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人によっては「夏かし」と呼ばれているものです。

日本テレビの記者とカメラマンが遭難した件の報道をみて、しばらく読売新聞を買うのをやめることにしたこと

2010年7月25日、埼玉県の秩父の山で滝壺に転落した女性を救出中のヘリコプターが墜落して、5名が死亡しました。女性も病院で死亡が確認されました。そして、この墜落機の現場を取材しようとした日本テレビ報道局の記者とカメラマンが、8月1日に遺体で見つかりました。

まずは、亡くなられた方のご冥福をお祈りします。


気にかかることは、日本テレビの どの番組のために、二人が取材をしようとしたかです。一番よく知っているはずなのは、日本テレビ、そして、系列の新聞社である読売新聞でしょうが、(私の知るがぎり、)両者とも事故のことは報道しているものの、該当番組のことにはふれていません。テレビ朝日/朝日新聞、TBS/毎日新聞も同様です。
フジテレビ/産経新聞は、この3グループに比べると積極的に報道していました。フジテレビのFNNニュースでは、該当番組の名前をテロップにいれて報道したようです。そして、FNNの動画サイトにおいて、その動画は見れていたようです。しかし、今日(2010.8.2)の夕方にアクセスしたところ該当動画は存在しませんでした。どこかから、要請があったのでしょうか??? まぁ、テロップが入った画面はキャプチャーされて、ネットで出回っていますが...。
現時点で、番組名を記載した記事をネットに載せている新聞社は、デイリースポーツだけです。記事の内容もしっかりしています。デイリースポーツを褒める日がやってくるとは思ってもいませんでした。

「日テレ取材陣2人が遭難死か」(2010年8月2日)
1日午前9時10分ごろ、埼玉県秩父市の山中で、日本テレビ報道局の記者北優路さん(30)=さいたま市浦和区=とカメラマン川上順さん(43)=東京都江東区=とみられる2人が心肺停止状態で倒れているのを県警山岳救助隊員が発見。2人は同日午後、搬送先の病院で死亡が確認された。
 北さんらは7月25日に起こった防災ヘリコプター墜落事故の現場を取材しようと、山岳ガイドの男性(33)と7月31日午前6時半ごろに入山。Tシャツにジャージーのズボン姿だったため、ガイドが「軽装で危険」として引き返させたが、「(墜落したヘリの)機体が見える場所がないか探す」と午前10時前、2人だけで再び山に入ったという。県警は「険しい山岳地帯」として、報道各社に墜落現場の取材を自粛するよう求めていた。
 ガイドによると、2人は「『真相報道 バンキシャ!』(日曜後6・00)の取材で来た」と話したという。日テレの報道局幹部は「取材はガイドをつけることなどを指示した上で認めた」などと説明した。川上さんは山岳取材のベテランだったという。
 秩父署などによると、2人は墜落現場から約2キロ離れた沢付近で、下半身が水に漬かった状態で発見された。約50メートル離れた場所にリュックサックがあった。

http://www.daily.co.jp/gossip/article/2010/08/02/0003267797.shtml


さて、今日の読売新聞の夕刊を購読して読みました。この事故に関して書かれた記事は、以下ものだけであり、この記事は、日本テレビを正当化し、責任の所在がガイドにあると印象づけようとしているように、見えてしまいました。該当番組名を記載するのも避けています。世間で真っ当とみなされているマスコミは、番組名を隠蔽しようとしているように見えるのですが、隠す必要があるのでしょうか?最近は、夕刊を買う時には読売新聞にしていたのですが、しばらくはやめることにします。

「「不安、言いづらかった」日テレ遭難死でガイド」
                      読売新聞(2010年8月2日15時59分)
 埼玉県秩父市大滝の山中で、県防災ヘリ墜落事故現場を取材するため入山した日本テレビ報道局記者とカメラマンの2人が遭難して死亡した事故で、取材用のビデオカメラが見つかっていないことが2日、捜査関係者への取材で分かった。
 県警は、2人の取材計画や装備などに問題がなかったかなどについて日本テレビ幹部らから事情を聞く。県警は2日、死亡した記者の北優路さん(30)と、カメラマンの川上順さん(43)の遺体を司法解剖し、死因を調べる。
 捜査関係者によると、ビデオカメラは川上さんが取材用に持って入山していた。北さんは靴が脱げた状態で発見された。
 日本テレビによると、墜落事故現場への取材は先月27日の編集会議で、映像取材部から「経験豊富な川上カメラマン」の名前をあげて提案があった。記者側からも「地上からの映像をどうしても撮影した方がいい」との声があった。山の経験が乏しい北さんの起用は、「本人の希望を踏まえ」て所属部署の社会部で決めたという。
 県警から墜落事故現場での取材自粛要請があった点について、社会部で「部長を含めてどのような取材をするか打ち合わせをした」といい、「ガイドをつけて1日限り」などの条件を決めた。同社は、取材計画を書面で提出することを求めていなかった。
 杉本敏也・報道局次長も県警の要請について、「社会部長から報告を受けており承知していた」と話した。その上で、「(取材は)無理な場合は断念して帰るように指示した」としている。
 一方、入山計画や装備はカメラマンに一任されており、2人を案内した日本山岳ガイド協会の水野隆信さん(33)は「装備も技術も不十分で危険だった」と指摘。「服装や防寒着などの装備が、沢登りをするには不十分で、ロープも持っていなかった」と話し、沢登り用の靴やヘルメットも、水野さんが準備したという。
 水野さんは入山に不安を感じたものの、「本来は(入山口の)駐車場で言えばよかったが、相手が報道の方というのもあり、言いづらかった」といい、沢まで来て引き返した。
 県警は、同社が取材を許可した経緯などを含めて関係者から話を聞く方針だ。
 ガイドを依頼された経緯について、水野さんは7月29日午後3時頃に「(1日夕の)番組で報道する」との依頼を受けたが、29日夕に一度キャンセルされ、その1時間後に「やはり依頼します」と再度連絡を受けていたことを明らかにした。
 また、県警は2日、死亡した2人が見つかった入山口の豆焼橋から約2キロ入った沢で、2人に同行した水野さんの立ち会いで、当日の行動の確認や遺留品の捜索を予定していたが、雨が降るなど天候が悪く中止した。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100802-OYT1T00818.htm