くなって場が活性化されることも評価されているだろうと思います。

彼女の頭が良いことには、大学に進学しなかったこともあって網羅的知識がないために、彼女が出演を初めた頃に気づいた視聴者は少なかったようです。でも、長い間に渡って出演していることで、理解する人の割合が徐々に増えて、最近では大部分の視聴者が理解しているようです。ちなみに、ファンによる記録によると、彼女のゲストコメンテーターとしての出演は、古畑憲寿に続いて多いようです。


現時点(2019年7月9日)における世の中における彼女への評価は2月よりも高くなっていると推測します。これは例のNGT48事件がもたらしたものです。理由は2つあります。

1つ目は、今まではAKB48グループに問題が起きると、AKSの代わりに謝らざるをえない有名メンバーを叩きやすいので叩いていたような人たちが、問題の本質的な根源はAKSにあることに気づいたことです。そしてもう1つは、この件に対する彼女のコメントを通して、AKB48グループのメンバーの中では彼女が最もしっかりしていることに気づいた人が多いということです。もちろん、ものごとを2つに分類することを心地よく感じ、一旦決めた分類にこだわるタイプの人にはほとんど影響がなかったと思います。


2年前のデータに比べてパワーポイントが少し減ったカテゴリーもあります。10代の男女、20代の女性、30代の男性です。ちなみに、2年前のデータでは最もタレントパワーが大きかった30代男性はその座を50代男性に譲ったのですが、それでも2番目に値は大きいです。

しかしながら、2年前のデータを参照していない日経エンターテイメントの記事は少し違う見解を有しているようです。記事においてグラフが参照されているセクションのタイトルは“50代男性と10代女性が支持”となっているからです。

記事の記載は「年齢別支持で最も高いのは50代男性(上図参照)。一方、10代では女性からの支持が高いという、独特のポジションとなった。」となっています。そして、グラフへの注釈は「10代では男性18ポイント、女性29.3ポイントと大差がついく。」というものです。

“2年前に較べると”大差がついたことは間違えはありません。2年前のグラフからは、10代では男性が約23ポイントであり、女性が32ポイントと読み取れるからです。単純に推測すれば、指原莉乃が10代においては男性よりも女性に人気があるということに、日経エンターテイメントが2年遅れで気がついたということになります。


日経エンターテイメント提供データはともかく、twitterで観測すると、若い女性において彼女への関心度が増えていると実感します。

ここで彼女のtwitterについて少しだけ記載することにします。 twitterフォロワー数は約255万人であり、このサイトに基づくと日本の個人twitterアカウントとしては16番目に多いです。ちなみに、個人/団体等を区別しないならば、フォロワー数が最も近いアカウントは、現時点では東京ディズニーリゾートPR【公式】です。

最近の新規フォロワーでは、プロファイルにおいてAKB48グループについて記載をほとんど見かけません。これは彼女が卒業したからでなく、2年前くらいから顕著になってきたことです。フォロワーが東京ディズニーランドレベルに達していますから、彼女のフォロワーになる可能性があるAKB48グループのファンのかなりの割合が、既にフォロワーなのだろうと思います。ちなみに、彼女がAKB48関係のtweetを数多く連投すると、それまで順調であったフォロワー増加ペースが減速するという現象を1度ならず見たことがあります(表面的に関連性があるように見えるだけである可能性もあります)。フォロワーの大部分がAKB48グループファン以外なのだろうと思います。

新規twitterフォロワーのプロファイルだけでなく彼女に関するtweetを見て感じることは、上でふれたように、若い女性における関心が大きいことです。特に彼女のファッションや美容術への関心が大きいようであり、これを反映してtwitterなどで紹介した化粧品が激売れすることが少なくないようです。このようなことはAKB48時代の彼女からは想像もつかないことです。

AKB48グループのOGでは、卒業によってフォロワー増加ペースがかなり減るということがほとんどのようです。でも、彼女の場合は卒業から2ヶ月以上も経っても、卒業前後の特需期間よりは少ないものの、かなり速いです。6月におけるフォロワー増は、以下のサイトで調べると20,461人増でした。この増加数は現役とOGを含めたランキングにおいて1位です。
https://tw48.net/month?i=1  (ALL と2018年6月に指定する必要あり)


ーー以上ーー

*1:大量にCDが売れる48系と46系の存在によって見えにくくなっていますが、5thシングルはビルボードの集計では15.5万枚以上売れました。

齊藤なぎさ(=LOVE[愛称:イコラブ])の「ワイドナショー」(フジテレビ)への初出演が好評であったことに関する少し長めの記載 

女性アイドルグループ=LOVE(愛称:イコラブ)の齊藤なぎさが「ワイドナショー」(フジテレビ、日曜昼前)にワイドナ高校生として初出演しました[2019年6月30日]。ちなみに、ゲストコメンテーターは中居正広、三浦瑠麗、清塚信也でした。

