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人によっては「夏かし」と呼ばれているものです。

屋久島(鹿児島県屋久島町)に行って、あぁ、そうなんだぁと実感したこと。

ネットや本などで知っていても、実際に行ってみないと分からないことや、実感として分からないことは、よくあります。今回、訪ねた屋久島もそうでした。行く前は、鹿児島の南の海上にある種子島屋久島は地理的に近い(最短距離で18キロのようです)ので、同じような島だと思っていました。

私が鹿児島本港南埠頭(鹿児島県鹿児島市)から乗った高速船・トッピーの便は、種子島の西之表港経由で、屋久島の安房(あんぼう)港に行きます。なお、「トッピー」は、現地の言葉でトビウオのことです。屋久島の観光客向けの料理には、トビウオが頻繁に出てきます。軽くておいしいです。

船が大隅半島の佐多岬を過ぎ、見えてきた種子島は平坦な島でした。島の最高点は、282メートルです。西之表港へ着くまで、天気は晴れでした。種子島に宇宙開発の基地ができたのは、晴れが多い島であることが一因だと推測します。

しかし、西之表港から屋久島の安房港に向きを変えた船の前面は曇っていました。屋久島が見えていてもいいはずなのですが、黒い雲が見えるだけでした。船の案内係の人に聞くと、島は雲と一体となっており、下の部分が島であることが分かりました。さすが、「月に35日雨の降る」屋久島です(やや、意味不明)。

屋久島に近づくと、船内のアナウンスで、安房港の天気は晴れであるという情報が流れます。前方には雲が立ち込めているので妙だなぁと思い、船の案内係に人に聞くと、そういうこともあるという答えが返ってきました。屋久島は、(後にも書きますが)高い山が多いので、地域によって天気が変わってもおかしくないようです。で、安房港に着いたのは日没後でした。暗くなっていたので確かには分かりませんでしたが、晴れのような感じがしました。

現地に行って初めて知ったのですが、屋久島には九州で最高峰である宮之浦岳 (1936m)など、高い山が少なくないです。面積が107km²である屋久島に、九州の本土(面積は36,732 km²)の最高峰(1791m)より高い山があるのは驚きです。屋久島が、「洋上のアルプス」とも呼ばれるのが納得できます。屋久島では、海岸線は亜熱帯なのですが、山の上の方では、亜寒帯の気候になるそうです。途中には温帯に対応する所もあるようです。一つの島の中にこれだけの気候帯があることは、高い山がある熱帯/亜熱帯の島では、当然と言えば当然のようにも思えるけれど、スゴイと言えばスゴイですね。

屋久島は、年末年始はオフシーズンのようです。宿もすいてるようです。何故、オフシーズンかというと、積雪のために、屋久島の代名詞である「縄文杉」までは、登山の装備でなくてはいけないからだと推測します。また、船の欠航がありえることも一因になっているようです(参考記事:「船が欠航したため、甑島(鹿児島県薩摩川内市)で年を越す。 - 夏かしのブログ」)。

私が今回、屋久島で行ったのは、白谷雲水峡、ヤクスギランド、千尋の滝、ボタニカルリサーチパークです。ボタニカルリサーチパークの展望台からは、トローキ滝が見えました。屋久杉としては、弥生杉と、ヤクスギランドにある紀元杉を観ました。弥生杉は「縄文杉」の半分の大きさということですが、とても立派な杉でした。今回は、「縄文杉」(登山口から往復で歩いて10時間)にはいけませんでしたが、屋久島と種子島への理解が進んだので、良かったです。