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AKB48選抜総選挙2017を制したことが指原莉乃のtwitterフォロワー増にもたらした効果についてのデータ

AKB48選抜総選挙2017は、指原莉乃が制覇しました(2017年6月17日開票)。このことにより、彼女は3年連続4度目のトップになりました。


トップになったことはtwitterとインスタグラムのフォロワーの増加をもたらしています。以下はtwitterについてのみ記載します。ちなみに現時点(2017年7月1日15時)でのtwitterフォロワー数は、172万2400人です。

開票が行われた17日の21時から1時間にはフォロワーが4358人増えました。また、21時から翌日の同時刻までの24時間においては35164人増えています。このことから、発表は21時代に行われたと推測されます。


以下に、開票日の1週間前である10日(土)から3週間(6月10~30日)における1日あたりのフォロワー増(0時~24時)を折れ線グラフに示します。発表当日である17日(土)と18日には、それぞれ13130人と28777人増えています。

当日の増加が翌日の増加を下回っているのは、トップとなった影響が、当日の場合には24時までの3時間分しか反映されていないからです。ちなみにこの3時間において9802人増えています。


増加数は段々と通常状態に向かっているようですが、26日(月)までは1日あたり2000人を超えました。平日である27日(火)から30日(金)までは1827~1957人に留まりましたが、月が変わったの最初の土日(7月1~2日)には再び2000以上に増えると思われます。

それから、開催日の前日までの1週間(10~16日)では、前日を除いて1000人をやや下回るフォロワー増(714~868人)でした。もしかしたならば、指原莉乃をライバル視する陣営に属するフォロワーが一時的にフォロワーを辞めたのかもしれません。もしこの解釈が妥当ならば、16日のフォロワー増が2043人と増えたのも、投票が終わってノーサイドになったために、これらの人がフォロワーに戻った影響とも解釈できます。


以下の折れ線グラフは、開票当日の0時から51時間の間における、1時間毎のフォロワー増をプロットしたものです。当日の18時代まではフォロワー増は200人以下になっています。増え始めたのは19時代からであり、20時代には919人増えています。

上記のように21時代には4358人増えました。そして、1000人以上の増加は25時代まで続きました。

翌日の2時代から7時代までは1000未満の増加となりました。増加が減ったとはいえ、ほとんどの人が睡眠中である4時代と5時代でも共に324人増えています。

大部分の人が活動を開始すると思われる8時代には、1498人増えました。そして、1000人以上の増加は22時代まで続きました。


ーー以上ーー

AKB48選抜総選挙の9年(2009~2017年)を振り返る:前田・大島時代[2009~2012年](交互に1位)と指原時代[2013~2017年](1位:4回、2位:1回)

AKB48選抜総選挙の9年(2009~2017年)を振り返ることにします。

まず、この9年間におけるトップ3を得票数と共に表にすることにします。これを表を見て、この9年を前半と後半に分けると考察がしやすいと思いました。

前半は、前田敦子大島優子が交互にトップとなった4年間(2009~2012年)です。この4年は前田・大島時代と言えると思います。前田・前田アンチ時代とも見なせることは後で述べます。

後半は、指原莉乃がトップに4回、2位に1回なった5年(2013~2017年)です。この5年は指原時代と言えると思います。何故、指原・渡辺時代としなかったについては後で述べます。


この9年のトップ3に登場するメンバーは7人だけです。具体的にはこの既に触れた前田敦子大島優子指原莉乃に加えて、篠田麻里子柏木由紀渡辺麻友松井珠理奈です。このことから、トップ3だけに注目すると限られたメンバーが歴史を作ってきたことが分かります。

AKB村(AKB48グループのファンの集合体)では、第1回と第2回のAKB選抜総選挙において共通してトップ7入りしたメンバーを神7と呼びます。でも、AKB48グループの歴史という観点では、上記7人を神7と呼んだほうがいいかもしれません。


トップ3の移り変わりは緩やかです。連続した2年のトップ3に注目すると、2人以上が共通だからです。

これに対して今年と来年は共通する顔ぶれが多くても1人です。来年には今年の1位と2位(指原莉乃渡辺麻友)は出馬しないからです。したがって、今年までが一区切りになると見なせます。


上記7人の順位の推移をグラフに示します。このグラフを見ると後半の5年を指原・渡辺時代とせずに、指原時代とした意味あいが分かるかもしれません。渡辺麻友は2014年に1位になっているのですが、前年と翌年が3位であるので2014年には特異的な事象が起きてそれが彼女を1位にしたようにように見えるからです。

ちなみに2014年の速報では指原莉乃がトップであり、彼女の連覇は確実だと思われていました。同様なことは大島優子が1位となった2010年にも起きています。この年においては、速報、中間発表ともに前田敦子が1位であり、多くの人が彼女が最終的に1位になると予想していたようです。


次のグラフでは、指原莉乃が始めてトップになった2013年までの5年間を順位を10位までの範囲でプロットしました。プロットするメンバーとしては、上記の7人に神7の残り3人(高橋みなみ小嶋陽菜板野友美)を加えたものです。念のために記しておきますが、神7とはこの3人と前田敦子大島優子篠田麻里子渡辺麻友です。

2009年と2010年には神7がトップ7を占めました。2011年には柏木由紀が3位に入り、板野友美は8位になってトップ7を外れました。

柏木由紀渡辺麻友と同様に3期生です。最初の2年は渡辺麻友に較べると出遅れましたが、2011年以降は最後に出馬した2016年までトップ5にあり続けました。なお、彼女がトップ7入りをした2011年には、トップ8は神8と呼ばれていました。これは8位となった板野友美に敬意を表するためなのだろうと思います。

2011年に神8に続いて9位となった指原莉乃は、翌年(2012年)の4位を経て、翌々年(2013年)にトップになりました。彼女は神8を、早く卒業した前田敦子を除いて全員抜いています。なお、前田敦子がAKB選抜総選挙に参加したのは第3回(2011年)まででした。