出演者との会話は2分弱くらいでしたが、概して良い評価を得ることができたと思います。かわいくて利発であることが分かるだけでなく、ワイドナ高校生としての分をわきまえながら、存在感を示すことができたからです。次の出演の際には、出演者が形成するコミュニティーの一員としてより親近感を持って遇されると思いますので、さらに期待できると思います。

実はこの回では、吉本の闇営業が最初の話題であり、20分を占めました。吉本には東野幸治(MC)と松本人志(レギュラーコメンテーター)が所属しているので、その間は重たい雰囲気が漂っていました。彼女がコメントをできるような話題ではないこの間においては、それ以降も彼女が活躍できない可能性がありえると思っていました。しかしながら、それが杞憂に終わったのは、イコラブのプロデューサーであると指原莉乃HKT48)と同様に、置かれた状況を把握して、その中で最善を尽くすことができる資質があるのだろうなぁと思いました。


齊藤なぎさの「ワイドナショー」への出演は、イコラブのコアなファンは前々日に把握したようです。そして、前日には、本人のtweetによるお知らせ*1がありました。しかしながら、前週の「ワイドナショー」を観た際に、私のように、もしかしたらと感じた人もいたかもしれません。

前回では、東野幸治と、ゲストコメンテーターとして主演した指原莉乃が、今まで2度ワイドナ高校生として出演した矢吹奈子HKT48、現在は日本に不在)について話しました。このことから、収録後に齊藤なぎさの話が出て、彼女の出演が急に決まった可能性がありえると考えています。

ワイドナショー」に出演するためにはオーディションに受かる必要がありますので、齊藤なぎさ(高校1年)は既に受かっていたと推測します。しかしながら、高校1年であるワイドナ高校生が4月からあまり過ぎない時期に出演することは稀であるという印象があります。もしそうならば、早めにチャンスがまわってきた可能性があります。


齊藤なぎさについて若干だけ述べるならば、イコラブの12人のメンバーの中ではかなりの人気メンバーです。それだけでなく、他のアイドルからも人気があるようです。去年のTIF(東京アイドルフェスティバル、女性アイドルのお祭り)では、多くのアイドルが一緒に写真を取りたいアイドルだったようです。

人気の指標にされることが多いwitterフォロワーは14万人を超えており、イコラブではトップです。ちなみに、上述のHKT48において彼女に優るフォロワー数を有するメンバーは、IZ*ONEとして活動している2人(宮脇咲良矢吹奈子)だけです。


そのIZ*ONEについて、前回の放送では80秒くらい話題になりました。IZ*ONEとは韓国を拠点とする12人組(韓国人:9人、日本人:3人)の女性アイドルグループです。その際に、「(矢吹奈子は)もうで出てくれないかな」(東野幸治)、「出てくれないと思います」(指原莉乃)という会話がありました。

矢吹奈子が出演できないとすると、HKT48しては他のメンバーを送り込みたいところだと思いますが、そんなに容易くワイドナ高校生になれるわけではありません。オーディションが狭き門であることは、ワイドナ高校生となったことがキッカケでタレントとして注目されることが稀ではなく、現在は何人かの卒業生を人気番組で見かけることから推測されます。

HKT48は人数が多いので、ワイドナ高校生のオーディションに受かる潜在的資質があるメンバーはいると思います。しかしながら、層が厚いので、高校生である該当者がテレビ出演において活躍できるだけの経験を有するまで至っている可能性は低くなります。


出演において齊藤なぎさは、上掲のtwitter画像で分かるように、首の下に薄いピンクのリボンを付ける高校生風の衣装を着用していました。髪型はトレードマークのツインテールではなく、髪を顔の両脇に沿ってリボンの両脇までおろしていました。

このため、ステージにおける歌の披露の際とは違って、大人しい(おとなしい)感じを受けた人がいたかもしれません。ちなみに、イコラブの曲は王道的なアイドル曲と評されることが多いのですが、振り付けはかなりハードです。

彼女の基本的な立ち位置は、通常のワイドナ高校生と同様に、前園真聖(ワイドナ元サッカー日本代表)の右で、長谷川まさ子(ワイドナ芸能リポーター)と犬塚浩(ワイドナ弁護士)に左でした。出番以外では、背景として映っている時間と映らずに後ろで控えている時間が半々くらいだったと思います。

出番となった2分弱は、3つの部分でした。具体的には、タイトルコール前*2での初出演の紹介(10時4分頃)、今年上半期で気になったニュース(10時49~50分頃)、女の子が些細な理由で男の子を見限った話(10時55分頃)でした。


東野幸治による紹介の際には、画面右下には“(初)ワイドナ高校生 「指原莉乃の秘蔵っ子」”という記載が表示されました。指原莉乃はイコラブとして失敗をしてはならない場合には彼女を起用しますので、“秘蔵っ子”という表現はあながち間違いではないです。

