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人によっては「夏かし」と呼ばれているものです。

「RAGAZZE!~少女たちよ!▽AKB48、モー娘。ももクロ大集合!」(3月28日、NHK)の概要と、イコラブのMV再生回数への効果など

NHK総合で放送された「RAGAZZE!~少女たちよ!▽AKB48、モー娘。ももクロ大集合!」(2020年3月28日、23:00~23:59)を観ました。

番組では、タイトルが含む3つの主要な女性アイドルグループの他に、4グループが紹介されました。具体的には、=LOVE(通称:イコラブ)、たこやきレインボー、BEYOOOOONDS,フィロソフィーのダンス(あいうえお順)です。

MCはカズレーザーが務めました。番組は彼と出演者(朝日奈央、DJ KOO、青井実NHK))がライブのダイジェストを観て歓談する形式でした。

ライブは番組のちょうど1ヶ月前にNHKホールで行われました。当初は観客を入れての公開録画の予定でしたが、新型コロナの影響で無観客となりました。観覧の案内によると、全体で3時間半のステージ(18:30~22:00)であったようです。
https://pid.nhk.or.jp/event/PPG0335987/

番組の見逃し視聴は現時点でも、合法な手段でできるらしいです(詳しくは知りませんので、ご興味の方はお調べください)。それから、4月11日にはBSにおいて2時間版が放送されるようです(22:30~24:30)。
https://www.nhk.jp/p/ts/XQL2VVPGKJ/

出演順などについて表に示しました。主要グループには約9分が割り当てられました。

他の4組は“覚えておくべきガールズグループ”として続けて紹介されました。それぞれに、約7分の時間が割り当てられ、最初の1分には紹介者による紹介のビデオが流されました。

各グループの紹介者は、フィロソフィーのダンス徳井健太平成ノブシコブシ)、=LOVEが古川優香(人気Youtuber)、たこやきレインボー南明奈、BEYOOOOONDSがDJ KOOでした。BEYOOOOONDSの時間が比較的に長かったのは、紹介者が出演者だったためだと思います。


以下、イコラブ以外の3組について簡単に説明し、その後にイコラブについて詳細に説明します。そして、このブログ記事の後半では、この番組での紹介がもたらしたイコラブ表題曲MV再生回数への効果について記載します。

たこやきレインボーは、ももいろクローバーZと同様にスターダスト系です。今までご存じなかった人は、とりあえずは、ももいろクローバーZの大阪版だと捉えるとよいかもしれません。2012年に活動を始め、2013年にはメジャーでCDデビューをしていますので、女性アイドルグループとしては古参の方だと思います。

これに対して、BEYOOOOONDS(ハロプロ)は2018年に活動を始め、2019年にメジャーデビューをしましたので、最近のグループです。ハロプロなので実力はあるのですが、曲のはじめに寸劇が入るなどアーティスト的でない要素も売り物にしているようです。

このことは、アーティスト路線となった現在のモーニング娘ハロプロ)しか知らない人には不思議かもしれません。でも、モーニング娘は元々はバラエティー番組「ASAYAN」(テレビ東京、1995~2002年)が生み出したグループあり、ミニモニのような企画色が強いユニットもありましたので、先祖返りと言えるかもしれません。

フィロソフィーのダンスについては、今回初めて知りました。歌は上手いです。ですが…、放送されたダイジェストライブを観ると、女性アイドルグループと呼ぶのは微妙なところだと思います。音楽の部類もソウルやファンクなどで、女性アイドルグループとしては特殊です。若い女性アーティストグループをアイドルと称すると機会が増えますので、そのような趣旨でのアイドルなのかもしれません。


=LOVE(以下、イコラブ)は今の時代には珍しい正統派アイドルです。

まず、多くの人がイコラブに対して最初に持つ印象は“可愛い”ということだと思います。ビジュアル的だけでなく、衣装も可愛いです。可愛いだけかと油断してステージを観ると歌とダンスも上手いので圧倒されます。

さらに、何曲かを聞くと、楽曲なども優れていることも分かります。歌詞は言葉を操るのが上手く、メンバーの年代に近い指原莉乃(プロデューサー)が作詞しています。歌詞の内容が女性に響きやすいので、ファンは在宅(遠征に行きにくい中高生などを含む)も含めれば若い女性が多いようです。

コミュニケーション能力が高い彼女がプロデュースしているので、編曲、振り付け、衣装、MVの担当者に彼女の意図が十分伝わっており、それらの要素が(付加的要素ではなく)楽曲と一体的に融合した作品となっています。例えば、オサレカンパニー(AKB48から分社化)に依頼している衣装は、彼女がデザイン画などを併せて趣旨を説明しているので、単なるディスパッチャーが依頼するよりも、各メンバーに合わせたより可愛い衣装がとなっています。

これらのことは、古川優香による紹介(以下に抜粋)からも分かります。

皆んなかわいい正統派アイドルだけど、ライブになると生歌もダンスもすごくキレキレでギャップがあって、すごいカッコ良い。衣装もすっごく可愛い。指原莉乃さんがプロデューサー・作詞しており、特に「ズルいよ ズルいね」の歌詞が好き。「不幸になってほしいなんて思ってないよ。だから幸せにならないで」という歌詞があって、女の子の心に刺さる。SNSで可愛い写真を投稿していて、女の子が憧れる女の子だなと思う。私は齊藤なぎさ推し。

女性アイドルにとって重要なことは、ビジュアル、歌、ダンス、楽曲であることだと思います。このバランスがよいと、正統派アイドルグループと言われるのだろうと思います。モーニング娘は歌、ダンスに重点がおかれているために、アスリート的な感じがします。

ハロプロモーニング娘以外のグループも、Berryz工房℃-ute(共に解散)から類推するとアーティスト的な傾向が強いと思います。しかしながら、この2グループには熱心なファンはいたのですが、母艦ほどは注目を浴びませんでした。BEYOOOOONDSの路線はそのような現実への対処なのかもしれません。

その戦略が良かったのかどうか分かりませんが、BEYOOOOONDSのデビュー曲はオリコンの年間売上ランキング(2019年)で55位になりました。モーニング娘の最新曲(67th)は48位でしたので、母艦以外のグループとしてはかなりの成功を収めたと思います。


本筋に戻りますと、イコラブはなぜ、テレビ出演が少ないのだろうと不思議られているグループです。CD売上は右肩上がりで増えて、最新シングル(6th)「ズルいよ ズルいね」はオリコンの年間売上ランキングにおいて43位になりました(初週での週間1位(売上と総合)も獲得。ビルボードも同様)。さらに、アイドルの間でも人気があるようです。

それにも関わらず、イコラブがテレビの出演などでは報われない状況にあるのは何故かと言うと、大きな要因には、マスコミやテレビ関係者における時代の勝ち馬に乗るが、その他には関心が薄い傾向があると思います。彼らの多くには、少し前まではAKB48を報道/起用すれば十分であるという意識があったように見えます。なお、現在では、その対象は坂道系に移っています。

さらに、イコラブにとって不運なのは、イコラブのファンが多い層は、マスコミとテレビにおいて決定権を持つ層(中年以上の男性)とは真逆なことです。彼らは自分達にとって面白くなければ、仕事の対象の候補にしないことがほとんどなのだろうと思います。


「ズルいよ ズルいね」(センター:齊藤なぎさ)はそのような人たちも、程度はともあれ、関心を持つような部類の歌だろうと思います。イコラブにはオシャレで明るいイメージなのですが、この歌は失恋の曲であり、MVも普遍性がある雨や涙のイメージで作られているので、今までよりも広い範囲の人のアンテナにひっかかったようです。

「関ジャム 完全燃SHOW」(テレビ朝日系、1月19日)の「売れっ子プロデューサーが選ぶ2019年の年間ベスト10」という企画における、いしわたり淳治によるランキングにおいて6位なったこと[参照*1]にも、この曲の特徴がプラスに寄与したと推測します。

「RAGAZZE!~少女たちよ!▽AKB48、モー娘。ももクロ大集合!」でイコラブが取り上げられたことも、「ズルいよ ズルいね」の効果だと思います。もちろん、ライブダイジェストに含まれる2曲にこの曲が含まれています。

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(上のMVは、左が「ズルいよ ズルいね」、右が「手遅れcaution」)

「ズルいよ ズルいね」の他にライブダイジェストに含まれていた曲は、3th表題曲である「手遅れcaution」でした。収録で披露された他の曲は分かりません(記載をどこかで見かけた記憶があったので、このブログ記事を書くために見つけようとしたのですが、見つかりませんでした。)。

イコラブの表題曲から2曲を普通に選ぶならば、最新曲である「ズルいよ ズルいね」の他は、1st表題曲である「=LOVE」か4th表題曲である「Want you!Want you!」が妥当だったと思います。それぞれ、イコラブのアンセム(国歌の意味)とされている曲と、明るくてオシャレであってイコラブのイメージを最もよく体現している曲だからです。

「Want you!Want you!」はイコラブの表題曲の中で、公式MV(Youtube)が最も再生されている曲です。表題曲MVの累積再生回数の推移グラフを付録として最後に掲載します。

しかしながら、5thシングルまでセンターを務めていた髙松瞳は現在は休養中です。このため、5thまでの表題曲で彼女のイメージが最も薄い「手遅れcaution」が選ばれたのではないかと推測します。この曲は何故か、野口衣織の代表曲と見なされているからです。

「手遅れcaution」はイコラブらしい曲でありません。「=LOVE」と2nd表題曲「僕らの制服クリスマス」が王道的アイドル曲であるので、3rdも王道的アイドル曲であると、そのような曲しかできないのかとdisる口実にされる可能性があったので、もっと多様なことができることを示すために作られたような曲です。1stと2nd表題曲が球威がある"ど真ん中"のストレートならば、この曲は打者を仰け反らしてしまうような思いっきりの変化球です。

ライブダイジェストの曲として「ズルいよ ズルいね」と「手遅れcaution」が選ばれたことには、イコラブが番組視聴者のより多くの関心をえるためには良かったと思います。ライブでなく画面を通すと王道的な曲の球威は伝わらずに、物足りなく感じる可能性があったと思うからです。今回は、無観客のライブだったので、なおさらそうだったのではと推測します。


イコラブにおける「RAGAZZE!~少女たちよ!▽AKB48、モー娘。ももクロ大集合!」.効果を見るために、表題曲MV(1st~6th)の再生回数の推移をグラフに示します。

このグラフは3月21日を起点にした累積再生回数を示します。なお、累積再生回数の観測は、毎日、22時半頃に行っています。

5thシングルついてはCDに搭載されている通常版ではなく、CD発売後に公開されたダンス&リップver.を対象にしました。こちらのほうが累積再生回数が多く、現在の再生回数/日では圧倒的に多いからです。


