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人によっては「夏かし」と呼ばれているものです。

来年のNHK大河ドラマ「江〜姫たちの戦国〜 」の原作(上)を読みました。

新装版 江(ごう) 姫たちの戦国 上来年のNHK大河ドラマ江〜姫たちの戦国〜 」(脚本:田渕久美子)には、私はそれ程興味がありませんでした。観るとしても初回くらいだと思っていました。それにもかかわらず、その原作である「新装版 江〜姫たちの戦国〜 上」(上中下の「上」)を読むことになったのは、ドラマ自体は観ることがないのでストーリーを少し把握しておこうと思ったことがキッカケでした。そして、本屋で初めのページをとりあえず開けてみると、いい感じの文章で書かれていると感じたので、結局、買うことにしました。

でも、後から気がついたのは、その前に読んだ本が「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」(略称:もしドラ、著者:岩崎 夏海」)だったので、文章に対する評価基準がだいぶ甘くなっていたのではないかということでした。「もしドラ」は、それなりに面白かったのですが、採点が技術点(Technical Elements)と芸術点(Program Components)で構成されるフィギュアスケート的な採点をするならば、文章の技術点はともかく、芸術点は評価のレベルに達していないと判断されると思います。
もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら私は知らなかったのですが、この種の小説はビジネス小説と呼ばれているようです。「もしドラ」は、ビジネス小説としては良いのかもしれませんね。さて、もし、フィギュアスケートのジャンプだけを」評価をする競技があり、演技の時に音楽が流れているものだとすると、一見、フィギュアスケートと同じように見えます。しかし、似て非なるものです。これと同じように、小説とビジネス小説は似て非なるものではないかと思います。したがって、意識をしていないにせよ、田渕久美子さんのこの小説を「もしドラ」と比較して評価してしまったことは、田渕久美子さんに失礼だったのではないかと思っています。

で、「新装版 江〜姫たちの戦国〜 上」は最後まで、面白く読むことができました。浅井長政の三女である江が伯父の織田信長に気に入られ、豊臣秀吉に高い評価を受けることになるという設定には、違和感を感じる人もいるかもしれません。しかし、主人公ができる限り色々なことに関与するように設定する傾向がある大河ドラマとしてはありがちのことであり、容認できるのではないかと私は思います。
このドラマでは、江を上野樹里さんが、次女の初を水川あさみさんが演じることが決まっています。江と初を、この二人が演じていることを思い浮かべて小説を読むと面白く感じました。特に、水川あさみさんは、初のキャラにピッタリであるように感じました。なお、上野樹里さんは、「篤姫」(脚本:田渕久美子)の主人公を演じた宮崎あおいさんと似ているところがあると私は思っています。


大河ドラマ江〜姫たちの戦国〜 」において、主人公・江を上野樹里さんが演じることが非公式に判明した1/26の直後(1/29)に、仮想の配役で作られたドラマのオープニングが動画サイトに投稿されていました。テーマ曲は、「“ごう”つながり」で、郷ひろみさんの「2億4千万の瞳(エキゾチック・ジャパン)」です。今年の紅白歌合戦には、郷ひろみさんが9年ぶりに出場されますが、NHKも「“ごう”つながり」で選んだのでしょうか?この動画では、大河ドラマのオープニングと同じように、テーマ曲に乗せて配役が示されていきます。江に上野樹里さんに配されているのは当然なのですが、初には実際の配役と同じように水川あさみさんが配されていました。この動画では、ドラマ「のだめカンタービレ」の出演者を割り振っているので、「のだめカンタービレ」に出演されていた水川あさみさんが初に割り当てられるは不思議ではないのですが、偶然にしては“できすぎ”のような気がします。なお、田渕久美子さんが、「のだめカンタービレ」のファンだったのはないかという観測があります*1

さて、原作を読んで気になったことは、「上」の終了時において江が14歳くらいだということです。上の姉である茶々(宮沢りえ)と初には子供の頃を演じる子役がいます。しかし、江に対しては子役がいません。大河ドラマでは、江は、織田信長に初めて会う場面くらいから、登場するのではないかと私は思います。この時点で江は7歳くらいです。私は、いくらなんでも上野樹里さんが、7歳の役を演じるのは無理だと思っていました。でも、ネットで調べてみると、意外にOKだと思わせるような写真が見つかって驚きました(リンクは張りません)。


ってことで、大河ドラマ江〜姫たちの戦国〜 」については、生暖かく見守っていこうと考えています。

*1:篤姫」に、「のだめカンタービレ」へのオマージュ??を感じさせるような場面があります。