9年間の前半を前田・大島時代でなく、前田・前田アンチ時代とも見なせるということを説明します。上記のように2010年は速報、中間発表ともに前田敦子が1位であり、多くの人は彼女が連覇すると思っていたようです。

予想に反して最終投票では、大島優子前田敦子を僅差(597票差)で上回りました。これは、前田敦子のアンチが大島優子に票を投じたためだとされています。

大島優子が前田アンチが担いだメンバーに留まらなかったのは、AKB48選抜総選挙2010におけるトップの特典においてセンターを務めた「ヘビーローテション」(2010年8月発売)が大ヒットしたためです。この曲のMVは、Youtubeにおける再生数においてAKB48のシングル曲のMVとして始めて1億回を超えました。

AKB48のシングル曲のMVの再生回数が1億を超えたのは、この曲と「恋するフォーチュンクッキー」(2013年8月発売)だけです。ちなみに「恋するフォーチュンクッキー」は、AKB48選抜総選挙2013におけるトップの特典において指原莉乃がセンターを務めた曲です。


2010年に起きたことを述べたので、2013年に起きたことも述べる必要があると思います。2010年の速報では指原莉乃(37582票)が渡辺麻友(25283票)に約13000票をつけてトップでした。このため、指原莉乃の前年に続く連覇は確実だと思われていました。

でも、それでは都合が悪い人達がいました。当時のAKB48劇場支配人であった湯浅氏と、AKB48選抜総選挙の中継を行うことが決まっていたフジテレビでした。

湯浅氏はAKB48の箱推し票を渡辺麻友に誘導するような発言をしています。彼としてはAKB48メンバーが1位になれないことは、自分の評価を下げることになると思ったのかもしれません。フジテレビは、順当に指原莉乃が順当に1位になると、盛り上がりにかける選挙戦になり、中継の視聴率が期待できないと考えたようです。このため、指原莉乃を邪道、渡辺麻友を王道と位置づけて、中継の宣伝を始めました。この2つのことによって流れは大きく変わりました。

AKB48選抜総選挙2014を制したのは渡辺麻友でした。しかしながら多くの人にはそれほどは印象に残っていないようです。その要因は、トップの特典においてセンターを務めた「心のプラカード」(2014年8月発売)がヒットしなかったことが大きいとされています。

この曲が、ヒットしなかった原因としては、この曲が良曲でないためだという意見があります。でも、JKT48ジャカルタインドネシア)によるカバー曲はインドネシアでは好評であったという話も聞きました。

他に考えられることは、彼女にはこれが最後のチャンスであるかもしれないという意識が、大島優子指原莉乃と比べて少なかったという可能性です。彼女はAKB48選抜総選挙で1位でなかったこれまでも何回かセンターとなっていました。そして、これからも同様であるという観測がありました。神7であったアドバンテージがある渡辺麻友に、研究生から正規メンバーに昇格した指原莉乃ほどの必死さがなかったとしても、仕方がないことだと思います。


最後に今年のトップ5の今までの得票の推移を表にします。

指原莉乃は、得票数の累計が100万票を超えています。彼女のファンは、もう十分にAKB48グループの財政に寄与していると思います。

彼女の得票は2014年を除いては、前年を超えています。指原陣営のFさんによると今年は太ヲタ票が減ったようですが、それを補うほどのライトファンが増えたのだろうと思います。それから、twitterへの書き込みを観察していたところ、速報3位であったことによって予想以上の援軍もあったことも分かりました。

とはいえ、今までの太ヲタの貢献は計り知れないものがあります。彼女のファンの一部は投票を依頼にする際にCDを配り、プロモーションに使っていると聞いたことがあります。AKB48選抜総選挙もファン獲得のために利用しているということです。このような発想のある陣営に他陣営が敵わなくても仕方がないことのように思います。


渡辺麻友の票は去年の175613票が最大です。今年はそれから26481票縁減り、1位になった2014年よりも少ないです。

AKB48グループでは年配のメンバーのファンは、より若いメンバーに推し変する傾向があります。この傾向はビジュアルがセールスポイントであるファンには大きいので、渡辺麻友が該当している可能性は少なくないと思います。


今年の3位から5位までの3人についても表に加えているので、来年のAKB48選抜総選挙について少しふれることにします。言うまでもないことですが、今年の3位と4位である松井珠理奈宮脇咲良が有望なのだろうと思います。

5位であった荻野由佳は、得票数の約75%が集中する前代未聞のあり方であり、それをもたらしたものが何であるかが判明していません。このため、予想のしようがありません。もし、今年以上の前代未聞がまた起きるのならば、彼女が1位になる可能性もあると思います。


ーー以上ーー

「TSUTAYA×AKB48 49thシングル キャンペーンガール選抜総選挙!」の最終開票 に基づくAKB48選抜総選挙2017の考察

TSUTAYA×AKB48 49thシングル キャンペーンガール選抜総選挙!」の最終開票 6/17(土)がありました。
tsutaya.tsite.jp


この企画は、全国を7エリアに分け、投票によってそれぞれのエリアでAKB48グループメンバーからキャンペーンガールを決定するものです。エリアは、1:北海道、東北、2:新潟、北陸、3:関東、4:東海、長野、岐阜、5:関西、6:中四国、7:九州、沖縄です。投票券は、TSUTAYA RECORDS店舗で「願いごとの持ち腐れ」(AKB48)を購入するともらえたそうです。

本家の最終投票結果と違って、TSUTAYAのデータを見ると地域別の傾向を観ることができます。もちろん、サンプル数は少ないので、そのことを理解してデータとして扱う必要があります。

TSUTAYAのデータのもう一つのよいことは、ライトファンによる投票傾向を推察することができることです。本家の得票数においては、特に上位のメンバーの場合には、いわゆる太ヲタによる票が半数以上を占めている可能性があります。これに対して、太ヲタが大量のCDをTSUTAYAなどの店舗で購入するとは思いにくいので、TSUTAYAのデータはよりライトファンの投票を反映していると考えられます。