このグラフを見ると、どの表題曲も番組の恩恵を得たことがわかります、放送があった28日を境にして曲線における傾きが急増しているからです。

しかしながら、出演効果の度合いは曲によってかなりの違いがあります。特にライブダイジェストに含まれていた2曲においては大きな違いあります。

効果の大きさは大が1曲、中が2曲、小が3曲に分かれました。

大きな効果があったMVは「ズルいよ ズルいね」です。再生回数/日を番組放送前の1週間(3月21日 -> 28日)に対して平均すると3120回/日でしたが、3月28日 -> 29日には約12000回増えたからです。効果は日が経つにごとにすこしづつ薄れてきているようですが、4月4日 -> 5日でも約5650回増えています。

中程度の効果があったMVは 「Want you! Want you!」(4th)と「探せダイヤモンドリリー」(5th)でした。両方ともに番組放送前1週間の再生回数/日は約2200回増/日でしたが、3月28日 -> 29日にはそれぞれ約6300回と約5800回増えています。なお、「Want you! Want you!」が上回ったのは最初に2日だけであり、3日目以降は「探せダイヤモンドリリー」が上回っています。4月6日 -> 7日にはそれぞれ約3190回と約5650回増えています。

小程度の効果があったMVは「=LOVE」、「僕らの制服クリスマス」、「手遅れcaution」であり、それぞれ1st~3rdの表題曲です。番組放送前1週間の再生回数/日では、「=LOVE」と「僕らの制服クリスマス」は約930~940回/日であり、「手遅れcaution」は約615回/日でした。

3月28日 -> 29日では、3曲の中のトップが「=LOVE」(約3400回)、次が「手遅れcaution」(約3100回)、3番手が「僕らの制服クリスマス」(約2400回)でした。「僕らの制服クリスマス」は季節外れであるために効果が少なかったのだろうと思います。

しかしながら、3月30日 -> 31日以降になると「僕らの制服クリスマス」がトップとなり、4月3日 -> 4日以降では「手遅れcaution」が3曲中の3番手に定着します。4月6日 -> 7日の増加は、「僕らの制服クリスマス」が約1650回、「=LOVE」が約1550回、「手遅れcaution」が約1200回でした。


「手遅れcaution」に対する番組の効果が他の曲に比べて少ないことに驚いた方がいたかもしれません。番組終了後には"イコラブ”と共に"手遅れcaution”がトレンド(twitter?)に入ったようだからです。これは「手遅れcaution」の好むような人にはtwitterにおいて声が大きい人の割合が多いためかもしれません*2

それから、思い込みが強い人が含まれているのかもしれません。この曲のMVの再生回数が急増したとツブヤイていた人がいたからです。とはいえ、その実感は、この曲の他には関心が薄い人には妥当だったのだと思います。何故ならば、放送前におけるMV再生回数/日の平均値では6つの表題曲中で「手遅れcaution」が最も少なかったので、この平均値に対する3月28日 -> 29日の再生回数の比では最も高かった(5.03倍)からです。


【付録】
本文中において予告したように、イコラブの表題曲MVの累積再生回数の推移(2018年9月18日以降)をグラフに示します。これを見ると分かるように、長い間トップであった「僕らの制服クリスマス」を「Want you!Want you!」が2月末に上回りました。

グラフからは見て取りにくいと思いますが、「ズルいよ ズルいね」はMV累積再生回数において、現時点では「=LOVE」よりも多くなっています。現状の勢いが続くと、現在の3番手から、やがてはトップになる可能性が高いです。

「手遅れcaution」は今のところは5番手です。しかしながら、その勢いは6番手の「探せダイヤモンドリリー」よりも弱いので、やがては後退する可能性が高いと思います。

解説を加えておくと、曲が良いこととMVの累積再生回数には正の相関がありますが、相関が極めて高いわけではありません。ありがちなことは、MVを何度も繰り返して観ることを妨げる要素があると再生回数が伸びないことです。
該当要素の1つは、ドラマ仕立てであることです。ドラマ仕立てであると、通常的なMVよりもメンバーの映り方の差が大きくなります。イメージの良い役とそうではない役がある場合はなおさらです。
このため、熱烈なファンは熱を入れてtwitterなどで語るけれど、再生回数があまり伸びないという現象が起きえます。


ーー以上ーー

*1:「『売れっ子プロデューサーが選ぶ2019年の年間ベスト10』(いしわたり淳治 選)において「ズルいよ ズルいね」(=LOVE)が6位になったこと」(夏かしのブログ)http://natuka-shinobu.hatenablog.com/entry/2020/01/24/152936 

*2:野口衣織は声がでかく、憑依的な歌い方をします

イコラブの7thシングルCD「CAMEO」のc/w曲のセンターになるのは誰か?(twitterフォロワー数に基づく考察)

イコラブの7thシングルCD「CAMEO」(2020年4月29日発売)については、レコーディングなどが始まったようです。前例から推測すると、そろそろMV撮影が行われているのだろうと思います。

c/w曲は6thシングル「ズルいよ ズルいね」と同様に3曲であり、その1つは妹グループであるノイミーの曲になるようです。以下はイコラブのことについてのみ述べます。


「CAMEO」とc/w曲のセンターが誰になるかについては、多くのファンが気になっていると思います。
私は「CAMEO」については、休養中である髙松瞳が復帰しないのならば、齊藤なぎさが「ズルいよ ズルいね」に続いて務めている可能性が高いと思います。センターはあまり変えないほうがよいからです。

6thシングルのc/w曲は両方ともにユニット曲でしたが、7thシングルではどうなるかはわかりません。仮に双方ともにユニット曲ならば、今までセンター(ダブルセンターの1人を含む)を務めていなかったメンバーからの2人が1人ずつ割り当てられる可能性があります。該当するメンバーは音嶋莉沙大場花菜瀧脇笙古の3人です(全員参加曲のセンターの場合には荷が重いと思います)。

いままでに1度だけ務めたメンバーも可能性はあります。該当するメンバーは、大谷映美里佐々木舞香諸橋沙夏山本杏奈佐竹のん乃の5人です。

この5人の中ならば、最も可能性が高いのは諸橋沙夏だと思います。彼女がダブルセンターの1人を務めたのは1stシングル「=LOVE」のc/w曲「記憶のどこかで」であり、かなり前のことだからです(野口衣織とのダブルセンター)。

しかも、この曲には、同じく1stシングルc/w曲である「スタート!」と同様にMVが作られていません。違いは「記憶のどこかで」が公演ではあまり演じられないことです。これに対して「スタート!」の方はイコラブの大部分の公演において歌われますし、ノイミーにもカバーされています。このため、「記憶のどこかで」はイコラブ曲においては最もプレゼンスが少ない曲になっていると思います。

反対に可能性がかなり少ないのは大谷映美里佐竹のん乃だと思います。二人は6thシングルのc/w曲において、それぞれ、「Sweetest girl」と「推しのいる世界」(共にユニット曲)のセンターを務めているからです。

この他、佐々木舞香は優先順位がかなり低いと思います。彼女には5thシングル「探せ ダイヤモンドリリー」のc/w曲である「虹の素」が野口衣織と一緒に割当られました。上記のユニット曲より1つ前のc/w曲ですが、デュエット曲だったので、普通のc/w曲と比べると効果が圧倒的に大きかったからです。

そうすると、候補者は、音嶋莉沙大場花菜瀧脇笙古諸橋沙夏山本杏奈にしぼられると思います。このことは、以下に示すtwitterのフォロワー数に関するデータからも妥当だと思います。


提示するデータは休養中の髙松瞳を除く11人に対するデータであり、2つのレベルがあります。1つのデータは、現在のフォロワー数(2020年2月29日22時半に観測)と過去6ヶ月間の増加数についてです(1つの表において提示)。もう一つのデータは各月における1日あたりのフォロワー数の平均です(2つの表に分けて提示)。

念の為に記しておくと、私はイコラブのメンバーは全員頑張っていると思います。大きな問題があるメンバーはいません。ある指標に基づいて並べると後ろ方になるメンバーが出てくるというだけです。もう少しこうしたならば、より良くなると思うメンバーがいることは事実ですが、それを示唆する役目を私が担っているわけではありません。また、このブログ記事の範囲ではありません


フォロワー数は、1~2番手である齊藤なぎさ大谷映美里が10万人以上です。そして2番手と3番手[野口衣織]との差(53000人強)よりも、3番手と11番手の差(32000人弱)は少ないです。したがって、これだけに基づいて11人を2グループに分けるならば、2人と9人に分けるのが妥当であるように見えます。

しかしながら、半年(2019年9月~2020年2月)の増加を見るならば、4位と5位の間にも少なからぬ差があります。具体的には、齊藤なぎさ大谷映美里からなる第1グループは2万人代の増加、野口衣織佐々木舞香からなる第2グループは1万人代の増加、そして、諸橋沙夏を筆頭とする第3グループは1万人未満の増加です。

第1グループ以外が第2グループと第3グループとに分かれたのは、野口衣織佐々木舞香による「虹の素」がキッカケかもしれません。効果は佐々木舞香により大きかったような記憶があります。

佐々木舞香はフォロワー数では3位の野口衣織の次の4位です。しかしながら、過去半年の増加では彼女が3位であり、4位が野口衣織です。

さらに詳細に見るために、第1グループと第2グループの4人について、1日あたりの増加数を、去年9月からの6ヶ月の各月に対して平均して示します。1位と2位は齊藤なぎさ大谷映美里のいずれかになっています(両者ともにトップが3回)。

必然的に3位と4位は佐々木舞香野口衣織になります。佐々木舞香は去年の9月からの5ヶ月において3位であり、2月は野口衣織につづいて4位となっています。

私は、第1グループに第2グループを併せた4人を上位と見なして、その他の7人と分けて考察を行ったほうが妥当だと考えています。このことは、以下で若干触れる個別握手会のデータとも合致しています。

個別握手会では野口衣織齊藤なぎさ大谷映美里、の3人の部数(26部)が初期設定では最も多いです(完売数の順[5次受付時点]は記載順)。おそらく、最終的には3人共に全てが完売になると思います。

佐々木舞香については上記3人より枠が少ないので、上記3人との比較は難しいです。しかしながら、他の7人とは完売において大きな差があります。佐々木舞香が全枠(16部)完売したのに対して、他の7人において完売枠がある諸橋沙夏でも2部/10部の完売しかないからです。

twitterとは異なって、野口衣織が個別握手会で最も人気であることについては、太ヲタが多いことがもたらしているという説があります。しかしながら、私はもう一つの原因があるかもしれないと思っています。

