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人によっては「夏かし」と呼ばれているものです。

雨が降る日、映画「パコと魔法の絵本」を観た

台風が過ぎ去って昨日は台風一過でよい天気だったのだが、今日は天気が優れない。映画を観るために家を出た時に雨が降り始め、映画館の傍のスターバックスで開演を待っているときに雨は本降りになった。今日、観ることにした映画「パコと魔法の絵本」はガマ王子が主役なのだから、それも悪くはないかと思った。

この映画の監督は、中島哲也さん。彼の映画は、「下妻物語」(2004)、「嫌われ松子の一生」(2006)と見てきている。「下妻物語」は、DVDを持っているほどのお気に入りであり、この映画により深田恭子さんの私における評価は急上昇している。「下妻物語」でヒロイン・桃子(深田恭子)と友情を深めていくヤンキー・イチゴを演じた土屋アンナさんが、今回の映画では、ヤンキーではないものの想像の範囲内の役を上手く演じている。「嫌われ松子の一生」で、ヒロイン・松子(中谷美紀)が愛人になった岡野を演じた劇団ひとりさんは、今回、パコ達が入院している病院の患者の一人を演じている。

物語の舞台は奇妙な病人が多いある病院である。その病人の一人である偏屈な老人・大貫(役所広司)はある日、不思議な女の子・パコ(アヤカ・ウィルソン)に出会う。そして、大貫はライターの一件でパコをひっぱだいてしまう。次の日に会ったパコは頬に小さな包帯をしているが、ひっぱだかれたことは覚えていない。しかし、大貫が頬をさわると、大貫が昨日さわった?ことを覚えていることがわかる。やがて、パコは手に持っていた絵本を読み始める。パコはお母さんに毎日この本を読みなさいと言われていたからである。その絵本の主人公は意地悪なガマ王子である。
大貫は医師・室町(上川隆也)から、彼女は両親とともに事故にあい、両親は死んでしまったと聞く。そして、パコだけは奇跡的に命を取り留めたが、記憶が事故のために一日しか持たなくなってしまったことを知る。なぜか、涙がこぼれる大貫。今まで泣いたことがない大貫は、どうしたら涙がとまるのかと聞く。その答えは….。
次の日から、大貫はパコに絵本を毎日読んで聞かせることになる。それ以外に、パコのためにしてあげられることを思いつかなかったからである。その二人の姿を温かく見守る医師の室町、看護師(土屋アンナ)、そして、患者たち(劇団ひとり國村隼、…)。そして、ある日、大貫はパコのためにしてあげられることを思いつく…。

これ以上のことは、説明するべきではないし、説明しても映像がないと実感としてわからないと思います。興味のある人は映画館に行っていただくことをお勧めいたします。私が申し上げられることの一つは、今回の映画でも、土屋アンナさんが効いていたということです。そしてもう一つは、この映画を観た多くの人が満足していたことです。観客の10%くらいを占めていたお子さんも楽しめる映画のようでした。

なお、この映画についての唯一の不満は、映画の公式サイトが懲りすぎていて」著しく重いことです。

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