それぞれのエリアにおける最終開票におけるトップを、速報と中間結果におけるトップと共に表にします。4つのエリアでは速報から最終開票まで、同じメンバーがトップです。

具体的には、指原莉乃HKT48)は北海道・東北と九州・沖縄の2エリアでトップにあり続け、渡辺麻友AKB48)と加藤美南(NGT48)は、それぞれ東海・長野・岐阜と新潟・北陸でトップにあり続けました。ちなみに、AKB48選抜総選挙2017では指原莉乃が1位、渡辺麻友が2位、加藤美南が71位でした。

関東と中四国では、速報と中間発表において、指原莉乃渡辺麻友が逆に入れ替わっています:関東(指原莉乃->渡辺麻友)、中四国渡辺麻友->指原莉乃)。そして最終開票では別のメンバーが1位になっています。

驚きは中四国において、エリアとは関係性が見出せない田中菜津美HKT48、福岡県出身)が1位であったことです。彼女は、AKB48選抜総選挙2017では50位です。

残りの2エリアの1位は、関東では高橋朱里AKB48茨城県出身)であり、関西では永野芹佳AKB48 Team8(大阪))です。AKB48選抜総選挙2017では、それぞれ11位と67位です。


次に、各エリア別のトップ16(最終開票)を表に示します。これを観ると、全てのエリアで選抜であるのは、指原莉乃渡辺麻友宮脇咲良の3人であることが分かります。ちなみに宮脇咲良は、AKB48選抜総選挙2017において4位です。


AKB48選抜総選挙2017の順位とTSUTAYAにおけるエリア別順位の関係を分かりやすくするために、前者のトップ10について後者のエリア別順位を記載する表を掲載します。

エリアにおける順位の背景は順位に従って塗り分けています。1位が濃いオレンジ色、2位が普通のオレンジ色、3位が薄いオレンジ色、4位から5位が普通の緑色、6位から10位が薄い緑色です。

(表における指原莉乃の所属の記載(NGT48)は間違えです、実際にはHKT48です。

指原莉乃は、どのエリアでも順位が高いです。6つのエリアの色がオレンジ色なので、3位以内に入っていることを意味します。例外は新潟・北陸であり、4位です。

指原莉乃に続いて万遍なく票を得ているのは渡辺麻友です。オレンジ色が5エリア、緑色が2エリアです。

指原莉乃渡辺麻友をを較べると、5つのエリアにおいて指原莉乃が勝っていることが分かります。このことから、ライトファンにおいても指原莉乃がトップである可能性が高いと推測します。


宮脇咲良は、全てのエリアで6位以内(注意:新潟・北陸は5~7位)に入っています。地元である九州、沖縄では2位です。

3人以外では、松井珠理奈AKB48選抜総選挙:3位)が6つのエリアにおいて選抜入りしています。選抜を逃しているのは関西です。

彼女はAKB48選抜総選挙2017では4位の宮脇咲良に約3万票の差をつけています。でも、TSUTAYAにおいては地元である東海・長野・岐阜以外では宮脇咲良に後塵を拝しています。そして、地元では2位に甘んじています。このことから、彼女は宮脇咲良に較べると太ヲタ票の割合が多いのだろうと推測します。


5つのエリアにおいて選抜入りをしているのは、横山由依AKB48選抜総選挙:7位)と岡田奈々AKB48選抜総選挙:9位)です。AKB48選抜総選挙2017の順位では横山由依の方が上なのですが、TSUTAYAでは岡田奈々が5エリアで上回っています。横山由依の出身である関西では彼女が上回り、岡田奈々が兼任しているSTU48の地元である中四国では彼女が上回っています。


残りの4人では、3人(荻野由佳、須田亜香里北原里英)が2エリアで選抜入りしており、惣田紗莉渚は選抜入りしたエリアがありません。

3人が選抜入りしたエリアは、荻野由佳はNGT48の地元である新潟・北陸に加えて九州・沖縄、須田亜香里SKE48の地元である東海・長野・岐阜に加えて九州・沖縄、北原里英はNGT48の地元である新潟・北陸と出身地がある東海・長野・岐阜です。

惣田紗莉渚が選抜入りしたエリアがないことについては、解釈できていません。だだ、エリア設定が東海・長野・岐阜ではなく、SKE48のファンの密度が高いと思われる東海3県(愛知、岐阜、三重)に限られていたならば、選抜入りしていたかもしれません。


上記と同様の表を、AKB48選抜総選挙2017(速報)とTSUTAYA(速報)について作ったものを掲載します。速報においても、指原莉乃渡辺麻友宮脇咲良の3人はどのエリアでも選抜入りしていることが分かります。

AKB48選抜総選挙2017(速報)トップ10に入ったNGT48の3人(荻野由佳:1位、本間日陽:5位、高倉萌香:7位)は、TSUTAYA(速報)では新潟・北陸のみで選抜入りであり、それぞれ、3~5位、12位~16位、3~5位です。

新潟・北陸の1位と2位は、速報と最終開票において同じであり、それぞれ加藤美南中井りかです。ちなみにAKB48選抜総選挙2017における最終順位はそれぞれ71位と23位です。

このことから、AKB48選抜総選挙2017において荻野由佳が5位、本間日陽が13位と選抜入りしたことは、NGT48の箱推し票ではなく、いわゆる石油王がもたらした公算が高いと推測します。


【関連する当ブログの記事】
natuka-shinobu.hatenablog.com


ーー以上ーー

AKB48選抜総選挙2017の選抜についての考察と、1位から3位まで、特に1位となった指原莉乃の得票についての考察。

AKB48選抜総選挙2017指原莉乃HKT48)さんがトップでした(246376票)。このことによって彼女は3年連続4度目のトップになりました。指原さんおよびファンの皆様、関係者、そして彼女に投票された方に、お祝いを申し上げます(以下では、敬称略)。


2位から4位までは、渡辺麻友AKB48、149132票)、松井珠理奈SKE48、113615票)、宮脇咲良(82803票)でした。4位までは去年の順位から不出馬者(卒業を含む)を除いた順と同じでした。