東野幸治による紹介は、「指原莉乃さんプロデュースのアイドルユニット=LOVEのメンバーで、小学校のころからなんとフランス語をやっている」というものでした。

松本人志による「何でまた(フランス語)」という質問には「結構、由緒正しい学校に通っていたので」と応えました。彼の反応は「自分でいうかね」というものでしたが、事実ならば仕方ないです。

具体名を言及すれば彼は納得したかもしれませんが、そうしなかったことは賢明だったと思います。それに、小学校の頃からフランス語を教えている頭の良い娘が通うお嬢様学校として思い浮かぶ学校は限られていますので、興味ある人にとっては、十分な情報であった可能性があります。なお、注意深い人ならば「通っていたので」と言葉が“転校”を意味していたことに気がついたと思います。

ちなみに、イコラブの最新(5th)シングル「探せ ダイヤモンドリリー」(2019年4月24日発売)のMVにおけるドラマでは、彼女はアイドルとしてスカウトされたために、由緒正しいお嬢様学校から転校する女子学生を演じており、MVは彼女との学友との別れを描いています。このMVにおける彼女の髪型はツインテールでした。


齊藤なぎさは、東野幸治にフランス語での自己紹介または挨拶を促されました。しかしながら、松本人志の提案で、何故か前園真聖(ワイドナ元サッカー日本代表)とフランス語で会話をすることになりました。

松本人志の意図は分かりません。前園真聖が海外でも活躍したので、話せると思ったのかもしれませんし、からかってみたかったのかもしれません。不思議なことは、前園真聖が何気に自信ありげなことでした。

ところが実際は私の予想通りであり、それが松本人志にも分かったようです。彼女による問いかけがyes-noクエスチョンないのにもかかわらず、「Oui(ウイ)」(英語のYesの該当)と応じていたからです。でも、彼が応えられなかったことを、バラエティー的には面白いと出演者や視聴者が感じたようなので、結果オーライだったと思います。

このような見ようによっては微笑ましいやり取りは、矢吹奈子の初出演(2018年 1月28日)の際と較べるならば、かなり幸運だったと思います。矢吹奈子が自己紹介を始めようとすると、松本人志桂文枝の話を始めて腰を折ってしまったからです。

彼がワイドナショーにおいて、芸人的な感覚での面白さを優先して話の腰を折り、しかも面白くないことは稀ではありません。多くの人が分かる例は、炎上しかけて、指原莉乃が消火tweetで救出せざるをえなくなった、セクハラ発言だと思います。


齊藤なぎさは、自分にとって、今年上半期で気になったニュースとして、指原莉乃の卒業を上げました。観客として観ていた卒業コンサートでは、内田裕也(2019年3月17日に鬼籍)のコスプレをしてサプライズ出演した松本人志に驚いたそうです。なお、彼は登場しただけでなく、「シェキナベイベー」(内田裕也との指原莉乃のデュエット曲)を歌っています。

卒業コンサートへの彼のゲスト出演は、5月5日のワイドナショーにおいて20分以上も取り上げられましたので、話題としては非常に良い選択だったと思います。今回も、松本人志との歌唱部分を含む映像の一部が流されました。

彼女の「リアル松本さんだぁ」と驚いたという表現も面白かったです。直前に前園真聖が今年上半期で気になったニュースとして、久保建英FC東京)のレアル・マドリードへの移籍を取り上げたことを受けた言葉の選択だったと推測します。もちろん、隣りにいた前園真聖には大受けでした。

さらに幸運だったことは、中居正広が「最初、ぱっと観たときに松本さんって分かりました?」として質問してくれて話が広がったことです。彼女の答えは「全然分からなくて、私、人形だと思っていて…。」でした。松本人志であることは、やがて周りの様子から分かったようです。

観客が初めは自分だと分かっていなかった様子は、松本人志も感じていたようです。でも、彼のゲスト出演は全くのサプライズだったで無理もないことだと思います。彼が卒業コンサートに来ること自体は、指原莉乃が4月14日に出演した際にお願いしたことなので推測していた人は多かったと思いますが、ステージにこのような形で出演してくれると想像した人はほとんどいなかったと思います。


「女の子が些細な理由で男の子を見限った話」においては、彼女の周りにおいて起きた該当することを話しました。具体的には、ご飯を食べている際に男の子の前歯の真ん中に明太子が挟まっていたことで冷めたという女の子の話でした。彼女がこの話題において加わったのはこのエビソードにおいてだけでしたが、女子高生に関する話題でしたので、初出演でなければもっと関与があったかもしれません。ただ、今回はこの程度で良かったと思います。


今回の齊藤なぎさの出演においては、矢吹奈子の初出演の際よりも、松本人志東野幸治が好意的だったように感じました。これには、二人のキャラの違いも要因となっている可能性もありますが、以前よりも松本人志東野幸治の女性アイドルに関する理解が進んだことも大きかったかもしれないと感じました。

