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人によっては「夏かし」と呼ばれているものです。

出水市(鹿児島県)の鶴の渡来地で、沢山の鶴を観ました。

鹿児島県出水市は、鶴の渡来地として知られています。最近では、冬になると一万羽の鶴がやっていくようです。しかし、関東の人で鶴のフリークでない人が、鶴を観るためだけに出水市に行くのは珍しいかもしれません。

今回、私が出水市に行ったのは、九州旅行において熊本県に行くことを決めていた時点において、出水市において12月から2月までの間、「ツル観光周遊ツアーバス」(年末年始無休)がJR出水駅から一時間ごと(全6便)に運行されていることを知ったからです。鶴の渡来地が交通の便利な所にあるとは思えません。地元の人は、自家用車で行けばいいですから問題はありません。しかし、遠方からの旅行者には、このようなツアーがあることは非常にありがたいです。今回の九州旅行は、「ツル観光周遊ツアーバス」の存在により、熊本県から鹿児島県に足を延ばすことになりました。

「発車オーライ ツル観光周遊バス始動/出水市
                           南日本新聞(2009 12/03 10:31)
 JR出水駅発着で、出水市荘のツル観察センターなど市内観光地を回る周遊バスの出発式が1日、同市昭和町の同駅西口であった。2010年2月28日まで、ほぼ1時間おきに1日6便運行される。
  ツル博物館クレインパークや、麓地区武家屋敷を経由するバスは1周約1時間。要望があれば農畜産物直売所の特産館いずみや、日本一の大鈴がある箱崎八幡神 社にも停車する。終日乗降できる1日周遊プランで大人1000円、小学生500円(未就学児は無料)。片道の半周プランなどもある。
 出発式には関係者約50人が参加。テープカットなどで、今季の観光活性化を祈った。問い合わせは同市観光協会=0996(79)3030。

お探しのページは見つかりません-南日本新聞社

日本には他にも鶴の渡来地はありますが、出水市に来る鶴の数は圧倒的に多いです。鶴の保護地に隣接している「ツル観察センター」の説明員の方に、何故こんなにたくさん鶴がくるのかと伺うと、分からないということがかえってきます。確かに、鶴の判断基準はわかりません。しかし、地元の人の努力がもたらしているものが大きな要因になっていることは確かだと思います。

10月から3月の間(この期間についてはうろ覚えです)、渡来地となる田んぼは鶴の保護地となり、地主の人も立ち入りができないようになっているようです。そして、朝には餌が撒かれ、ねぐらに適した場所も用意されているようです。なお、これらの田んぼは、後の半年は稲を作るために使われていますから、一年中、有効活用されていることになります。

「ツル観光周遊ツアーバス」が、「ツル観察センター」に近づくにつれて、見かけるツルの数は増えていきました。最初は、一つの田んぼに数羽だけだったのが、数十羽となっていきます。そして、「ツル観察センター」のそばの田んぼの一部には、鶴が密集しています。おそらく、朝、餌をまいた場所なのだと思います。

これだけ多くの鶴の姿を観ることができることは有意義だと思います。また、お子さんづれの社会見学にも適していると思います。それでは、私が沢山の鶴が集う姿をみて感動したかというと、少し微妙です。あまりにも数が多いので“ありがたみ”が少なくなってしまうのと、餌をがっついて食べている楽屋裏を観るのは若干、興ざめに感じることがあるのかと思います。例えば、数十人の深田恭子さんが様々なコスプレでステージに立っているのを観るのは、壮観で、かつ、観ていて楽しいものだと思います。でも、1000人以上の深田恭子さんが、楽屋でお弁当を食べて歓談している姿を見てどう感じるかは、人によって違うと思います。

ともあれ、「ツル観察センター」は、鶴が好きな人には、まぎれもなく素晴らしい場所だと思います。また、「ツル観光周遊ツアーバス」は、出水の武家屋敷(麓武家屋敷群)にも停まりますから、出水市の観光にも役立ちます。出水は、鹿児島県熊本県に近い場所にありますから、薩摩藩を外部から守る防衛上重要な場所であったようです。なお、ツアーの出発点である出水駅には九州新幹線が停まります。