速報では1位でした荻野由佳は5位でした(NGT48、73368票)。速報の票数が55061票ですから、18307票の伸びであり、伸び率は1.332倍という著しい低い伸び率でした。
彼女を含めて速報におけて選抜に入ったNGT48メンバー3人の伸び率はいずれも1.7倍以下であり、非常に珍しいと思いました。速報に半分以上の票が集まることは、速報票のほとんどは特定の太ヲタの由来の票であった可能性があります*1

6位から10位までは、須田亜香里SKE48)、横山由依AKB48)、惣田紗莉渚SKE48)、岡田奈々AKB48)、北原里英(NGT48)でした。特出するべきは去年の30位から8位に上昇した惣田紗莉渚だと思います。彼女は1位となった指原莉乃と同じ年代ですが、ドラフト1期生(2013年11月10日)なので、それほど在籍は長くありません。

11位から16位までは、高橋朱里AKB48)、白間美瑠NMB48)、本間日向(NGT48)、古畑奈和SKE48)、高柳明音SKE48)、吉田朱里NMB48)でした。特出すべきは去年の77位から16位となった吉田朱里だと思います。彼女の得票(34540票)は去年(13512票)よりも2万強増えています。NMB48から同様に初選抜となった白間美瑠における増加の約2倍ですので、AKB48グループに関心がない層のファンの寄与も大きいと思います。


17位は向井地美音AKB48)でした。彼女の得票である35201票は、16位となった吉田朱里との差は339票でした。

選抜の内訳ではAKB48は4人に留まりました。去年における10人に比べると半減しています。卒業などが多かったので仕方がないとは思いますが、向井地美音が選抜落ちをしたことは残念だと思いました。


1位から3位の順は多くの人の予想通りだったと思います。ちなみに私は、この3人の得票は10万票以上であり、荻野由佳の得票は10万票に達することはないと判断していました。

3人の中では速報得票では松井珠理奈が最も多かったので、彼女を1位に予想する人がいたようです。でも、その人達の中には、データを観ずに印象に基づいて判断すた人も含まれていると思います。

松井珠理奈の場合、去年における速報得票数(Sp)からの最終得票数(Fp)の伸び率Rp(=Fp/Sp)が他の2人よりも少なかったです(一昨年も同様)。具体的に3人のRpは、5.909(指原莉乃)、4.178(渡辺麻友)、3.167(松井珠理奈)です。


Rpに基づいて2つの予想値(E、Ech)を算出しました。Eは単純に今年の速報得票数(S)にRpを掛けたものです。Echは中国を中心とした海外票が多い渡辺麻友に対して算出したものです。

私は去年における渡辺麻友の得票の半分は中国票だと考えています。そして、彼女の中国票は今年も同レベルだと推察します。このため、中国票を考慮したEchを、Eと去年の最終得票数(Fp)を平均したものとしました。

結果として導いた予想値(E[指原、松井]、Ech[渡辺])は、指原莉乃が191990票、渡辺麻友は145490票、松井珠理奈は109718票でした。このようなこともあり、第2位の名前が呼ばれる前にその最終得票数(149132票)が読み上げられた時点で、1位が誰であるかを確信しました。


渡辺麻友松井珠理奈の実際の値は、それぞれ149132票と113615票でしたから、そんなに間違った推測ではないと思います。ところが、指原莉乃の実際の票数(246376票)は予想値(191990票)はよりも5万5千票も多いです。

5万5千票も上回ったことは、速報における得票が荻野由佳(おぎゆか)の6割になったことによる危機感と、指原莉乃がタレントとしての活躍などで得たライトファンの存在に、主に起因されると思います。これらについて以下で説明します。


おぎゆかショックは、特に太ヲタ、それに加えて彼女のファンのファンだけど自分が投票しなくても1位になると思っていたライトファンを刺激したと思います。

速報に投じられる票の大部分は太ヲタによる寄与だと思います。彼女の太ヲタの多くは去年、最終決戦だと捉えて臨んだと思います。このため、今年は去年ほどの気持ちと資力で臨むことができなかった人が少なくなかったと思いますし、中には、太ヲタをやめた人もいたのだろうと思います。このことが、速報得票数が去年の8割弱(78.63%)に留まった大きな原因になったと思います。


指原莉乃のファンは、10~20歳代の女性と、30歳代以降の男性が多いです。最近は特に女性ファンの割合が増えてきたようです。

増加したファンの大部分はライトファンであり、AKB48には関心を持たない部類の人達のようです。それらのライトファンを、彼女はタレント活動やSNS(特にインスタグラム)投稿などによって得ています。


指原莉乃はテレビ番組などのタレント活動が好調です。このことによって、ファンや、ファンでないとても彼女に好意的な人をかなり獲得しています。彼女がバラエティーの出演者の一人に入ると、会話のパス回しが良くなることが多く、また彼女自身もパスを送ることができます。このため、他のタレントに興味を持って番組を観た人でも、彼女に好意を持つことが起きえるようです。

twitterなどツブヤキでは、XXのファンだけれど彼女に投票したという人を、気がついただけでも10名以上も見かけています。

twitterなどのSNSに関しては、去年の12月から始めたインスタグラムの効果が大きいようです。彼女のインスタグラムは女性向きのコンテンツなので、twitterとは違う層のファンを獲得できているようです。インスタグラムの利用者は10~20歳代の女性が特に多いので、この年代の女性ファンの増加に寄与しています。

twitterでのツブヤキを観ると、この増加層において彼女に投票した人がかなりいることが分かります。学生が多い年代なので、投票数は上の年代と較べると少ないのですが、拡散力が多いので影響があります。

AKB48グループのファンにおいても、彼女のファン以外でも彼女に票を投じた人はいるようです。これには、一人のメンバーにしか投票しない人ではなく、複数のメンバーに投票する人が該当します。共演するタレントと同じように、彼女の存在が自分の一推しにプラスになっていると考えている人がいるというだと思います。


