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人によっては「夏かし」と呼ばれているものです。

万人向けではないですが、私は楽しめたドラマ「勇者ヨシヒコと魔王の城」(テレビ東京、深夜)

ドラマ「勇者ヨシヒコと魔王の城」(テレビ東京、金曜24:12〜)の第1話と第2話を観ました。普通のドラマのように紹介するのであれば、主演は山田孝之さん、ヒロインは木南晴夏さんです。現時点おいては、第1話は、番組のホームページからたどり着ける動画サイトにおいて、無料で観れます。第2話も見れるようになるような雰囲気がしました。

番組のホームページにおけるイントロダクションはこんな風です。

この国がすべて深い森に覆われていた、いにしえの時代・・・。治すことの出来ない謎の疫病が蔓延し、多くの人々が命を落としていた。そんな中、真面目で純粋な若者・ヨシヒコは勇者に選ばれ、村を救うために旅に出る。
旅の目的はふたつ。 疫病を治すための幻の薬草を村に持ち帰ること。 そして、先に薬草を求めて旅に出たきり戻らない、父・テルヒコを救い出すこと。 ...

ドラマ24 勇者ヨシヒコと魔王の城:テレビ東京

これを読むと、まともなドラマに思えますが、なにせ、脚本を書いているのが、福田雄一さんです。福田雄一さんが脚本を手がけた「33分探偵」(2008.8-9、2009.4、フジテレビ)、「東京DOGS」(2009.10-12、フジテレビ)、「プロゴルファー花」(2010.4-6、日本テレビ)を気にいっていた人はこのドラマを十分に楽しむことができると思いますが、そうでない人が楽しめる可能性は低いです。

  • 33分探偵」:誰が見てもすぐに解決する思われるような簡単な事件を、33分のドラマ枠を十分に使って解決するために想像力を駆使する探偵・鞍馬六郎 (堂本剛)の助手・リカコに、ゲラコである水川あさみさんを配したことが絶妙であった。 〔参考1〕〔参考2〕
  • 東京DOGS」:小栗旬水嶋ヒロ吉高由里子というオシャンティーな俳優を起用し、また、刑事ドラマとして評価されながらも、 田中好子さんの遺作とならなかったことに、ほっとした人が少なくないと思われる。
  • 「プロゴルファー花」:プロゴルファーを目指す野宮花(加藤ローサ)のコーチとなった醍醐一馬(石黒賢)が、野宮花を説得するために繰り出す強引な論理(ベストキッド、プロゴルファー猿石田純一などを例にする〔参考〕)よりも、野宮花のゴルフウェアがキュロットスカートであったことに批判が多かったらという根も葉もない噂がある?

ドラマ「勇者ヨシヒコと魔王の城」に話を戻します。ある意味で疑いを知らないヨシヒコは、村の勇者として選ばれ、薬草を求めて旅に出ることになります。そして、旅の途中で一風変わった同行者たちを得ることになります。なお、ヨシヒコの妹であるヒサ(岡本あずさ)が、兄のことを心配して、一行をつけていきます。

  • ダンジョ―(宅麻伸):熱血漢でテンションが高めの戦士
  • ムラサキ(木南晴夏):ヨシヒコを父の敵と思いこむ、村の娘(ツッコミ役?)
  • メレブ(ムロツヨシ):ビミョーな呪文を得意とする魔法使い

http://www.tv-tokyo.co.jp/yoshihiko/cast/yoshihiko.html http://www.tv-tokyo.co.jp/yoshihiko/cast/danjo.html http://www.tv-tokyo.co.jp/yoshihiko/cast/murasaki.html http://www.tv-tokyo.co.jp/yoshihiko/cast/merebu.html

第1話の最後の方では、ヨシヒコは父のテルヒコに出会ってしまい、旅の意義がいきなり失われます。ヨシヒコは、探し求めていた薬草を手に入れていました。しかし、旅の途中で出会った女性が気にいってしまい、彼女の連れ子と共に暮らすことになったので、村に戻れなくなってしまったとのことです。ヨシヒコは父から託された薬草を持って村に戻れば、役目が完了することになります。
ところが、一行が解散することになる直前に、唐突に、仏(佐藤二郎)が現れます。そして、一行は仏の指示に従って、旅を行うことになります。で、第2話は、毎年、山神に村の娘を生贄にすることになっている村のために、ヨシヒコたちが尽力する話です。

第1話も第2話も面白かったです。昔は、こんな感じで旅が始まり、従者となる意義を感じる人が現れ、お金がなくても旅ができたんだろうなぁと、妙なところに感心しながら、ゆるい流れのドラマを楽しむことができました。
でも、上でも書きましたが、誰もが楽しめるドラマではないと思います。仏を演じる役者さんを佐藤二郎さんとした時点で、多くの視聴者を望んでいない作品と思われます。ビジュアルの対策としては、岡本あずささんを起用したということくらいでしょうか?
http://www.tv-tokyo.co.jp/yoshihiko/cast/hotoke.html http://www.tv-tokyo.co.jp/yoshihiko/cast/hisa.html

テレビ東京の深夜のドラマですから、大きな期待を抱かず、気に入ったらばラッキーという心構えで見た方がいいと思います。なお、木南晴夏フリークにはお勧めです。