矢吹奈子の初出演の際に東野幸治が女性アイドルに対して有していたイメージは、年配男性の抱く典型的なアイドル像だったと思います。そのことは、彼女に対して発した「そこはもうご存知の口パクで」という言葉に現れていました。

実際にはHKT48は、劇場支配人を務めていた指原莉乃の方針で基本的に生歌です。特に、歌が上手い矢吹奈子は生歌なのです。しかしながら、AKB48グループの中には基本的に口パクであるグループもあるらしいので、東野幸治がグループによる違いを理解していなくても仕方がないと思います。


ちなみに、イコラブは生歌です。AKB48とは違って固定メンバーなので、口パクとする必要性がないのです。イコラブではソロパートがかなりあり、メンバーの声質とレコーディング時点の技量に基づいて割り振られます。このため、できるだけ多いソロパートを得るために、グループとして施されるレッスンの他に、個人でボイストレーニングを受けているメンバーが少なくとも2人はいます。

齊藤なぎさに対するデビュー当時におけるファンの期待は主にビジュアルだったのですが、彼女はルームランナーで走りながら歌うことで声量をつけたようです。上掲のMVでも、彼女への歌割りが比較的に多いことが分かると思います。


年配男性が女性アイドルを馬鹿にする傾向があるのは、ニコニコしてフォーマンスをすることに起因していることが多いと推測します。でも、ニコニコするのは、アイドルが観客に提供するものにおいて笑顔が重要な要素になっているからです。

このことは、芸人が笑いを提供するために、ボケ担当がボケることに努めることと同様と考えれば分かりやすいです。このため、芸人はアイドルを理解しやすい立場にあると思うのですが、反対の傾向を呈しているように感じることもあるのは不思議です。

矢吹奈子の初主演の後に、指原莉乃矢吹奈子が歌が上手いことを示す動画をtwitterにおいて東野幸治に送っています。これによって彼は、彼女が歌が上手いことを理解したようです。ちなみに、IZ*ONEのメンバーを選ぶオーディションにおいて彼女が頭角を表した大きな要因は、エンジェルボイスと絶賛された歌声でした。

松本人志指原莉乃卒業コンサートにゲスト出演することによって、アイドルへの見方がかなり変わったかもしれません。彼は開演前の3時前に到着して綿密なリハーサルを受けています。その際に、指原莉乃からはかなり詳細な要求があったようです。ちなみに、彼に内田裕也のコスプレをさせてデッエット曲を歌わせることを含めて、卒業コンサートのプロデュースは指原莉乃が行っています。



齊藤なぎさに話を戻しますと、再びワイドナ高校生として呼ばれるかどうかは気になるところです。全ての初出演者に二度目の機会があるわけではないようだからです。

私は全てのワイドナ高校生をウオッチしているわけではないので、再出演の割合は把握していません。でも、残念ながら2017年2月5日に出演した松岡はなHKT48)には2度目はなかったようです。私としては、彼女のような普通さを感じる者もワイドナ高校生に1人くらいてもよいのではと思ったのですが、博多からの旅費を要するハンディがあったのかもしれません。


齊藤なぎさの今回の出演の評価は良好だったと思います。また、ワイドナ高校生に向いていると思います。年長者が形成する議論をリスペクトしながら、問われた際に彼らとは違う高校生の立場としての意見を彼らにも分かるような形で述べることができるからです。学力と把握力が高い彼女は、番組の構成の参考に事前に書くことになるアンケートもシッカリしていると思いますので、番組側としては助かると思います。

次の出演がいつ頃になるかは、矢吹奈子の二度目の出演が参考になるかもしれません。指原莉乃との同日出演を避ける可能性があることは同じだと思うからです。

矢吹奈子の場合は、初出演が彼女に起因しない要因のために少なくとも大成功ではなかったためか、2度目はほぼ5ヶ月後の2018年7月1日となりました。

齊藤なぎさの初出演に対する番組側の評価が私の推測と大きく変わらないならば、彼女にはもっと早く次の機会がやってくる可能性が高いと思います。また、彼女が都心近郊の学校に通っているならば、スケジュールがとりやすいですし、イコラブ側も最大限に優先して出演させると思います。ちなみに、ワイドナショーの収録は金曜日の夕方にあるとされています。


ーー以上ーー

*1:https://twitter.com/saito_nagisa/status/1144910711799209984

*2:彼女の出番以外は削った形で録画は残しているので確信はなし

オリコン上半期ランキング2019のトップ50、特に21位になったイコラブ(正式名は=LOVE)について

オリコン上半期ランキング2019が50位まで発表されました(集計期間:2018年12月10日~2019年6月9日)。
www.oricon.co.jp

1位は「ジワるDAYS」(AKB48)でした(約1,303,000枚)。この1位によってAKB48は9年連続で1位となりました。この曲は指原莉乃HKT48)の卒業曲です。

この他に100万枚を超えた曲は、「Sing Out!」(乃木坂46)だけでした。2位から4位までの3曲は坂道シリーズが占めました(3位:欅坂46、4位:日向坂46)。