ーー以上ーー

*1:速報5位(25032票)であった本間日向は13位(41230票、1.647倍)、速報7位であった高倉萌香は24位となりました(1.321倍)。

「大学生402人が選ぶ、2017年のAKB48選抜総選挙で投票したいメンバーTop5」では指原莉乃が渡辺麻友に大きく差をつけたけど、AKB48村の選挙は一般の評価とは違う。

マイナビ学生の窓口による「大学生402人が選ぶ、2017年のAKB48選抜総選挙で投票したいメンバーTop5」という記事がありました*1

結果は以下のとおりです。調査期間は2017年5月から6月であり、調査対象は大学生男女402人(男性205人、女性197人)であったとのことです。

第1位「指原莉乃」128人(31.8%)
第2位「渡辺麻友」50人(12.4%)
第3位「横山由依」21人(5.2%)
第4位「宮脇咲良」15人(3.7%)
第5位「松井珠理奈」11人(2.7%)

大学生402人が選ぶ、2017年のAKB48選抜総選挙で投票したいメンバーTop5 - ライブドアニュース

調査数からトップ5については、ほぼ信頼できる調査だと思います。特にトップについては信頼ができる回答数だと思います。それから、それぞれ選んだ理由が記載されていることは有益です。

1位は指原莉乃であり、1/3(128人、31.8%)の投票を占めました。2位の渡辺麻友(50人、12.4%)にはダブルスコア以上(2.56倍)をつけています。3位以下はほぼ5%以下になっており、3位の横山由依(21人、5.2%)も渡辺麻友にダブルスコア以上を付けられています。

横山由依宮脇咲良松井珠理奈を上回ったことには、人気というよりはAKB48グループの総監督としてマスコミから触れられることがあるのと、それとして頑張っているというイメージがあるのだと思います。選んだ理由にも「総監督として、よく頑張っているから」というものがあります。

宮脇咲良松井珠理奈が上回ったことにはtwitterのフォロワー数などのデータから、そうなんだろうなぁと思いました。例えば、twitterでは後発の宮脇咲良松井珠理奈を上回っています。


指原莉乃渡辺麻友を上回るという結果については、予想通りでした。でも、2.56倍という大きな差がったことには少し驚きました。高い年代では指原莉乃渡辺麻友を大きく引き離していることは把握していたのですが、大学生の年代においてこれほどの差がつくとは思っていませんでした。

でも、選んだ理由を見て理由は分かりました。指原莉乃には新規のファンがかなり増えているのに対して、渡辺麻友はそうではないように見えるからです。簡単に言えば、渡辺麻友が選んだ理由として“かわいい”を3名が上げているからです。

“かわいい”とされていることをブラスでなくマイナスに捉えることを、変な解釈だと思われた方がいらっしゃるかもしれません。でも、“かわいい”が特徴となっているメンバーは、新たな“かわいい”メンバーにとって変わられることがありがちなことです。

AKB48グループに加入するメンバーのビジュアルは段々と増しています。そして、日本人には特に若さを尊ぶ傾向があります。このため、渡辺麻友のファンになる割合は、以前よりも減っていると思います。残念ながら、彼女から若いかわいいメンバーに推し変する人もいると推測します。それに加えて最近では、“かわいい”の選択肢には乃木坂46だけではなく欅坂46も加わりました。

一般論を言えば、最初は“かわいい”ということで着目されたタレントでも、他の理由で支持されるようにならなければ、年を重ねることによって段々と難しくなっているようです。

指原莉乃は「他の理由で支持されるようにならなければ」という例外事項が該当するAKB48グループにおいては稀な存在です。彼女の場合は、“かわいい”が支持理由として占める割合が最初から少なかったです。そして、表に示された理由(おもしろい、人として魅力、頑張っている、裏表がない、親しみ)で支持する人が増えてきました。これらの理由で支持をしている人は、離れにくいです。

これらのことが、指原莉乃渡辺麻友に大きな差がついた理由になっていると思います。



指原莉乃への支持が1/3を占めた今回の結果に、AKB48村(AKB48グループ、特にAKB48ファンの集合体)の住人は違和感を感じたかもしれません。中には大きな力が働いたと主張する人がいたかもしれません。

特に違和感を感じたのは、指原莉乃を選んだ理由に「一番頑張っているから」があったことかもしれません。AKB48村においては、一番頑張っているのは渡辺麻友となっているからです。でも、AKB48村における「頑張っている」とはシキタリを遵守しているということに近いです。そして、村のシキタリは、AKB48村の外部の人、つまり一般にとってはどうでもよいことです。

一般の人の感覚による頑張っているは、芸能界において頑張っていると、AKB48グループにために貢献しているようにことです。指原莉乃はこの両者に該当します。なお、AKB48村では一般に比べてそのように見ない人の割合が多いような感じがします。


さて、「大学生402人が選ぶ、2017年のAKB48選抜総選挙で投票したいメンバーTop5」の結果を見て、AKB48選抜総選挙2017は指原莉乃の連覇が確実だと判断する人がいらっしゃると思いますが、実は違います。

理由は2つあります。1つはAKB48選抜総選挙AKB48村の選挙だからです。そして、もう一つは渡辺麻友の場合は中国において人気があるからです。渡辺麻友の場合、中国票の中心とした外国票が、ほぼ半分を占めていると私は見ています。

中国においては指原莉乃に較べると渡辺麻友の人気が圧倒的です。理由は簡単です、中国は日本に較べると容姿を重視するからです。そして、指原莉乃を支持するとしてあげられた(上の表における)評価は、言語の障壁によって極めて矮小化されます。簡単に言えば、中国における指原莉乃の評価は、彼女が無口である場合の評価と同じだと思います。


ということで中国票のことを考えるならば、マイナビ学生の窓口の調査は、AKB48選抜総選挙2017では、指原莉乃渡辺麻友と勝負になるレベルにあると示している以上のものはないように思います。

