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人によっては「夏かし」と呼ばれているものです。

絵馬についてのメモ  9/29  巾着田への旅行(4/4)

今回の旅行における思いがけない収穫は、高麗郡民族資料館において、絵馬についての知見を新たにしたことです。
馬は古来から神聖なものとみなされており、奈良時代には祈願や好運に報いるために寺社に馬を奉納することがされていたようです。しかし、馬は高価なものですし、奉納された方も面倒を見るのが大変です。このために、平安時代では、馬を奉納するのではなく、馬の絵を描いた絵馬を奉納するようになったようです。絵師に頼んで立派な絵馬を奉納したでしょうね。そして、室町時代になると馬だけでなく、様々な絵が描かれるようになったようです。始めは、絵馬を奉納するのはお金持ちだけであったようですが、やがて、庶民も小さな絵馬を奉納するようになったようです。これは絵師ではなく、絵馬職人により作られたようです。そして、江戸時代には、願いを叶えるために絵馬を奉納する習慣が全国的に広まったようです。高麗郡民族資料館には、おそらく庶民が奉納したと思われる小さな絵馬が十数個展示されていました。
昭和になると馬が書かれていない絵馬が増えてきたようです。私がテレビなどで見かける絵馬はそういう絵馬でした。元来は絵馬には馬が書かれているものであったことを今回初めて知りました。
高麗(こま)⇒駒(こま)⇒絵馬(えま) という繋がりが、私にこのことを知らせてくれたのかもしれないと、勝手に喜んでいます。