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人によっては「夏かし」と呼ばれているものです。

なでしこジャパンの湯郷温泉(岡山県美作市)における合宿が終了したので、美作市と湯郷温泉について少し調べてました。

岡山県湯郷温泉美作市)で行われていた、女子サッカーのオリンピック予選(中国、9月1日から)の直前合宿(8/22〜27)が終了しました。なでしこジャパンを一目見ようと、沢穂希選手しか知らないレベルの"にわか"のファンまでが殺到していたようなので、事故が起こらないかと心配していたのですが、無事に終了したようです。ほっとしました。

「なでしこ“満員御礼”6日間 美作合宿 最終日 紅白戦に6000人…」
      読売新聞(2011年8月28日)
 女子サッカーロンドン五輪アジア最終予選に向けて、美作市で行われていた日本代表「なでしこジャパン」の国内合宿は27日、最終日を迎えた。会場の県美作ラグビー・サッカー場には、早朝から約6000人のサポーターらが詰めかけ、紅白戦などを見守り、予選突破への期待を膨らませた。(佐藤清貴)
 会場では、午前7時頃から、家族連れなどが次々と訪れ、2500人を収容出来るメーンスタンドは早々と満席に。練習が始まった午前9時30分頃には、芝生スタンドもほぼ埋め尽くされ、紅白戦での激しいボールの奪い合いなどに熱い声援が飛んでいた。
 午前11時過ぎ、練習が終了。佐々木則夫監督と選手全員がスタンドに向かって一礼し、ファンに手を振りながらピッチを後にした。
(中略)
美作市が発表した、6日間の合宿期間中の観客数は延べ3万2900人で、市の人口(8月1日現在、3万1273人)を突破した。石井知事と一緒に練習を見た安東美孝市長は「多くの観客に訪れてもらい、お礼を言いたい。なでしこジャパンには、ぜひ予選を突破してほしい」と話し、合宿を支えてきた市キャンプ支援室の中尾友保・教育次長は「大きなトラブルもなく、選手、観客ともベストなもてなしができたと思う」と振り返っていた。

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/okayama/news/20110827-OYT8T00769.htm

湯郷温泉は、日本代表の中心選手である宮間あや選手が所属する岡山湯郷Belleの本拠地です。この合宿の結果、沢山のお客さんが、チームをサポートしている旅館に泊まったようなので、岡山湯郷Belleにとっても、とてもよかったと思います。また、地元の人は、今回の合宿を通して美作市湯郷温泉が広く知られることになったことを、喜んでいるようです。


私は、美作市については、美作という名前から、岡山県の北東部にあることは推測できましたが、それ以上のことは分かりませんでした。調べてみると、北東部の中心都市である津山市から勝央町/奈義町を挟んで東側に位置し、兵庫県との県境にある自治体であることが分かりました。そして、湯郷温泉は、奥津温泉湯原温泉とともに美作三湯と呼ばれていることがわかりました。湯郷温泉は、延暦寺の円仁法師が西国巡礼の途中に見つけた温泉とされており、1200年の歴史があるそうです。

美作市の中心駅は、JR姫新線*1林野駅です。美作市の中心駅が何故、林野という名前の駅なのかというと、昭和の大合併において、林野町が、湯郷温泉があった湯郷町と他の3村(豊田、楢原、豊国)と合併して美作町になり、さらに平成の大合併において、周辺の5自治体と合併して美作市になったからです。

林野という集落は、吉井川の支流である吉野川を往来する高瀬舟の往来で繁栄したそうです。船着き場の周辺には蔵が立ち並び、倉敷(美作倉敷)と呼ばれるようになったそうです。明治になり、美作が、現在の岡山市がある備前、現在の倉敷市がある備中と共に、岡山県となってからは、備中倉敷と間際らしくなりました。この問題を避けるために、美作倉敷は、旧の郷の名前である林野を名乗ることになったとのことです。


私は、姫新線の沿線にある自治体は、津山市と、たつの市しか訪ねたことがありませんので、何かの機会に、湯郷温泉を目当てに美作市を訪ねてみたいと思います。しばらくは、今回の合宿の影響で湯郷温泉に押し寄せる人が多いと思いますから、それが一段落済んでからがいいですね。

湯郷温泉へのアクセスについてですが、姫路駅からJR姫新線を乗って最寄駅の林野駅に行くルートがあります。しかし、姫路駅から、県境を越えて林野駅まで行くの便がそれほどあるとは思えません。岡山駅から湯郷温泉までは、宇野バスの便(所要時間:100分)があるようですから、東京方面から湯郷温泉へ行く方で、姫新線に乗ることに拘らない人は、バスの便の方がいいかもしれません。

――以上――

*1:姫新線は、姫路駅(姫路市)から、たつの市、作用町、美作市勝央町津山市真庭市を経て新見駅新見市)に至ります。