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人によっては「夏かし」と呼ばれているものです。

鈴木明子さん2位入賞のおめでとうございます。で、スポーツ新聞の報道はどうであったか?

フィギュアスケートNHK杯(女子)の優勝はぶっちぎりで浅田真央さんでした。二位は、鈴木明子さん、中野友加里さんは僅差で三位でした。Short Programで、2位、3位の好位置にいたAshley WAGNER(USA)と、Laura LEPISTO(Fin)とは、順位を落としてそれぞれ4位、5位でした。

今回の一番、注目するに値することは、鈴木明子さんが2位に入賞されたことだと、私は思います。浅田真央さんの演技はダントツに素晴らしかったし、中野友加里さんは体調が悪いながらよくあれだけ素晴らしい演技をしたと思います。でも、私としては、注目すべきことはグランプリシリーズへの初出場で2位という成績をなしとげた鈴木明子さんだと思うのです。怖いもの知らずの十代の若い選手が勢いで成し遂げたのではなく、23歳の選手が成し遂げたことは素晴らしいことだと私は思います。彼女がこのままでたどり着くまであった困難を克服してきたからこそ、初出場での2位入賞がありえたのかとも思います。とにかく、心から“おめでとう”と言いたいと思います。

さて、スポーツ新聞での鈴木明子さんの扱いがどうかということが気になるところです。一面のトップに鈴木明子さんが掲載されているとまでは思いませんでしたが、愛読紙?の日刊スポーツを見てみると、一面はフィギュアスケートでなく、日曜日に開催される競馬でした。そして、サンケイスポーツ報知新聞と見てみたのですが、これも同じように競馬です。最後に、最近は買わないことに心に決めていたスポニチ*1を買って見てみると、一面はフィギュアスケートでしたが、載っていたのは浅田真央さんの記事でした。一面に乗っていたかどうかは別にして、どのスポーツ新聞も記事での扱いの順番が以下の通りであったことは同じでした。

浅田真央 >> 中野友加里 > 鈴木明子

なお、新聞によっては、NHK杯の結果グランプリファイナルに出場が決まった安藤美姫さんの扱いの方が鈴木明子さんより大きいところもありました。そして、驚いたことにはNHK杯(女子)の順位が日本人選手?のものしか書いていないのです。3位までしか書いていない新聞が(記憶が間違っていなければ)2紙、それに加えて長洲未来さんの順位(8位)が書いてあったのが残りの2紙でした。グランプリシリーズ全体の得点表が10位まで書いてあったスポーツ新聞でも、NHK杯の順位は3位までしか真面目に書いてないのです。日本のスポーツ新聞は、スポーツエンターテイメント新聞でしかないことは前からわかっていたのですが、今更ながら強く再認識しました。

鈴木明子さんのフリーでの得点が112.08 、short programの得点との合計が167.64というのは驚くべきものです*2。違う大会の得点を単純に比較はできないのですが、フリーとshort programの合計得点で、鈴木明子さんの得点(167.64)を上回ったのはグランプリファイナルに出場が決まった6選手(Yu-Na KIMJoannie ROCHETTECarolina KOSTNER浅田真央中野友加里安藤美姫)だけです。また、フリーの得点においては、安藤美姫さんの得点は出場した2大会とも、鈴木明子さんの得点(112.08)より下です。したがって、これ以降も鈴木明子さんがこの程度の得点を出すことができるのならば、他の選手には脅威の存在になると思います。今後のさらなる活躍を期待したいと思います。

*1:毎日新聞の英字新聞の変態記事以来は買うことはなくなっていました。

*2:私の評価では、フリーの演技は中野友加里さんの方が上回っているのですが、今回はこれについては触れません