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人によっては「夏かし」と呼ばれているものです。

定期観光バス「うめぇごだ白石号」に乗る (前編)    宮城県南部と福島県の旅

11/1は、宮城県白石市で、定期観光バス「うめぇごだ白石号」に乗りました。白石市宮城県最南端の市であり、福島県に面しています。自治体としての最南端は丸森町なのですが、東北本線、および、東北新幹線沿いの自治体としては最南端です。東北新幹線白石蔵王駅と、東北本線白石駅があるこの自治体を、今までは通り過ぎることはあっても電車を降りて訪ねたことはありませんでした。今回、JRの「仙台・宮城デスティネーションキャンペーン」の一環として白石市で観光バスが運行されるので(9月から12月)、これを機会に白石市を訪ねることにしました。
白石市には仙台藩の支城の白石城があります。しかし、仙台藩を治めていた伊達家が、現在の白石市を含む刈田郡を直接納めていたのではなく、家臣の片倉家に治めさせていたとのことです。その白石城ですが、明治7年に片倉家が北海道の開拓資金を得るために民間に売約され、最終的には解体されました。現在の白石城は、平成7年に再建されたものです。

さて、今回の定期観光バスのルート*1は以下の通りです。
白石蔵王駅白石駅武家屋敷→白石城→寿丸屋敷(語り部による民話)
→食事(東天閣)→弥治郎こけし村→鎌先温泉(入浴)→白石駅白石蔵王駅

最初に行った片倉家の武家屋敷(旧小関家)と白石城については、ボランティアガイドの方による案内がありました。
旧小関家は、白石城の三の丸外堀を兼ねた沢端川の流れに沿いにあります。沢端川は、旧小関家のところで曲がっているので、敷地の2面が沢端川に面しています。色々な土地で武家屋敷として残っているものは上級の武士の屋敷がほとんどなのですが、白石市で観ることができる屋敷は(ガイドさんによると)下級武士のものなので珍しいです。

家は三間からなる小さなものであり、農家と武家の家の中間のようなものに思えました。家を作った木は高級なものは使っていません。また床も平には削っておらず、デコボコです。そして、天井が張ってある部屋は一つしかありません。その部屋には庭から入れるようになっており、大事なお客さんはそこから入るようになっているようになっています。また、お客さん用の入口が庭にあります。
宮城県白石市観光協会 - 遊・湯・詩・適


白石城については普通のお城ですからそれほどコメントすることはありません。ただ、できるだけ昔の姿を復元するために努力がされており、また、良い素材の木を使って作られているようです。最上階からは白石の町を一望することができます。城の周りは益岡公園として整備されており、花見の名所として知られているようです。
宮城県白石市観光協会 - 遊・湯・詩・適


寿丸屋敷(すまるやしき)は旧商家なのですが、現在はイベントの会場などとして活用されているようです。今回は、民話の会の方々により、この地方の民話を聞くことができることができました。商家の店先であった所では、この地方で盛んであった蚕産の機会やパネルの展示がされているのですが、この地方の昔の様子の写真も展示されていました。この中にはお祭りの写真もありました。娯楽が少なかった時代には、祭りは人々の大きな楽しみであり、みんな着飾ってこれを迎えたことがよく分かりました。花笠*2を抱えて写っている集合写真が興味深かったです。
この他、寿丸屋敷では球体人形の展示がありました。球体人形については今回初めて知ったのですが素晴らしいものでした。でも、それを文字で説明するとは難しいので、以下のサイトに写真などがありますのでご参照ください。

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*1:ルートは月替わりであり、12月のルートはこれとは違います

*2:「花笠おどり」の名前の一部になっている花笠というのがこういうものだということを初めて実感として理解しました