その原因の要因は、二人のファンのネットでの声が、声が大きい推しと同様に、大きいことと、(イコラブにはそれほどの興味なしに)新しもの好きで、存在感を誇示するために、またはゲーム感覚などでイコラブ個別握手会に参入する人がいるようだからです。そのような人の中には、二人のファンによるtweet圧が高いことを見て、二人が超人気であると判断した人がいたかもしれません(とはいえ、人気があること自体には間違えはありません)。

このようなデータをみていくと、上位の4人はc/w曲のセンターにする必要性は少ないように思います。7th以降ではこの4人の個別握手会では早いうちに完売するでしょうから、c/w曲のセンターにすることによる数的な効果はないからです。それならば、他の7人の完売を増やすために活用することが有効です。


しかしながら、これでだけでは納得しない人もいると思いますので、更に少しだけ述べることにします(既に納得している場合にはスキップしてください)。

大谷映美里は人気メンバーなのですが、自己主張がそれほどは強くなく、バラエティーなどで話す機会を他のメンバーに譲ってしまうような傾向がありました。このことはイコラブ内のバラエティー番組では問題がないのですが、イコラブを代表して出演する外部の番組ではイコラブにマイナスをもたらす可能性があります。

「Sweetest girl」において彼女をセンターにしたことには、彼女に自信をつけさせて、もう少し前に出ることを促す意味もあったと思います。加えて、この曲のMVにおいて彼女はメンバーのスタイリングもしています。このことでも彼女には自信がついたでしょうから、彼女を続けてセンターにする必要性は少ないと思います。

6thにおけるもう一つのc/w曲である「推しのいる世界」のセンターである佐竹のん乃も、バラエティーなどで話す機会を他のメンバーに譲ってしまうような傾向がありました。これをもたらす要因には、彼女による自己評価が低いことがあると思います。したがって、彼女のセンターへの起用にも、彼女に自信をつけさせることがあったと思います。

その他に、彼女の知名度を向上させるという期待もあったと思います。彼女のセンター曲であることを、多くのイコラブファンが発信してくれれば、イコラブファン以外にも彼女を知ってもらえる可能性があったからです。

しかしながら実際には、期待通りにはなりませんでした。イコラブファンによるこの曲に関するtweetは、ほとんど野口衣織佐々木舞香に関するものだったからです。このため、二人のダブルセンター曲だと勘違いした人もいるかもしれません。これは二人のファンのtweet圧がイコラブのファンとしては極めて大きく、これとは反対に佐竹のん乃のファンのtweet圧がイコラブファンとしては低い方であることがもたらしたと思います。

おそらく、二人のファンのtweet圧は7thにおいても同様に強いだろうと思います。どのように11人を2つのユニットに割り振っても、二人が割り振られたユニットのセンターは弊害を受ける可能性があると思います。それならば、二人は既にデュエット曲を得ているので7thのc/w曲では休ませるという選択肢もあると思います(そうすれば、どのメンバーもユニット曲への参加回数は同じになります)。

でも、実際にはその選択肢は採用されないと思います。二人がファンに個人でなくイコラブまたはユニットを応援してほしいという意向を示せば解消することだからです。

二人のファンの中には、知らず知らずに、個人競技の選手を応援しているようになっている、またはビーチバレーのように2人組のチームを応援しているようになっている人がいるかもしれません。推しに指摘されて気づけば、普通ならば是正されるはずです。


それでは、7人の中の誰をセンターにすることが妥当かを考えてみます。選び方には2つあると思います。1つは旬なメンバーを選ぶことであり、もう1つはテコ入れをする必要があるメンバーを選ぶことです。c/w曲は2つありますので併用することも可能です。

この意図もあって、既に示した表においても、この7人については、半年間での増加数を記する枠の背景を2色に色分けしています。具体的には、増加が多い3人をオレンジ色、増加が少ない3人を青にしました。度合いは色の濃さで示しました。

オレンジ枠は濃い順に齋藤樹愛羅瀧脇笙古音嶋莉沙です。そして、青枠は濃い順に大場花菜山本杏奈諸橋沙夏です。この中で齋藤樹愛羅は2度センターを務めていますので、対象外になります。この結果、旬な候補は2人、テコ入れ候補は3人になります。

さらに詳細に見るために、1日あたりの増加数の各月の平均値を表にします。平均値の枠の背景の色付けの仕方は上と同じです。表を見ると、去年(9~12月)では青色であった山本杏奈が、最近(1~2月)では無色になっていることが分かります。1月と2月における1日あたりの増加数も、7人の平均値を上回っています。

山本杏奈の最近での相対的な上昇は、例えば去年の誕生日(11月30日)に公開されたドキュメンタリー動画の効果が若干の時間差において現れたからかもしれません。この動画は彼女をメインとするものであり、1時間にわたる長編だったからです。

テコ入れの観点でc/w曲のセンターが選ばれるならば、実質的なテコ入れの他に、イコラブのプロデューサー/運営として“大切にしているよ”というメッセージを伝えることも意図の中に含まれると思います。山本杏奈への“大切にしているよ”というメッセージは上記の1時間ドキュメンタリーで既に伝わっているのはずなので、彼女をテコ入れ候補から外すことにします。


すると、テコ入れ候補には諸橋沙夏大場花菜がなると思います。最近のことを重要視するならば、諸橋沙夏の方が優先順位が高いと思います。

旬な候補は瀧脇笙古音嶋莉沙となり、瀧脇笙古が優先順位が高くなると思います。彼女の方が半年間の増加も、最近での1日あたりのフォロワー増も上回っているからです。

この4人の中で諸橋沙夏の他の3人は、c/w曲においてセンターを務めたことがありません。このことだけに着目するならば、未経験である3人の方が優先順位が高いとみなされると思います。

しかしながら、歌唱力に着目するならば、諸橋沙夏がダントツであり、それに大場花菜が続きます。指原莉乃はc/w曲とはいえ、パフォーマンスにはこだわるので、この二人がセンターとなる可能性が高いかもしれません。でも、旬なメンバーは使いたくなると思いますので、瀧脇笙古音嶋莉沙のダブルセンターの可能性があるかもしれません。


以上のように、c/w曲のセンターになる可能性がある4人のメンバーを私の観点から提示してみました。とはいえ、c/w曲のセンターは、もちろんプロデューサーである指原莉乃が選ぶものです。このため、私がc/w曲のセンターにする必要性が少ないとしたメンバーが務めることになる可能性はあります。

彼女が最優先にすることは、良い曲を作ることだと思います。そのためには、特徴を見出しやすいメンバーを選ぶ可能性があります。6thのc/w曲において、佐竹のん乃が選ばれたのは、まさにそのためだったようです。


ーーー以上ーーー

女性アイドルグループのファンの平均年齢のjoysoundデータからの類推

今回のブログ記事は女性アイドルグループのファンの平均年齢をカラオケのjoysoundのデータから類推してみたというものです。

女性アイドルグループのファンの平均年齢に興味もったのは、新型コロナウイルス(COVID-19)に感染した人が死亡する割合が年齢に大きく依存することからです。この記事はCOVID-19とは関連がないので触れませんが、該当データは中国疾病预防控制中心による以下の文献のTable1に記載のものです。文献自体は英語ですが、本文を読まなくても表が示す情報は理解しやすいと思います。
http://weekly.chinacdc.cn/en/article/id/e53946e2-c6c4-41e9-9a9b-fea8db1a8f51


対象にした女性アイドルグループは8つです。半分は女性アイドルグループに興味がない人でも知っている可能性が高いグループです。具体的にはAKB48乃木坂46モーニング娘ももいろクローバーZです。それぞれAKB48系(6組)、坂道系(3組)、ハロプロ系、スターダスト系を代表するグループです。この4系統が女性アイドルグループの主な系統だと思います。

残りの4グループはこの4系統以外から選びました。非主系統のうちの3グループは、=LOVE(通称:イコラブ)、まねきケチャ26時のマスカレイド(通称:ニジマス)にしました。この中で最も新しいグループは、2017年夏にデビューした=LOVEです。

=LOVE(以下、イコラブ)は、指原莉乃(元HKT48)が自分のアイドルについての理想を実現するためにメンバーを選んで、プロデュースしている女性アイドルグループです。AKB48系とは違って生歌で、選抜制ではないことから、AKB48グループを反面教師にしていると見なす人もいます。

とはいえ、生歌であり、選抜制ではないことは、秋元康プロデュースグループ以外の大部分の女性アイドルグループに共通のことです。イコラブ以外にもまねきケチャは該当しますし、おそらく、26時のマスカレイドも該当するのではと思います。

加えて、イコラブには恋愛禁止令はありません。AKB48系とは違って女性ファンが多いので、男性ファンを特異的に誘引する必要がないからです。そうならば、人間のあり方に反することを導入する必要がありません。とはいえ、恋愛を奨励しているわけでもありません。

この3グループを選択したことは、主系統でないアイドルグループのことも知っている人の多くからは妥当だと見ていただけるのではと思います。主系統でないアイドルグループのトップ3とは違うかもしれませんが、少なくとも代表格だとは思います。

どのグループが非主系統の代表格であるは、多くのアイドルグループが出演するフェスティバルなどの出演順などを見れば詳しい人は分かるとは思います[注*1]。でも、詳しくないとたくさんの中の1グループであること以上は分かりにくいと思います。

そこで、UNISTAGEによる「今年全9回行われたUNISTAGEで最も多く披露されたアイドル」を引用します。UNISTAGEは、下記twitterによると、“大学対抗女子大生アイドルコピーダンス日本一決定戦UNIDOL(ユニドル)の出場者による定期公演”ということです。自信のなさげな文体にしたのは、私は冬において行われる競技大会のことはある程度は把握しているのですが、UNISTAGEについてはこのランキングを見て初めて知ったからです。

https://twitter.com/UNISTAGE_EXCO/status/1211969101582585856

このランキングでは、イコラブが2位、26時のマスカレイドが5位タイになっています。主系統では、発表された5位タイまでの6グループの中に、AKB48(1位)、モーニング娘(3位)、乃木坂46(5位)が入っています。

実は私はAKB48が1位であり、2位にほぼダブルスコアをつけていることに驚きました。でも、各グループが披露された曲としてあげられているものにおいて、AKB48の場合は5/8が2010年以前の曲なので、なんとなく納得がいきました(モーンニング娘の場合、2012年以前の曲が半分)。もしかしたらば、ある程度の新しさが求められると思われる競技大会とは少し違う選択がされるのかもしれません。

5位タイまでの6グループにおいて、上では記載しなかったグループがFES☆TIVEです。このグループを非主系統のグループの1つとして加えました。

実は、私はFES☆TIVEについては以前は名前くらいしか知りませんでした。現在でも、wikipediaで備えた知識くらいしかありません。wikipediaを読んで分かったことは、既に記した非主系統3グループよりも設立が前であることでです。今回の解析に加えたのは、むしろ、これを通じてもう少し知ることができたらと思ったからです。

