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人によっては「夏かし」と呼ばれているものです。

漫画「昴」の続編『MOON 昴 ソリチュード スタンディング』を見つけた。

お昼を食べに入ったカフェレストランで、以前、「ビッグコミックスピリッツ」に連載されていた漫画「昴」曽田正人、1999年12月〜2002年11月)の続編を見つけました。第1巻、第2巻とあったので、ケーキを追加オーダーして、両巻ともに読み、もう一度読み返しました。
「昴」は「ビッグコミックスピリッツ」を購読していた時に楽しみにして読んでいたのですが、不穏な形で2002年の末に休止しました。それから長い間、中断されていたので再開を諦めていたのですが、今日、「MOON -昴ソリチュード スタンディング」という形で2007年8月から再開されていたことを知りました。隔週の連載のようです。記憶が正しければ、前の連載の最後ではFBIの捜査官であるアレックスと恋に落ち、不法就労で国外退去になったのではないかと思うのですが、その周辺のことを「MOON -昴ソリチュード スタンディング」では受け継いではいないようです。「昴」の説明については、ここではさぼります。あらすじについては、「http://blogs.yahoo.co.jp/pri_suseri/29756019.html:Title」に記載されていますし、wikipediahttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%98%B4_(%E6%BC%AB%E7%94%BB):Title=該当ページには、登場人物についての詳しい記述がされています。

1、2巻の概要は以下の通りです(ねたばれです)。


「MOON -昴ソリチュード スタンディング」は、ドイツのベルリン・ワルデハイム・バレエの日本公演を肺炎で病欠したダンサー(宮本すばる)が、道でアイスクリームを食べていることを目撃したという知らせが、日本舞台文化振興会(NSC)に入ることから始まります。この公演に日本人が登場することでプロモーションを行っていたNSCは不快に感じ、この件を調査するために青年社員をドイツに派遣します。

青年が、昴の入院している病院を訪ねると昴は不在であり、同室の病人から、昴は病室を抜け出していてプロサッカーチームのグラウンドに行っていることを教えられます。そのグラウンドで彼が目撃したのは、プロサッカー選手に交じってサッカーをしている昴の姿でした*1NSCの人に見つかったことをまずいと思った昴はサッカーをやめるのですが、バレー団の練習場に向かい、そこで踊り始めます。そのダンスの素晴らしさに見とれる青年。いつの間にか4時間が経っていました。しかし、最後に昴は倒れてします。駆け寄った青年は、昴が高熱であることに気づき、昴は救急車で病院に運ばれます。そして、昴が仮病で日本公演を休んだのではなく、本当に病気(肺炎)で入院していたことを青年は理解します。
昴は日本公演を休んだことによりペナルティーを受けるのですが、盲目のダンサーであるニコ・アスマに出会い、やがて「パ・ド・ドゥ」において彼のパートナーに抜擢されます。昴が出演した公演はベルリンで好評を得ます。そして、日本公演が決り、昴をパートナーに指名します。日本にはそれほどいい思い出がない昴は、始めは断りますが、ニコの説得でこれを受けます。以前の件で昴に悪い印象を持っているNSCの偉い人は、」この公演おいて昴のプロモーションをすることをやめる意向でしたが、以前、昴に会い昴の才能を知った青年社員は伝を使ってプロモーションの準備を行います。
昴は来日し、公演のためのプロモーションを、主催者の予期しない形ではありますが無難にこなし、公演の前日を迎えます。テレビ放送でプロモーション番組をニコと一緒にみる昴。しかし、その最後には昴が見たくなかった映像が映し出され、昴は激怒します。次の日、青年社員が会場を訪れると、そこには、傷心して公演することが不可能に見える昴がいました。

(あらすじ終了)
今回のドラマでまず感じたことは、真奈ちゃんを含め登場人物が前よりもキレイに描かれていることです。真奈ちゃんは相変わらず損な役回りをやっていますが、昴に出会って刺激を受けていることが好影響して超一流とは言えないもののダンサーの道を進んでいるのですから損な役回りも仕方がないとも言えます。昴が2巻の終わりで窮地に陥っていますので、今回も昴が窮地を脱するのに真奈ちゃんが貢献することになるのかもしれません。
少し驚いたのは、カティアの描かれ方です。「昴」において、昴はローザンヌへ出場するために有名ダンサーであるイワン・ゴーリキーの指導を受けます。日比野五十鈴の頼みでイワンが昴の指導をすることになったのは、昴をカティアのあて馬にするためでした。カティアは金持ちのワガママ娘として描かれていたように思っていたのですが、「MOON -昴ソリチュード スタンディング」においては、昴の才能を敬愛するダンサーとして出てきます。続編として再開するまでに長い時間があったので、作者が考えていたストーリーが当初とは少し変わったのかもしれませんね。それはそれでOKであると思っています。

*1:朝青竜のモンゴルでのサッカー事件を連想させますが、作者がこの場面の構想を描いたのは朝青竜事件よりかなり前であると推測します