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人によっては「夏かし」と呼ばれているものです。

良かったけれど、若干の不安を感じた「10年先も君に恋して」(第2話)

「10年先も君に恋して」の第2話は、第1話ほどではなかったのですが、面白かったです。今回は、小野沢里花(上戸彩)と円山博(現在、内野聖陽)が2、3回目のデートをして、付き合うことになるところまででした。


里花は、博(未来、内野聖陽)に再び出会い、10年後の丸山博だと告げられます。そして、里花と博(現在)は結婚することになるが、10年後には関係は冷え切るので、付き合うなと頼まれます。最後に、次のデートの際には、博(現在)はパンダをモチーフにした妙なTシャツを着てくると予言?されます。で、これに至るシチュエーションが面白かったです。

里花は、担当作家である日高(劇団ひとり)から新しい原稿を受け取った後に、彼の新刊の売れ行きを知るために本屋に向かいます。その書店があるビルのエレベータに乗り込もうとした直前に、博(未来、内野聖陽)も強引に乗り込んできます。ドアが閉まった後、彼は、エレベータの中に里花を30秒間閉じ込めて、自分の主張を話し始めます。エレベータの研究者であった博にとって、エレベータのパネルの隠しコマンドを使い、エレベータを操作することは容易いことでした。

でも、30秒だけでは時間が足りずに、博(未来)は里花を追いかけて本屋に入り、大きな声で主張を続けます。30秒という設定が絶妙です。当然のことながら、二人の会話の内容は本屋の客にも筒抜けになります。里花は、ふられたと解釈され、同情の視線を浴びます。


しかし、本屋の一件は良いことももたらしました。新しく担当になった作家・濱田あずさにもこの件が耳に入り、彼女がこの件に興味を持ったからです。先日、濱田あずさの所へ初めて挨拶に行った里花は、担当となることを拒否されていました。未来ものの小説を書こうと考えていた濱田あずさが、里花の件をネタにしようと考えたために、里花は博(未来)と話したことを報告することを条件に、家に出入することを容認されました。

博(現在)との2度目のデートは水族館でした。里花が、驚いたのは彼が来てきたTシャツでした。それは、博(未来)が予言した通りのものでした。里花は念のために、博(現在)にお兄さんはいるのかと聞くのですが、いないという答えが帰ってきました。博(未来)の言っていたことは、まんざら嘘ではないようです。なお、博(現在)は、最初のデートがあまりにも嬉しかったので、犬?の小型のマスコットをお揃いで買ってしまったと言い、その一つを里花に渡します。

場面は、里花が副部長の青山比沙子(高島礼子)、同僚の蜂谷亜美(木南晴夏)と昼食をとっている場面に変わります。当然のことながら、話題は博(未来)のことです。そして、亜美は少し遠くの席に座っている男が自分たちを伺い見ている事に気が付きます。里花に伝えると、予想通り、博(未来)でした。博(未来)とは関わり合いたくない里花でしたが、濱田あずさとの仕事を上手くいかせることを優先させろと言う二人に促されて、しぶしぶと博(未来)の席に向かいます。

博(未来)は、里花しか知らないような彼女についての事実を並べ立てます。この結果、里花は、博(未来)が自分の夫となる人物であることを認めざるを得なくなります。彼の予言によると、2人を興味深く覗いている二人の女性は十年後も独身のようです。なお、濱田梓は1年後にイギリスの文学賞を取るようです。


で、3回目のデートです。博(未来)から色々と聞かされていたことが影響して、里花は元気が無いように見えます。そのことを、博(現在)も気が付きます。それなりに順調にデートが進み、博(現在)は交際してくれと里花に告白します。里花は嬉しいことは確かでしたが、博(未来)から伝えられたことが気になり、結局、これを断ります。しかし、デートは予定通り最後まで行われます。

デートが終わり、博(現在)は、里花を送り、川べりの遊歩道を歩きます。里花は博(現在)に、未来とか過去とかタイムマシンとか信じるかと尋ねます。博は、信じると答え、過去に何回戻って、里花にフラレても、再び好きになるだろうと話します。その言葉に、里花は「もし良かったら、私と付き合ってください」と応えます。二人は、抱き合い、里花は「絶対に不幸にしないから。必ず、幸せになれる。」とつぶやきます。このことを目撃していた里花の弟・裕太(染谷将太)からの情報により、博(未来)は二人が別れなかったことを知ります。

次の日、里花は博(未来)と道で出会い、「私、博さんのことが好きなんです。それに、私の未来は私が決めるものです。だから、好きっていう気持ちをもう押さえ込んだりしません。」と告げます。里花を見送った博はポケットから例の犬のマスコットを出し、これを眺めます。博は10年後も、里花のことを好きだということですね。


初めに書きましたように、今回も面白かったです。博(未来)の存在を、会社の同僚も、担当作家である濱田梓も知っているという設定は、大森美香さん(脚本)らしい、面白い設定だと思いました。でも、前回も書きましたが、少なくても二人は結婚するくらいは愛し合っていたのですから、10年後の未来がどうであろうと、二人が付き合うのを食い止める必要はないと思います。この辺の無理やりなところが、大森美香さんの特徴ですね。その強引さが鼻につかなけれは、最終回まで楽しめると思いますが、若干不安を感じています。

話の展開からして、里花が一旦は博(現在)と付き合うことを断りながらも、最後には付き合うことになることは見えていました。したがって、里花がどのようにこれを受け入れるかが今回の見所でしたが、期待したほどのセリフは里花からは聞けませんでした。もちろん、第1話が良すぎたので、期待しすぎたということもあると思います。あと、残念だったのは、今回の亜美(木南晴夏)の登場が眼帯姿だったことです。私としては、せっかくのレギュラーなんだから、眼帯なしで見たかったです。できるならば、来週までに、亜美のモノモライが治って欲しいです。