この8グループのファンの平均年齢についてのデータは、みつかりませんでした。このため、カラオケjoysoundが提供しているデータから導くことにしました。データは毎週火曜日に更新されます。利用したデータは2月18日に更新されたものです。

joysoundは各アーティストの曲を歌う人について、その男女比率と、男女別の年代の割合を提供しています。年代は10代、20代、30代、40代、50代、60代以上の6つに分類されています。

少し下に、モーニング娘とイコラブにおけるデータを示すグラフのキャプチャを図示します。それぞれをクリックすると、該当ページに遷移します。他のアイドルグループのページには、グループ名で検索すると辿り着くことができます。

なお、各年代の割合は円グラフに表されているので、目で読み取る必要があります。このため、読み取った値は人によって少しつ違うと思います。しかしながら、以下に説明する手順で導いた年齢で8グループを並べた際に、作った人によって並び順が大きくことなることはないと思います。


手順は、男女別に各年代での割合から平均年齢を求めます。平均年齢は、各年代の中央値に割合を掛けてから足し合わせて求めます。中央値は例えば、10代の場合は15歳、20代の場合は25歳です。60代以上の場合も65歳にしました。

このように求めた男女別の平均年齢に男女比の重みをかけて加重平均を算出しました。例えば、AKB48の場合には平均年齢は男性が39.5歳、女性が31.9歳であり、男性の割合が52%なので、荷重平均値は35.9歳(=39.5歳 x 0.52 + 31.9歳 x 0.48 )と算出されました。

もちろん、各アーティストのファンの平均年齢と、その曲を歌う人の平均年齢は違います。しかしながら、同一特徴を持つカテゴリーのアーティスト内であれば、相関性は高いと推測します。煩雑さを回避するために、以下ではファンの平均年齢として扱います。


導き出したデータを表にまとめます。

大まかな特徴は2つあります。1つは男性ファンの平均年齢が女性ファンの平均年齢がよりも高いことです。

もう1つは、加重平均年齢では主系統4グループが全て非主系統4グループよりも高いことです。具体的には。主系統グループは全て30代(31.1~35.9歳)であり、非主系統グループは全て20代(26.2~29.6歳)です。

男性ファンの平均年齢が女性ファンの平均年齢がよりも高いので、女性ファンの割合が高いグループは加重平均年齢が低めになります。女性ファンの割合が高いグループは、主系統ではモーニング娘であり、非主系統ではイコラブです。両グループともに70%を超えています(モーニング娘:70%、イコラブ:72%)。

しかしながら、モーニング娘とイコラブでは女性ファンが多い原因は違います。それは、女性ファンの平均年齢の差にも現れています(モーニング娘:29.6歳、イコラブ:22.8歳)。これについては、上記の2特徴の原因を述べてから説明します。


男性ファンの平均年齢が女性ファンの平均年齢がよりも高いという特徴は、かつては女性アイドルグループのファンの大部分が男性だったことに起因します。これは、個人でのアイドルが大部分であった時代からの流れです。そして、年齢が増しても女性アイドルファンでいる人は少なからず存在しますので、平均年齢が比較的に高くなります。

これに対して最近では、女性ファンもかなり増えてきました。最近に女性アイドルファンになった人は、その時点における若い年代の人が大部分です。このため、女性ファンは男性ファンに較べると平均年齢においてかなり若くなります。

主系統4グループが主系統4グループに比べるとファンの平均年齢において高いという特徴は、結成してから長いことに起因しています。長くファンである者の割合が高いと平均年齢が高くなるからです。長く維持することは難しいので、長く続いている場合には主系統になる可能性が高くなります。

長い間にわたって女性アイドルグループを維持するためには、良し悪しはともかくとして、メンバーの入れ変えを促す仕組みがあるとプラスに働きます。これは、平均年齢が高くなることを緩和するように作用するからです。

平均年齢を高くなることが緩和されることがプラスに働くことがあるのは、男性の女性アイドルファンは世の中の男性と同じように若い女性が好きだからです。このため、年齢が高い女性アイドルグループのメンバーから若いグループのメンバーに推し変する人がありえます。もちろん、女性ファンが多いグループではそのような度合いは低くなります。

また、Perfumeのようにアーティストに上り詰めた場合は、そのような男性の思惑には作用されず、長く活動ができます。でも、例えば現在のAKB48にそれだけの力量はあるかは、残念ながら疑問です。

AKB48乃木坂46は選抜制であり、選抜メンバーの入れ替えが起きえます。モーニング娘は選抜制ではありませんが、メンバーの加入と卒業が比較的に多いような印象があります。なお、このモーニング娘におけるこの傾向はハロプロ系に共通ではありません。反例は、(事実上)解散したberryz工房℃-uteです。


荷重平均年齢では、主系統4グループのなかではAKB48が最も高く、他のグループとは約4歳の差があります。これは、人気がピークであった時代に比べるとファンがかなり減ったからだと思います。何故ならば、流入するファンよりも流出するファンが多いとファンの平均年齢は上がるからです。

非主系統4グループも、継続して活動をするのであれば、段々とファンの年齢は上がっていくのだろうと思います。上昇する度合いはグループによって違うと思います。でも、私はイコラブ以外についてはあまり知りませんので、非主系統については、イコラブに女性ファンが多い理由を述べるだけに留めます。


イコラブのメンバーは女性プロデューサーである指原莉乃が理想とする女性アイドルグループを作るために選んだ女性です。そして、彼女たちが歌う曲は、指原莉乃がその世界観に基づいてプロデュースしたものです。彼女の世界観は同性の方に受け入れやすいので、必然的に女性ファンが多くなります。以下では、もう少し詳しく説明します。

指原莉乃の世界観は、秋元康のプロデュース曲における世界観が少年漫画的であるとすると、少女漫画的だと評することができると思います。しかも、彼が60代に突入しているのに対して、指原莉乃は27歳です。秋元康プロデューサーするグループに比べて、イコラブにおいて若い女性ファンが多いのは自然なことだと思います。

これを反映して、イコラブの女性ファンの平均年齢は22.8歳であり、8つのグループの中で最も若いです。これに対して、AKB48の女性ファンでは31.9歳であり、最高齢です。

この他、イコラブに女性ファンが多い原因としては、指原莉乃がプロデュースすることによる信頼感があると思います。これは、NGT48の事件にプロデューサーである秋元康が他人事のような態度をとったことに対して、真摯にコメントをしていた指原莉乃との違いにも現れています。放送作家のプロデューサーと、アイドルであったプロデューサーとの違いが大きく出た事例だと思います。

最近でも、指原莉乃のプロデューサーとしての姿勢は評価が上がっています。
headlines.yahoo.co.jp



最後に、モーニング娘において女性ファンが多い理由についても述べて。このブログ記事を終えることにします。これは、ミリオンセラーを出していた時代に比べてファンがかなり減ったことに起因していると推測しています。減少期におけるAKB48へのファンの流出は、目移りしがちな男性に特に多かったと思います。なお、現在はファンの数は、ほぼ一定なのではと思います。

男性に比べて、女性はロイヤルな傾向があります。特に女性アイドルグループは同性なのでその傾向が強かったと推測します。このため、女性ファンも数としては減ったと思いますが、男性と比べた比率では高まったと推測します。

例えば、イコラブのプロデューサーである指原莉乃は今もモーニング娘のヲタです。15年くらいのヲタ歴だと思います。

それでは、AKB48の女性ファンは何故ロイヤルでないのかと思ったか方がいらっしゃると思います。私は、ロイヤルなファンはいるけど、AKB48にではなく、秋元康にロイヤルな人なのではないかと思っています。

それは彼よりも少し若い男性においてではないかと推測しています。その傍証としてのデータとしては、男性における各年代の割合において、モーンニング娘のファンでは40代の約22%から50代の約12%に減っているのに対して、AKB48のファンでは40代と50代は約20%で変わらないことがあります。


ーー以上ーー

*1:中学生がいるグループの出演を遅くできないことに留意する必要があります。

最後には “指原莉乃以外のAKBグループOGで在籍中よりも活躍しているのは誰か?” に辿り着く考察(twitterフォロワー増に基づく解析)

指原莉乃の活躍は2020年も続きそうです。テレビ番組には去年と同様に1~2日に一度くらいは出演しています。もちろん、複数番組に出演する日もあります。しかも、MCを務める番組が相変わらず多いです。

テレビCMも好調です。1月20日からは彼女を起用する“キリン一番搾り生ビール”のCMが放送されています[共演:堤真一]。同日からは“からだすこやか茶W”(サントリー)のCMの新作が放送されています[共演:大久保佳代子]。そして、2月3日からはTEPCO新CMが放送されています[共演:渡辺直美]。

その他の仕事も順調ですが、切りがないですし、私も全てを把握していないで、この辺にしておきます。


このような彼女のHKT48AKB48系)卒業後の活躍は、彼女のことをよく知る人にとっては疑いの余地がないことだったと思います。在籍中において、タレントとしての仕事のほとんどは所属事務所(太田プロ)経由だったからです。

在籍中には土日のほとんどをAKB48グループのイベントが占めていたのですが、それから解放された現在では、タレント業における自由度が増えています。実は彼女はタレントの他にプロデューサー(女性アイドルグループ、カラーコンタクト)もしているのですが、このブログ記事ではその記載は省きます。

例えるならば卒業前の彼女は、Jリーグで活躍する学生選手のようなものでした。学業とサッカーを両立させていた彼らが卒業後にはサッカーに専念できるようなことが、彼女にも起きているということです。


それでは、何故、指原莉乃が卒業後はそれまでに比べて活躍できないと思った人が少なからずいたかは気になるところです。特に気になるのは、確信に満ちた書き込みをネットにしていた人達がいたことです。これは確信に満ちた発言の方が十分な情報に基づかないという矛盾しているような傾向を把握している人は、理解できると思います。

普段から様々な情報を得て判断している人は、自分の考えが間違いである可能性があることを過去の経験から知っているので、その発言は概して柔らかい語調になります。また、そのような人は自分が間違っていたと気がつくとそれを訂正します。

しかしながら、他の人が見るならば限られた情報に基づいて発言する傾向がある人には、逆の傾向があります。そのような傾向がある人が間違っていたと気づいた人がいたとしても、指摘しないことが多いと思います。自分の間違えを決して認めない可能性が普通の人に比べるとより高いので無駄になる可能性がより高いからです。それに加えて彼らが、指摘されたことを侮辱を受けたように感じて、逆恨みをすることもありえます。このことは、それらの人が学習することを難しくしています。

