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人によっては「夏かし」と呼ばれているものです。

水川あさみ @ ドラマ「33分探偵」

水川あさみさんを初めて観たのは、NHK朝ドラ「風のハルカ」(2005.10-2006.3)であった。このドラマにおいて、水川あさみさんは、ヒロイン・水野ハルカ(村川絵梨)の幼馴染である奈々枝を演じている。しかし、ハルカの幼馴染である万里子(木南晴夏)がハルカと友好関係があるのに対して、奈々枝はハルカと張り合っている。奈々枝の家は子供の頃に一家離散して、ドラマの舞台である湯布院を去る。そして、大人になってから別府でホステスをしたが、湯布院に舞い戻ってくる。木南晴夏さんが、「風のハルカ」以降、あまり役に恵まれていなかったのに対して、水川あさみさんは女優として順調に活躍している。

朝ドラの際には、クールで少し辛辣である奈々枝という役を、水川あさみさんは役作りして演じていたと思っていたのだか、他のドラマにおいても同種の役を演じていることが後にわかった。例えば、彼女は、単発ドラマ「白線流し'99スペシャル〜20歳の風〜」(1999.1、フジテレビ)においてヒロイン(酒井美紀)が家庭教師をしている生徒の役を演じ、「ラスト・フレンズ」においては瑠可(上野樹里)の友人・エリを演じているが、基本的に同じ様に見える。木村拓也さんは、どのような役を演じても基本的に同じであるように見えるので、“職業・キムタク”と呼ばれているようであるが、水川あさみさんは、“職業・水川あさみ”なのかもしれない。私、“職業・水川あさみ”を必要としているドラマは少なくないということなのだということなのかなぁと推測している。


今回のクールで、水川あさみさんが出演されているのは「33分探偵」(金23:テレビ朝日)である。主な登場人物は、「鞍馬六郎探偵事務所」の探偵である鞍馬六郎(堂本剛)、その助手の武藤リカコ(水川あさみ)、大田原警部(高橋克実)である。六郎は、「堂本剛の正直しんどい」における堂本剛さんのように“どよーん”としているし、リカコは、“職業・水川あさみ”だし、大田原警部は、“職業・高橋克実”である。大田原警部は探偵としての六郎の能力を評価しており、生じた事件を六郎が解明?することがこのドラマの基本的な構成である。しかし、実際には六郎の推理は速やかに事件を解決するのでなく、33分の放送時間を費やした後、(ほとんどの場合)事件の後に誰もが犯人であると思った人物が犯人であると突き止める。そして、33分の間に六郎が見当はずれである推理をいかにするのかを観るのがこのドラマの楽しみ方である。また、チープな演出も、このドラマの売りである。

第5話(8/31)においては、その大田原警部が、フレンチレストランのオーナーシェフをしている友人・中田(大高洋夫)の紹介でお見合いをする。お見合いの相手は、友人の妻・めぐみ(阿南敦子)の友人である慶子(堀内敬子)であり、お見合いの場所は中田の店である。なお、堀内敬子さんは、前のクールに放送された「CHANGE」(2008.5-7、月9:フジテレビ)において、総理官邸常駐医師を演じていた。
さて、お見合いは、(何故か)慶子が大田原警部にそれなりの好意を持ったらしく、良い感じで進行していく。しかし、慶子がトイレで席を外している時に彼女の悲鳴が起きる。一行が駆け付けると、めぐみが倒れていて死んでいた。そして、そのそばにはナイフを持った慶子がいた。状況的には、慶子が犯人である可能性が高く、大田原警部の部下である茂木は当然の判断をするが、慶子に好意をもっている大田原警部はそうであって欲しくない。そして、「必ず真犯人を見つけてみせますから」と、大田原警部と慶子のため?に六郎の推理が炸裂するのである。途中で慶子は自白し、動機も語られるのであるが、六郎はあきらめない。そして、33分持たせた末に、慶子が犯人であることが判明する。

金曜日の夜に、ゆるーい時間を過ごすためには悪くはないドラマである。