男性アイドルグループ曲の最高位は、5位の「君を待ってる」(King & Prince)でした。これに続く曲は、8位の「君を大好きだ」(Kis-My-Ft2)でした。

10万枚以上は25曲でした。このうち8曲を国内の秋元康プロデュースグループ(48系:5組*1、46系:3組)が占めました。秋元康系はIZ*ONE(12位)を含めるならば9曲になります。ジャニーズ系は8組(9曲)でした。

この2系統を除いた場合は、トップは10位の「Happy Ending」(SEVENTEEN)になります。男性グループでは3番目になります。今回初めて知ったのですが、韓流の男性グループのようです(アイドルかは分かりません)。

上記のIZ*ONE(12人組)も韓流の“女性”グループです。「好きと言わせたい」(作詞:秋元康)で12位となったこのグループには日本人が3人所属します。

ちなみに、3人の内の2人はHKT48メンバーです。IZ*ONEとなるグループへの専任を聞かせずにメンバーにオーディションを受けさせたAKSの愚かさのために主要メンバーが活動できなくなったHKT48ですが、「意志」で11位に入りました。


さて、このブログで話題にすることが多い=LOVE(以降はイコラブ)は、5thシングル「探せ ダイヤモンドリリー」(4月24日発売)が21位となりました(約129,000枚)。

この曲は、少なくとも13万枚には達しそうです。第8週目(6月10~16日)のデイリーチャート順位から、週間でも1000枚以上は売れそうだからです。

イコラブはオリコン上半期ランキング2018では、3rdシングル「手遅れcaution」(2018年5月16日発売)が38位(約74,000枚)に入りました。売上は右肩上がりに上昇していますので、順当に行けば6thシングルが15万枚を超える可能性がかなりあります。
www.oricon.co.jp

2018年のオリコン年間ランキングの50位は「進化理論」(BOYS AND MEN)の約143,000枚でした。そして、15万枚を切ったのは48位からでした。したがって、イコラブの6thシングルが2019年のオリコン年間ランキングトップ50内に入る可能性は十分にあります。
www.oricon.co.jp

イコラブの4thシングル「Want you! Want you!」(2018年10月17日発売)は2018年の年間ランキング65位、3rdシングル「手遅れcaution」は81位でしたが、51位以下なので売上の記載はありませんでした。この意味も含めてトップ50内になることは望ましいです。


オリコン上半期ランキング2019の26~50位については女性アイドルグループについてだけ述べます。トップ25内のグループを除くと、該当グループは、26位のラストアイドル(約96,000枚)、36位のJuice=Juice(約67,000枚)、37位と39位のつばきファクトリー(約66,000枚と約65,000枚)、45位のアンジュルム(約55,000枚)です。
www.oricon.co.jp

この中で売上が少なからず延びる可能性がある曲は、発売して間もない「 「ひとりで生きられそう」…」(Juice=Juice、6月5日発売)と、以下でふれる「大人サバイバー」(ラストアイドル、4月17日発売)です。

「大人サバイバー」がオリコン上半期ランキング2019で26位に入ったことは、第8週目(6月3日~9日)における10,406枚と著しく多い売上がもたらしました。31位である「Shoot Out」(MONSTA X)の売上は約88,000枚ですので、1万枚以上の週間売上が5段の上昇をもたらしたと思われます。
https://www.oricon.co.jp/rank/js/w/2019-06-17/

このような大きな週間売上はこれからも起きるかもしれません。でも、何に起因した増加であったかを把握していませんので、その可能性については推測できません。第8週のような発売から2ヶ月も経ってからこれだけの売上が増える場合に想像しやすいのは、メンバーの多さを活用したものです。ちなみに、CDジャケットには52人が写っています(初版からの文章の変更あり)。

反対に売上がほとんど伸びない可能性もあります。第2、3、6週目はトップ50外であったようなので*2、そのような売上が今後に続く場合です。


ーー以上ーー

*1:AKB48SKE48NMB48STU48HKT48の順

*2:何度も確かめたのですが、通常では起きない売上推移なので、確信が持てずに、“トップ50外であったような”という表現になりました

齊藤なぎさ(イコラブ、正式名は=LOVE)の「 しゃべくり007」(日本テレビ、5月13日(月))への出演と、それがもたらしたtwitterフォロワー増などについて

イコラブ(正式名は=LOVE)の齊藤なぎさが5月13日(月)に放送された「 しゃべくり007」(日本テレビ、月22:00~23:00)に出演しました。正味4分弱の出演でしたが、強い印象を与えたようです。彼女のtwitterフォロワー数を、48時間後までに通常よりも12,900人弱も増加させる効果があったからです(詳細は後述)。

イコラブのプロデューサーである指原莉乃がこの日メインゲストとして出演することは、前から判明していました。そして、5月10日には、彼女のtweetに掲載されたPDF文章の最後において、イコラブのメンバーの1人が出演することが明かされました。