それらの人たちは間違った情報を有することが多いだけでなく、ある程度の場合のみに当てはまることを全てに当てはまると見なす傾向があります。この場合に該当することは、AKB48グループのOGは在籍時よりは活躍できないというものです。実際には全員に当てはまるわけではありませんので、今回のブログ記事の主題は在籍時よりも活躍できているOGを見つけることです。


タレントなどが活躍できているかを測ることができる情報には幾つかがあります。テレビの出演回数や、CMへの起用回数、メディアよる記事の本数などです。総合的なものには、日経エンタテインメントが年に1度記事にするタレントパワーランキングなどがあります。

指原莉乃がタレントとして活躍していることは、上記の4種類の指標の全てによって示されています。しかしながら、これらの指標をAKB48グループのOGに対して網羅的に得ることはできません。


多くのOGに対して網羅的に得ることができる情報としてtwitterフォロワー数があります。人気や活躍の度合いと正の相関があるので、それらを推測するための指標として使われることがあります。

幸いなことにAKB48グループでは、twitterフォロワー数に関するデータを、在籍者だけでなくOGに対しても提供しているサイトがあります。現時点では合計497人(在籍者:269人、OG:228人)がデータ収集の対象になっています。

提供されているものは、フォロワー数と、その毎月の増加数などです。そのランキングがカテゴリー別に多い順に、該当する全員に対して提示されています。カテゴリーは、各グループの在籍者、全在籍者、OG、在籍者とOGの全てです。

フォロワー数と毎月の増加数のどちらも、そのトップページは全在籍者に対するものですが、他のカテゴリーにはそれから移ることができます。
フォロワー数ランキングのトップページ:https://tw48.net/rank

また、毎月の増加数のデフォルトは当月のものですが、指定することによって5ヶ月前からの各月について表示させることができます。当月分は更新されますが、他は確定されています。現在(2020年2月6日)提供されているものは、去年9月から今年2月までの6ヶ月です。
毎月の増加数のトップページ:https://tw48.net/month

気をつける必要があることは、在籍者とOGの区分は最新のものであることです。つまり、例えば去年10月のフォロワー増ランキングにおけるOGはその時点のOGではなく、現在におけるOGだということです。もちろん、提供情報におけるOGへの変更と実際とはタイムラグがありえます。


フォロワー数のトップ3は、現時点では小嶋陽菜(元AKB48)、指原莉乃篠田麻里子(元AKB48)です。在籍者におけるトップ3は柏木由紀AKB48)、横山由依AKB48)、吉田朱里NMB48)です。在籍者の上位はフォロワー数において、OGの上位よりも少ないです。例えば、在籍者のトップである柏木由紀でも約125万人であり、篠田麻里子(OG3位)の245万人にダブルスコアに近く離されています。
https://tw48.net/rank?g=ALL

とはいえ、OGにおいては減少傾向の者が多いです。既に確定した今年1月のランキングでは、フォロワーが増えた者は、在籍者では247人(91.8%)であるのに対して、OGでは59人(25.9%)です。なお、OGには芸能活動を辞めた者も含まれていますので、活動しているOGにおける割合はこれよりも高くなります。


OGのフォロワー数トップ3(小嶋、指原、篠田)において、1月にフォロワーが増加している者は指原莉乃だけです。小嶋陽菜篠田麻里子のフォロワーが減少しているのにもかかわらず、極めて多いのは、卒業までに得ていた膨大なフォロワーのおかげです。

念の為に記しておきますと、フォロワーが減っているといっても、何かやらかしたわけではありません。twitter運営による妥当でないアカウントを除くという努力によって、とりたてて上昇要素がない月にはフォロワーが減ることが多いからです。

その減少数は、この2人のようにフォロワーが100万人を超すOGでは1000人以上になりえます。ちなみに、在籍者では月当たり1000人以上増える者はそんなにいません。例えば1月では29人です。


今年1月のフォロワー増ランキングでは、トップ10には3人のOGが入っています。具体的には、1位が指原莉乃(38711人増)、2位が菅本裕子(7,859人増、元HKT48)、6位が山本彩(2,655人増、元NMB48)です。

この3人は卒業後に在籍中よりも活躍している候補となりますが、断定することは早計です。1月だけ何らかの理由によって増えた可能性があるからです。

そこで、より妥当な情報を得るために、去年9月から今年1月までのいずれかの月において1000人以上増加したOGについて、他の月の増加数を調べて表を作成しました。もちろん、より長い期間にわたるデータがあればより妥当な判断ができるのですが、致し方ありません。

表において一ヶ月の増加を示す枠の背景は、プラスの場合にはオレンジ系、マイナスの場合には青系に塗りました。増減の度合いは濃淡で表しました。区分は1000、5000、20000にしました。

いずれかの月に1000人以上フォロワーが増加したOGは17人でした。この中で、全ての月において増加がプラスであったOGは6人でした(名前などの背景がピンク色)。この内の指原莉乃菅本裕子の2人は、1月のOGにおけるフォロワー増でのトップ3に入っていますので、候補が4人増えたことになります。

残念ながら、山本彩は候補から削られることになりました。フォロワーが増加した月は1月だからです。彼女のフォロワーは5ヶ月の合計でもマイナスになっています(1623人減)。念の為に彼女の名誉のために記しますが、在籍中と比べて活躍していると見なせなかっただけであり、活躍していないと見なしたわけではありません。

この表のOGにおいて、1つの月だけに増加した者は彼女を含めて4人です。それに該当する山口真帆(元NGT48)の場合には、5ヶ月の合計において1万人以上減っています(16085人減)。彼女は特殊なケースなのかもしれません。


毎月増加した6人のOGの中で、5ヶ月間にわたる増加が1万人を超えている者は指原莉乃(127400人増加)と菅本裕子(23172人増)です。このため、菅本裕子は在籍中よりも活躍できているOGであると確実に見なせると思います。実は彼女の場合は、以下で説明するようにマイナスからのスタートであり、現在の成功はほぼ自力で掴んだものです。

その他の4人については、全員が該当すると確信できないところがあります。特に太田夢莉(元NMB48)は11月卒業なので、卒業後に増加した月は僅かです(12月と1月)。そして、12月よりも増加した1月でも431人増に過ぎません。

そこで、オリンピック年なので、私の気持ちの上では、指原莉乃を金、菅本裕子を銀とするのに加えて、5ヶ月間の増加が3位である秦佐和子(4615人増、元SKE48)を銅とすることにします。そして、他の3人(平嶋夏海太田夢莉、高橋希良[5ヶ月間の増加順])は入賞とすることにします。


菅本裕子については以下に解説を加えることにします。秦佐和子については調べればある程度は分かるのですが、SKE48ファンのご満足が得られるものになるかは分かりませんので記載を控えます。

現在の菅本裕子は美容系Youtuberとして人気を博しており、その分野に関心がある若い女性の中には、彼女をカリスマ的な存在だと見なす人もいます。この分野についてよく分からないAKB48グループファンは、吉田朱里を思い受かべると想像しやすいかもしれません。

菅本裕子は、自分で会社を経営しているだけあって、収入がかなりあるらしいです。もしかしたらば、指原莉乃の収入を上回っているかもしれません。


さて、彼女はOGといってもHKT48を卒業したわけではありません。ある件に関係して活動を辞退した5人の1人になっています。指原莉乃HKT48に移籍して間もない頃のことです。当時の彼女は活躍していた方のメンバーだったと思います。

なお、この時代の劇場支配人は評判がよくありませんでした。少なくとも、女の子の集団を司ることには向いていなかったのだと思います。

その件についてのHKT48の対処は少しでも疑いのあるものは切るというものであったと推測します。私は菅本裕子古森結衣は巻き添えを食ったと思っていました。これは、指原莉乃の2人に対する接し方からの推測でした。指原莉乃はできる限りのことをしたと思いますが、当時は単なるメンバーであった彼女にできることは限られていたと思います。

この件からしばらくしてHKT48は、指原莉乃と尾崎充の2人劇場支配人になりました。今も劇場支配人を続けている尾崎充はメンバーとファンの人望が厚いです。指原莉乃HKT48のクレイエイティブな点において大きく貢献すると共に、メンバーを上手く束ねていました。

菅本裕子が巻き添えを食ったのではということが確信に近くなったのは、彼女が「第8回AKB48紅白対抗歌合戦」(2018年12月16日)に審査員として招かれたことです。これは彼女に対する名誉回復の意味もあったのだろうと思います。もちろん、私の推測にすぎません。


OGとなった菅本裕子は最初の頃は、料理の道を目指していました。やがて、私の彼女に関する関心は薄れていき、私が彼女を再び認識したときには、彼女は最初とは全く別である現在の路線を始めていました。

彼女は既に成功し始めていましたので、その間のことは、ほとんど分かりません。知っていることは、ミスiD 2016(講談社)準グランプリを受賞したことくらいです。


このように、菅本裕子AKB48グループからの恩恵はほとんど受けていません。今も彼女を中傷する人は今もいますので、当時はかなり酷かったと思います。しかしながら、彼女がHKT48に入らなければ、今のように実業家として成功しなかったかもしれません。そう考えると、“人生塞翁が馬”だなぁと思ってしまいます。

さて、“人生塞翁が馬”といってしまったので、指原莉乃が成功したのは文春スキャンダルがあったからだと思う人がいるかもしれません。それが思い違いであることを示してから、このブログ記事を終えることにします。

実は彼女は、研究生から出発したAKB48メンバーとしては異例の出世街道を進んでいました。彼女は18歳において、深夜番組とはいえ冠番組「さしこのくせに」(2011年1~9、TBS) を持っています。間を空けずに次には、まだ18歳のうちに「笑っていいとも!」のレギュラー(水曜->月曜)となりました(2011年10月~2014年3月)。このレギュラーはこの番組の終了時まで続きました。

また、文春スキャンダルの直前にはAKB48選抜総選挙2012において4位となっています。この選抜総選挙では上述の篠田麻里子が5位、小嶋陽菜が7位であったので大したものです。そして、この際の票数とそれまでの順位の推移から翌年には1位を狙えるところまで来ていました(実際にも1位になりました)。

このように将来を嘱望されていたメンバーであったために、AKB48にアンチ気味であった週刊文春の絶好のターゲットになったということだと思います。そういう意味では、“人生塞翁が馬”だなぁと思います。


ーー以上ーー

「ズルいよ ズルいね」(=LOVE)のMV再生回数への「いしわたり淳治が選ぶ2019年の年間ベスト10」6位(関ジャム)の効果

「ズルいよ ズルいね」(=LOVE)が「関ジャム 完全燃SHOW」(テレビ朝日系、1月19日)の「売れっ子プロデューサーが選ぶ2019年の年間ベスト10」という企画における、いしわたり淳治によるランキングにおいて6位となったことは以下の記事で記載しました。
natuka-shinobu.hatenablog.com

