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人によっては「夏かし」と呼ばれているものです。

芭蕉のゆかりの象潟を観る(9/15) 秋田旅行四日目(その1)

象潟を訪れた理由は夕日を見るためだけではない。にかほ市(中心が象潟駅)を訪れたことがないからである。以前、秋田、岩手県を横断した旅行において、新庄(山形)−酒田(山形)−本荘(秋田)−湯沢(秋田)−横手(秋田)−北上(岩手)というルートをとったのであるが、酒田と本荘の間にある象潟は一瞬見るだけで通り過ぎてしまっていた。じつは、この時も象潟に泊まるプランも検討していたのであるが、いいアイディアがないので採用しなかった。とはいえ、今回も具体的なアイディアはなく、芭蕉関係のところを見るという漠然としたものした考えしかなかった。芭蕉が象潟を訪ねたときには風光明媚であった九十九島地震のために当時の風景を失ったと聞いている。そのためか、九十九島を積極的に取り扱っているガイドブックは見つからなかった。また、芭蕉が「象潟や雨に西施がねぶの花」という句を読んだ蚶満寺があるのだが、どうやって行ったらばいいかがわからない。でも、ホテルに近いような気がするので、どうにかなるという予感がしていた。

解決策はホテルの女主人とロケーションによってもたらされた。蚶満寺はホテルに近く、九十九島はその隣に存在するからである。しかし、問題は地上から見るのでは九十九島として認識できないことである。しかし、女主人によれば、ホテルの近くにある道の駅「象潟」の展望台から眺めると九十九島らしく認識できるということである。そのアドバイスに従い、蚶満寺を訪ねた後に、エレベーターで展望台に昇る。そこから、海の反対側に見えたものは、昔は島であったと思われるものが、田んぼの海に埋まっている風景であった。展望台に置いてある説明図と照らし合わせると、昔はきれいな風景であったと想像できなくもない。しかし、現在の風景にはそれほど心魅かれるものを感じなかった。ガイドブックが、それほどは積極的に記載しない訳がわかるような気がした。

しかしながら、天候に恵まれたために、海の方向の風景は非常にきれいであった。秋田市よりも北にある男鹿半島も、酒田市山形県)の沖にある飛島も確認することができた。昨日も天気がよかったので、この展望台から見えた夕日もきれいだったことが推測された。しかし、展望台は人が多かっただろうから、十分に夕日を満喫できなかった可能性もある。昨日誰にも邪魔されずに観ることができた夕日の方が良かったのかなぁと思った。