イコラブは特に若い女性に人気があり、CD売上はオリコンでも10万枚を超えています。でも、地上波テレビに出演する機会に恵まれていませんので、ファンの期待は高まったようです。

https://twitter.com/345__chan/status/1126859205032329216

指原莉乃はPDF文章では出演するメンバー名を名前をあげませんでした。でも、テレビ出演というものがどのようなものであるかを理解しており、この番組のことを知っており、PDF文章をシッカリと読んだ人の大部分は、齊藤なぎさが出演すると分かっていたと推測します。初めての一人での地上波におけるバラエティー番組への出演において、物怖じをせず、変化し得る状況において結果を確実に出せる頭の良さがあるのは、彼女しか見当たらないからです。彼女が15歳と若いということに、ハードルを下げるアドバンテージがあることももちろんです。

PDF文章のおける出演の前振りとも解釈できる部分の記載は、このことを更に確信させるものでした。“グループのメンバーに、平等に均等にお仕事を振り分けるとは現状では不可能です。”と記してあり、そのことを理解してほしいことをファンに願うものだったたからです。その目的は、以前に大きなチャンスを与えられた彼女に再びチャンスが与えられるによって、彼女が批判を浴びる可能性を、できるだけ減らすことであったと思います。

以前に彼女に与えられたチャンスとは、「スカッとジャパン」(フジテレビ)の1分間ドラマに出演したことです(2018年6月11日)。非常に短い時間でしたが、この出演によって彼女は注目を浴びました。結果的に、それまではtwitterフォロワー数においてトップであった大谷映美里は、その座を齊藤なぎさに譲ることになりました。

natuka-shinobu.hatenablog.com
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番組は、指原莉乃をゲストとする正味34分半のパートと、ファンキー加藤をゲストとするパート(正味の時間は不明)から構成されました。指原莉乃のパートの後半は、プロデューサーとしての彼女に注目した企画でした。具体的には、彼女がプロデューサー目線で選んだダイヤの原石として2人(篠原裕太、齊藤なぎさ)が紹介されました。

個人的には、齊藤なぎさは既に知っていたためか、篠原裕太の方が面白かったです。彼は昆虫食を探求する者です。彼がMC達にご馳走したたラーメンは好評であり、彼らは美味しいと言って喜んで食べていました。ところが、出汁をコオロギでとったラーメンであると知ると愕然としました。でも、コオロギが奇を衒って選んだ食材ではなく、多くの昆虫を試した結果、美味しいと選んだ食材であることと、シッカリとした考えをもって昆虫食を探求していることを知って、好感を持ったようです。


ネットでの反響は、齊藤なぎさの方が格段に大きかったです。正味が3分20秒の出演に過ぎなかったにもかかわらずです。

彼女は「スカッとジャパン」における1分間のドラマ出演と同じく、指原Pの期待以上の成果をあげたと思います。twitterのトレンドの上位には、彼女の正しい版の名前だけでなく、2つのスペル違い版も現れました。

といっても、齊藤なぎさは、指原莉乃による紹介の後に、握手会のように有田哲平徳井義実と握手をしただけでした。それにもかかわらず、これだけの注目を得たことは、最初は彼女に興味がないという自己設定であった二人が彼女にメロメロになってしまうという様子が面白かったことと、世の中の人は可愛い女の子を好きだということに、主に起因すると思います。

おそらく、二人の芸人さんはバラエティー的に面白いようにメロメロになってくれたのだろうと思います。でも、そのようにしてあげても良いと思うほど彼女は可愛く、さらに彼女にコミュニケーション能力の高さと利発さを感じたのだろうと思います。彼女が有田哲平に熊本出身であると尋ねたことから始まる展開は、見事でした。


齊藤なぎさの出演の反響が大きかったことが分かるのは、彼女のtwitterフォロワー数が放送開始から24時間弱で1万人強も増えたことです。放送当日の昼過ぎに12万人に達したフォロワーは、24時間を経過する前に13万人を超えました。さらに放送後60時間後には、13万5千人を超えました。

この他、モデルプレスにおけるフォトランキング(2019年5月14日)では1位になりました。
mdpr.jp


齊藤なぎさが話題になったことには、イコラブのメンバーとファンの貢献も忘れてはならないと思います。番組の開始前、放送中、番組後にtwitterで盛り上げたからです。

その恩恵として他のメンバーも、番組の開始(5月13日22時)の1日前から2日後までのほぼ3日間において、3.76~7.25日分のボーナス的なフォロワー増を得ることになりました(1日分のフォロワー増は、5月12日まで1ヶ月に渡る増加から求めたもの)。放送開始の1日前からの増加に着目したのは、番組への出演の通知によって、放送前に既に若干の効果があったように見えたからです。

最も多くのボーナスを得たのは大谷映美里であり、5.78日分(708人)に該当しました。つまり、3日間の増加は8.78日分(5.78 + 3)です。なお、大谷映美里の1日あたりの平均フォロワー増は122.5人/日です。