さて、日本のマスコミでは中国票は指原莉乃が多いと勘違いして報道しているようです。でも、日本のマスコミの取り違いは稀ではありません。

実際のことは、上で赤字にした段落における思考をすれば直ぐにわかると思います。この程度の思考さえもをせずに記事を書いている人達が少なくないということなのかもしれません。


ーー以上ーー

*1:ライブドアニュースに転載された記事の方を引用します。元記事は2ページに分かれているために、見にくいからです。

「TSUTAYA×AKB48 49thシングル キャンペーンガール選抜総選挙!」の中間発表( 6/7(水)時点)の結果について

TSUTAYA×AKB48 49thシングル キャンペーンガール選抜総選挙!」の中間発表( 6/7(水)時点)がありました。

tsutaya.tsite.jp


この企画は、全国を7エリアに分け、それぞれのエリアでAKB48グループメンバーからキャンペーンガールを決定するものです。エリアは、1:北海道、東北、2:新潟、北陸、3:関東、4:東海、長野、岐阜、5:関西、6:中四国、7:九州、沖縄です。

投票券は、全国のTSUTAYA RECORDS店舗で「願いごとの持ち腐れ」を買うと得ることができます。TSUTAYA限定なので、投票数は本家の選抜総選挙の一桁の%である可能性があります。このため、本家の結果と較べるならば、不正確さがあります。しかしながら、地域滴別特徴が分かるので記事にすることにしました。


まずは、中間発表における各エリアのトップを、既に発表されていた速報(速報発表 5/31)のトップと共に表にします。

指原莉乃HKT48)と渡辺麻友AKB48)が強いことが分かります。中間発表では指原莉乃は3エリア(北海道・東北、中四国、九州)においてトップになっています(速報では4エリア)。渡辺麻友は2エリア(関東、東海・長野・岐阜)でトップになっています。なお、関東(指原莉乃->渡辺麻友)と中四国渡辺麻友->指原莉乃)では、トップが入れ替わっています。

この2人がトップでないエリアでは、地元のメンバーがトップになっています。新潟、北陸では、速報、中間発表ともに、加藤南(NGT48)です。関西では中間発表において永野芹佳AKB48 Team8大阪)です。


以下に、中間発表の結果を表にまとめます。これを見ると、やはり、指原莉乃渡辺麻友が強いことが分かります。両者ともに新潟・北陸以外の6エリアにおいて3位以内に入っています。新潟・北陸では指原莉乃が4位タイ、渡辺麻友が8位です。

順位の内訳では、指原莉乃は、1位が3エリア、2位が1エリア、3位が2エリア、4位タイが1エリアです。これに対して、渡辺麻友は、1位から3位が各2エリア、8位が1エリアです。

この2人の他に全てのエリアで選抜入り(16位以内)をしているメンバーは、宮脇咲良HKT48)です。最も順位が高いエリアは地元である九州・沖縄であり、2位です。特出するべきことは、全てのエリアにおいて5位までにランクインしていることです。


松井珠理奈SKE48)が選抜に入ったのは、4エリア(北海道・東北[9位]、北海道・東北[11位タイ]、関東[7位]、東海・長野・岐阜[2位])だけです。最高順位は地元である東海・長野・岐阜における2位です。関西より西では選抜入りしていません。

彼女と同じくSKE48である須田亜香里が選抜入りしたのは、地元の東海・長野・岐阜(4位)の他は中四国(11位タイ)です。


NMB48については、人気が山本彩(不出馬)の1強であることを示唆するような結果になりました。地元の関西でも最高位は松村芽久未の5位タイだからです。

白間美瑠吉田朱里は、関西では松村芽久未の他にも須藤凛々花(7位)に後塵を拝して、それぞれ、8位と9位タイです。しかしながら、全国的には2人はNMB48の2トップになっています。それぞれ、5エリアと4エリアで選抜入しているからです。


NGT48は新潟・北陸ではトップ3(加藤美南中井りか、荻野由佳)を占めるなど強さを示していますが、他のエリアではそれほどではありませんでした。

本家のAKB48選抜総選挙で速報1意になった荻野由佳は、新潟・北陸の他にも関東で12位タイ、関西で14タイです。でも、この2エリアでも速報では選抜入りしていません。選抜入りは本家の速報効果のように見えます。

荻野由佳の他に本家のAKB48選抜総選挙において7位以内に入った本間日陽(4位)と、高倉萌香(7位)は、新潟・北陸以外では選抜入りしていません。


8月に船上劇場が出港するSTU48は、兼任メンバー(指原莉乃HKT48]、岡田奈々AKB48])以外では、地元の中四国において、瀧野由美子が8位タイ、薮下楓が16位です


最後に、トップ3に入った予想外のメンバーについて述べます。具体的には、関東で2位に入った高橋朱里AKB48茨城県出身)、関西で1位になった永野芹佳AKB48 Team8 大阪)、中四国で3位になった田中菜津美HKT48、福岡県出身)です。

特に驚いたのは田中菜津美です。彼女は福岡をベースとするHKT48の所属であり、出身も福岡県です。このため、中四国とは関わりあるように見えません。その彼女が指原莉乃渡辺麻友に次いで3位になっていることは、驚きでした。ちなみに、4位は中野郁海AKB48 Team8 鳥取)、5位タイの3人は岡田奈々宮脇咲良横山由依です。


ーーー以上ーーー

番狂わせであったAKB48選抜総選挙2017の速報[新潟にスゴイ石油王がいるのか、それともシステムの不備の結果か]

既に1週間も経ちましたが、AKB48選抜総選挙2017の速報が発表されました(5月31日)。1位から3位は、荻野由佳(NGT48)、松井珠理奈SKE48)、指原莉乃HKT48)でした。
http://www.oricon.co.jp/news/2091608/full/

荻野由佳が1位となったことは番狂わせでした。番狂わせであることは、AKB48グループ新聞の5月号(2017年5月19日発売)における記者8人による順位予想において、誰も彼女を選抜(16位以内)に予想していないことからも分かります。
natuka-shinobu.hatenablog.com

