はてなDiaryから移行してみました。
記事一覧

人によっては「夏かし」と呼ばれているものです。

深津絵里さんのアイドル映画でもあった「ステキな金縛り」が素晴らしかったこと

10月29日に公開された映画「ステキな金縛り」を観に行きました。なお、ニコニコ生放送で放送された「映画『ステキな金縛り』公開初日記念!三谷幸喜キター! ステキなニコ生」を観て、映画に備えました。

「ステキな金縛り」では、深津絵里さんのアイドル映画とも言えるほど彼女が素敵に見えます。でも、それだけではなく、映画としても非常に面白かったです。

映画は、弁護士であるエミ(深津絵里)が寝坊して、担当する裁判にギリギリに駆けつける場面から始まります。エミが着ているスーツはダボっとしてダサく、深津絵里さんが着るからこそ可愛さが際立つような服です。で、予想通り、エミのサイドは敗訴します。今までも失敗続きだったエミは、弁護士事務所のボスである速水(阿部寛)に、誰が担当しても負けるような案件を最後のチャンスとして押し付けられます。

その案件で弁護することになった矢部五郎(KAN)は、妻殺しの容疑で逮捕されました。矢部五郎は自分は無実であり、犯行が行われていたと推測される時間には金縛りにあったと主張します。速水は、嘘をつくならば、もっともっともらしい嘘をつくだろうと、矢部五郎は無実だという心証を持ったようですが、矢部五郎の無実を証明する証拠がありません。エミは、矢部五郎が金縛りにあっていたという宿で、彼のアリバイを証明できる人物を探し当てます。で、その人物とは、金縛りの原因になっていた落ち武者の幽霊・更科六兵衛(西田敏行)でした。

映画のエンディングロールでは、エミと更科六兵衛がデュエットする主題歌「ONCE IN A BLUE MOONが流れます。深津絵里さんの歌声はキラキラして可愛いです。そして、裁判のあとのエミの将来を映したスライドが次々に映されます。まさに、アイドル映画です。で、裁判の結果はご想像の通りです。


容易に想像されるように、裁判は順調ではありませんでした。更科六兵衛が証人として出廷することを了承したものの、幽霊を証人として前例などありませんし、だいたい、ほとんどの人に更科六兵衛の姿は見えないという問題があります。それでも、速水の助けもあり、更科六兵衛はどうにか証人として採用されます。しかし、検事の小佐野徹(中井貴一)は優秀であり、彼が更科六兵衛を心理的に追い詰めたことにより、裁判は弁護側に圧倒的に不利になってしまいます。しかも、更科六兵衛は、あの世からやってきた段田譲治(小日向文世)によりあの世に送還されることになってしまい、エミは窮地に陥ってしまいます。
エンディングロールでエミと更科六兵衛がデュエットするようになるために、何がどうなってこうなったかについては、映画を観てのお楽しみとさせていただきます。

この映画では、登場人物の設定が絶妙でした。何故か麻婆豆腐を食べたがる六兵衛(西田敏行)、映画好きの段田譲治(小日向文世)、タップダンスとチョコレートが好きな速水(阿部寛)、愛犬家の小佐野徹(中井貴一)、みんな良かったです。ちなみに、監督・脚本を担当した三谷幸喜さんによると、小佐野徹の愛犬の鳴き声は人間がアフレコをやったようです。


ということで、大きな花丸をつけたい「ステキな金縛り」でした。