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人によっては「夏かし」と呼ばれているものです。

「とめはねっ!鈴里高校書道部」の原作とドラマの違い

とめはねっ!鈴里高校書道部」の原作のコミックを第6巻まで読みました。

原作と、ドラマの一番大きな違いは、望月結希の性格設定ですね。ドラマの望月結希(朝倉あき)は、柔道の達人で男前の性格ですが、いい奴です。これに対して、原作の結希は、真っすぐで、裏表のない所はいいのですが、勝負を重要視する柔道の価値観を書道にも持ち込んでいます。そして、大江縁には負けたくないというライバル心を持っており、すこし困ったところがあります。そんな結希ですが、大江縁の祖母の英子や、父の義之が結希を気に入っているのは、その辺のことを知らないし、また、ヒロイン?だからでしょうか。

大江縁の性格については、原作とドラマとほぼ同じです。しかし、ドラマでは、大江縁(池松壮亮)は風采が上がらない高校生に描かれているのに対して、原作では、結希の愛犬・ピースに好かれていますし、鵠沼学院の宮田麻衣に好意を持たれています。宮田麻衣の実家の蕎麦屋である「宮田庵」は、縁のバイト先(夏休み、冬休み)であり、店主の父親からは、麻衣と結婚して店を継いでくれないかと思われてさえいます。そして、結希も、縁に対して、軽いツンデレ状態とも言えます。縁の受け止めれたが違うのは、原作では縁が主人公であるのに対して、ドラマではそうではないからだと思います。

私が、原作で縁の次に気に入っているのは宮田麻衣です。原作に華をもたらせています。ピースは、縁と宮田麻衣が近づくことをよく思っていないようですし、鈴里高校の書道部の先輩の加茂杏子、三輪詩織は宮田麻衣をあまり良くは思っていないようです。でも、結希が冬休みに「宮田庵」のバイトをした時に思ったように、家の仕事を手伝う宮田麻衣は偉いです。それに、宮田麻衣が書道を始めようと思ったのは、「宮田庵」のメニューを自分で書きたいと思ったからです。なお、メニューの文字は、通常は専門の人にお金を出して書いてもらうようです。

私が、宮田麻衣に好意を持っている理由の一つには、「宮田庵」が鎌倉駅鶴岡八幡宮の間にある小町通りにあることがあります。私は、小町通りを何回か通ったことがあるからです。小町通り蕎麦屋の娘と、その後取りに望まれる縁という図はいいではないですか。でも、ピースや、大江英子は、結希と縁が上手くいくといいと思っているようです。私も、やがてはそうなるのかなぁと思っていたのですが、第5巻の最後の方から、書道の達人のイケメン高校生が登場しましたから、どうなりますでしょうか?


私が原作を読んでいいと思ったのは、大江英子が結希に浴衣を作ったり、縁が結希の家に行った時に、結希の母親が夕飯を御馳走しようとするところです。以前は、よその家の子供でも世話をやくことが普通に行われていたようです。大家族で、近くでとれたそれほど高くない素材で食事を作り、自分で服を作る時代には、他人の子供の世話をやいても今ほどの負担はなかったのかと推測します。大江英子は、そういう時代のよろしさを体現しているようで、好ましく思います。