AKB48グループ新聞の紙面には、3名の記者(瀬津、森本、岡田)による80位までの予想も記載しています。3人全ての記者が彼女を80位までに予想しているものの、順位は60位、78位、69位と押しなべて低いです。

7位までには、NGT48メンバーがさらに2人も入っています(4位:本間日陽、7位:高倉萌香)。このことも番狂わせでした。何故ならば、この2人も、AKB48グループ新聞の記者は誰も選抜に予想していないからです。

80位までを公表した3名に記者においては、森本記者が本間日陽(速報:4位)を69位に予想しました。でも、高倉萌香(速報:7位)については、誰も80位以内には予想していません。

ちなみに、記者によって選抜に予想されていたNGT48メンバーは、北原里英(速報:92位)と中井りか(速報:83位)だけでした。それぞれ、5名*1と1名*2によって予想されています。


3人のNGT48を誰も選抜に予想できなかったからという理由で、AKB48グループ新聞の記者を無能であると見なすことは短絡的です。速報において10位までに入った10人からNGT48メンバーを除いた7人は、ほとんどの記者が選抜に予想しているからです。

具体的には、松井珠理奈(2位)、指原莉乃(3位)、渡辺麻友(4位)、須田亜香里(6位)、宮脇咲良(8位)、岡田奈々(10位)については、全ての記者が選抜に予想しています。残りの高橋朱里(9位)については、横山記者と松尾記者以外の6名は選抜に予想しています。

つまり、NGT48に特異的に番狂わせが起こったと解釈できると思います。


速報結果を見てNGT48が躍進したと解釈する人がいるようです。また、NGT48ファンによる強い箱推しがあったと結果だと解釈する人がいるようです。しかしながら、それは少し違うように思います。多く票を得たメンバーは限定されいるからです。

以下、これらのことも念頭に置いて、データ解析をしていきます。


100位までの総得票数は860873票でした。グループ別の割合は、多い順に、AKB48が29.4%、SKE48が22.5%、HKT48が19.1%、NGT48が17.5%、NMB48は11.5%でした。NGT48はNMB48を上回っており、約1.5倍です。

100位にまで入ったグループ別の人数内訳では、AKB48が29人、SKE48が24人、HKT48が23人、NMB48が13人、NGT48が11人です。2位と3位であるSKE48HKT48がほぼ同じ(24人 vs 23人)、4位と5位であるNMB48とNGT48がほぼ同じ(13人 vs 11人)です。

NGT48は7位までには3人も入っていますがですが、100位までのランクインは11人だけです。つまり、特定のメンバーに票が集まったと推察されます。


このことを分かりやすく示すために、各グループを、100位までの票数をX軸、Y軸をランクイン人数として散布図にプロットしました。すると、NGT48だけが近似直線の下に位置することが分かります。このことから、NGT48メンバーの得票が、他グループとは違う特徴を有すると推察されます。

各グループに対して、順位をX軸にして2つのグラフを描きます。

1番目のグラフは、Y軸を順位Xまでの得票の合計とした折れ線グラフです。これを見ると、NGT48メンバーの得票が、他のグループに較べると上位ランクイン者に集中していることが分かります。

順位Xまでの得票の合計値は、1位から暫くの間はNGT48(薄いオレンジ)が一番多いです。そのNGT48にAKB48(空色)が追いつくのは、16位になってからです、そして、SKE48(濃いオレンジ)が追いつくのは53位、HKT48(グレイ)が追いつくのは73位になってからです。

2つ目のグラフは、Y軸を順位Xまでの得票が100位までの得票に占める割合をグラフです。初めから立ち上がりが早いグループは、上位に票が週集中していることを意味してます。

NGT48(薄いオレンジ)の値は、1位から65位までトップであり続けます。そして全グループに対する値(緑)を上回ることは77位まで続きます。このことから、NGT48メンバーとしては7位である中村歩加(52位)までは、NGT48特異的な要因によってより票を得たとという解釈が可能であると思います。


せっかくですから、100位までのNGT48メンバー11人について、順位と得票などを表にしておきます*3


上で触れたNGT48特異的な要因については、2つの有力な説があるようです。1つにはスゴイ石油王が新潟にいたという説です。もう1つは、NGT48mobileにおいて多重投票ができたという説です。


まず、スゴイ石油王がいたという説について述べます。石油王とは大量得票するようなお金持ちを示すAKBG用語です。NGT48よりも発足の早いグループのファンにも石油王はいるのですが、速報において、例えば2万票以上を投票するレベルの石油王はいなかったのだろうと思います。これに対して、新潟には5~10万票を投票できる石油王出現した可能性があります。

日本は均一性が高い国だと言われていますが、AKB48グループのファンを見ていると必ずしもそうでないことが分かります。有料投票であるAKB48選抜総選挙においては、SKE48ファンは頑張りますが、NMB48ファンは必ずしもそうではないようです。ところが、NHK紅白の結果を見ると、NMB48ファンは無料投票には積極的のようです。このようなグループによって異なる特徴がありますから、NGT48にはスゴイ石油王を生み出す特徴があっても不思議ではありません。

偶然だとは思いますが、実は新潟県は日本国内で最も石油を生産しています。新潟県のホームページの以下のページによると、国内生産の66.4%(2016年)を占めているようです。
www.pref.niigata.lg.jp

2013年にも、新潟市秋葉区において石油を含んだ泥水とガスが噴出したそうです。でも、残念ながら純度が低いために活用できず、却って対処のための費用がかかるという問題をもたらしたようです(現時点にいて解決しているかは未確認)。
www.nikkei.com


スゴイ石油王がいたとしても、気になることがあります。資金としては可能であったとしても、速報に反映される投票ができるのは1日くらいなので、その間に5万もの投票ができるのだろうかということです。

今年の荻野由佳を除くと、今年までに速報において3万票以上の得票があったメンバーは、指原莉乃渡辺麻友松井珠理奈柏木由紀だけです。この中で3万票以上の投票をした回数が最も多いのは指原莉乃であり、4回です(2回:松井珠理奈、1回:柏木由紀渡辺麻友)。

