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人によっては「夏かし」と呼ばれているものです。

「僕の人生は、僕が決めます。」by崇(「宿命 1969-2010 ワンス・アポン・ア・タイム・イン東京」第5話)

事前にネットで流れていた「宿命 1969-2010 ワンス・アポン・ア・タイム・イン東京」第5話のあらすじでは、「崇に関するある衝撃映像が記録されたビデオ」って言葉がありましたが、そんなに衝撃的なものではありませんでした。これを、崇(北村一輝)と出世争いをする人が知ったらば、上手く活用するでしょうが、「衝撃的」とは違いますよね。

崇の母の三奈(真野響子)の策略により職を失い、酒におぼれていた宣子(小池栄子)は、ニューヨークでの留学時代の知り合いの山瀬俊介(三上市朗)に、崇に打撃を与えるようなネタがあると声をかけられます。山瀬の部屋で宣子が観たものは、山瀬が留学時代に開いたパーティーにおいて、彼に勧められたマリファナを崇が吸っているところを、隠し撮りしたビデオでした。山瀬の目的はこのビデオを餌にして宣子と関係を持つことでしたが、宣子は上手くこれを巻きあげてから、撤退します。

一方、三奈の宣子を利用した策略により、崇との間に溝ができかけていた婚約者の尚子(上原美佐)は、崇に改めてプロポーズをされ、これを受け入れます。政略結婚の相手として巡り合った二人でしたが、互いに強く惹かれるようになり、政略結婚としての価値が失われる可能性が高くなっても、結婚を決意します。そんな二人が、崇の部屋にいる時に、例のビデオが届きます。宣子の仕業であることを見抜いた尚子は、ビデオに写された事実に驚きながらも、崇を支えていくことを決めます。
崇と同様にビデオを受け取った三奈は、崇の部屋に現れ、このビデオを口実にして、結婚を取りやめることを尚子に勧めますが、尚子はこれを受け入れません。部屋を出て行く三奈を崇は追いかけ、地下の駐車場で、何故、尚子との結婚を反対するかを問い正します。三奈はこれに答えずに、結婚するならば親子の縁を切ると言い出します。これに対して、崇は、「僕の人生は、僕が決めます」と答えます。この言葉を、二人を追いかけて駐車場にやってきた尚子は聞いています。聞いていたことを悟られまいと先に部屋に戻った尚子と、やがて戻ってきた崇はお互いの気持ちを確かめあい、強く抱き合います。


理由を言わずに結婚をやめろと言われても、子供でない崇が了承するわけはないのですが、三奈が逝ってしまっているので、彼女ならばそんな無茶なことを言い出しくてもおかしくわない感じはします。三奈は、駐車場を立ち去る崇に向かって、「私はもう知らないわよ、いいのね」と泣きながら叫びますが、予告によると、来週は尚子が妊娠したことは分かるようです。二人が異父兄弟であることをしっている尚子の父親の白井眞一郎(奥田瑛二)は、二人は政略結婚なのだから、結婚前にそんなことになるとは思いもよらなかったのだと思います。

さて、このドラマは、マジに救いがないのか、そう見せているだけなのか分かりませんが、まぁ、そうドラマです。しかし、第5話では、崇の父親・和裕(田中健)の崇に対する視線に救われるものがありました。崇は三奈の連れ子なので、弟の徹(細川よしひこ)とは異父兄弟です。徹は、兄の結婚に対して批判的です。和裕は自分と三奈が結婚するまでの崇の境遇を徹に話し、崇のことを理解することを求めます。徹は、完全とは言えないかもしれませんが、理解をしたようです。なお、徹を演じている細田よしひこさんは、映画「デトロイト・メタル・シティ」(2008.8公開)において、主人公の根岸君(=ヨハネ・クラウザーII世、松山ケンイチ)がリードボーカルを務めるバンドの一員のシャギ(ベース担当)を演じていました。当然のことながら、全然違う役柄です。