齊藤なぎさ場合は、ほぼ3日間に通常よりも12868人増えました(54.23日分に該当)。5月におけるフォロワー増は、順調にいけば2万人を超えると思います(推定値は、式[237.3 X 31 + 12868]から算出)。48時間後の5月15日22時までの月間増加でも、スカッとジャパンへの出演があった去年6月における14200人増をすでに超えています。


1ヶ月でフォロワーが2万人以上増えるtwitterアカウントは稀です。例えば、指原莉乃が4月28日に卒業したAKB48グループの現役とOGでは、4月においては2人だけでした。具体的にはトップは指原莉乃(元HKT48)であり、山口真帆(NGT48)が続きました。ご存知の方が多いと思いますが、山口真帆(5月18日に卒業予定)は例のNGT48事件の被害者であり、このことで注目を浴びたことで彼女のフォロワー数が爆増しています。

卒業する前における指原莉乃のフォロワーの増加はAKB48グループのレベルを超えて多かったです。1ヶ月の増加では、2月が16,598人、3月が35,700人、4月が43,142人でした。卒業してから迎えた5月ではさらに増加しており、15日まででも37,832人増えました。なお、データは、 https://tw48.net/month?g=ALL において2019年04月などと月を指定すると得ることができます。

135,000人に至った齊藤なぎさのフォロワー数は、まもなく250万人に達する指原莉乃*1に比べれば約5.4%(135,000/2,500,000)に過ぎません。でも、公開日数(開設日からの経過日数)が640日(開設日:2017年8月14日)であることを考えれば、かなり多いことが分かると思います。

ちなみにAKB48グループの現役において、彼女よりもフォロワーが多い25人の中で、彼女よりも公開日数が短いメンバーは、山口真帆矢吹奈子HKT48、現在はIZ*ONEで活動)だけです。このことは以下の表に基づきます。詳細に興味のある方は拡大してご覧ください。

この表は、https://tw48.net/rank?g=ALL のデータ(5月15日の昼に取得)からフォロワー数が120,000以上のメンバーを抜き出して(含まれてしまっている卒業メンバーは除く)、数値を概数化し、齊藤なぎさとの公開日数の差の情報などを加えて作りました。
編集履歴 2019年5月17日22時47分]鈴木まりやが2017年6月に卒業していたことに気がついたので表から削除。


ーー以上ーー

*1:2019年5月16日の19時4分において2,497,154人。日本の個人twitterアカウントしては、フォロワー数は18位。 https://meyou.jp/ranking/follower_allcat 

映像作品的でない「虹の素」(=LOVE)のMVに喝采[5thシングル「探せ ダイヤモンドリリー」c/w曲] #イコラブ

イコラブ(正式名は=LOVE)の5thシングル「探せ ダイヤモンドリリー」(2019年4月24日発売)のc/w曲である「虹の素」のMV(左下のMV)が公開されました(2019年5月11日)。この曲はイコラブとしては初めてのユニット曲(佐々木舞香野口衣織、50音順)です。

これで5thのc/w曲では「いらない ツインテール」のMV(右下)との両方が提供されたことになります。

プロデューサー:指原莉乃
作詞:指原莉乃
作曲:増谷賢
編曲:渡辺和紀
MV監督:三石直和
歌唱:佐々木舞香野口衣織

MVでは、二人が演じる女性の高校時代における屋上の場面と、大人になってから街(おそらく渋谷)で偶然に出会う場面が交互に映されます。

後者の場面では、野口衣織の髪型と佐々木舞香が纏う緑の服が印象的です。衣装とメイクは、今までと同様にオサレカンパニーが担当していると思われます。

曲が私の好みであることは分かっていました。冒頭の“眩しい空が苦手なんだ”には撃ち抜かれそうなところがあります。それがMVによって更に染み入るようになりました。

このMVは想像の素を提供して、私ならば、以下に紫の字で記したことを思い浮かべることを阻害しないものです。


不登校になり、代わりの塾にはしっかりと通っていた指原莉乃。塾が始まるのは早くても3時頃でしょうか。彼女の出身は、県都とはいえ九州の瀬戸内海に面する県です。東京のような大都会は違い、中学生が日の高い時間に外を歩くことは稀です。

彼女が人の関係が濃密である生まれ故郷から、今までの自分のこと知らない場所を求めて選んだのがAKB48。そして、手元を離れても外の世界に出るほうが良いとその道を認めた両親。

11年後の彼女がプロデュースしているのがイコラブです。この歌でも今までと同じように作詞し、楽曲のトータルプロデュースをしています。おそらく、野口衣織の髪型と佐々木舞香の服も、彼女の要望に応じたものだと思います。

ちなみに緑は、AKB48メンバーとして初めて冠番組を持った2011年頃の彼女を表す色です。指原莉乃の代名詞であった緑のジャージとは違って佐々木舞香が纏う服はオシャレですが…。なお彼女のイメージカラーはいつの間にか黄色になり、卒業コンサート(2019年4月28日)ではその色のペンライトで客席が埋め尽くされました。


