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人によっては「夏かし」と呼ばれているものです。

朝ドラ「ちりとてちん」 DVDの売り上げで人気を実証される

ご存知かと思わるがNHK連続テレビ小説(通称:朝ドラ)は6か月のスパンで放映され、その切り替えが4月、10月である。そして、放送が終了すると本放送(NHK総合、8:15-30)の平均視聴率が新聞の記事となるのが恒例になっている。

さて、去年の10月から今年の3月まで放送されていたのは「ちりとてちん」(脚本:藤本有紀、主演:貫地谷しほり、全151回)であった。その平均視聴率が記事になった時に、私の周りでは驚きの声が上がった。ネットのブログや掲示板を読んでも、同じような感想を持った人は多かったようであった。関東地方における平均視聴率において、「ちりとてちん」の視聴率は15.9%であり、朝ドラ史上最低であったからである。

ビデオリサーチによる歴代の朝ドラ視聴率: http://www.videor.co.jp/data/ratedata/program/02asa.htm

実は、「ちりとてちん」はブログ、2chを含む掲示板では大好評であった。2chでは、ほぼ毎日1つのスレッドを消費するなど異例のことが起きていた。現在、朝ドラマNHKの本放送の他にBSの放送や各々の再放送が存在するのであるが、何度も放送を見る人もいるし、録画して一日何度も繰り返し観る人も多発したようである。また、朝の通勤途中や、お昼の時間にリアルタイムに観るために、携帯ワンセグ端末を買う人もいたと聞く。

しかしながら、朝ドラに関心がない人にこのことを説明しても、彼らが評価の対象にするのは視聴率という数字だけであるので、全く説得力がなかった。このようなことは、4年前に最低視聴率を記録した「てるてる家族」も同様であった。しかし、「てるてる家族」と違って、「ちりとてちん」はDVD売上の数により、人気が実証できたのである。なお、「てるてる家族」では著作権の関係でDVDが発売されなかった。

朝ドラのDVDを発売しているNHKエンタープライズ(2008.6.10)によると、6月4日に発売された「ちりとてちん」のDVD(1〜48回収録分)の出荷が1万7000セットとなり、これは、今まで最高のうりあげあった「おしん」(03年発売)が達成した9000セットという記録を上回ったとのことである。25年前の作品である「おしん」(1983年度)とくらべることは適切かどうかは疑問である。しかし、最近では高視聴率であった「どんど晴れ」(2007.4-10)や、「純情きらり」(2006.4-10)の倍以上の売り上げをあげていることは確かのようである。