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人によっては「夏かし」と呼ばれているものです。

木皿ワールドが炸裂した「Q10」(キュート)第8話

Q10」(キュート)の第8話は、以下の記事に書いた第7話と違って、楽しんで観ることができました。まさに、木皿ワールドが炸裂したという感じでした(脚本は木皿泉さんが書いています)。

第8話では、早朝の教室で、富士野月子(福田麻由子)により、Q10前田敦子)が未来からやってきた理由が、平太(佐藤健)に語られました。富士野月子とQ10はクライアントの依頼で2080年から現代に来ていました。そのクライアントとは平太の奥さんでした。2080年に間もなく死を迎えることになる奥さんは、死ぬ前に、自分とまだ出会っていない10代の平太を観てみたいという依頼を、富士野月子が所属する会社にしました。
これを請け負った会社は、今の時代にロボットを平太の同級生・富士野月子として送り込み、その目に映った映像を未来の奥さんに届けようとしました。しかし、手違いが起きて、予定した場所にロボットは届きませんでした。
会社は、調査の結果、ロボットは久戸花恋という名前で平太と同じクラスにいて、しかも、平太が面倒を見ていることを突き止めます。会社としては予定外のことでしたが、平太の映像を未来に送れることは同じでしたので、この状況を活用することにしました。そして、Q10のメインテナンスや、情報収集を行う者が、富士野月子として送り込まれたとのことです。しかし、未来の平太の奥さんが亡くなったために、Q10の任務は完了しました。そして、富士野月子は、Q10をつれて未来に帰ることになりました。

未来に帰るためには、Q10をリセットする必要があるらしく、富士野月子は、このことを平太に強要します。しかし、平太は断ります。すると、富士野月子は地球模様のボールを投げ、平太はこれを受け取ってしまいます。そして、富士野月子はルービックキューブを動かし始めます。どうやら、地球模様のボールを操作しているようです。
その時、柳栗子(薬師丸ひろ子)が教室に飛び込んできます。柳栗子は中尾(細田よしひこ)がもたらした情報により、地球模様のボールがタイムマシンであることを知っていました。平太が持っているのがまずいと判断した柳栗子が、それを奪い取った瞬間、彼女は消え去ってしまいます。富士野月子の説明によると、柳栗子は時間をあっちゃこっちゃ飛んでいるようで、その状態は非常に体力を消耗するとのことです。Q10をリセットするのならば、柳栗子を元に戻すと強要された平太は、どうしょうもなくなり、その要求を受け入れます。

ということで、Q10はいなくなったのですが、柳栗子は中尾と一緒に、Q10を取り戻そうと画策しているようです。モノゴトがそれなりに収まったので、これで問題ないと思うのですけれど...。柳栗子がQ10を少しの間、平太から預かった際に何か仕込んだのでしょうか?時間をあっちゃこっちゃ飛んでいる時に何かヒントを得たのかもしれませんね。


富士野月子の説明により、Q10が未来から送り込まれた理由は分かったのですが、分からないことも残っています。一番大きなことは、富士野月子の平太に対する態度です。からかっているというか、意地悪しているという感じがありました。男の子が好きな女の子を、こころならずも、意地悪をする時のような感じです。
私は、このことは、クライアントである平太の奥さんの意図ではないように感じています。そして、このことがなけれは、第7話において、平太がQ10を連れて逃避行する必要はありませんでした。私は、話の展開としては第7話が全く必要がないと思っています。富士野月子の意図がわかれば、見解は違ってくるかもしれませんが...。
それに、第6話において、富士野月子が渡したカードを平太がQ10の額にかざすと、Q10の言葉が急になめらかになりエロエロモードになるところもわかりません。これもクライアントが望んだことではないと思います。私には、Q10の中の人に富士野月子がなって、平太をからかったというように見えました。


あと気になるのは、以前の作品の使い回しのアイディアが使われていることです。今回、平太が家に帰ると、富士野月子が平太と親しいと偽って平太の家族と楽しげにしているとことなんて、「野ブタ。をプロデュース」(2005.10-12)において、蒼井 かすみ(柊瑠美)が修二(亀梨和也)の家にやってくること同じパターンですよね。それから、第5話において、中尾が屋上から飛び降りると平太を脅す場面は、蒼井かすみが小谷信子(堀北真希)を脅す場面と同じパターンです。同様のことは、あと二つありましたが、これは、以下の記事に最後にまとめたので繰り返しません。


さて、「Q10」(キュート)は次回で最終回を迎えます。期待をして待つことにしたいと思います。
例のごとく、脚本が遅れているために撮影は遅れているようです。当然のように、第8話の最後に流されるはずの予告は、第8話のまとめになっていました。番組の公式サイトにも未だ予告はアップされていません。
で、先程、河野英裕さんのtwitterを見ると、脚本は、ついさきほど、できたようです。(「とりあえず、終わった。」「明日は、キャスト、スタッフにペコリーノの日。でもとにもかくにも木皿さんほんとにおつかれさまでした。」)。撮影は明日(12/6(月))からということでしょうね。とにかく健闘を祈ります。