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人によっては「夏かし」と呼ばれているものです。

但馬地方(兵庫県)とはどこか?   ほぼ但馬地方への旅(2)

今回の旅は、竹田城のことを知ったことをキッカケに行った但馬地方(兵庫県)の旅です。但馬とは、兵庫県の日本海側の地域です。明治に入るまでは、丹後(京都府の一部)、丹波京都府が8割、兵庫県が2割)、と交流が深く、一つの地域としてみなされていたのですが、但馬は廃藩置県の際に兵庫県に組み込まれました。

さて、都道府県の中でイメージが湧きやすい県は、その県の中の代表的な自治体として県庁所在地が思い浮かぶ場合が多いです。例えば、宮城県仙台市です。宮城県の領域は、江戸時代における伊達藩の領域とほぼ一致し、伊達藩の中心地が仙台であり、現在の中心地も仙台です。したがって、宮城県の他の地域は仙台のような都会ではないのですが、仙台のイメージで宮城県を捉えてもそれほど間違ったものではないと思います。
この例外になるのが兵庫県だと思います。兵庫県には、旧国名では、播磨、但馬、淡路の全域、摂津、丹波の一部が対応しています。この5つの国の中で、神戸市が含まれるのは摂津であり、摂津には神戸市の他に大阪市も含まれます。
廃藩置県の際にこの5つの国が一つの県になったのですが、この組み合わせにする必然性はなかったと思います。兵庫県の領域にあった当時の自治体の中から県庁を選ぶとしたのならば、都市の発展度を基準にすると、神戸市が妥当だったのだろうと思います。しかし、神戸市は兵庫県の中では異質な街であり、神戸市を基にして他の地域を推測することはできません。

但馬地方を構成する自治体は、北部には新温泉町香美町豊岡市、南部には養父市朝来市があります。今はこの5つの自治体なのですが、平成の合併以前は、19個?の自治体から構成されていました。現在の自治体の中で代表的なのは豊岡市であり、豊岡市城崎町竹野町日高町出石町但東町が2005.4.1に合併したものです。
今回は、旧・出石町へ行くために、豊岡駅(旧・豊岡市)を通ったのですが、駅前の風景は、以前訪ねた時とほとんど変わりがないように見えました。駅前から延びるメインストリートの左側には商業施設・AITYがあり、その前には但馬空港への空港バスの停留所があります。そして、道の反対側には特徴的な食堂があります。以前と違うのは、豊岡市が“コウノトリの飛ぶまち”というのを前面に打ち出しているところです。今回、訪ねた旧・出石町にもコウノトリと銘打ったものが少なからずありました。