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人によっては「夏かし」と呼ばれているものです。

ハイチのことを知ることが、長期的にはハイチのためになるということ

カリブ海ハイチ共和国に、大きな地震(日本時間では、1/136時)が起きました。膨大な死傷者が出て、建物などに甚大な被害がありました。亡くなられた方のご冥福を祈ります。

さて、ネットにおける意見を観ると、他の国に比べて、日本の援助隊の派遣や、日本が援助する金額に不満を表明されている人が少なくないようです。

確かに、表面上は日本の貢献度が少ないように見えるかもしれません。でも、経済危機を迎えている日本の5倍も10倍のことをしなければいけないだけ、ハイチに負い目を持つ国や、関わりがある国があるという認識を持つと、モノゴトが少し違って見えるのではないかと思います。

日本は、現状の日本としてできる限りのことはするとは思いますが、これらの国と同じレベルのことを“無理して”行うことは得策ではありません。ハイチに負い目を持ち、深い関わりを持ち、現地の事情を知っている国は、無理をしてもその国として行うべきことをすると思います。でも、ハイチとは関わりが少なく、現地の事情に詳しくない日本政府が人員を派遣しても、(少なくても現時点では、)役に立つとは思えません。そういうことです。


今回のことをキッカケに、この地域のことを知ることが、長期的にはハイチのためになると私は思います。ハイチについて、少なくてもウキペディアレベルことを理解される人が増えることを望みます。

まず、なぜ、この国の大分部分の国民がアフリカにルーツがある黒人なのかを把握するべきです。ハイチの公用語はフランス語です。でも、ハイチが西側の1/3を占めるイスパニョーラ島のもう一つの国であるドミニカ共和国公用語は、スペイン語です。同じ島の2つの国の公用語が違うのはどういうことであることを想像するべきです。また、ハイチがアメリカに占領されていたことも知るべきです。


という私も、ハイチの周辺の国に比べるとハイチについての理解度は低いです。同じ島にあるドミニカ共和国については、「メレンゲ」(音楽、ダンス)のことで知っています。北西にある島国であるキューバは、多くのラテン音楽発祥地(ルンバ、マンボ、チャチャチャ)なので知っています。また、西にある島国のジャマイカはレゲエの発祥地です。

日本で、私のようにハイチの周辺の国のことについて知っている人は少なくないと思います。そして、これらの国に災害が起きた時に支援をする民間のルートはあると思います。でも、ハイチを知る人は少なく、ハイチを支援するルートは、残念ながら、ほとんどないのではないかと推測します。


ってことで、ハイチを支援する国を引っ張るような役割は日本は無理なのです。それに、災害の支援は、国力をアピールする場所ではないというのが私の考えです。中国は、日本と同様にハイチとは係わりが少ないと思いますし、国交もないですけど、ハイチの支援に積極的です。で、ハイチと国交があるのは、中国ではなく台湾の方です。中国の思惑はともかく、ハイチにとっては支援をしてくれることはありがたいことは確かですけど、まぁ、そういうことです。