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人によっては「夏かし」と呼ばれているものです。

岩佐美咲(AKB48)が、千葉県の「無人駅」において歌のキャンペーンを行った件

岩佐美咲AKB48)が、デビュー曲である「無人駅」(2012年2月1日発売、徳間ジャパン)のキャンペーン(7月29日)を、ある無人駅で行いました。このことを知った時には、東北にある無人駅で行ったのだと思いました。何故ならば、歌の出だしは「列車の窓に北の岬」となっていますし、PVも秋田内陸縦貫鉄道において撮影されたからです。

しかし、産経スポーツによる報道を真面目に読むと、実際にキャンペーンを行ったのは、千葉県のいすみ市にある国吉駅(いすみ鉄道いすみ線)であることが分かりました。なお、いすみ線は、外房線の駅でもある大原駅から、内陸にある上総中野*1に向かって走る第3セクターの路線です。

「AKBの岩佐美咲が一日車掌!「鉄道オタクになりそう」」
   産経スポーツ(2012年7月29日 21:04 )
2月1日に「無人駅」で演歌歌手としてソロデビューし、オリコンチャート総合5位&演歌・歌謡曲チャート1位を記録してロングヒット中のAKB48の岩佐美咲(17)が29日、千葉・いすみ市いすみ鉄道・国吉駅で同曲の大ヒット記念イベントを行った。

 歌の舞台になっている「無人駅」で初めて、彼女の念願だった歌唱イベントを実施したもので、約1500人の熱狂的ファンが詰めかける中、初めての浴衣姿と大好きなひまわりの花を髪飾りにして国吉駅ホームに立っち「『無人駅』でデビューしたときから地元・千葉県の無人駅で歌唱イベントをやりたいという無謀な願いを持っていて、かなうはずのない夢かなとずっと思っていたんですが、今日、こうやって実現できて無茶苦茶うれしいです。また、肝心のお客さんが来てくださるかどうか不安だったんですけど、こんなにもたくさんの方に大事な時間を使って来ていただき、本当に皆さんは温かいなと感じましたし、皆さんへの感謝の気持ちを再確認できたそんな一日です」と笑顔であいさつ。
(中略)

AKBの岩佐美咲が一日車掌!「鉄道オタクになりそう」 ― スポニチ Sponichi Annex 芸能

始めは千葉県に無人駅があるのかなぁと思いました。しかし、調べてみると、いすみ市内にある外房線の駅の約半数は無人駅のようですし、いすみ線の大部分の駅は無人駅のようです。無人駅を利用することは少ないので、記憶に残りにくいということだったのだと思います。

いすみ市内の無人駅の中では、国吉駅は利用者が多い駅ではないかと推測します。何故ならば、いすみ市平成の大合併において、大原町、岬町、夷隅町が合併して生まれた自治体であり、国吉駅は旧・夷隅町の中心駅だったからです。

ただ、利用者が多い無人駅とはいえ、旧・夷隅町の人口は8千人弱だったようですから、暑いのにもかかわらず、1500人ものファンが詰めかけたということは、地元としては盛況なイベントだったと推測します。

新聞記事にもありますように、岩佐美咲は千葉県出身ですから、国吉駅がある“いすみ市”と彼女は係わりがあると言えます。しかし、もしかしたらば、岩佐美咲は知らないかもしれませんが、もう少し係わりがあります。ご存じの方も多いと思いますが、「無人駅」の歌詞に「岬」という言葉があるのは、彼女の名前である「美咲」(みさき)とかけているからです。そして、「岬」が“いすみ市”にもあります。

いすみ市を構成する旧・岬町に該当する地域には、大東岬という岬があり、これが九十九里浜の南限となっています。この地域の人にとっては、大東岬は重要な意味合いを持っているようです。田んぼが多い地域*2であるのにもかかわらず、この岬があることを理由にして、自治体の名前を「岬町」と名付けたようです。


産経スポーツの記事の最後には、CDの発売会社である徳間ジャパンによる「無人駅」のフォトコンテストについての記載がありました。無人駅には趣があるところもあるのですが、便数が少ない路線の場合には、駅に下車して堪能することは難しいです。優秀作品は、「無人駅フォトコンテスト特設サイト」において紹介されるようですから、注目したいと思います。

現在、全国の「無人駅」の写真を募集する「『無人駅』フォトコンテスト」(応募期間=6月11日〜8月31日)を開催中。

AKBの岩佐美咲が一日車掌!「鉄道オタクになりそう」 ― スポニチ Sponichi Annex 芸能

*1:小湊鉄道 小湊鉄道線の駅でもあります。この路線の始点は、内房線五井駅〔千葉県市原市〕です。

*2:農業用水をためる大きな堰が幾つかあります。中には、蓮が咲く堰もあるようです。