はてなDiaryから移行してみました。
記事一覧

人によっては「夏かし」と呼ばれているものです。

縁〔ゆかり〕役の池松壮亮さんの演技がいいです。(「とめはねっ!鈴里高校書道部」第3話)

とめはねっ!鈴里高校書道部」の第3話は、寺での書道合宿(1週間)のお話です。元々、この合宿は、書道の大家の三浦清風(高橋英樹)が、鈴里高校に持ちかけた話なのですが、鵠沼学院も参加することになりました。なお、ロケは藤沢市遊行寺で行われたようです。

期待してこの合宿に参加した鈴里高校の望月結希(朝倉あき)と、大江縁(池松壮亮)でしたが、初めの方は二人だけ、三浦清風の指示で字を書く練習をさせてもらえませんでした。結希は激しく落胆します。しかし、合宿を訪ねてきた縁の祖母・英子(山本陽子)と三浦清風の会話によると、三浦清風は昔から、見込みがあると判断した生徒には、そのような教え方をしてきたようです。

鈴里高校の部長・日野ひろみ(亜希子)は、この合宿の際に、三浦清風に、書道甲子園に推薦してもらうことをお願いするつもりだったようです。書道甲子園に出場することは、ひろみの昔からの夢でした。しかし、この夢を、双子の妹の日野よしみ(奈津子)が部長をする鵠沼学院が、去年実現してしまい、ひろみは悔しい思いをしました。ひろみは、今年が書道甲子園に出場する最後の機会なので、是非、出場したいと思っていたのでした。
ひろみが三浦清風に断られたことを知った縁は、三浦清風に直談判をしにいきます。気が弱い縁ですから、普段ならばそんなことはしないのですが、ひろみの強い願いを知っている縁は、勇気を振り絞って三浦清風と対面をしたのでした。

縁のことを買っていた三浦清風は、彼の書道への強い思いを知り、条件付きで、書道甲子園への推薦をすると答えます。三浦清風は、合宿の初めに、最終日に、全ての参加者に書を書かせ、それに順位をつけると言いました。条件とは、鈴里高校のメンバーが上位5位までに2人入り、最下位が鈴里高校のメンバーでなければ、推薦するというものでした。この決定を聞き、鈴里高校のメンバーは、士気を上げて練習に取り組むようになります。
最下位候補の筆頭であった結希は、鵠沼学院の書道エリートの一年生・勅使河原亮(中村亮)のアドバイスでキッカケをつかみます。結希に好意を持つ縁は、この2人の姿を悲しそうな目で見つめます。結希は翌日に明らかに上達していたのですが、縁は昨日の二人の姿にショックを受けたか、あまり上手くいきません。そんな縁も、海で行われたレクレーションの際の三浦清風の言葉にキッカケを掴みます。

で、最終日の書の品評会がやってきます。鈴里高校の部長・日野ひろみの書が一番に選ばれます。そして、結希は最下位を免れます。ってことは、加茂杏子(赤井沙希)と三輪詩織(浅野かや)のどちらかが、5位以内に入れば、鈴里高校は推薦をもらえることになります。しかし、二人は残念ながら5位以内には入れませんでした。
評価が決まっていない書が段々と少なくなり、勅使河原亮と縁の書が残ります。そして、勅使河原亮の書は暫定5位に入り、最後に縁の書の番がやってきます。多くの人が、初心者である縁の書が勅使河原亮の書より評価が高くなるとは予想しませんでした。したがって、鈴里高校への推薦は絶望的だと推測したようです。しかし、三浦清風は驚いたことに、勅使河原亮の書と縁の書を見較べ始めます。そして、縁の書を5位に決めます。鈴里高校のメンバーは大喜びです。三浦清風は、勅使河原亮の書に迷いがあったと説明します。勅使河原亮も三浦清風もその理由を理解したようでした。


第3話も面白かったです。でも、私は、縁が5位に入るということが、途中でわかってしまいましたから、面白さも“いまいち”という感じがしました。なお、結希に負けた鵠沼学院の生徒はかわいそうでした。

私は、このドラマの主役の結希を朝倉あきさんが演じるので、このドラマを見始めました。しかし、原作での主役は縁なので、ドラマでも美味しい所は縁が持って行ってしまうという感じです。それでも、このドラマをOKとしているのは、縁を演じる池松壮亮さんの演技がいいので、縁が主役のドラマとして観ても面白いからです。縁の結希に対する切ない思いや、書道に対する(実は)熱い思いを、池松壮亮さんは上手く演じていると思います。