翌日に8/8に行ったお祭り/イベントである齋理幻夜(宮城県丸森市)について書きます。
齋理幻夜では、幾つかの催しが開催されるます。庭全体に絵灯篭が幻想的に飾られているのが特徴的あり、それ自体が見どころでもあります、その雰囲気がわかる動画を張っておきます。この動画では、つるされている絵灯篭しか映されていないのですが、庭にも絵灯篭が置かれています。前日に観た「七夕絵どうろうまつり」の絵灯篭とは違い、(主に)地元の子供たちが作った絵灯篭だそうです。絵に描かれている題材や、日付けを観ると、今年に作られたものだけではなく、過去に作られているものも含まれているようです。
さて、何故、少なくても関東の人にはあまり知られていないと思われる齋理幻夜に私が行くになったかというと、去年、「阿武隈ライン舟下り」の後に立ち寄った「丸森町観光写真コンクール」展示会(丸森町観光交流センター)において、齋理幻夜の写真を観たことがそもそものキッカケとなっています。
写真に写されている絵灯篭がとにかく幻想的で綺麗だったのです。といっても、自分が実際に、齋理幻夜に行くことになるなんて、全く想像がつかなかったのですが、今回、「七夕絵どうろうまつり」(秋田県湯沢市)と一緒に観ることにしました。なお、「一緒に観る」と書きましたが、湯沢市から丸森町までは、遠いですし、接続も悪いです。詳しくは脚注をご覧ください*1。
会場の斎理屋敷が開門されるのが18:30なので、丸森駅には仙台駅経由で18:10に着くように計画しました。なお、槻木駅でJR東北本線から阿武隈急行に乗り換えます。予想していたように丸森駅前は閑散しています。待ち受けていた齋理屋敷までの無料送迎バスに乗り込みます。
バスに乗ったのは全員で20人くらいでした。暗い道を車は進み、どんな幻想的なところへ連れて行かれてしまうのだろうかと思った人もいたかもしれません。しかし、齋理屋敷の周辺につくと、大賑いだということがわかりました。齋理屋敷の前には入場待ちの人がたくさん並び、道自体もごった返しています。この地域では、普段から車を使う人が多いので、観光地や催し物の場所に行く時にも車を使う人が多いようです。
会場にこんなに人が入ることができるのだろうかと少し不安になりましたが、すんなりと全ての人が入れたようです。後で知ったのですが、齋理屋敷というのは「敷地面積6、535平方m、家屋の数9棟」であり、膨大な敷地を持っています。この屋敷は、この地域の富豪の齋藤家の住居だったのですが、仙台に移り住んだ齋藤家の七代目が、丸森町に昭和61年に寄贈されました。その屋敷を、丸森町は、郷土館として昭和63年から公開しています。で、いつからかは分かりませんが、齋理幻夜という言われるイベントが開かれるようになりました。
齋理幻夜では、幾つかの催しが開催されます。
- 「シネマ 斎理今音」
- 「七福神登場」
- 「魔法のピエロがやってきた」
- 「齋理ざっとむかし」
この中でも、一番印象的だったのは「シネマ 斎理今音」です。土蔵の白壁に映される丸森町の今昔の写真を、弁士が、昔風の口上で説明します。そして、ソプラノの独唱とピアノが彩りを添えます。丸森町と昔と今の風景、齋理屋敷と齋藤家の人々が映されます。お勧めです。
映画では、齋藤家の当主が自慢の車「オートモ号」に乗っている姿が映されました。「オートモ号」というのは日本初の国産車(1923年)だったようです。助手席にはお付きの人が乗っています。この時代は、道が悪く、車も故障が多かったようです。お付きの人は、問題が起きた際に、当主を助ける役目のために乗せられていたようです。何故、運転手の隣の席が助手席と呼ばれることになったのの一因が、推測されます。なお、齋藤家の「オートモ号」のナンバープレートは7番になっていました。
丸森町(宮城県)は、福島県との境にある人口1万5千人の町です。この町にかつて住んでいた富豪の屋敷において、八月の一夜、地域の人がイベントを開催し、それに毎年3万人の人が集います。七夕まつり(仙台市)、わらじまつり(福島市)、うねめまつり(郡山市)に較べれば人数は少ないことは確かなのですが、この規模の自治体のイベントに3万人の人が集まるというのはスゴイことだと思います。ニコニコ動画の言葉を使うのならば「もっと評価されるべき」イベントだと思います。
来年行かれる方のために斎理屋敷までの交通について、転載しておきます。鉄道を使った場合、福島市からは乗り換えが必要がないという点では便利です。ただ、便数は仙台から行くよりは少ないです。
ー仙台市から
●列車で約1時間。仙台駅より東北本線槻木駅乗り換え、阿武隈急行丸森駅下車。
●自動車で約1時間20分。仙台より国道4号線、槻木より国道349号線。--福島から--ーー福島からーー
幻夜の誘い
●列車で約1時間。福島駅より阿武隈急行丸森駅下車。
●自動車で約1時間、福島より国道349号線。