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人によっては「夏かし」と呼ばれているものです。

ハロプロ @ヒットメーカー阿久悠物語  (その1)

1997年に結成されたモーニング娘のメンバーは次々に変わり、現在のメンバーは、初期のメンバーとは全く異なっている。モーニング娘は、一時期は、爆発的なヒット曲を数多く送り出した。しかし、現在では当時ほどの勢いはない。
メンバーの何人かはドラマに出演したが、残念ながら、高い評価を得たものはない。それらが彼女らの問題か、ドラマの企画の問題かはわからないが、打率が低いことは確かである。このため、モーニング娘、および、モーニング娘の姉妹ユニットなどが属するハロープロジェクト(通称:ハロプロ)のメンバーが出演するドラマを、私は最近ほとんど観ない。今回、ドラマ「ヒットメーカー阿久悠物語」(2008.8.1)では、高橋愛新垣里沙モーニング娘)がピンクレディーを演じることになった。歌と踊りを主にして、ピンクレディーを演じるのであればそれほどの演技力は要しない。また、彼女たちは演技力がある可能性もある。したがって、今回はこのドラマは、ドラマ自体にも興味があったので観ることにした。

このドラマは、「スター誕生」という歌手オーディション番組を作詞家・阿久悠を中心に描いた。当時、「スター誕生」に興味がなかった私は、阿久悠が「スター誕生」に番組企画・審査員として参加し、大きな役割を果たしたことを全く知らなかった。なお、阿久悠の他にも、「スター誕生」に審査員として参加した作曲家・都倉俊一もこのドラマでは主要人物として描いている。このドラマで阿久悠を演じたのは田辺誠一である。私は、田辺誠一に役者として強い印象をもったことがなく、ドラマの初めでは阿久悠であることにも気がつかなかった。しかし、このドラマでは阿久悠を好演していると思った。

「スター誕生」が生み出した歌手は数々いたが、直ぐに思い浮かぶのは、森昌子桜田淳子山口百恵の3人だと思う。それは、「スター誕生」でこの3人を「花の中3トリオ」とうキャッチフレーズで売り出し、それが功を奏して売り出しに成功したからである。この中でも、森昌子は「スター誕生」からデビューした初めての歌手であり、「スター誕生」成功する否かは、森昌子が成功する否かにかかっていた。ドラマでは、阿久悠を筆頭とする「スター誕生」のスタッフが。森昌子のデビューのために力を入れている様が描かれていた。なお、阿久悠森昌子のデビュー曲の「せんせい」の作詞をしている。阿久悠はこの3人の中では、森昌子の歌手としての才能を評価していたようである。
桜田淳子については、阿久悠は歌は上手いと思っていなかったが、スターとしての輝きがあると評価していたようだ。阿久悠桜田淳子のデビュー曲の「わたしの青い鳥」の作詞をしている。これに対して、山口百恵に対してはスター性を感じず、評価は低かったようである。「スター誕生」の審査の際に「君は、映画に出るとすれば主人公の妹役が似合うんじゃないかな、主人公になる何かが欠けているのかもしれない」というシーンが描かれている。このことも影響したのか、阿久悠山口百恵の歌の作詞を一度もしていないようである。
さて、この「花の中3トリオ」である森昌子桜田淳子山口百恵を演じたのは、平塚あみ(13歳)、鈴木愛理(14歳)、星野真里(27歳)である。山口百恵が大人びているのを強調するために、27歳の星野真里さんを起用したのであろうが、他の二人よりは大人過ぎるという印象を受けた。平塚あみさんは森昌子の垢ぬけない良さを上手く演じていた。今時、こんな垢ぬけない子をどこから連れてきたのだろうと思ったのだが、ネットで実際の写真を見て、少なくても普通のアイドルレベルに可愛いことを確認した。鈴木愛理さん演じる桜田淳子さんは若干幼すぎる*1ように感じたが、私がデビュー当時の桜田淳子さんを見ていないためかもしれない。なお、鈴木愛理さんは、ハロープロジェクトに属する℃-ute(キュート)の一員である。

*1:私が、幼いと感じた森昌子さん(鈴木愛理)に、歌は下手だと悟らせるようないうことを阿久悠は言います