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人によっては「夏かし」と呼ばれているものです。

貫地谷しほり‎ @ ドラマ「あんどーなつ」

私が貫地谷さんを初めて観たのは、映画「スウィングガールズ」(2004年)であった。このドラマでは山形の置賜地方の高校が舞台であり、そこで結成されるジャズバンドの中心人物の一人である斉藤良江を貫地谷さんは演じた。貫地谷さんは映画のクレジットでは主役の上野樹里さんの次の2番目であったが、3番目の本仮屋ユイカさんが演じたメガネっ娘の関口香織がキャラの面白さで注目を浴びたために少し割を喰った。その後、直ぐに本仮屋さんが、NHK朝ドラの「ファイト」(2005.4-9)のヒロインに決まり脚光を浴びたのに対し、貫地谷さんは脇役をこなしていき実力を培った。
そして、NHK大河ドラマの「風林火山」(2007年)において主人公である山本勘助内野聖陽)の若き日の恋人?であるミツを演じることで注目を浴びた。その後、NHK朝ドラ「ちりとてちん」(2007.10-2008.3)のヒロインを演じることにより、演技力の評価が高まった。朝ドラ以後は、「キミ犯人じゃないよね?」(2008.4-7:テレビ朝日)でヒロインを演じた後、今回の「あんどーなつ」(TBS)でヒロイン安藤奈津を務めることになった。

あんどーなつ」は、漫画「あんどーなつ-江戸和菓子職人物語-」を原作としていることになっているが、実際は漫画の設定を借りた別物であると考えた方が分かりやすい。漫画の設定と同じなのは、ヒロインの奈津(貫地谷しほり)と奈津が務めることになる和菓子屋・満月堂のメンバー、お茶の師匠である“あやめ”(白川由美)である。満月堂のメンバーとは、ベテラン職人の梅吉(國村隼)、中堅職人の竹蔵 (尾美としのり)、そして、女将の光子(風吹ジュン)である。なお、この5人の役柄は漫画とドラマでは必ずしも同じではない。一番大きな違いは、漫画では、奈津は“あやめ”の孫にという設定になっている(奈津は知らないが)のだが、ドラマではそうではないことである。また、奈津の性格設定も漫画とは異なっている。

さて、このドラマの特徴は、スタッフと出演者に、朝ドラの関係者が多いということである。まず、脚本の長川千佳子さんは「芋たこなんきん」(2006.10-2007.3)を書いた人である。そして、ヒロインを演じている貫地谷しほりさんは「ちりとてちん」(2007.10-2008.3)においてヒロイン・喜代美を演じている。さらに、梅吉を演じている國村隼さんは「芋たこなんきん」においてヒロインの夫を演じている。古くさかのぼれば、光子を演じる風吹ジュンさんは「ほんまもん」(2001.10-2002.3)においてヒロインの母を演じている。「芋たこなんきん」、「ちりとてちん」、「ほんまもん」と3つの朝ドラのタイトルを挙げたが、これらは全てBK(NHK大阪放送局)が作った朝ドラである。このドラマは簡単にいえば、「芋たこなんきん」を脚本をかいた長川千佳子さんが、自分の作品に登場して信頼をしている國村隼さんを物語のキーになる人物である菓子職人・梅吉に配し、次のBK朝ドラである「ちりとてちん」のヒロインを好演した貫地谷しほりさんを新人菓子職人の奈津に配した作品である。なお、もう一人の重要人物である女将の光子を「ほんまもん」でヒロインの母を演じた風吹ジュンさんが演じているのは偶然なのかもしれない。

さて、ドラマ「あんどーなつ」の感想であるが、第1話は面白いと感じたが、その後はそれほど面白さを感じなくなり、最近は観なくなってしまっている。
(追記の可能性あり)