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人によっては「夏かし」と呼ばれているものです。

ゴールデンタイムに生放送する試合ではなかったベネズエラ戦(サッカー、キリンチャレンジカップ)

ベネズエラと聞いて誰を思い浮かべるかと聞かれた時に、カーロス・リベラと答える人はかなり多いのではないかと推測します。彼は、アニメ化された漫画「明日のジョー」の主人公で、天才ボクサーです。調べてみると、「明日のジョー」が放送されたのは、1970頃と、1980頃でした。したがって、かなり昔の放送なのですが、再放送もされていましたので、意外と幅広い年代の人が知っているのではないかと思います。カーロス・リベラに対する一般的なイメージは、陽気な洒落男なのかなぁと思います。そして、イメージをベネズエラに重ね合わせている人も少なくないと思います。

カーロス・リベラという名前からわかるように、ベネズエラ公用語はスペイン語であり、南米の国です。南米というとサッカーが人気があると思われる方がいると思いますが、ベネズエラの人気スポーツは、アメリカの影響が強いために、野球であったそうです。そのためか、サッカーの強い国ではありませんでした。サッカーのワールドカップの南米予選に参加する10カ国の中で、唯一、ワールドカップに出場していない国らしいです。しかし、近年はサッカーも盛んになりつつあるようです。

今年に開かれるワールドカップの予選では、ベネズエラは、6勝8敗4引き分けでした。ブラジルとアルゼンチンとの勝敗は、合わせて1分け3敗でしたので、他の国との成績は、6勝5敗3引き分けです。したがって、ベネズエラは、そこそこの成績を収めたと言えると思います。近い将来に、ワールドカップに出場することは、あり得ないことではありません。しかし、現時点で、ワールドカップに出場できても、おそらく予選突破はできないのではないかと思います。

さて、このベネズエラが、極東のある国とアウエイで対戦しました。この試合は、キリンチャレンジ杯という名目で行われましたので、試合結果によってベネズエラの受け取る金額は違ったのではないかと推測します。負けたらば受け取る金額は少ないでしょうから、ベネズエラは負けないくらいには頑張りました。もちろん、トーゴ代表よりは頑張りました。
ベネズエラのボール支配率は、36.2%でしたが、ベネズエラの意図どおりの試合だったと思います。試合結果は、0−0に終わり、ベネズエラとしては満足な結果だっと思います。

さて、この極東の国のサッカーの実力であれば、南米の国ならば、ワールドカップの予選を通過することは難しかったかもしれません。しかし、幸運なことにこの国は、サッカーの後進地域のアジア地区にいますから、今回のワールドカップに出場をすることができました。で、この極東の国の代表監督は、「(ワールドカップの)目標はベスト4」とか、「世界を驚かす」とおっしゃっています。野望を持つことはいいことだと思います。

この極東の国のサッカーリーグがプロ化されるまでは、ワールドカップに出場することは不可能と思っている人がほとんでした。しかし、アジア地区にあるというアドバンテージがあり、出場枠が増えたためとはいえ、ワールドカップに連続出場ができるくらいの実力をつけるところまで至ったのは、野望を持ったからにほかならないと思います。

しかし、残念ながら、今回の試合を見ていると、代表チームは、「目標はベスト4」、そして、「世界を驚かす」という代表監督の野望を体現してるとは見えませんでした。ベスト4に入るためには、勝つ必要があり、そのためには得点を入れる必要があります。しかし、代表チームが得点を入れるという強い意志を持っているとはとても思えませんでした。


さて、このように突き放した形で書いてきましたが、この極東の国は、私の母国の日本です。はっきり言って、試合としては、つまらない試合でした。肩入れして観ているチームに得点を入れるいう意欲が見えなければ、試合としては面白いはずがありません。

岡田監督は、試合後のインタビューで以下のようにおっしゃったようです。

岡田監督 いい試合ができて(試合)感覚も慣れて、いい形で東アジア選手権に入れる。勝てなかったのは非常に残念だけれど、ある程度は満足しています。

岡田日本大凡戦 4強は「?」/親善試合 - 2010年南アフリカW杯ニュース : nikkansports.com

試合としては面白くはありませんでしたが、2/6東アジア選手権の準備としては、良かったかもしれません。でも、ゴールデンタイムに生放送する試合ではなかったですね。