正直言うとMVには全く期待していませんでした。大変に申し訳ありませんが、監督が三石直和だからです。とはいえ彼は、2nd、3rd、5thシングル表題曲のMVを担当していますので、指原莉乃の信頼は厚いと思います。

彼は映像作品的MVが好きのようです。3つの表題曲MVの内の「手遅れcaution」(3rd表題曲)と「探せ ダイヤモンドリリー」(5th表題曲)が該当するからです。

映像作品的MVの良いところの一つは印象深いことです。でも、概して2つの問題点があります。

1つ目の問題は、MVの本来の目的を阻害することがあることです。MVの本来の目的は何度も聴いてもらうことです。しかしながら、大部分の映像作品的MVでは曲に該当しない部分が組み込まれることによって、尺が長くなります。「探せ ダイヤモンドリリー」のMVの長さは8分15秒です。

MVによっては聴くことを阻害する効果音が入ることがあります。「手遅れcaution」のMV(5分44秒)では、ガラスが割れる音が入っています。

2つ目の問題は、曲で表そうとしている世界感を、MVが表現している世界感がオーバーレイしてしまうことがあることです。監督の作ったストーリーを押し付けられてしまい、想像の翼が羽ばたくことを妨げることが稀ではありません。


5thシングルまでの表題曲MVの再生回数の推移を右の折れ線グラフに示します。

これを観ると、「手遅れcaution」のMV再生回数を、5ヶ月後に公開された4thシングル「Want you!Want you!」のMV再生回数が上回っていることが分かります。ちなみに4thのMV(監督:ZUMI)は、曲が提示するキュートでポップな世界観を上手く表しています。

「手遅れcaution」のMVに入っているガラスが割れる音は上記のように聴くことを阻害しています。同様に、1stシングル「=LOVE」のMV(監督:土屋隆俊)には、メンバーが振付師に叱責される場面が含まれています。このことが、その再生回数が「僕らの制服クリスマス」(2nd)のMV再生回数を下回っている要因の一つだとされています。

「探せ ダイヤモンドリリー」では通常版MV(3月25日公開)の他に、“ダンス&リップver”のMV(4月23日、4分56秒)があります。後者の公開が始まると、前者の再生は少なくなり、後者の再生数/日が勝っています。

「探せ ダイヤモンドリリー」のMVは「手遅れcaution」ほど世界観を押し付けることはないのですが、歌詞における主体が男性であるのに対して、地方の名門だと思われる女子校が舞台になっています。そして、ドラマ仕立であることが、メンバーの映り方の偏りをライブよりも際立たせています。

実はMVは、映像を観ずに曲だけを聴くこと多いと思います。通常版は初見の人を招き入れるには良いのですが、繰り返して聴く常連さんの大部分は“MV ダンス&リップver”を好むと推測します。


「虹の素」については、佐々木舞香野口衣織の歌唱を絶賛する熱いファンがいます。とても上手いですし、初めてのユニット曲を任したプロデューサーの期待に二人は十分応えたと思います。でも、絶賛するレベルかとうかは、他のペアが歌っていることを聴いたことがないので、客観視する傾向がある私としては判断が難しいです。聴いたことがあるのは、中国の人によるもの(ソロ)だけだからです。

さて、秋元康プロデュースグループのファンには縄張り意識があるようです。これは、多くのグループがあるために棲み分けの必要あることがもたらしていると推測します。このためか、かつてはHKT48がコンサートにおいて「47の素敵な街へ」が歌われたことに対してTeam8ファンの一部から批判が起き、最近では指原莉乃卒業コンサートおいて「君の名は希望」が歌われたことに乃木坂46ファンの一部から批判が起きたようです。

これに対して、イコラブは棲み分けが必要な世界の住人ではないので、他のグループ、またはそのメンバーが「虹の素」歌うことを、ファンは歓迎すると思います。身内のTV番組に呼ばれるよりは、外部の番組に呼ばれる方が実績としてカウントされることと同じです。


そう思っていたらば、イコラブの姉妹グループである≠MEの冨田菜々風と蟹沢萌子がこの曲をshowroomで歌っていました。環境が十分に整っていませんでしたが、二人が歌が上手いことは分かりましたので、≠MEが単独でライブをする時期が来たならば、この曲を歌ってほしいものです。

この曲は、一人で歌っても何も問題がないと思います。私としては、この曲は一人で(踊らずに)歌うことで、その良さがより分かるかもしれないと思っています。


【イコラブのシングル表題曲のMV】

#「=LOVE」(1st)と、「僕らの制服クリスマス」(2nd)

#「手遅れcaution」(3rd)と、「Want you!Want you!」(4th)

#「探せ ダイヤモンドリリー」(5th)の通常版と、“MV ダンス&リップver”


ーー以上ーー