さらに、4万票を超えたのは、去年の渡辺麻友(42034票)と指原莉乃(41127票)です。なお、渡辺麻友の速報投票数が3万票を超えたのこの年だけであり、今年は27614票に減っています。

つまり、速報投票数が多いメンバーはファンが多いメンバーに限られています。そして、該当するメンバーでも、速報投票数の最大は、今までは約42000票でした。ちなみに、荻野由佳はファン数においては、この4人に比べればかなり少ないと考えられています。

しかしながら、スゴイ石油王が投票のために多数のバイトを雇ったならば不可能なことではないかもしれません。来年以降のことも考えて、自動投票のために投資した可能性もあります。


そのようなスゴイ石油王がいたとして、気になるのはそのスゴイ石油王の来年の速報投票です。もし、荻野由佳の速報票数が今年に較べて激をしたながら、「NGT48mobileにおいて多重投票ができたという説」が正しかったと判明したと解釈されるからです。

このため、荻野由佳のことを考えるならば、そのスゴイ石油王は、来年も今年と同様数の投票をしていただくことが望ましいように思います。また、荻野由佳にも、スゴイ石油王が推し変をしないような活躍が望まれます。


さて、NGT48mobileにおいて多重投票ができたという説は、キングレコードの湯浅順司が以下のようにtwitterにおいて否定しました(2017年6月1日 2:22)。でも、このtweetは、そのような説が生まれるような状態に見えたことは認めています。

謎が解けました! 「不正投票」と言っている人は、誤解していらっしゃいます。。。 「戻る」ボタンで前の画面に戻って、もう一回投票ボタンを押したら2票入ってると思ってる方がいらっしゃいますが、、、最初の1票しかカウントされておりません。。。(´;ω;`)

https://twitter.com/sizuk_yuasa/status/869967443111706624

湯浅順司による多重投票の否定がされたのは、速報発表(5月31日20時過ぎ)から6時間経ったあとです。また、速報に反映される投票が終わってからは、ほぼ半日が経っていると思います。これが不信感を与えています。


コンピュータシステムに明るい人ならば、AKB48選抜総選挙の投票システムの開発/運用会社は、メンバーの得票の伸び方や、順位を常にウオッチしているはずだと想定すると思います。もしそうならば、予想外の速報結果となることは、速報開票の日の午前中の早いうちには把握できたはずです。その場合、システムを管理する会社の適切なあり方は、それを把握した時点において、原因がシステムにあるかもしれないと考えて緊急に調べ始めることだと思います。

しかしながら、システムの開発/運用会社による調査が行われたのは、速報の発表後に多重投票ができる可能性が指摘されたからのようです。この牧歌的な対処の仕方が、AKB48選抜総選挙の投票システムの開発/運用会社、AKB48選抜総選挙の運営に対する不信感もたらしています。この不信感が故に、湯浅順司が多重投票の可能性を否定しても、すんなりと信じる人は少数派になってしまったように見えます。


疑いを向けられた場合、それを単に否定するだけでは却って逆効果である場合があります。特に、疑いを否定できるようなデータがあるのにもかかわらず、それを示さない場合です。今回の件もそれに該当するように感じます。

疑惑を否定できるようなデータとして直ぐに思いつくのは、得票の内訳を示すことです。NGT48mobile由来の票の割合が、上位に入ったNGT48メンバーに特異的に著しく多くなければ、疑惑は払拭されることになると思います。

内訳の発表は、100人にランクインした11人のNGT48メンバーに対して行えば十分です。NGT48の劇場支配人である今村悦朗とキャプテンである北原里英が了解すれば該当メンバーは納得すると予想します。

この情報の公開は、該当NGT48メンバーにマイナスはもたらさないと思います。もちろん、疑惑を持たれることに対するNGT48ファンの反発が得票を得るためにプラスになると考えるならば話は別ですが、少なくても北原里英はそのような姑息な人物ではないと私は思っています。

それでは何故、AKB48選抜総選挙の運営が内訳データなどの公開するような対象をしないかというと、この問題の重要さを認識していないからだと思います。つまり、AKB48運営における通常営業がされているということだと思います。


懸念されるのは、疑惑を持たれることに対してNGT48ファンが悪意を感じて、その反発がAKB48グループへマイナスををもたらすことです。残念ながら、今回の状況においては、それを表明するかは別にして、疑惑を持たれてしまうこと自体は致し方ないことだと思います。

NGT48以外のAKB48グループのファンは、NGT48ファンと違って、NGT48メンバーのことをあまり知りません。このため、現時点では去年と今年のの速報投票数の差がほとんど唯一の判断のための情報になっています。システムが多重投票があり得たように見えたのですから、その差が著しく大きいならば、違和感を持つ人がいても不思議ではないと思います。

ちなみに、1位となった荻野由佳の速報における得票は55061票であり、去年の2515票から52546票も延びています。倍率では約21.89倍になっています。4位で25032票を獲得した本間日陽は、去年の速報では101以下でなので得票は分かりません。でも、速報100位であった上野遥の得票が2283票なので、10.96倍以上だと推測できます。


最後に、スゴイ石油王が新潟にいたという説があっていると仮定して、最終的な順位をザックリと考察したいと思いました。でも、1位が誰になるかは、荻野由佳に大量投票をしたと可能性があるスゴイ石油王にどのくらい余力があるかに大きく依存します。そして、この情報は得ることが不可能に近いです。

スゴイ石油王の余力があるかはどうであれ、ほぼ確実なのは、荻野由佳が選抜に入ることだと思います。


このブログ記事はすでにかなり長くなっていますので、この記事はここで終わらせることにしたいと思います。


ーーー以上ーー

*1:7位:松尾記者、13位:神岡記者、9位:森本記者、12位:瀬津記者、10位:岡田記者

*2:14位:横山記者

*3:NGT48メンバーとしての4~6位は、山口真帆(24位)、宮島亜弥(31位)、西潟茉莉奈(34位)です。そして、9位と11位は太野彩香(89位)と奈良未遥(94位)です。