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人によっては「夏かし」と呼ばれているものです。

「Q10」(キュート)の第5話

Q10」(キュート)は、全9話らしいので、今回の第5話が折り返し点になります。で、第5話のタイトルは「正体がバレた!! ずっと一緒にいたいのに…別れの時」です。これを素直に読むならば、第5話では、Q10前田敦子)がロボットであることを中尾(細田よしひこ)に知られてしまったので、平太(佐藤健)がQ10を手放すということになるわけですが、予想通り、そうはなりませんでした。タイトルはミスリーディングだったのですが、第5話の話は、主人公の平太とヒロインのQ10に中尾が加わった3人が中心だったので、分かりやすかったです。

平太は中尾に、Q10を譲らないとQ10がロボットであることをばらすと脅されて、岸本(小野武彦)、柳栗子(薬師丸ひろ子)、小川訪(田中裕二)に相談します。すると、Q10をリセットして中尾に渡したらいいのではないかという意見が返ってきます。Q10に愛着が湧いてきた平太は、本当は、Q10と今までと同じようにいたいと思っているのですが、大人3人にそのように言われてしまうと、そうするべきなのかなぁと思ってしまい、Q10を渡すと中尾に答えてしまいます。しかし、平太はその後に柳栗子に再び会った時に、彼女に自分の立場としてはあのように見解を述べたけれど好きなようにしていい言われて、結局は、中尾にQ10を渡さないことに決めます。今までは周囲のことを考えすぎの感があった平太が、自分の気持ちを押し通することできることになることが、今回の見所の一つなのでしょうね。

このことを聞いた中尾は当然のことながら納得せず、Q10を渡さないらば飛び降りると、屋上で平太を脅します。今までの平太でしたらば、人間(中尾)の命と、ロボットのどちらを選ぶかと言われれば、人間の方を選んだかもしれませんが、今の平太はQ10を選びました。この決断を聞いた中尾は飛び降りようとし、平太はこれを止めようとします。そして、結果として、平太は屋上から落ちていきます。
(自分のしでかしたことにパニックになる中尾の前に富士野月子(福田麻由子)が現れて、また、消えるよくわからないシーンは省略)
しかし、地上では、事態を察したQ10が待ち構えていました。Q10は、落ちてきた平太を無事に受け止めます。
その後、場面は理科準備室に移り、平太は中尾に、ここでスイッチが入る前のQ10を見つけたと話し出します。平太は、たまたま、自分が初めに見つけただけであり、そうではなかった中尾が不公平だと思うことはよくわかると、話し始ます。そして、中尾に請われるままに、自分が病気であることを知った時のことを話しだします。この時の平太のモノローグは秀逸なのですが、書き下す時間がないので省略します。 「恨んだよ。でも恨んでもいいことなんて一つもなかった。.....そして、俺はさ、恨みとか嫉妬とか、そういうロクでもないものを、少しづつ小さく折り畳んでいったのだと思う。ちっちゃくはなるんだけどさ、....」


屋上での平太と中尾の一件は、「野ブタをプロデュース」において、蒼井 かすみ(柊瑠美)が野ブタ堀北真希)に対して、屋上から飛び降りると脅す話を彷彿させます。今回は、Q10が受け止めて平太が助かるということが推測できていたので、屋上の場面ではハラハラしませんでした。
メインの話の他に、山本民子(蓮佛美沙子)がネットで中傷されて、心的にダメージを受けた山本民子を久保武彦(池松壮亮)が勇気づけるということも描かれるのですが、それほど、メインの話のテーマと関連があるようにも思えませんでした。

いつものように、第5話も何回も繰り返して観ています。そして、その度に面白いです。でも、話の筋を書いてみるとそれ程長くはならないのは不思議です。平太の独白を書き下すほど、私に元気がないことが大きいのだと思いますが...。

で、第5話の視聴率は、10.9%でした。平均視聴率は、SPEC(金10、TBS)と同じくらいに落ち着きそうですね。