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人によっては「夏かし」と呼ばれているものです。

映画「パコと魔法の絵本」ふたたび

映画「パコと魔法の絵本」の主題歌である「memories」(木村カエラ)のPVをYouTubeで見つけて観ました。映画の映像が使われており、映画の登場人物も多数登場しているので、PVが進むごとに映画の様々なシーンを思い出しました。映画のときには気がつかなかったのですが、字幕で流れてくる歌詞を読むと、映画の内容を表していることが分かりました。

以下の歌詞は大貫(役所広司)の気持ちをよく表しています。歌詞における「君」とは、もちろん、パコ(アヤカ・ウィルソン)のことです。


君が笑ったら お日様が出たよ
キラリ キラリ 涙が光る
探してみようよ 君の宝物


ボクがカギをかけた
やさしさの宝箱
開いてみて 気がついたよ
今まで ごめんね


君の頬に手をあて
記憶の道をたどる
陽がみちびいてくれるさ
暗闇を照らし


だた、楽しいPVなのですが、映像と音楽が濃い目なので何度も観るとさすがに疲れてきます。そして、聞き終わったあとにどんな音楽であったのかを思い出そうとすると思いだせないこともあります。一旦、思い出すと映画の場面が蘇ってきて楽しいですが、メロディーが難しいのでしょうね。それに対して、映画「崖の上のポニョ」の歌はすぐに思い浮かんで、口ずさむことができます。なお、私は、映画「崖の上のポニョ」を観ておらず、映画の予告編を観ただけです。

歌「崖の上のポニョ」は、「ポニョ、ポニョ、ポニョ、魚の子」とキャッチーで口ずさみやすいのです。「パコと魔法の絵本」の主題歌「memories」を思い出そうとしても、「パコ、パコ、パコ、蛙の子」となってしまうことがよくあります。なお、歌「崖の上のポニョ」の替え歌である「崖っぷちのエガ」(エーガ、エガ、エガ、酒屋の子)がYouTubeには投稿されています(キリコさんThanks)。

この二つの映画の歌の関係は、映画自体の関係と似ていると思います。映画「崖の上のポニョ」の予告篇を観た人で面白そうだと思った人は、抵抗なく映画を観ると思います。これに対して、映画「パコと魔法の絵本」の予告編を観た人は面白そうだと思っても、こんな特殊メイクをした出演者ばっかり出てくる濃い映画が、感動する話になりえるのかと考え、観るのを躊躇してしまうかもしれません。
映画の予告編だけを観ると感動するとは思えないのだけれど、実際に観ると感動してしまうのが中島哲也監督の映画の特徴とも言えます。中島監督の代表作である映画「下妻物語」も、ロリータファッションをまとった深田恭子さんと、特攻服姿のヤンキーを演じる土屋アンナさん(今回の映画でもヤンキーっぽい看護師を好演)が出てくる知ってしまうと、感動する映画だとは予想できず、おバカなドラマだと思って敬遠してしまう人もいたと思います。しかし、実際に観ると、おバカな要素があることは確かなのですが、とても感動してしまうのです。もう少し、正確に言うならば、おバカな要素があることにより、より感動してしまうのです。

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