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人によっては「夏かし」と呼ばれているものです。

鉛温泉と大沢温泉(岩手県花巻市)などに行きました。

今日の記事で、岩手県夏油温泉北上市)に行ったことを書きましたが、実は、本来の目的地は花巻市にある鉛温泉に行くことでした。しかし、一泊だけでは交通費がもったいないので、隣の自治体にある夏油温泉にも一泊することにしたのでした。

私にとって、鉛温泉に行くことは長年の懸案でした。あまりにも実現まで長かったので、何をキッカケに行きたいと思ったのかをすっかり忘れてしまったくらいです。

さて、花巻市というと、まず、詩人の宮澤賢治のことを思い出す人が多いと思いますけど、沢山の温泉があります。温泉は、二つの地域にあり、一つは、奥羽山脈から流れ、北上川に合流する豊沢川に沿って点在する8つの温泉(南花巻温泉峡)です。そして、もう一つは、その北側にある花巻温泉、台温泉などです。今回、私が泊まった鉛温泉は南花巻温泉峡の奥から二番目にある温泉です。この他に、下流にある大沢温泉志戸平温泉にも寄りました。

この2つの温泉地帯は、かつては、今よりもかなり繁盛していたと思われます。花巻市の中心部と花巻温泉との間に鉄道線、そして、南花巻温泉峡との間に軌道線が、運行されていたからです。ネットで、「花巻鉄道」で検索すると情報が得られます。

鉛温泉にあるのは一軒宿です。入口に向かって左側が旅館部、右側が自炊が可能である湯治部となっています。湯治部には自炊に必要なものも販売している売店があります。私のように旅館部に泊まると、設備がいい部屋で過ごしながら、湯治の雰囲気を垣間見ることができます。それから、湯治部に泊まっても、選択すれば旅館部に提供されている食事を食べることができます。

館内には5つの温泉があります。この中で有名なのは深さが1.25メートルである「白猿の湯」だと思います。他の湯とは違って混浴なのですが、女性専用の時間帯が設定されています。

私としては、この旅館にかなり満足することができました。部屋もよかったですし、従業員の方の対応もの良かったです。そして、食事も美味しかったです。しかし、色々あって、この旅館が良い旅館であることを前もって知っていたので、予想以上の感激はありませんでした。


面白味を感じたのは、立ち寄り湯で行った大沢温泉です。大沢温泉は、山水閣、菊水館、自炊部から構成されています。私が寄ったのは自炊部でした。自炊部については、名前からして正体不明に感じました。しかし、チェックアウト時間(10時)の前に乗ることができる路線バスを使い大沢温泉に着いた場合に、立ち寄り湯が営業しているのはここだけでした。で、結果として大正解でした。

何故なら、自炊部に山水閣と、菊水館は接続されており、自炊部の立ち寄り湯の料金で、山水閣の豊沢湯と、菊水館の南部の湯にも入れるようになっているからです。なお、私が行った午後の時間には、南部の湯は開いていませんでした。
私が気に行ったのは、豊沢の湯でした。内風呂なのですが、豊沢川に面する方向には壁がない構造になっています。露天風呂の愛好家でない私にとっては、この程度の解放感がちょうどいいです。なお、冬にはこの面にガラス戸が入るとのことです。

自炊部では自炊ができますが、「やはぎ」といいう食事処もあり、朝、昼、夜と営業しています。したがって、安く泊まりたいけれど、自炊をしたくないという人には自炊部が適しています。
それから、売店には、自炊のための商品がたくさん置いてあり、また、自炊客の多い年代の好みのお菓子が沢山ありました。


ということで、予想外の発見があった、花巻市の温泉への旅でした。