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人によっては「夏かし」と呼ばれているものです。

パワースポットに行くのが流行っているようなのですが...。

ホタルノヒカリ2」の第7話を見ていたらば、蛍(綾瀬はるか)が、桜木美香(臼田あさ美)などの会社の同僚と一緒に、山の中にあるパワースポットを訪ねる場面がありました。で、パワースポットが今は注目を浴びているのかなぁと思っていたらば、最近(8/20)の読売新聞の記事にパワースポットに関する記事があることに気がつきました。

「全国パワースポット、若者激増で珍景・珍現象」
           読売新聞(2010年8月20日15時38分)
全国各地に散在する「パワースポット」と呼ばれる神社や山岳など自然の景勝地が、大勢の若者を引きつけている。
 「力をいただく」「気があふれている」「良縁に恵まれた」などが人気の理由で、従来の信仰や観光とは少々、違う。これまであまり訪れることがなかった若い年代の人たちの来訪に受け入れ側からは戸惑いの声も聞かれる。
  (後略)

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100820-OYT1T00731.htm

この記事で紹介されているパワースポットの一つに、須佐神社島根県出雲市)がありました。

 ヤマタノオロチ退治で知られる須佐之(すさの)男命(おのみこと)を祭る島根県出雲市須佐神社。境内では、推定樹齢1300年のご神木「大杉」が参拝者の“スピリチュアル”をかき立てるといい、若い女性たちが木の幹に向けて、手をかざす姿がみられる。
 神職は「数年前まで年間1、2万人だった参拝客が、今では10万人はいるのでは」と話す一方、「携帯のカメラで大杉を撮影するのに夢中で、鳥居や本殿は素通り。神社はお参りするところなのに」と困惑する。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100820-OYT1T00731.htm

須佐神社のホームページによると、須佐神社は、JRの出雲市駅から一畑電鉄のバスで40分の停留所から3キロ(タクシーで5分)のところにあるようです。地元の人でない人が行くのは、かなり大変なところだと思います。10万人の参拝者の中には遠方から来る人がいるでしょうから、神社の関係者が嬉しくないわけはないと思います。しかし、記事にあるように、困惑するということもわかります。

神社への本来の参拝者は、神社の玄関である鳥居から神社に入り、本殿において参拝します。参拝者がお参りをことにより、神社は力を得て、その返礼として参拝者は加護を得ます。一種のギブ・アンド・テークの関係です。また、神社が力を得ることにより、神社の境内にある木々などは養われます。
これに対して、パワースポットを目当てに神社に来る人には、「鳥居や本殿は素通り」して、ご神木のからパワーを得ようとするだけの人が少なくないようです。そのような人たちは、パワーを得ているように感じているのでしょうか、本当のパワーを得ているかは、よくわからないところです。

さて、ネットで調べると、須佐神社のご神木の皮を剥がして持っていく人がいるようです。そのためか、ご神木は、今は柵で囲まれているようです。で、須佐神社に祀られている神様は、あの須佐之(すさの)男命(おのみこと)ですよね。モノゴトを知らないのは恐ろしいといいましょうか...。