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人によっては「夏かし」と呼ばれているものです。

バンコクのドーンムアン空港の思い出

11月28日18時46分配信 時事通信
 【バンコク28日時事】タイの反政府市民団体「民主主義市民連合」幹部は28日、「死ぬまで闘う」と宣言し、ソムチャイ政権が退陣するまで新バンコク国際空港(スワンナプーム空港)とドンムアン空港の占拠を続ける考えを明らかにした。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081128-00000152-jij-int

タイの空港が占拠されている事件のことを知り、かつて国際空港であったドンムアン空港を利用した際のことを思い出しました。また、タイの旅行の時のことが鮮やかに溢れるように蘇ってきました。実は私は、数回ドンムアン空港を利用したことがあります。かつて、東南アジアの貧乏旅行するときにはタイを経由することが多かったからです。そして、タイ自体も観光資源が多い国ですので、3,4回は旅行しました。

私の場合は海外旅行をする時は、旅行ツアーの一員となることはほとんどありません。多くの場合、往復の格安チケットを買うだけで、泊まる所は状況に合わせて現地で決めていました。現在ならば、インターネットによりホテルの予約をすることが可能ですが以前はそうではありませんでした。格安チケットの会社で頼むこともできましたが、会社と現地とのやり取りがあるために手配に時間がかりましたので私はほとんど使いませんでした。一か月くらいの貧乏旅行をする人は、バンコクでは安宿街であるカオサン通りで安宿を見つけることが当時は多かったです。しかし、私の旅行は一週間くらいのことが多かったので、それほど節約する必要はありませんでした。タイでは日本のホテル代の半分くらいで現地としては良いホテルに泊まることができますので、その値段帯のホテルに泊まることにしていました。

このカテゴリーのホテルを見つける方法の一つに、空港におけるホテルの案内所で斡旋してもらうことがありました。このやり方で見つけたホテルは、日本のガイドブックや、「地球の歩き方」にも載っていないような予想外のホテルであることがあったのですが、そのことを私はかえって楽しんでいました。案内所の人は、日本人である私には、初めは一泊一万円くらいの(現地での)超高級ホテルを紹介します。しかし、話しているうちに私の金銭感覚がまともであるとわかると一泊五千円くらいのホテルを紹介してくれるようになります。そのくらいのホテルでも現地では高級ホテルなのです。さて、紹介してもらったホテルなどにおいて、印象に残っていることが2回ありました。
第1回目は私が初めてタイの旅行をした時のことです。提示されたホテルのリストから1つを選ぶと、案内所の人は少し妙な反応をしました。そのホテルは問題がないけれど、そのホテルでいいのかという感じでした。その意味はホテルに着くとわかりました。客の9割以上がアラブ系の人であるホテルだったのです。ホテルの従業員の方は親切で、何も問題は起きず、快適に過ごすことができました。でも、色々な点で、西洋人が多く泊まるホテルとは感じが違うのです。その違いを私は面白く感じました。
もう一回は、バンコク経由である国へ行った時のことです。この時は友人と一緒でした。翌日に乗る飛行機の出発が早いので、空港の傍のホテルを紹介してもらいました。宿に着いてからしばらくして、我々はタイの名物である“タイすき”(タイのすき焼き)を食べにバンコクの中心部に行きました。この時にホテルの人にホテルの住所を書いたカードをもらいました。これをタクシーの運転手に見せれば、このホテルに運んでくれると言われたので安心をしていました。しかし、“タイすき”を食べた後に乗ったタクシーの運転手はそのカードを見て空港のそばまでは来たのですが、ホテルの場所が分からないと言い出しました。私は、どうしようと不安になったのですが、驚いたことに友人がホテルまでの道筋を完璧に覚えたいたので問題なくホテルに到着することができました。

最近は、タイへの関心が薄れていたのですが、この事件のおかげで、再びタイのことを思い出しました。タイは、観光的にも魅力的な国です。敬虔な仏教徒の国であり、人々は寺院に寄付するとことを惜しみません。それらの寺院には「わびさび」の感覚などなく黄金に輝いています。人々は、国王を敬愛し、両親、家族を大切にします。しかし、大乗仏教ではなくテラワーダ仏教の国であることが影響してか、個人主義的なところもあります。そのような、日本とは違うところがこの国の魅力です。また、機会があれば行ってみたいと思います。