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人によっては「夏かし」と呼ばれているものです。

昨日(4/28)の湘南(神奈川県)の大雨について

昨日(2010.4.28)の午前に神奈川県の湘南地方で大雨が降ったようです。これに関する記事で最初に見つけた時事通信の記事を張っておきます。気象庁の発表データをざっと見て書いただけような記事のように見えます。で、補足をしておきます。

「関東で大雨や強風=都心は4月の史上最大雨量−気象庁
 関東地方では28日午前、局地的に強い雨や風が観測された。気象庁によると、1時間の降水量は神奈川・辻堂(藤沢市)で午前7時までに40ミリ、東京・大手町で午前8時40分までに26ミリとなり、いずれも4月の観測史上最大を記録した。同庁は静岡県の伊豆地方に大雨警報、神奈川県東部に大雨・洪水警報や土砂災害警戒情報を発表した。
 この大雨は、日本列島の東側に高気圧、西側にいくつかの低気圧があり、気圧の傾きが大きくなったのが原因。関東の大雨は28日昼すぎに峠を越えた。
 辻堂と大手町では、3時間降水量も4月の観測史上最大となった。静岡・天城山では午前6時半までの3時間に102ミリの雨が降った。(2010/04/28-13:20)

時事ドットコム

気象庁のデータによると、この日に一番雨が降ったのは、アメダスのある場所では静岡県の天城山でした。1時間降水量、3時間降水量、24時間降水量の最高値は、それぞれ、50.0ミリ、102.0ミリ、350.5ミリであり、すべてがこの日の全国一位でした。これだけの雨量が人口密集地で降ったのならば、被害が出た可能性がありますが、幸い、アメダス天城山)がある場所にはほとんど人が住んでいません。なお、天城山は静岡では一番多く雨が降る場所だとされているようです。

記事に出てくる辻堂(神奈川県藤沢市)の雨量は、1時間降水量の最大が40.0ミリ(全国3位)、3時間降水量の最大が73.5ミリ(全国2位)でした。新聞記事に書かれているように、両方とも、辻堂における4月の値としては、史上最高値を更新しました。なお、新聞記事には書かれていませんが、史上最高値といっても、辻堂の統計開始日は1992年ですから、約20年間で最高だったということです。

気象庁の資料では、この日、神奈川県で一番、雨が降ったのは辻堂でしたが、それは、神奈川県においてアメダスがある11ポイントでは、一番多く雨が降ったということに過ぎません。つまり、辻堂よりももっと雨が多く降った場所がある可能性が十分にあります。現在は、雨量計がそれほど高くないので、自治体や、気象ヲタクの方々が設置してある雨量計があります。そして、ある条件を満たしている雨量計によって得られたデータを公開しても、刑事罰にはなりません*1

(神奈川県の地元紙である)神奈川新聞には、茅ヶ崎市によると、28日午前0時から正午までの総雨量は181ミリを記録したことが書かれています。これは、辻堂(アメダス)のこの日の全雨量である139.5ミリより多いです。個人と違い、自治体はお金があるので、茅ヶ崎市は、データを公開できる雨量計を設置してあるのだと推測します。
神奈川新聞の記事の前半部分を引用します。なお、茅ヶ崎市藤沢市の隣であり、辻堂(藤沢市)は茅ヶ崎市との境にあります。

「大雨で湘南地区にも道路冠水や土砂流出被害、辻堂は4月の史上最大雨量更新/神奈川」
              2010年4月28日(神奈川新聞)
湘南地区で28日午前、強い雨が観測された。1時間の最大降水量が茅ケ崎市内で午前8時までに62ミリ、藤沢市辻堂でも午前7時までに同40ミリを記録。 気象庁によると、辻堂は4月の観測史上最大を更新したという。道路冠水でバスが運休したり、小中学校が休校したりするなど市民生活に影響が出た。
 茅ケ崎市によると、28日午前0時から正午までの総雨量は181ミリを記録。床上浸水3件、床下浸水19件の被害をもたらした。自動車浸水が3件、道路冠水が73件に上り、コミュニティーバスが午前中に6本運休したほか、通常のルートを回避して運行した。
 市立小学校4校、中学校2校が休校。小中学校22校が授業時間を遅らせた。
(後略)

http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1004280034/

記事後半には、茅ヶ崎市のほかに、藤沢市鎌倉市にも被害が出たことが書かれています。


【若干だけ関連する記事】

*1:このような規制は、廃止した方がいいと私は思っています。