はてなDiaryから移行してみました。
記事一覧

人によっては「夏かし」と呼ばれているものです。

ドラマ「妄想姉妹〜文學という名のもとに〜」を発見しました

妄想姉妹〜文學という名のもとに〜」は、今期、日本テレビの土曜日24:55〜25:25に放送されている作品です。現在まで第8話まで放映されています。私はリアルタイムで観ていなかったのですが、今まで放送されている作品が全てインターネットで観られるようになっているのに気が付き、最新の第8話まで観ました。
主な登場人物は、20年前に死亡した有名作家・市川草太郎田中哲司)の娘の3人です。3人は父が残した洋館に今も住んでいます。

  • 長女 市川晶子(吉瀬美智子)母親のように家事を行い、妹たちの面倒をみている。
  • 次女 市川藤尾(紺野まひる)奔放であり、職を転々としている。男も途切れることがない。
  • 三女 市川節子(高橋真唯)大学の図書館でアルバイトをしているが病弱なために休みがち。父の書斎で父が残した本を読むのが好き。

ある日、亡くなったはずの父から3人のもとに封書が届きます。そこに入っていたのは、書斎にあった金庫の鍵でした。金庫を開けると十数冊の本があり、3人の娘たちは父の死の真相を知るために、本を読んでいきます。毎週、一冊の小説が読まれていき、劇中では、3人の娘が交代で小説のヒロインを演じてゆきます。第3話までに読まれた小説は以下の通りです。

  1. 「みだれ髪」(与謝野晶子) 晶子
  2. 虞美人草」(夏目漱石)  藤尾
  3. 風立ちぬ」(堀辰雄)   節子

第3話までは、小説の主人公の名前が、3姉妹の名前と同じなのですが、第4話以降では異なってきます。読まれていく小説には私が読んだことがないものが含まれており、また、劇中劇がレトロな感じでつくられており面白いので、上にも書いたように、最新の第8話までネットで観ました。第4話以降で読まれた小説は次の通りです。なお、実際の小説と劇中劇は違っているところもあるようです。あくまでも、小説を読んだ3姉妹による妄想が劇中劇になっているという設定です。
「外科室」(泉鏡花)、「智恵子抄」(高村光太郎)、「白痴」(坂口安吾)、「お勢登場」(江戸川乱歩)、「女生徒」(太宰治

このドラマを観る前に私が持っていた懸念は、お色気シーンにNGがかかる可能性が高い、紺野まひるさんが奔放な次女を演じることでした。劇中劇においては、時間帯を反映してか予想以上のお色気シーンがあり、ネットで配信していいのかと思うものもあります。紺野まひるさんに関しては、彼女としては頑張っているのでしょうが、やはり、紺野まひるさんだなぁというレベルです。
対照的に、三女の節子役の高橋真唯さんは、第6話の「白痴」では頑張っています。「白痴」は、主人公が近所の白痴の女を家に囲うという小説ですから、それなりのシーンがあるからです。「白痴」の役とは異なり、「女生徒」で高橋真唯さんが演じたのは、良い家庭の女学生です。第7話までの小説とは違って、のほほんとした話であり、面白かったです。なお、このドラマで取り上げられている小説はかなり昔のものですので、青空文庫で読めるものもあります。全部を探すのは面倒なので、高橋真唯さんが演じた3つの作品のリンクを張っておきます。

【ドラマのホームページなど】