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人によっては「夏かし」と呼ばれているものです。

「フードデザート」の問題に、何で今になって気がつく人が多いのかと驚きました。

今日のクローズアップ現代では、「フードデザート」を題材として放送していました。

クローズアップ現代「フードデザート〜広がる“食の砂漠”〜」
近所のスーパーが閉店し、高齢者が買い物に行けなくなる「フードデザート・食の砂漠」。生鮮食品を買えず、栄養不足に陥る高齢者の姿と、その対策を伝えます。

「フードデザート」なんてシャレ言葉は知りませんでしたが、前から起きていましたよ。昔は近所の八百屋と、魚屋、肉屋で買い物していたけれど、近くにスーパーができて、それらの店がつぶれてしまうのが第一段階です。その時には、高齢者でも近くのスーパーに買い物に行ける人が多かったので、それほどは問題とはなっていませんでした。で、「フードデザート」とは、郊外に車でしか行けない大型スーパーができたことにより、小売店を駆逐した近くのスーパーがつぶれて、車を使える人が家族にいない高齢者などの食生活に影響が出るようなことだと思います。

今までは、このようなことが、過疎の.... で起きていたけれども、都市部でも起きていて、しかも、水戸市のような関東の県庁所在地で起きていることに、キャスターの国谷裕子さんも、出演している千葉大教授も驚いて見せています。でも、少なくても過疎地ではない私の生まれたところの周辺でも少なくても5年前には起きていました。それに、水戸市は関東地方の県庁所在地と言っても、26万人の自治体(全国で87番目)です。当然、同じようなことは起きますよ。

なお、驚いてみせているのは演出でしょうから、OKですけど、全国のスーパーの店舗が一年で8800店から、8200店に減ったということを示す棒グラフを、7800店から9000店の部分だけを切り取って見せるのは、若干恣意的だと思いました。


で、私が驚いたのは、ネットを見回すと、フードデザートの問題を初めて知って驚いている人が多いということです。だから、高速1000円とか、高速道路の無料化に異議を唱える人が少ないのですかね。高速1000円とかの無料化というのは、自家用車を使えるような、ある意味での強者を優遇するものです。そして、それ以外の弱者には不利益になるものです。その弱者というのは、フードデザートにより困っている人達と、かなり一致します。つまり、高速1000円とか無料化というのは、フードデザートをさらに進める方向の政策とも言えます。

今回のクローズアップ現代を見て驚いた人が、そのことに思い至るほど、想像力があってくれたらと思います。また、全ての国会議員に、今回のクローズアップ現代を観てほしいです。