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人によっては「夏かし」と呼ばれているものです。

指原莉乃(元AKB48)の異動は、HKT48のテコ入れであり、左遷かどうかは重要ではないと思うこと。

AKB48のメンバーであった指原莉乃HKT48へとなった異動の件については、これを左遷だと解釈し、HKT48のファンの一部が怒られているということが伝わってきています。この件についての私の考えを、ご参考のために示しておくことにします。

この件について確実なことは、以下の二つです。

HKT48への「テコ入れ」が全く必要でないと判断されていたのならば、彼女の異動はなかったと思います。HKT48の設立が、SKE48NMB48よりも遅かったことが大きく影響があったとはいえ、選抜総選挙における64人枠に入ったメンバーは、SKE48が15人、NMB48が5人であるのに対して、HKT48は1人でした。この結果を受けて、HKT48を急速に他の姉妹グループにと同じレベルに近づける必要があると運営は判断し、指原莉乃が異動可能になったので、遂行されたということだと、私は解釈しています。

HKT48のファンとしては、HKT48のプロパーな人材だけでも、時間があれば他のグループに追いつけるという考えがあったと思います。しかし、残念ながら、AKB48の運営はそうは判断しなかったということだと思います。今回ようなテコ入れはHKT48にとっては、(おそらく)初めてなので、反発が大きいようですが、どの組織でも、必要であればテコ入れは何度も起きるということが現実です。

重要なことは、指原莉乃の異動が左遷である否かということではなく、HKT48のメンバーが指原莉乃の加入をどう考えているかというと、HKT48とそのメンバーにとって役に立つかということのように思います。HKT48のメンバーは若いので、今回の件で驚いたメンバーが多いかもしれませんが、結局は、指原莉乃の異動が自分たちのためになると判断するのではないかと、私は思います。

HKT48のファンの気持ちは考える必要がないと、私が思っているわけではありません。HKT48の運営も、HKT48のファンの気持ちを蔑ろ(ないがしろ)にするつもりはないと思います。大部分のファンが反発するような優遇を指原莉乃に対して行えば、多くのファンを失うことになると思われますので、そのようなことを運営は行わないと思います。しかし、どのようなことが優遇であるかについての判断は、運営とファンとでは違うということは、認識する必要があると思います。

例えば、指原莉乃が「笑っていいとも!」に出演するために東京へ行くことは優遇であり、HKT48関係の場所の掃除をした方がいいと考えるファンもいるかもしれません(この処遇は秋元康の意向とは違うのですが、とりあえず、このことは忘れることにします。)。そのようにすれば、HKT48の一部のファンの溜飲が下がるでしょうが、HKT48という組織にもメンバーにとっても得なことではありません。

HKT48の運営としては、指原莉乃がテレビ出演の度に、自分の所属が所属がHKT48であることを述べ、HKT48が話題になることは、非常に望ましいことと考えていると思います。これらの活動はHKT48の宣伝になりますし、結果的に、HKT48の活躍の場が増えるからです。もちろん、指原莉乃の九州に終える活躍の場が生まれていくでしょうが、このことは、現在のHKT48のメンバーに支障が起きるわけではありません。とりあえず、現時点においては、指原莉乃のことは、強力な広報と営業だと考えれば、良いのではないかと思います。


HKT48のファンとしては、テコ入れの人材としては、指原莉乃よりも、福岡県出身篠田麻里子の方が受け入れやすかったかもしれません。しかし、彼女の場合にはHKT48のメンバーとは年が離れているという問題があります。また、AKB48の運営には、功労者である彼女をAKB48のメンバーとして卒業させたいという意向があるでしょうし、彼女も異動を望まないと思います。そして、彼女のファンだけではなく、他の古参メンバーのファンの大反発があると思います。

指原莉乃を異動させることを考えると、篠田麻里子の場合とは違って他のメンバーのファンの大反発はないと思います。しかし、週刊文春の件が起きる前でしたらば、指原莉乃自身もファンも異動を受け入れる余地はなかったと思います。また、運営も彼女にはAKB48のメンバーとしての活躍を大いに期待していたと思いますので、彼女の異動はシミュレーションをしたことがあるとは思いますが、実際に打診することはなかったと思います。

しかし、週刊文春の件により、彼女のHKT48への異動は、彼女をAKB48グループに残すための策の一つになりました。マイナスのことをプラスに変えるということが、「人事の妙」であり、今回の彼女の異動は正にこれに該当すると思います。したがって、今回の件を左遷と捉えるのは、表面的な解釈のような気がします。


もちろん、私の考えを聞いてくださったあとに、やはり、「左遷」だと解釈されることは、私は一向に構いません。私としては、何回も旅行に行ってお世話になっている九州の方々の参考のためになるかもしれないと、述べているだけのことなのです。


――以上――