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人によっては「夏かし」と呼ばれているものです。

大船駅で、トーストの匂いに惹かれて「とめはねっ!鈴里高校書道部」の第1巻を買う −「七里ガ浜...」と「青春アミーゴ」−

故あって、JR大船駅エキナカを歩いていたらば、すごくいい匂いがしました。その匂いを辿ると、喫茶コーナー付きの本屋がありました。この喫茶の売りがトーストであり、その匂いが香ばしかったのでした。
で、その本屋のコミックのコーナーを見たらば、ドラマ化されているコミック「とめはねっ!鈴里高校書道部」(河合克敏)が積んであったので、第1巻を買いました。ドラマ化されていると言っても、ドラマ枠としてあまり視聴率に恵まれる可能性が少ない、NHKの木8ドラマなので、何で積まれているのかなぁと初めは思ったのですが、直ぐに理由が分かりました。ご当地コミックなのですね。「とめはねっ!鈴里高校書道部」の舞台である鈴里高校は鎌倉市にあるという設定であり、大船駅鎌倉市にあるのでした。

私もそうなのですけれど、大船駅鎌倉市であるということは、地元の人ではないとすぐに思い浮かばないのではないかと思います。大船駅というと、直ぐに思う浮かぶのは、駅のそばにある観音様とか、駅弁の大船軒ではないかと思います。なので、大船のイメージは、鎌倉の本体のイメージとはかなり違うのではないかと思います。なお、大船駅の周辺は、1948年に鎌倉市に編入された大船町です。

大船駅は、東海道本線横須賀線の両方が停まる駅です。南に2駅、横須賀線でいくと、鎌倉市の中心駅である鎌倉駅があり、西に1駅、東海道線で行くと藤沢市の中心駅である藤沢駅があります。なお、「とめはねっ!鈴里高校書道部」に出てくる鵠沼学園は、藤沢市にある鵠沼という地名を使っていることからわかるように、藤沢にあるという設定になっています。

大船が鎌倉市の北部にあるのに対して、鈴里高校は海沿いにあるので、南部にあります。なんとなく、七里ヶ浜あたりかなぁと思っていたらば、ロケは、七里ガ浜高校で行われたことが分かりました。ドラマでも原作でも江ノ電が出てきますが、江ノ電藤沢駅鎌倉駅をUの字型に結ぶ路面電車です。Uの底の方が相模湾沿いを通り、七里ガ浜は真ん中あたりです。

なぜ、七里ヶ浜が思い浮かんだかというと、昔、七里ヶ浜の歌を歌わされたことがあったので、七里ヶ浜という地名が印象に残っているためだと思います。ネットで調べたところ、その歌は、実は、七里ヶ浜という言葉から始まるだけであり、「鎌倉」(作詞者:芳賀矢一、(明治43年))という名前の歌だということがわかりました。歌詞をよんでみると、鎌倉全体について書かれている詩ですね。

一番) 七里ガ浜の磯伝い、稲村ケ崎名将の、剣投ぜし古戦。
二番) 極楽寺坂越え行けば、長谷観音の堂近く、露坐の大仏おわします。
三番) 由比の浜べを右に見て、雪の下村過行けば、八幡宮の御社。

tvk.net - 

 (メロディーは、こちらを参照してください。)

さて、「とめはねっ!鈴里高校書道部」の冒頭では、「新入生歓迎会、クラブ活動説明会」において、書道部はある歌の歌詞をステージで書きます。その歌は「鎌倉」ではなく、「青春アミーゴ」でした。「青春アミーゴ」は、ドラマ「野ブタ。をプロデュース」(2005.10-12、日本テレビ)の主題歌(by 修二と彰)であり、かなりヒットしたと思います。今回のドラマを観たときには、何で今どき「青春アミーゴ」なのかと思ったのですが、原作が「週刊ヤングサンデー」に連載されたのが、2007年2号からということですから、漫画の登場時にはタイムリーだったのかと思います。帰国子女である大江縁(池松壮亮)が、カナダにいた時にヒットしていたので、彼がこの曲を知らないというのも妥当な設定ですね。

ドラマ「野ブタ。をプロデュース」のロケ地は、東京の江東区などが多いのですが、「青春アミーゴ」聴くと海沿いの風景が浮かんできます。最終回における、修二(亀梨和也)と章(山下智久)が海辺で戯れるシーンが印象に残っているためかもしれません。

「Si, 俺達はいつでも2人で1つだった 地元じゃ負け知らず そうだろ♪」