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人によっては「夏かし」と呼ばれているものです。

『ブラザーサン・シスタームーン』(恩田陸)をようやく見つけました

1/24に東京駅で新幹線に乗る前に、構内において、この日に発売された恩田陸さんの『ブラザーサン・シスタームーン』を探しに本屋に行きました。本屋さんには、直木賞を受賞された「悼む人」(天童荒太)と、「利休にたずねよ」(山本兼一)が大量に積んでありました。この2つの作品はもう少しすればオール読物に掲載されるので、もう少し待っていれば安い値段で買えるのになぁと思ってしまいました。なお、値段も高いこともありますが、重たいという理由で、私はハードカバーの本はあまり買いません。
ハードカバーの本で買うのは、最近では、内田康夫さん、恩田陸さんの二人の作品だけになっています。以前は、宮部みゆきさんも本もハードカバーで出版されるとすぐに購入していました。しかし、以前も重かった宮部みゆきさんの本が直木賞を受賞したとたんにさらに重たくなったので、直木賞受賞の直後から宮部みゆきさんの作品は読むことをやめました。重たい本はいやだし、長いページの作品って、膨大なページ数をかけなければまとめられないのか(怒)と感じてしまうのです。
内田康夫さんの作品をハードカバーの内に何故、読むのかというと、トラベルミステリーなので旅行のネタにもなるからという意味合いもあるからです。したがって、小説という意味でハードカバーの本を読んでいるのは恩田陸さんだけになります。
さて、『ブラザーサン・シスタームーン』は旅行中に何軒もの本屋さんを探したのですが、どこでも見つかりませんでした。25万人の人口がある某自治体の中心駅の駅ビルの本屋さんにおいて、店員さんに聞くと、1冊しか入荷しなかったものが発売当日に売れたそうです。どんな街でも恩田ヲタは1人はいるのかと感心しつつも、この規模の駅ビルの本屋でも、1冊しか恩田陸さんの新刊は入荷しないのかと愕然としました。この本屋でも直木賞の2作品は積んでありましたから、恩田陸さんには『ブラザーサン・シスタームーン』において直木賞を是非とっていただきたいと思った次第です。
さて、『ブラザーサン・シスタームーン』が手に入らずに失意のままに地元に帰ってきて、本屋さんに行くと、恩田陸コーナーが縮小されていておりorzでした。しかし、希望を捨てては見えるものも見えなくなると、気を取り直して周辺を見回してみると恩田陸コーナーの下に『ブラザーサン・シスタームーン』が積んであることに気が付きました。何ともありがちなオチでございます。
で、『ブラザーサン・シスタームーン』を読んだ結果、この作品では直木賞は無理だなぁと思いました。恩田陸さんのファンならば、ある種の落胆は感じながらも、「恩田さんだからしょうがないなぁ。」と妙な喜びの入った感覚を持つような作品だと思いました。