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人によっては「夏かし」と呼ばれているものです。

「三代目明智小五郎〜今日も明智が殺される〜」(第7話から第10話と、まとめ)

ドラマ「三代目明智小五郎〜今日も明智が殺される〜」(火曜日の深夜0:55から、TBS)が、第10話(最終話)まで無事に放送されました。

名探偵が登場する話は、通常は、事件を(当事者ではない)探偵が解決するというパターンです。したがって、探偵は社会的に役にたっています。このドラマは、名探偵が社会的には役に立たないという意味で画期的?です。
このドラマの典型的なパターンでは、主人公の探偵・明智中五郎(田辺誠一)が、事件に巻き込まれて殺されます。そして、幽霊となった明智中五郎(田辺誠一)が助手の小林少女(小池里奈)の助けを借りて犯人を特定し、自分を殺したと認めさせます。すると、明智中五郎は生き返ることができます。
名前が示唆するように、明智中五郎は、名探偵・明智小五郎の孫であり、小林少女も小林少年の孫です。この他に、怪人二十面相の孫 (片桐仁)と高田刑事 (田中要次)が、毎回、事件にかかかわってきます。

第6話までは毎回、明智中五郎は殺されていたのですが、7話以降ではマンネリ感を防ぐためか、殺されない回(第8話)があったり、怪人二十面相も殺される回(第9話)もありました。なお、第9話では二十面相も生き返らせるという無理をしたので、次回からは、明智中五郎は生き返ることができなくなりました。また、二十面相は、明智中五郎の父である大五郎(西岡徳馬)の霊の依頼で事件を巻き起こしていたことが判明します。

第10話(最終話)では、何故か、明智中五郎が名探偵としての名声を得てしまうという状況に陥り、マスコミに“引っ張りだこ”になります。この結果、さびしくなった二十面相が、以前のように明智中五郎に相手にしてもらいたくなり、事件を巻き起こすというストーリーでした。結局、明智中五郎は、二十面相の相手もできるような普通の探偵という道を選びます。小林少女も、しょうがないわねと、このことを容認するというところで、このドラマは終わります。
普通のドラマではありえないようなドラマのまとめ方ではありました。しかし、このドラマはこれでOKと私が思えたのは、ドラマにおけ世界観に、生暖かく漬かることができたということだと思います。

このドラマが成功したとするならば、成功の大きな要因は、へたれの探偵である明智中五郎に田辺誠一さんを配したことだと思います。このような役を演じたことがない田辺誠一さんを配したことは新鮮でした。
私は、このドラマは、「深夜ドラマとしては」成功したと思っています。でも、他の人がどのように評価しているのは、このドラマについてネットで書かれている人が少ないのでよくわかりません。