はてなDiaryから移行してみました。
記事一覧

人によっては「夏かし」と呼ばれているものです。

「都市伝説の女」が意外とシッカリとしたドラマだった件

都市伝説の女」(金11、テレビ朝日)を観ました。ドラマ枠からして、ゆるいドラマなのではないかと思っていたのですが、意外にシッカリしとした刑事ドラマであり、サクッとしています。

http://www.tv-asahi.co.jp/toshidensetsu/cast/pop/01.html主人公は都市伝説をライフワークしているような刑事・音無 月子 (長澤まさみ)です。容貌とスタイルの良いことを武器にして情報を得て、モノゴトを上手く進めます。でも、そんなに色気があるわけではないので、爽やかでさえあります。事件関係者の女性も最初は月子に反発するのですが、仕事に使えるものは使えるという、筋が通った月子の姿を見ているうちに、彼女に有益な情報をもたらすことになります。このような協力を得るというのが、このドラマのポイントとなっているようです。

月子は、とりあえずは事件を都市伝説に絡めて考えるけれども、無理やりに都市伝説に絡めてくるというタイプではなく、論理的な思考の持ち主のようです。でも、ドラマが描いている世界では都市伝説に関わる事件が頻発するので、毎回、都市伝説、または、都市伝説もどきの事件を解くことになります。

http://www.tv-asahi.co.jp/toshidensetsu/cast/pop/03.html月子が配属されたのは、警視庁捜査一課第七係丹内班です。班長の丹内市生(竹中直人)は、ごく常識的な発想を持つ刑事で、月子が毎回持ち出してくる都市伝説などは信じません。おそらく、都市伝説がらみの事件が頻発しない現実世界においては、古典的だけれども、それなりに優秀な捜査をするのではないかと思います。

http://www.tv-asahi.co.jp/toshidensetsu/cast/pop/02.html丹内が、月子の独自の発想による捜査は認めないので、実際に彼女に協力するのは鑑識課の勝浦洋人 (溝端淳平)です。彼は月子に一目ぼれして、ポチのように手伝うようになります。で、このポチは、都市伝説は信じていないのですが、鑑識としては優秀であり、捜査のポイントになるネタを運んできます。

この3人の他は、いなくても影響がないような登場人物です。あえて紹介するのならば、月子の妹である都子 (秋月成美)と、警視庁副総監・武重治 (伊武雅刀)です。都子は大学生であり、月子と違って都市伝説を信じておらず、バランサーという感じです。武重治は何故か月子とは親密であり、それがゆえに、丹内は月子のことを完全にはdisることができません。

それから、捜査一課には丹内班の他に、郷原班があり、班長の郷原祐一 (宅間孝行)は、丹内を上から目線でみています。郷原班のドラマにおける存在意義は、今のところよくわかりません。郷原が月子ヲタであるために、月子は独自捜査をやり易くなってはいます。この他に良くわからないのは、謎の老人・小栗龍太郎(宇津井健)です。宇津井健を配しているのですから、意味がある役なのだとは思います。月子にアドバイスをくれる人物という位置づけなのでしょうね、きっと。

他の登場人物については現時点ではキャラがわからないので、役名と演じている人を記すにとどめます。
丹内班の刑事:柴山俊也(平山浩行)、岩田洋子(安藤玉恵)、安藤満良知真次
郷原班の刑事:渡辺正康(菅原卓磨
婦警:細江真由(小林優美)、板倉由希美(篠原真衣
その他:加賀春樹〔月子の元彼〕(加賀春樹)、秋山信二〔鑑識〕(辻修)


第1話は平将門伝説、第2話はホープダイアモンドを題材にしています。ホープダイヤモンドというのは、所有者に不幸をもたらすということなのですが、私はこの都市伝説についてはそれほど興味がないので、事件が起きた資産家宅の使用人・臼井里美を演じたMEGUMIが好演していたことだけを記しています。


第1話は、将門の首塚を見下ろせるビルに入居している「ハギノ電工」の社員・藤沢昌史(斉藤陽一郎)が自殺と思われる形で死亡した事件についてです。藤沢の元カノ・関口千穂(内山理名)が、藤沢が左遷されている間に婚約したのが、部長であり会社の跡取りになる萩野亮一(柏原収史)であるという構図です。

話の展開は、将門がもたらした証拠をポチが見つけ出し、これを基にして月子が事件を解決するというものでした。将門伝説を題材にすると、事件の原因が将門であるというのがありがちなので、意外性はありました。将門は関東の英雄ですから、このドラマにおいては、正しく処されたと言えると思います。

――以上――