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人によっては「夏かし」と呼ばれているものです。

フィギュアスケートのグランプリシリーズ・フランス大会(女子)の結果

フィギュアスケートのグランプリシリーズ・フランス大会の第2日目が終わりまして、男女とも優勝はカナダ選手(Patrick CHANJoannie ROCHETTE)となりました。二位は男女とも日本選手(Takahiko KOZUKA浅田真央)となりました。カナダの方は大喜びでしょうし、おめでとうといわせていただきたいと思います。なお、男子の3、4位はフランス選手(Alban PREAUBERT、Brian JOUBERT)、女子の3位はCaroline ZHANG(アメリカ)でした。

女子については3位までの顔ぶれは予想通りです。フリーの演技はまだ観ていませんので、「 sufs.orgが掲載しているJudges Scores」からの推測でしかないのですが、他の2人が順当な演技をしたのに対して、浅田真央さんが幾つものミスをしたために2位になったということだと思います。
テレビ朝日の中継(Short Program)のキャッチコピーは、「世界女王・浅田真央GPシリーズ初登場!大会2連覇へ!絶対にミスが許されない女子ショートプログラム!世界ランク6位・アメリカの天才16歳との熾烈な戦いに注目!」であり、例のように“あれげ”なものでした。しかし、浅田真央さんが今回2位であったことで彼女に支障が起きることは何もないと思います。彼女にとって、今期の大きな大会としては初戦であったでしょうから、これから修正されていくと思います。私としては、フランス杯でJoannie ROCHETTEに優勝を譲ったのならば、NHK杯でも中野友加里さんに優勝を譲ってくれよ…と思わなくはないのですが、NHKまでにはしっかり調整を行って、良い演技を見せてくれると思います。また、その演技を観ることを楽しみにしています。浅田真央さんが本来の演技をすれば、間違いなく優勝をすることになると思います。

ISUのホームページのNewsにおいては、Short Program が終わった時点の記事でも、

Canada’s Joannie Rochette upset reigning World Champion Mao Asada of Japan in the Ladies Short Program. Caroline Zhang (USA) came in third.

Home - ISU

と際していますから、(日本人でなくても)優勝候補の筆頭は浅田真央さんであると予想していたと思います。したがって、Short-ProgramでJoannie Rochette が首位になったのがupsetであった以上に、彼女の優勝には驚いた人が多いと思います。ただ、上にも書きましたとおり、Joannie Rochetteが極めて良かったというよりは、浅田真央さんが良くなかったので、Joannie Rochetteに優勝が転がり込んだということだと思います。Joannie Rochetteのスコアーはカナダ大会では188.89なのに対して、今回は180.73であるので低くなっています*1

シカゴトリビューンの記事では、浅田真央さんの演技を以下のように記述しています(記事の引用の下のほうです)。

Rochette, who had fallen in the short program, got through the free skate with only a popped triple loop marring a performance that rightfully made her an easy winner for the second time in her two Grand Prix events this season, with 180.73 points to 167.59 for Asada, 156.54 for Zhang – and 115.48 for Hughes.
Asada made about 7 million mistakes – fall, popped jumps, 2-footed landings, high yuck level.
Zhang appeared to have been nearly clean.

Globetrotting: A painful sight: Hughes, Meissner after the fall(s)

「7 million mistakes」という記述は、本来の浅田真央さんだったらばこんなにはミスをしないだろうという意味合いも含まれているのだと思います。
なお、上記の記事の趣旨は、Emily Hughesの不振の件を嘆いている記事です。Emily Hughes自身については以下のように記述しています。私も、Emily Hughesが10人の選手の中で9位になる程の悪い成績になるとは思いませんでした。世界選手権で38位であったCandice Didier(今大会では4位)に20point 差をつけられたという記述には、フランス系の人は多少憤慨するかもしれませんが、アメリカの人の偽らざる実感ではないかと思います。

Hughes, a Harvard sophomore, was painfully poor Friday and Saturday at the Bompart Trophy Grand Prix event in Paris. She finished 9th in a 10-woman field with only two highly-ranked skaters, reigning world champion Mao Asada of Japan and Joannie Rochette of Canada.
One fall in the short program. Three in the free skate. Twenty points behind fourth finisher Candice Didier of France, who was 38th at the 2008 worlds.

私も、Emily Hughesの不振の件は心配しているのですが、Elene GEDEVANISHVILI(SP:9位、FS:7位、全体では7位)についてはもっと心配しています。練習環境があまりよくないのですかね。日本のトップ選手は彼女に較べたらば格段に練習環境は良いのですけど、マスコミの過剰報道という問題もあります。でも、Elene GEDEVANISHVILIよりは恵まれていることは確かですね。

*1:カナダ大会ではスコアが出すぎたという意見もありますが、演技は素晴らしかったです