はてなDiaryから移行してみました。
記事一覧

人によっては「夏かし」と呼ばれているものです。

フィギュアスケートのグランプリシリーズ(ロシア大会)ビデオ観戦記

フィギュアスケートのグランプリシリーズのロシア大会(女子)のフリーについての録画放送が、テレビ朝日で日曜日の午後2時よりありました(放送時間は85分間)。私は旅行中だったので帰ってきてから録画したものを観ました。すでに結果は日本時間における11/22(土)の深夜には出ていますし、新聞報道もされていますので、フィギュアスケートのファンの方は結果をご存じだと思います。

優勝はShort Program で2位でしたCarolina KOSTNER(イタリア)でした。Short Programで1位でした村主章枝さんは3位に終わりました。なお、2位はShort Program では3位でしたRachael FLATT(アメリカ)でした。Short Programの時点で、1位と3位の差は2.38だけでしたから、Carolina KOSTNERの逆転優勝と言うよりは、Short Programの得点差に影響されず、Freeの演技で1位から3位までの最終的順位がついたと言えると思います。村主章枝さんは順当な得点であれば2位以上になる可能性が大きく、その場合はグランプリファイナルへの出場ができたのでしたが、3位に終わったので極めて難しくなりました。村主章枝さんは、今回のグランプリシリーズにおいては有利な大会に出場したので、このような結果は残念であったと思います。気持ちを切り替えて日本選手権に臨んでほしいと思います。

さて、演技についての詳しい解説は、プール雨さんによる優れたものがありますので、以下の記事をご覧ください。私の記事は録画の観戦記という位置づけで書くことにします。

番組は、村主章枝さんが登場するシーンから始まり、グランプリシリーズの説明が次に行われます。そして、現状でグランプリファイナルに出場を決めたのは、キム・ヨナと、Joannie ROCHETTEであるという説明があり、得点表が出てきます。3、4位は2試合終わった安藤美姫さん(24pt)と、Caroline ZHANG(18pt)です。そして、5-7位は1試合を終えて13ptを獲得している日本勢の3人であり、出場した大会の演技の得点順に、中野友加里(5位)、浅田真央(6位)、村主章枝(7位)となっています(敬称略)。

さて、この後に、浅田真央さんのフランス大会でのフリーの演技と、安藤美姫さんの中国大会でのフリーの演技が画面に流れます。そして、予想通り(笑)、中野友加里さんの演技は流しません。村主章枝さんが得点として意識するべき選手は、現時点で彼女より一つ順位が上である浅田真央さん(6位)と、2大会の得点とも中野友加里さんより得点が低い安藤美姫さんであるので、この2人の演技を流したのでしょうか?そして、得点上は一番抜くことが難しい中野友加里さんの演技は流さなかったのでしょうか?(笑)
実際の理由は、フィギュアスケートに詳しくない人は浅田真央さんと安藤美姫さんは知っているけど、中野友加里さんは知らないだろうから、浅田真央さんと安藤美姫さんの演技だけを流したということだと思います。それにしても10人くらいのうちから2人を選ぶのならばわかるけど、3人から2人を選ぶということは、3人から1人を削ったということですよね(苦笑)。この辺は、やはりテレビ朝日だと思いました。フィギュアスケートに詳しくない人を重要視して、詳しい人の評価は気にしていないということだと思います。

この辺は、池田信夫さんがご自分のブログで、以下のように書いているのを連想します。

要するに、日本のメディアは本質的には大衆紙なのだ。これは新聞が最大1000万部近くも売れている状況の必然的な結果ともいえるが、すべてのメディアがSunになってBBCが皆無なのは困ったものである。

http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/e/1db85ab549339d0f9665bf8723d264d3

テレビのスポーツ中継に置き換えてみると、民放(特に、テレビ朝日)は、フィギュアスケートやサッカーに詳しいファンを対象として番組を作っておらず、それ以外の視聴者を念頭にして番組を作っているので、大衆紙のSunに対応します。NHKについては、スポーツ中継以外の番組を含めると、Sun的なところもあると思いますが、スポーツ中継においては、NHKBBCに対応しているように思います。

さて、脱線しましたが、番組の続きです。このあと、「今回のロシア大会の結果は、既に2試合を終えている安藤美姫、1試合を残す浅田真央中野友加里の命運に大きな影響を及ぼす」と視聴者を煽りますが、実質上、大きな影響を及ぼすのは、すでに2試合を終了した安藤美姫さんだけです。浅田真央さんと中野友加里さんはNHK杯で自分の演技をしっかりすればいいだけなので、ロシア大会の結果の結果はあまり関係ないのですね。ここまでの放送が14分なのですが、この部分はいらないと言えばいらないものです。

さて、演技が放送されたのは上位のグループの6人と、Short Programでは8位であったKimmie MEISSNER(アメリカ)でした。演技の実況は、角澤アナでなかったので極めて酷いものではありませんでした。各選手の演技に対する評価/感想を述べることは今回の記事の趣旨ではありませんので、いたしません。

最後にまとめると、録画したものを観たので、演技の部分だけを観ることが可能でした。その演技の実況が酷いものではなかったので、今回の中継は悪くはなかったです。ただ、演技の放送以外の部分の観ると、それなりにテレビ朝日だったので、困ったものではありました。

さて、注目はグランプリ・ファイナルの実況が誰になるかです。私は、放送はゴールデンタイムに行われると思いますので、角澤アナだと思います。(Sunである)テレビ朝日は、少なくてもフィギュアスケートに詳しくない人には、角澤アナの受けがいいと思っていると思いますから…。