この曲は=LOVE(以下、イコラブ)にとって6枚目のシングルの表題曲です。プロデュースと作詞は、今までと同様にプロデューサーである指原莉乃によるものです。

しかしながら、今まで違うことがあります。明るいイコラブのイメージとは違って失恋曲だということです。この曲でセンター務めることになった齊藤なぎさのややハスキーな低めの声が曲調にマッチしています。このことは、彼女が明るい自己肯定的基質であることを知るファンには意外だったようです。

イコラブは女性アイドルとしては女性ファンが多いグループです。これは中高生などの若い年代に顕著です。その需要を満たすために、グッズがカワイイことでも知られているほどです。シナモロール(サンリオのキャラクター)とのコラボグッズが作られているのは、この特性を生かしたものです。ちなみに、バレンタインデーまでは西武池袋店においてコラボ商品の特設売り場が開設されています。(開設期間が過ぎて、忘れなかったらば消す記載)

これに対して、「ズルいよ ズルいね」は今までよりも広い層を引きつけたようです。いしわたり淳治(男性、42歳)を含む3人のプロデューサーのそれぞれによる年間ベスト10曲(計30曲弱)中に、アイドル曲として1曲だけ入っているのも、より上の年代にも響いたことの反映だと思います。


この曲が好評なのは、MVの再生回数からも見て取ることができます。右のグラフは、今までの表題曲についての一昨年9月末からの推移です。

5thシングル「探せ ダイヤモンドリリー」については、ドラマ仕立てである通常版のMVの他に、ダンス&リップverが29日後に公開されています。公開から2ヶ月半後には通常版の再生回数を上回りましたので、この公開は大正解であったと思います。残念ながら現在のイコラブはテレビ出演には恵まれていないために、プロモーションにはMVが重要な役目を果たしているからです。


「ズルいよ ズルいね」のMVは、再生回数において、「探せ ダイヤモンドリリー」の両MVと3rdシングル「手遅れcaution」のMVを既に優ってています。そして、1stシングル「=LOVE」(2017年9月6日)のMVの半年前の再生回数を上回っています。

2ndシングル「僕らの制服クリスマス」と4thシングル「Want you!Want you!」とは再生回数において100万回強の差が現時点であります。しかしながら、両者の内で勢いがある後者と、公開4ヶ月後までの再生回数において比べると上回っています。具体的には「Want you!Want you!」が約146万回であるのに対して、「ズルいよ ズルいね」は166万回(2020年2月3日)です。

ちなみに「Want you!Want you!」はMV再生回数において今の勢いが続くならば、3月中には「僕らの制服クリスマス」を優りそうです。「僕らの制服クリスマス」への去年の11~12月におけるクリスマス効果は年を越してからは存在しないからです。


さて、「ズルいよ ズルいね」への「関ジャム 完全燃SHOW」効果ですが、上のグラフでは、存在すると認識して見ると分かる程度です。そこで、容易にお分かりいただけるように再生回数/日のグラフ(去年11月以降)を示します。

なお、観測時間の関係で、ある日の再生回数増は、その日の13時過ぎから翌日の13日過ぎまでの増加であることにご留意こださい。この曲が6位であると発表されたのが1月19日の23時29分過ぎでしたので、この日の深夜における増加を取り込めるようになりました。

放送前日には3941回であった再生回数/日は、当日には8235回に増えています。そして、翌日(21日)には更に少し増えて8735回となっています。これは、日曜の遅い時間(23:10~)の番組なので、月曜日の帰宅後の録画視聴が多いためだと推測されます。特に、関西広域圏ではさらに遅い25:55開始なので、その傾向が強いと思います。

少し長いスパンで見ることにします。MV再生回数/日は去年のうちは減る傾向があったのですが、今年に入ると下げ止まり、前日までは約4000回/日でした。それが1月22日から29日までは1日に6000回代の再生になりました。その後もそれほどの減少はありません。したがって、ある程度以上の継続的効果をもたらしていると見なすことができると思います。


このブログ記事では関ジャニ∞冠番組に関することを書いてきたので、同じくジャニーズである嵐の冠番組「VS嵐」に関することも、ほんのほんの少しだけ記載します。

「ズルいよ ズルいね」は、指原莉乃が「VS嵐」(フジテレビ)に太田プロ軍団の一員として登場した際(1月23日)に、画面での静止画紹介付きで少しだけ流れました。具体的には彼女と嵐とのやりとりの場面です(19時17分48秒ごろ)。短い紹介であるのにもかかわらず、この番組をキッカケにMVを観てくれた人もいらっしゃったようです。


ーー以上ーー

『売れっ子プロデューサーが選ぶ2019年の年間ベスト10』(いしわたり淳治 選)において「ズルいよ ズルいね」(=LOVE)が6位になったこと 

「関ジャム 完全燃SHOW」(テレビ朝日系、1月19日)の「売れっ子プロデューサーが選ぶ2019年の年間ベスト10」において「ズルいよ ズルいね」(=LOVE)が選ばれました。

売れっ子プロデューサーとして、それぞれの年間ベストテンを作ったのは、いしわたり淳治蔦谷好位置mabanuaです。それぞれ、「us」(milet)、dism「Pretender」(Official髭男)、「愛にできることはまだあるかい」(RADWIMPS)を1位にしています。なお、複数人が選んだ曲がありますので、ランクインした曲の総数は30曲未満です。

「ズルいよ ズルいね」は、いしわたり淳治による年間ベスト10において6位となりました。アイドル曲でランクインした曲は、この曲だけです。

この曲は、=LOVEとしては最新(6th)シングルの表題曲です。一応説明しておくと、=LOVE(以下、イコラブ)は指原莉乃がプロデュースと作詞をしている女性アイドルグループです。


知ったかぶりをしても仕方がないので初めに白状しますと、実は私はこの番組はほとんど見たことがありません。このため、毎年行われているようであるこの企画についても初めて知りました。売れっ子プロデューサーについては、いしわたり淳治が書いたコラムを読んだ記憶があるくらいです。

以下の文章は、このような者が書いていると思って寛大に読んでいただけるとありがたいです。

このランキングについては、以下のモデルプレスの記事にまとめられていますので、放送された内容の概要を把握されたい方は、このブログ記事よりもお勧めです。
https://mdpr.jp/music/detail/1941796

モデルプレスの記事に書かれているようなことを、この番組/企画をよく知らない者が書いてもしかたがないので、知らない者としての観点で書くことにします。以下の内容は、私がよく知っている指原莉乃とイコラブに関することが大部分です。


私は、いしわたり淳治による評価は信頼できると思います。しかしながら、意味が分からなかったことが1つだけあります。モデルプレスの記事タイトルでも使われることになった“秋元康イズム”という言葉です。

この言葉は、指原莉乃への肯定的な評価なのだとは思います。でも、指原莉乃プロデュースが秋元康プロデュースを反面教師にしていると捉える人が少なくないです。そのような人にとっては意味不明であったと思います。どのように反面教師であるかについては、以下の記述の端々から分かると思います。


番組ではベスト10曲を、そのMVを流しながら選者が紹介してしました。番組には関ジャニ∞の他に、古田新太(支配人)、山崎弘也トークゲスト)が出演しました。進行は弘中綾香アナ(テレビ朝日)でした。古田新太はほとんどコメントをしなかったような記憶があります。

私が3つのこのランキングに共通した特徴として捉えたことは、アーティストのメンバーが作詞および/または作曲をしている曲がほとんどであるということです。それがいしわたり淳治による年間ベスト10にもっともよく現れていますので、彼による年間ベストテンを表にします。

いしわたり淳治による年間ベスト10曲の紹介を観ていると、「ズルいよ ズルいね」に「兵、走る」(B'z)に加えた2曲以外では作詞者と作曲者が同じことに気がつきました。表には作詞者と作曲者も記載しました。

B'zのメンバー名もあやふやな私ですから、「ズルいよ ズルいね」以外の9曲について、アーティストと作詞/作曲者の関係を見るために、アーティストがグループである場合にメンバーを調べてみました。すると、メンバーが作詞/作曲者に含まれる、および/または 作詞/作曲者がアーティストに含まれることが分かりました。なお、「キスだけで feat. あいみょん」(柴田隆浩)の場合には、あいみょん菅田将暉がグループを形成しているように見なしました。

この結果は、アーティストが作詞および/または作詞を担当した方が、作品全体として良いものを作れる可能性が高いことの現れであると思います。もちろん、アーティストが作詞、作詞にも優れている場合に限られると思います。


それにもかかわらず、指原莉乃がプロデュースと作詞をする「ズルいよ ズルいね」がランクインしたことは、彼女の卓越したコミュニケーション能力がもたらしたのではと思いました。その能力によって、彼女とイコラブのメンバー、そして作品の各要素を担当するクリエーターが擬似的なアーティストを形成したと解釈すれば、この曲がランクインした理由を理解しやすくなると思います。

彼女の意図は、曲に関わるクリエーターに十分に伝わっていると推測します。例えば、メンバーの衣装を担当するオサレカンパニーとは、良好な意思疎通が築かれており、その関係性の基に担当者にデザイン画が渡されています。実は、オサレカンパニーはAKB48グループの位置部門から独立した会社なのですが、彼女は秋元康よりもこの会社を能力を上手く使いこなしているように見えます。

リエーターの才能がより引き出されているのは、振り付けやMV監督も同様だと思います。クリエーターは単なるディスパッチャーとしてのプロデューサーよりも、共により良いものを作ろうとするプロデューサーとの仕事にやりがいを感じるものだと思うからです。このことはもちろん、音楽の分野に限らないことです。


いしわたり淳治による指原莉乃の評価は以下のものです。

物語を創る力、映像描写のカメラワーク、展開、言葉のセンス、たまに書き込まれる哲学的な視点。指原さんは作詞家としてすごく才能があると思います。指原さんは凄く才能があると思います。

作詞家としての彼女の才能は、「ズルいよ ズルいね」の歌詞を載せた曲を聴いたり、歌詞を読んだりすれば分かると思いますので、ここでは具体的には述べません、

彼女の作詞家としての才能は過小評価されがちです。あのAKB48グループのメンバーだったからとか、バラエティータレントであるから、という先入観が妥当な評価を阻害することが稀ではないようだからです。そのような先入観が妥当な評価を阻害していた人も、いしわたり淳治が高く評価しているという認識の基に見直すならば、以前と違うように見える可能性があります。

歌詞はこの曲のMVに表示するように設定できます。その全体をひと目で読みたい場合には、以下のjoysound(カラオケ)のページで見ることができます。
www.joysound.com

