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人によっては「夏かし」と呼ばれているものです。

気仙沼線の柳津〜気仙沼間がBRTにより復旧されることになったそうです。

ゴールデンウイーク明けの5月7日(月)に、東日本大震災の際の津波による被害により不通になっていた気仙沼線の柳津〜気仙沼間の、BRTによる「仮・復旧」が決まりました。

気仙沼線「BRTで仮復旧」 JRと沿線自治体が合意」
東日本大震災の影響で一部運休が続くJR気仙沼線の復興調整会議が7日、仙台市内で開かれ、JR東日本が提案したバス高速輸送システム(BRT)による仮復旧に、沿線の気仙沼市登米市宮城県南三陸町が合意した。JRは5月中にも不通となっている柳津−気仙沼間のうち、本吉−気仙沼間でBRT専用道の整備工事に入る。一般道も使った運行は年内にも始める考えを明らかにした。
(続く)

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/05/20120508t11009.htm

「仮・復旧」となっているのは、沿線の自治体が鉄道による復旧を希望しているために、その可能性があることをあることを示すためだと思われます。
しかしながら、赤字路線を多額の資金を賭けて鉄道として復旧することには、株主などからが反対も起こると思われますので、その可能性は高くはないと思われます。

(続き)
会議は非公開で行われた。東北運輸局などによると、JRは(1)BRT導入は仮復旧と位置付ける(2)安全が確保されれば鉄道を復旧させたい−などの考えを示した。
 将来の鉄道復旧の確約を求めていた気仙沼市は「BRTは仮復旧と明確になった」と導入を容認。峯浦康宏副市長は「地元が求めた通りの復旧案が示された。仮復旧では利便性の高いBRTを整備してほしい」と語った。登米市南三陸町は既に「導入はやむを得ない」としていた。
(続く)

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/05/20120508t11009.htm

そもそも、東日本大震災により不通になったJRの復旧方法についての決定が遅れているのは、国鉄の民営化の際に、関東甲信越と東北のエリアが、それぞれ、JR関東甲信越とJR東北に分離せずに、JR東日本となったことが根本的な要因になっていると、私は思います。 東北エリアを独立させなかったのは、独立採算が難しいと考えられたためだと推測します。しかし、JR北海道が採算が厳しいとはいえ、会社としてやっていけていることを考えると、JR東北を作ってもよかったのではないかと思います。

JR東北であるならば、赤字である可能性があります。その場合には、復旧に国費が使われることになった可能性が高いです。また、JR東北が黒字であっても問題は起きなかったと思います。東北の地方の人達には、地元企業という意識が働くので、鉄道による復旧を強く求めるということはなかったと思うからです。今回の件の根源は、JR東日本が東京をベースにした金持ち企業だという認識を、東北の人が持っていることのような気がします。

(続き)
JRは今後、東北運輸局からバス事業の認可を得る。詳細なルートは既に示している案(図)を基に、沿線自治体と個別に協議する。ダイヤ編成についても話し合う。
 陸前戸倉−本吉間の専用道の完成は、トンネルの通過方法を検討する必要があり、1〜2年後になる見通し。柳津−陸前戸倉間は専用道を整備するかどうかも調整する。
 鉄道による本格復旧に関しては、まちづくりとの整合性や安全対策、費用負担などの課題が多く、復興調整会議で引き続き検討する。
 JR東日本山口保幸復興企画部担当部長は記者会見で「鉄道復旧はJRの使命。ハードルは高いが、沿線自治体と一つずつ解決したい」と説明した。岩手県内の自治体が鉄道での復旧を求めている山田、大船渡両線の復旧に関しても「同様に考えている」と述べた。

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/05/20120508t11009.htm

ともあれ、気仙沼駅〜本吉駅(気仙沼市本吉町)は、今年中にも復旧されるようです。この区間は、不通区間の中では利用者が多い区間と思われるので、喜ばしいことです。