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人によっては「夏かし」と呼ばれているものです。

「こがね ふかひれ号」に乗る [9/7]  一関、気仙沼への旅(3)

(「http://d.hatena.ne.jp/natuka_shinobu/20080909/1220983008:Title」から続く)

タクシーを降りて、改札に向かうと、立派な列車が停まっていた。駅員さんに聞くと、この列車が「こがね号で」であり、普通運賃で乗れるというとであった。三両編成であるこの列車は、前と後の2両が指定席で、真ん中の車両が自由席ということである。私は、真ん中の車両において、海が見えるはずの左側に席を見つけて座る。しかしながら、雨が本降りになってしまったので、海の景色はほとんど期待ができないと予想された」。

この列車の名前であるが、フルネームでは「こがね・ふかひれ号」ということが車内アナウンスでわかった。「こがね」というのは、宮城の北部の沿岸線から気仙沼までを、周辺の自治体が「みやぎ 三陸黄金海道」と銘打って観光プロモーションを行っていることから名付けられたと推測する。ちなみに、日本で初めて金が産出されたのは今回の列車も通る涌谷であり、私は、以前、涌谷の「天平ろまん館」*1に、黄金に興味があって行ったことがある。しかし、「こがね」はともかく、「ふかひれ」までを列車の名前に入れてしまうのは、いかがなものか...と思わなくはない。

さて、車内アナウンスにより、列車の両脇にはパノラマが楽しめる展望室があり、そこは自由席だということが分かっていたが、どうせ、大したことがないと思い。最初は行かなかった。しかし、外の風景は雨のためモノトーンになっているため退屈である。そのため、気晴らしに進行方向前方の展望室にいくことにした。そして、これが大正解であった。

通常の列車では運転席は列車の一番前の真ん中にある。これに対して、「こがね・ふかひれ号」においては運転席は列車の一番前の左脇にある。したがって、乗客は列車の一番前の真ん中から右にいることができるのである。一番前に設置してある座席に座わると、自分では運転していないものの「電車でGO」の世界を体験することができる*2

しかも、この列車が、気仙沼線石巻線では単線を走っていることが臨場感を増す効果を果たしている。特に、単線なので通常よりは狭いトンネルに入る時と、トンネルの中を走っている時は、臨場感が絶大である。

はじめは、そのように楽しめていたトンネルであるが、段々とこんなに早く走って平気かよと思うようになっていった。トンネルの中が靄っぽくなり、視界が悪くなってきたのである。また、トンネルの外では雨脚がかなり強くなってきた。 こんな状況で運転するのは平気か?と運転手を見ると平然とした顔で運転をしている。このくらいの雨では問題ないのかなぁ..と思って、展望席から自分の席に戻ると、車内アナウンスにより平気でなかったことがわかった。雨量が値を超えたので、列車を一旦駅で止めて相談するというアナウンスがあったのである。幸いなことにそのまま列車が動かないという事態にはならなかったのだが、列車は徐行をしたために仙台駅についたのは15分遅れになった。このことが響いて東京に着いたのも遅れ、自宅についてたのは24時少し前になってしまった。このため、翌日に疲労が多少残ったことは確かであるが、「こがね・ふかひれ号」に乗れたことで、今回の旅行は大満足のものになった。

*1:住所は、涌谷町字黄金山1番地3

*2:展望室がどんな感じであったかについては、「こがね・ふかひれ号」の写真を載せている記事を書かれた方がいらっしゃるので、http://do-yo.at.webry.info/200707/article_3.html:Title=そのページをご参照ください