上記ページにある歌詞の少し下には、この歌をカラオケで歌う人について、男女別、年代別に示されています(毎週火曜日更新)。現時点では女性の割合が80%であり、女性においては10~20%代が約95%を占めています。若い女性に響く曲であることは、弘中綾香アナ(28歳)の反応からも分かります。いしわたり淳治指原莉乃に高い評価を述べる度に、大きく頷いていたからです。

この曲はイコラブ曲の中でも女性が歌う割合が高い曲です(イコラブ曲全体では67%)。イコラブ曲自体も、女性アイドルグループの曲としては女性が歌う割合が多いです。このことは、もちろん、女性ファンが多いこと(後述)の反映です。

歌詞を読んでピンと来なかった人も、若い女性に好まれる曲であるという認識で歌詞を読み直せば、そう言えばそうなのかなぁと納得するかもしれません。

指原莉乃は、いしわたり淳治が評価するように作詞の才能があるのですが、それだけではありません。まず、イコラブのメンバーに歌割りができるほど音感が優れています。そして、元アイドルであるだけではなく、アイドルヲタであるために、歌うアイドルの気持ちも、それを聞くファンの気持ちも分かります。

歌割りをすることは、メロディーメーカーであるプロデューサーには容易なことなのだろうと推測します。しかしながら、作詞が長所であるプロデューサーが自らの歌詞において、よく知るメンバーの声質と技量を考慮して歌割りできることは大きなアドバンテージです。

「ズルいよ ズルいね」においては全員にソロパートがあり、全員歌唱のパートがないのでソロパートの割合が高いです。このため、全員がダンスだけでなく、歌唱の構成要素として、曲に寄与しています。

このようなあり方は、女性アイドルグループが押しなべて秋元康プロデュースグループのようなものだと思いこんでいる人にとっては驚きかもしれません。


彼女がアイドルヲタの気持ちが分かることは、曲をアイドルファンに響き易くしています。そして、アイドルの気持ちが分かることは、曲をそれを歌うメンバーに響き易くしています。このことは、さらに曲を聴くファンにさらに響き易くします。

さらに、女性による歌詞であること、女性によって歌われることで、女性に響きやすい曲になります。このことが、イコラブが女性アイドルグループとしては女性ファンが多いことをもたらしています。

イコラブの現場では女性の割合が4割だとされており、その度合は少しずつ増えているようです。私はネットでの観測に基づいて、実際のファンはやや女性の方が多い、例えば55%くらいではないかと推測しています。

現場ではそれよりも低いのは、例えば、中高生のファンは遠い現場に参戦することなどが難しいからです。これを助長していることは、ある程度以上の集客が予想できて、ある程度以上の頻度でイベントを開けるような所が、今のところは東名阪と福岡市のみであることです。とはいえ、前回のツアーでは仙台にも訪れており、春のツアーでは栃木、茨城、群馬でのライブもあるように、活動範囲は徐々に広がっています。


いしわたり淳治は「出発点とゴールがちゃんと見えている人の歌詞」「こう聞かせたいがよく分かる」「40歳の男の人の歌詞とか、40歳の女性の歌詞とか書いているとこを見てみたいと思います。」と付け加えています。この言葉は、彼が42歳であることを合わせると意味合いを推測しやすいです。

私は彼の言葉は、40歳くらいの男女にも同様に響く曲もプロデュースすると、作詞家としての才能をより妥当に評価されるという指原莉乃への示唆かもしれないとも思っています。もちろん、オファーがあるのならばイコラブ以外へのプロデュース曲の提供という形でもありえると思います。

イコラブ曲は弘中綾香の世代には響くものだと思います。しかしながら、それより10歳上である関ジャニ∞世代(30歳後半)にはそれほどではないと思います。

もちろん、いしわたり淳治による高評価を評価を知ってからこの曲を聞くならば、響く可能性が高まると思います。ネットでも、今までもイコラブのことは知っていたけど、この番組を観てからイコラブ曲を聞くと良い曲が多いことが初めて分かったという感想のtweetを見かけました。

いしわたり淳治の年代になると響く割合はさらに減ると思います。6位という評価をするほど彼に伝わったのは、彼が曲を評価する立場であることに加えて、この曲が今までのイコラブ曲に比べると高い年代向けであるためだと推測します


指原莉乃のイコラブにおける作詞とプロデュースが現時点では実力通りの評価を得ていない要因は、前述のように彼女が過小評価を受けがちなことだけではありません。イコラブのターゲットが若い年代であることも影響していると思います。何故ならば、テレビへの出演や雑誌への掲載についての決定権を持っているのは若い年代ではないからです。

決定権を持っている年代は、いい加減に推測するならば、35代後半、特に40代前半以上だと思います。ちなみに、番組で年間ベスト10を作った売れっ子プロデューサーは、42歳のいしわたり淳治の他は、43歳の蔦谷好位置、35歳のmabanuaです。


イコラブに関わる人、例えばイコラブ運営はほとんど彼よりも年上ですから、もう少し上の年代をターゲットにすることを望んでいるかもしれません。もちろん、より上の年代の方が、よりお金を使ってくれることも考慮の中に入っていると思います。

しかしながら、指原莉乃がイコラブをプロデュースしているのは、アイドルヲタあり、アイドルであった彼女が理想とするグループを実現するためです。この辺が放送作家出身である秋元康との大きな違いです。

彼女は現実を観ながらも基本的には理想を貫いていくと思います。故に、自分の作詞家としての評価をあげるために、イコラブのターゲットの年代を無理に上げることはないと思います。


指原莉乃秋元康にはない能力を活かして曲作りをしていけばよいと私は思います。それは、時代感覚と時代に合った言葉を検知する能力です。郷愁と望郷に満ちた曲をアイドルグループに歌わせることは彼に任せればよいのです。

そうすれば、やがて時代の方が彼女に追いつくような気がします。そして、その代表的な出来事として、いしわたり淳治による6位が印されることになるかもしれません。


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ほぼ全員が野口衣織に見えるSTU48による「手遅れcaution」(イコラブ)のカバー

STU48が船上劇場での新公演「僕たちの恋の予感」の初日において、公演曲として「手遅れcaution」(=LOVE)を歌いました。これは、この公演のたびにこの歌が歌われることを意味します。

この曲は、指原莉乃がプロデュースする=LOVEにとって3rdシングル(2018年5月16日発売)の表題曲です。もちろん、彼女が作詞とプロデュースを務めています。以降、=LOVEを愛称であるイコラブと記することにします。


選ばれた曲が「手遅れcaution」であることを不思議に思う人もいると思います。この曲はイコラブとしては、メインストリームの曲ではないからです。この曲は、王道アイドルソングであった1stシングル表題曲「=LOVE」や2ndシングル表題曲「僕らの制服クリスマス」の後に、王道アイドルソングばかりでもなぁ…という見解に対して、イコラブが異なる部類の曲を歌えることを示すための位置づけだからです。

しかしながら、セットリストを作った者が岡田奈々STU48のキャプテン)であると分かると、なるほどなぁと思った人が多いかもしれません。彼女は百合的なものが好きだからです。

この曲のMVでは、女子校における百合的な世界を描いています。指原莉乃秋元康のような丸投げプロデューサーとは違いますので、彼女の意向を反映したものだと思います。意向とは1stと2ndにおける爽やかな世界感とは違う少し危ない世界を描くだと推測します。ちなみに、4th以降は百合的な世界を描くMVはありません。イコラブの多彩さを示す目的のためには、1度だけで十分だからだと思います。


イコラブファンのほとんどは、STU48による公演曲への採用を歓迎していると思います。イコラブは、実力/実績に比べるとマスコミ報道が少ないグループだからです。少しでも知ってもらえるキッカケが増えることはありがたいことだからです。

どの世界でも新規参入は難しいものです。特に指原莉乃は女性プロデューサーなのでなおさらです。奇抜なことをすればマスコミは寄ってきますが、秋元康的な売り方のAKB48グループの一員であった彼女は、そのようなやり方なしに、イコラブが評価を得てほしいと思っているようです。

指原莉乃STU48がカバーをしたことについて、twitterで以下のように感謝を表しています。

「手遅れcaution」STUのみんながカバーしてくれました!嬉しいです!なぁちゃんありがとう!
どっちがいいとかじゃなくて、こうしてカバーしてもらえる存在になれたということを喜べるファンの皆様だといいなと思っています🙆‍♀️オリジナルがよくなければカバーしてくれる人もいないわけですし
感謝です

https://twitter.com/345__chan/status/1216381378331168771

ちなみに、私は最新シングル(6th)までの曲で、イコラブのイメージを最も表している表題曲は、4thシングル表題曲「Want you! Want you! 」だと思います。明るくオシャレでキラキラしている曲だからです。

この曲が人気であることはM再生回数にも現れており、前作である「手遅れcaution」にほぼダブルスコアをつけています。なお、「手遅れcaution」の一日あたりの再生回数はSTU48効果で一時的にかなり増えましたが、現在では以前の1.5倍程度にまで戻っています。


私は岡田奈々が公演曲のセットリストを作った経緯は分かりません。でも、秋元康がプロデューサーとしての機能を十分に果たしていないことが大きな要因であることは、容易に推測できます。

彼がプロデューサーとしての機能を十分に果たしていないことは、NGT48問題を解決するためにほとんど関与してないことから容易に推測がつくと思います。AKB48を知る人にとっては、彼が責任感が薄いことは今までと同様ですが、これほどまで薄いという認識がなかった人は驚いたかもしれないと推測します。


秋元康がプロデューサーとしての機能を十分に果たしていないので、指原莉乃HKT48の公演/公演曲を作っています。彼が新しい公演を作るという約束は、“言うだけ番長”であることを理解しているので、彼女が見かねて作ることになったということだと思います。なお、彼女はHKT48においてはメンバーだけでなく、劇場支配人(尾崎充との二人体制)を務めていました。

彼女による一組の公演曲は、HKT48からの卒業の置き土産ということだったのですが、作品には手を抜かない彼女なので、卒業には間に合わなかったようです。しかしながら、様々な情報を総合すると現在では、少なくとも作詞(彼女が担当)・作曲・編曲レベルでは完成していると観測しています。彼女は衣装や振り付けに関与するのかもしれませんが、彼女は仕事が早いので、速やかに進むと思います。それにもかかわらず、お披露目の発表がまだなのは、建て替えられるHKT48劇場のお披露目と関係しているのだろうと推測しています。

指原莉乃については、そろそろHKT48から離れて、イコラブに専念した方がよいのではと思っている人もいるかもしれません。でも、彼女はイコラブのプロデューサーとしても、予想を遥かに超えた成果をあげています。

