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人によっては「夏かし」と呼ばれているものです。

「流星の絆」第5回 「仇の息子と盗まれた味」 を見て思ったこと。

流星の絆」の出だしは、おバカさが満載のドラマであったので、原作のファンの中には原作(東野圭吾)を踏みにじっていると感じた人もいたでしょうし、呆れて撤退した方もいたのではないかと思います。でも、現時点ではおバカな部分の割合も少なくなってきたし、おバカな部分にも慣れてきたので普通のドラマとして十分に楽しんでいる人が多いと思います。
このドラマのプロデューサーの一人である磯山昌さんが去年手がけた「歌姫」も、ドラマの開始時点では、おバカな要素を含み、食卓で卵焼きを取り合っている家族を中心としたドラマだったのですが、最後には悲恋?の物語となりました。この辺の事情を知っている人にとっては、「流星の絆」の話の流れは十分に予測できたと思いますが、そうでない人にそこまで読めというのは酷なことだったかもしれません。
「歌姫」はネットでは評判が良かったのですが、視聴率には恵まれませんでした。これに対して「流星の絆」は、15%以上の視聴率をキープしています。少し落ちてきている傾向があるのは、おバカなドラマだと喰いついた人たちが、「マトモじゃないか、つまんない」と離れて行っているのかもしれません。今後の視聴率は、まともなドラマだとわかって観始める人がどれだけであるかにかかっていると思います。この辺にはネットで感想を述べている人の影響力がかかわってくると思います。

さて、子供の頃に両親を殺された3兄弟は、事件の時効間際になって事件に関連する人物にたどり着きました。功一が、詐欺のターゲットに選んだ戸神行成の父親で、洋食チェーン店 『とがみ亭』の創業者である戸神政行です。このことを突き止めるためには、泰輔の目と、静奈が役立ちました。
今まで、3兄弟は犯人を見つけ、復讐するために、刑事の力を借りるのを拒んでいたのですが、犯人の目星をつけた時点で柏原に協力を仰ごうと決めます。しかし、3兄弟が戸神行成に近づいたのは詐欺のターゲットにするためでしたから、全てのことを話すわけにはいきません。それを悟られることなく、いかに柏原を使って目的を果たすかが3兄弟の司令塔である功一の見せどころです。なお、ものごとを厄介にすると思われるのは、静奈が行成を好きになりかけているところです。
第五回目の最後には、静奈の実の母親が現れ、殺人犯人は自分の夫であったと話します。これが真実かどうかはわかりませんが、静奈は他の2人とは、血がつながっていないことを知りませんから、これも波乱要素であります。
戸神政行があやしいということは、ドラマのはじめの方から匂わせていたのですが、それでもドラマに関心がなくなることがないのは、このドラマの良い所だともいます。
あと、このドラマは色々なところで「わかった人には面白い」ようなことをちりばめていると思います。いぜん、ウサギの名前の「フリカケ」というのは3兄弟の名字であり、店の名前であった「アリアケ」とかけていると指摘しましたが、今回の隠しネタ?みたいなのは、戸神行成の母親が森下愛子さんだったことです。今回の脚本を書いている宮藤官九郎をドラマの脚本家として抜擢したのが磯山昌さんであり、そのドラマは「池袋ウエストゲートパーク」(2000.4-6)でした。このドラマにおける主人公の真島誠の母親・リツコを演じたのが森下愛子さんでした。なお、真島誠を演じたのは「歌姫」で主人公を演じた長瀬智也さんでした。

#3兄弟
有明功一(長男)二宮和也
有明泰輔(次男)錦戸亮
有明静奈(妹) 戸田恵梨香
#3兄弟の両親 レストラン「アリアケ」を営む
有明幸博(父)寺島進
有明塔子(母)りょう
#洋食チェーン店 『とがみ亭』
 戸神政行(父)柄本明
 戸神貴美子(母)森下愛子
 戸神行成(息子)要潤
#事件を追っている刑事 
 柏原 康孝(ベテラン刑事)三浦友和
 萩村 信二(若い方の刑事)設楽統

このドラマに関しては、他の方の感想を知りたくて幾つかのレビューサイトを見て回りまわっています。今回の私の記事を読んで「流星の絆」に興味を持った方がいらっしゃっても私のブログでは、このドラマに関しては以下の2つの記事しか書いていません。今までのあらすじなどを知りたい方は、これらのサイトにおける「流星の絆」についての以前のレビューをごらんになることが良いのではないかと思います。

【私の記事】

【レビューサイトにおける「流星の絆」第5回の記事】(並べ順には意味はありません)

【ドラマの公式ページ】