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人によっては「夏かし」と呼ばれているものです。

「あまるべマリン号」に乗る 10/13   ほぼ但馬地方への旅(6)

但馬地方の中心都市である豊岡に東京から行くには、京都から“特急きのさき”を乗るのが便利です。“特急きのさき”は山陰本線亀岡、園部、綾部、福知山和田山を経て、豊岡市の中心に近い豊岡駅に着きます。その後、豊岡市の代表的な観光地である城崎温泉まで行きます。豊岡に行くのには、“特急きのさき”の他にも、新大阪発の特急もありますが“特急きのさき”を使った時より少し時間がかかります。この場合は、列車は福知山線経由で福知山まで来て、その後は“特急きのさき”と同様に山陰本線を通って城崎温泉に至ります。
山陰本線城崎温泉を出ると海岸沿いを走ります。但馬地方の香美町新温泉町を通った後、島根県に入り、岩美町を経て鳥取駅に至ります。しかし、京都や大阪から鳥取市に列車で行く場合には、姫路から智頭急行経由で鳥取へ行くのが一般的だと思います。このため、山陰本線城崎温泉よりから鳥取にいく需要はほとんどありません。したがって、城崎温泉より鳥取側にある香美町新温泉町への電車の便は少ないです。幸運なことに、10月から11月の初旬の土日祭日には、城崎温泉駅浜坂駅新温泉町)の間に「あまるべマリン号」が2往復しているので、これを利用して浜坂まで行くことにしました。
「あまるべマリン号」は、ごく普通の列車を使っています。しかも、ボックスシートなので、進行方向で海側の景色が見える割合は1/8です。少し前に乗った「こがね・ふかひれ号」や「リゾートみのり」が、イベントのために開発された特別車両を使っているのとは対照的です。「リゾートみのり」と同様に全車指定席なのですが、指定席は前の日に買うことができました。それほどは気が入っていないところが望ましいところです。
「あまるべマリン号」は、余部鉄橋を渡る際には、景色を楽しめるように、徐行をしました。海沿いの餘部の街の風景を、電車の中から眼下に見下ろして観ると素晴らしく、感動はします。しかし、乗っている電車からは当然のことながら餘部鉄橋は見えません。浜坂駅からの帰りの際には、餘部駅香美町)で途中下車しました。鉄橋から少し坂道を下ってから鉄橋を見上げるためです。見上げると、二つの山の中腹にトンネルが掘られており、その間を繋ぐように橋がかかっていることがよく分かりました。地上から40mの位置にあるそうです。着工が1909年、完成が1912年ですから、ほぼ100年前に作られたことになります。良く作ったものだと感心しました。山陰本線を開通するためには困難があっても、建設する必要性があったのでしょうね。