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人によっては「夏かし」と呼ばれているものです。

久留米において、人口の多さは豊かさの一つだと実感したこと

今回訪ねた久留米市において、久留米城跡、梅林寺、水天宮のような名所はJR久留米の周辺にありました。以前の久留米の中心地もこの辺であったようです。しかし、現在の商店街は西鉄久留米までにいたる2キロの道沿いに広がっています。このためか、この地域の中心であり、人口30万人である久留米市の名前を冠する駅として予想するほどの賑わいを、JR久留米駅には、感じませんでした。なお、駅前には九州新幹線の駅が建設中です。この無機質な印象が、これが賑わいを少なく感じさせている要因であるのかもしれません。

浜田市について以前の記事(「浜田市について、島根女子大生死体遺棄事件をキッカケで思い出し、地方交通について考える。 - 夏かしのブログ」)において、郊外のショッピングセンターができたことにより、駅のそばなどの自治体の中心部に、地図ではあるはずのデパートが、実際には存在していないことが少なくないと書きました。久留米でも西鉄久留米駅前の岩田屋は健在のようですが、JR久留米駅とのほぼ中間に位置する井筒屋は営業していないと聞きました。

これには、久留米市の郊外にショッピングセンター・「ゆめタウン久留米」ができた影響があるのではないかと推測します。大きな駐車場を備えた郊外のショッピングセンターは、車を持っている人には非常に便利だからです。
しかし、郊外にショッピングセンターは、車を持っていない人にとっては不便あり、また、駅の、町の中心としての位置づけを弱めてしまうという弊害もあります。久留米市の場合には、ゆめタウン久留米と西鉄久留米駅の間にシャトルバス(180円)が運行されているようなので、そのような弊害はそれほどはないと推測します。

調べてみると、「ゆめタウン」は、西日本の多くの都市にあるショッピングセンターであることがわかりました。「ゆめタウン」は、浜田市にもあるのですが、久留米市のようなバスは運行されていないようです。ゆめタウン久留米へのシャトルバスを運行できているのは、店舗の規模が大きく、運行するに見合う集客があるからだと推測します。久留米の人口の多さが、完全な車社会になることを防いでいることになっているのだと思われます。


なお、人口の多さが力であることは、離島においてさらに顕著になります。今回の九州旅行で訪れた屋久島(鹿児島県屋久島町、人口は約14500人)には高校はありますが、甑島鹿児島県薩摩川内市、島内の人口は約6000人)にはありません。甑島では、中学を卒業し、高校に進学する人は島外の行くわけですが、これを島立ちと呼ぶようです。



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