イコラブの6thシングル「ズルいよ ズルいね」(2019年10月30日)は初週売上で1位となりました。オリコンでの初週売上は14万枚を超えましたので、同日販売の他のCDの顔ぶれに恵まれたのではなく、むしろ遅いすぎた週間1位と言えると思います。ちなみに、この曲の累計売上は、オリコンでは第11週までで約17万枚に達しており、売上実数に近いビルボードでは21万4千枚を超えています。


さて、秋元康AKB48グループへの関与が少くなったことは、望ましいことももたらしたと推測します。彼が意欲がある頃ならば、キャプテンとはいえメンバーと同レベルの岡田奈々が公演のセットリストを作ることは難しかったと思うからです。

私としては以前から、公演曲のセットリストを彼以外が作る方が良いと思っていました。彼が作ると容易に変更が難しくなるようだからです。例えば、「制服の芽」という公演には難易度が高い振り付け曲が含まれており、危険な公演と見なされていたようですが、修正されることはなかったのでは推測します。1月15日には、この公演において半月板を損傷した朝長美桜HKT48)が、完治しないまま卒業しました。


本題に戻ることにします。「手遅れcaution」がSTU48の公演曲となったことは、STU48ファンやそれに関心があるAKB系ファンを驚かせたようです。この曲は秋元康プロデュース曲でないだけではなく、指原莉乃がプロデュースするイコラブの曲だからです。

AKBグループ名義のCDは、姉妹グループを含めた300人以上で握手会に臨むことでミリオンセラーを維持しています。このことが影響して、ファンが他のアーティストもCD売上で評価するところがあります。

300人以上の人数は、ボイストレーニングのようなレッスンを十分に施せる人数を遥かに超えています。しかしながら、AKBグループは基本的に生歌ではないので大きな支障はないようです。

これに対して、イコラブはステージパフォーマンスと曲の良さで、ファンを徐々に増やしているグループです。当然のことながら、生歌であり、必要とされるレッスンも十分に施されています。指原莉乃が提供する曲への評価も高いです。

しかしながら、AKB48グループのファンの多くは、そのような違いには興味がなく、CD売上だけで評価しているようです。実は、AKB48の数を力とするやり方を尊ぶものはイコラブ運営にも紛れていたようであり、イコラブの増員が強く要望されたようです。それが指原莉乃が理想とする非・選抜制を破壊することを導くことが必至であるのにもかかわらずです。

実際には、指原莉乃が新しいグループを作るという代案で回避しました。その結果としてのグループが≠ME(以降ではノイミー)と命名されることになった妹グループです。イコラブと同様にノイミーのメンバー数も12人です。

もちろん、イコラブに対するAKB48グループのメンバーの評価は、AKB48グループのファンよりは高いと思います。しかしながら、イコラブへの関心度はグループや年代によってかなりの違うがあるようです。

年代では若い年代、特にイコラブがデビューした後にAKBグループに加入したメンバーにおける関心が比較的に高いです。グループ別ではHKT48において最も高く、次はSTU48だと思います。STU48指原莉乃が最初に劇場支配人の一人をHKT48と兼任していたことに合わせて、AKB48グループとして最も最近に生まれたグループだからです。

このように考えていくならば、STU48AKB48グループで初めてイコラブ曲をカバーしたグループとなったことは不思議ではありません。

しかしながら、STU48の曲はAKB48姉妹グループの中ではイコラブ曲からは遠い方なので、意外でもありました。イコラブ曲に最も近いのはHKT48曲です。そして、その次に近いのはNMB48の曲だと思います。NMB48は、イコラブに比べるならば低いもの、AKB48グループでは女性ファンの割合が高いからです

これに対してSTU48曲がNGT48曲と共にイコラブ曲から遠いのは、望郷と郷愁に訴えるような曲が多いからです。この2グループの本拠地は、他の3グループの本拠地(名古屋市大阪市、福岡市)に比べると都会ではないことで、秋元康がそのようにしているのかもしれません。

それにもかかわらず、STU48AKB48グループとしてイコラブ曲をカバーする初めてのグループとなりました。これは、カバーした「手遅れcaution」がイコラブのメインストリームの曲からは離れているからだろうと思います。

STU48のイコラブ曲のカバーによって、イコラブがSTU48の代表曲である「暗闇」をカバーして欲しいと思ったSTU48ファンがいたようです。でも、そのままでは難しいと思います。「暗闇」の曲調やダンスは緩やかなので、イコラブがそのまま歌い踊ると間が持たないと感じられると思うからです。

カバーに関してはノイミーが参考になります。デビュー前なので、オリジナル曲が2つと少ないために、カバー曲の披露が多いからです。

ノイミーによる「きみわずらい」(まねきケチャ)のカバーの際には、若干のダンス要素が加えられました。まねきケチャの人数はノイミーの半分程度であり、ダンスが緩やかだからです。ユニット曲(二人組)としてカバーしたのは「二人セゾン」(欅坂46)です。ちなみにこの曲のオリジナルは、18人での披露のようです。


さて、STU48がカバーした「手遅れcaution」については私は実は興味がありませんでした。AKB48グループの歌は生歌ではないという認識があるからです。秋元康プロデュースグループのファンは、生歌と所謂“口パク”とは大きな違わないないという認識があるのかもしれませんが、それ以外のグループのファンには大きな違いです。もちろん、口パクの場合には評価がかなり低くなります。

STU48版では、野口衣織のパートを担当した今村美月が生歌であったという情報は入ってきました。ちなみに「手遅れcaution」は野口衣織の代表曲のように見なされていますが、センターは髙松瞳です。

「手遅れcaution」をSTU48が公演で歌うことは何も問題を感じません。岡田奈々指原莉乃に許可を得ているので、違う世界であるならば、どんな形で歌われようと、外部の者がとやかく言うようなことではないです。


それに、イコラブ曲は完全に生歌でカバーすることが難しいという認識もありますので、私は寛容です。イコラブは指原莉乃がメンバーの声質と技量に基づいて最適に歌割りをしていますし、ソロパートも多いです。このため、基本的に口パクのグループが生歌でカバーすることは難しいのです。踊りながらも上手く歌うことができる複数のメンバーを要するからです。

それでも、現在のイコラブにとっては古い方の曲である「手遅れcaution」は容易な方です。最も難しいのは、6th表題曲「ズルいよ ズルいね」だと思います。全員にソロパートがあり、ユニゾンがないからです。


少し回り道してしまいましたが、「手遅れcaution」についての感想を述べることにします。本来は何かの会員ではないと見れないはずなのですが、Youtubeで「手遅れcaution」で検索した際に、最も高くヒットしたので、偶発的に観てしまったからです。おそらく、違法アップロードだと思うのですが、観てしまったのですから仕方がありません。

通常は、イコラブのライブ歌唱動画をファンがYoutubeにアップロードすると直ぐに消されます。イコラブのライブのライブは円盤されていないので、ネットに動画があってもSACRA MUSICソニー系)にとってはマイナスにはなりません。逆にイコラブを知ってもらうための無料のプロモーションになると思います。でも、本当に驚くほど直ぐに消されます。

しかしながら、≠MEによる「きみわずらいも」のカバーはかなりの間、消されていません。「手遅れcaution」のSTU48によるカバーも同様です。このため、消さないほうがプラスになるという判断が働いていると理解することが順当だと思います。


STU48による「手遅れcaution」には、私は違和感を感じました。その違和感は生歌がなんたらのことではありません。違和感の源泉は、野口衣織のパートを務める今村美月以外のメンバーも髪が乱れているということです。今村美月以外も度合いは低いにせよ野口衣織化しているということです。

イコラブの「手遅れcaution」では、野口衣織化して憑依的に踊っているのは本人だけです。他のメンバーのダンスは憑依的ではありませんが、それなりに激しいです。でも、彼女に比べると髪の毛がほとんど乱れません。

通常ならば、大谷映美里のように髪が長い場合、メデューサのように髪が乱れる可能性があります。しかしながら、彼女の髪の毛は見苦しく乱れずに、優雅に美しく舞います。これは、髪の先までに意識を行き届かせて踊ることができる彼女の技術が可能にしているのだと思います。

彼女だけでなく齊藤なぎさも、齋藤樹愛羅も…、名前をあげたならば切りがありませんが、アイドルとしての魅力を十分に発揮してパフォーマンスをしています。そのような他のメンバーが存在しているから、野口衣織の憑依的なパフォーマンスも許容されることになります。

全員が憑依的になってしまうと、指原莉乃が目指すアイドルグループとは違うカテゴリーのグループになってしまいます。秋元康の世代の言葉ならば“アングラ”(アンダーグラウンドの略)という表現がふさわしいグループになってしまいます。

逆にこの曲においては、野口衣織が憑依的であることによって、他のメンバーのアイドルとしての魅力が分かりやすくなっています。ただ、この曲の初見においては、彼女だけが記憶に残る人が少なくないようです。


イコラブによる「手遅れcaution」について、このような私の捉え方の構図をご理解いただけるならば、私によるSTU48の「手遅れcaution」の見え方も分かっていただけると思います。その見え方には、衣装や証明も影響しているとは思います。

私による見え方は、STU48の「手遅れcaution」ではSTU48メンバーのアイドル的な良さが分からないということです。もちろん、これはSTU48のライブをほとんど見たことがない者における見方であり、STU48ファンの見方は違うと思います。

STU48のアイドル的側面を理解しているファンにとっては、この曲のカバーはいつものSTU48とは違う側面を見せてくれるという意味で新鮮だと推測します。そして、公演「僕たちの恋の予感」全体の中ではこのカバー曲は良いアクセントになっていると推測します。メンバーのアイドルらしさは他の曲において、十分に現れていると思うからです。


「手遅れcaution」のSTU48によるカバーによってこの曲に興味を持たれた方は、機会があれば、イコラブによる「手遅れcaution」のライブパフォーマンスを観ていただきたいと思います。そうすれば、他のメンバーのアイドル的な魅力が分かりやすい曲だという意味も分かっていただけると思います。

最近の動画としては、AYAKARNIVAL(2019年12月30日、パシフィコ横浜国立大ホール)に出演した際のライブ映像を、ニコニコ生放送のプレミアム会員ならば1月29日まで見ることができるはずだと思います。なお、このライブでは本来のセンターである髙松瞳(6thの間は休養中)の代わりを齊藤なぎさが務めています。
https://live2.nicovideo.jp/watch/lv323346584

さて、「手遅れcaution」は前にも述べましたように、イコラブとしてはメインストリームの曲ではありません。他の曲、例えばイコラブらしい曲と上で述べた「Want you!Want you! 」も併せてご覧になることをお勧めします。この曲はAYAKARNIVALのセットリストにも入っています。

少しだけみたいならば、以下のtweetも有用です。
https://twitter.com/abHhd1jX0OCqsEA/status/1217712740782899201


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